目次
34 関係: Amiga、Atari ST、マザーボード、ヨーロッパ、データレコーダ、フロッピーディスク、ドイツ、ホビーパソコン、アムストラッド、アセンブラ、アセンブリ言語、インチ、インタプリタ、オペレーティングシステム、キロバイト、グラフィカルユーザインタフェース、コモドール64、コンパイラ、ジョイスティック、BASIC、BBC Micro、C言語、CP/M、CPU、LOGO、Pascal、PEEKとPOKE、Read only memory、Z80、ZX Spectrum、16ビット、1980年代、1990年代、8ビット。
Amiga
名機Amiga 500と、そのデスクトップ環境であるWorkbench 1.3(1987年) Amiga(アミガもしくはアミーガ)は、1985年にコモドールより発売されたパーソナルコンピューターである。 同ハードは1980年代後半から1990年代初頭にかけて、主に欧州市場において人気を博したパソコンである。3DCGやビデオ映像といったグラフィックに対応していることが主な利点であり、映像製作者、メガデモ製作者、アーティスト、ゲーマーなどに熱狂的に受け入れられた。 日本においても、『ウゴウゴルーガ』といったテレビ番組や、『Dの食卓』といったコンピュータゲームにおいて使用された。 1987年発売の廉価版機体Amiga 500は欧州のゲーマーの支持を受け、ゲームコンソールとしてさまざまなゲームがリリースされた。ハイエンド版機体はプロの現場でも利用され、Amigaを利用して製作されたCGや映像作品が当時のテレビに多く登場した。
Atari ST
Atari ST Atari STは1985年にATARIが販売したホームコンピューターである。 1985年から1990年代初期にかけて北米で広く普及した。STは公式には"Sixteen/Thirty-two"の頭文字。モトローラ68000の16bit外部バスと32ビット内部バスを意味している。
マザーボード
パーソナルコンピュータに用いられるマザーボードの例(ATX規格) マザーボード(motherboard)とは、電子機器で使用される最も主要な電子回路基板のこと。MB芹澤正芳、山本倫弘、オンサイト(著):『自作PC完全攻略 Windows 8/8.1対応』、技術評論社、2014年、ISBN 978-4-7741-6731-2、21ページ。と略される。メインボード『見やすいカタカナ新語辞典』、三省堂、2014年、ISBN 978-4-385-16047-4、697ページ。岡本茂(監修)大島邦夫、堀本勝久(著):『2009-10年版最新パソコンIT用語事典』、技術評論社、2009年、ISBN 978-4-7741-3669-1、1057ページ。
ヨーロッパ
ヨーロッパ(ポルトガル語・ )は六大州の一つ。漢字表記は欧羅巴であり欧州(おうしゅう)とも呼ぶ。省略する場合は欧の一字を用いる。 ヨーロッパの原風景の一つであるイギリスの世界遺産ダラム城とダラム大聖堂。 国連による世界地理区分。
データレコーダ
データレコーダ データレコーダとは、音楽用として大量に出回っていたテープレコーダーを利用してカセットテープにデータを書き込むというもの。CMT(Cassette Magnetic Tape:カセット磁気テープ)などとも呼ばれた。これはコンピュータ業界では磁気テープをMTと略すため、それにカセットのCを付けたものである。 本項では1980年代以前のホビーパソコンブームにおける磁気テープによるデータの記録について扱う。2000年代以降現在にかけてのデータ用磁気テープについてはテープドライブを参照のこと。
フロッピーディスク
左から8インチ、5インチ、3.5インチのフロッピーディスク 左から8インチ、5インチ、3.5インチのフロッピーディスクドライブ カードリーダー フロッピーディスクまたはディスケット() は磁気ディスクの一種で、磁性体を塗布・蒸着した樹脂製小円盤を樹脂製の保護ケースに入れたものである。単に「フロッピー」「FD」と略称されることもある。 広く普及した規格(サイズ)には8インチ、5インチ、3.5インチなどがある。最初のフロッピーディスクは8インチで、1967年にIBMが開発し、1970年に発表、1971年に発売し、従来のパンチカードを置換えた。5インチは1977年のApple IIや1981年のIBM PCに採用されパーソナルコンピュータで広く普及した。3.5インチは1980年にソニーが開発し、1987年のIBM PS/2でデファクトスタンダードとなった。
ドイツ
ドイツ連邦共和国(ドイツれんぽうきょうわこく、Bundesrepublik Deutschland、Federal Republic of Germany)、通称ドイツ(Deutschland)は、中央ヨーロッパおよび広義の西ヨーロッパ「中西欧」と括られることもある。再統一前の東ドイツ(ドイツ民主共和国)は、政治的にはソ連の衛星国として東側諸国の一員であり、地理的には東欧(東ヨーロッパ)に分類されることが多かった。に位置する連邦共和制国家である。
ホビーパソコン
ホビーパソコン(シンクレア ZX81) ホビーパソコン(Hobby Personal Computer)とは趣味や嗜好、娯楽などのために供されるパーソナルコンピューター(パソコン)の総称である。 英語圏には、Apple IIなどを代表とするhome computer(:en:Home computer)という語およびカテゴリがあるが、日本で巷間で言われる「ホビーパソコン」と必ずしも一致するわけではない(また日本では輸入品としてApple IIなどは高かったという事情により、同機の位置付けも少し違うという面もある)。
アムストラッド
アムストラッド(Amstrad )はイングランド、エセックスのブレントウッド(Brentwood)にあるエレクトロニクス企業。1968年、アラン・シュガーが創立。名称は Alan Michael Sugar Trading を短縮したもの。1980年、ロンドン証券取引所に上場。1980年代後半には、ヨーロッパのコンピュータ市場で25%のシェアを誇った。2007年にBスカイB(現在のスカイ)により買収され、現在はスカイ傘下で、デジタル衛星放送用セットトップボックスを主に製造している。
アセンブラ
アセンブラ、アセンブラー。
アセンブリ言語
モトローラ MC6800 のアセンブリ言語のソースコード アセンブリ言語(アセンブリげんご、assembly language、アセンブリ)はビット列命令に対応した文字列命令を利用する低水準プログラミング言語の総称である"ニモニックによって表したプログラムをアセンブリ言語(assembly language)プログラムと呼ぶ。" 伊藤..
インチ
インチ(inch、記号:in)は、ヤード・ポンド法の長さの計量単位である。国際インチにおける1インチは正確に25.4 mmと定められている。1インチは1国際フィート(。
インタプリタ
インタプリタ(interpreter)とは、プログラミング言語で書かれたソースコードないし中間表現を逐次解釈しながら実行するプログラムのこと。「インタープリタ」「インタープリター」などと表記することもある。 インタプリタは、およそ次のいずれかの動作をするプログラムである。
オペレーティングシステム
オペレーティングシステム(operating system、略称:OS、オーエス)とは、コンピュータのオペレーション(操作・運用・運転)を司るシステムソフトウェアである。
キロバイト
キロバイト (kilobyte,記号:kB) は、情報の大きさを表す単位。 記憶媒体の容量やファイルサイズを表すのに用いられる。
グラフィカルユーザインタフェース
GUIを提供するソフトウェアの1つ、GNOME グラフィカルユーザインタフェース(graphical user interface、略称:GUI(ジーユーアイ、グイ、グーイ))は、コンピュータグラフィックスとポインティングデバイスなどを用いる、グラフィカル(ビジュアル)であることを特徴とするユーザインタフェース。キャラクタユーザインタフェース (CUI) やテキストユーザインタフェース (TUI) と対比して語られることが多い。
見る Amstrad CPCとグラフィカルユーザインタフェース
コモドール64
コモドール64(Commodore 64)は、コモドール社が1982年1月に発表した8ビットホームコンピューターである。C64、C。
コンパイラ
コンパイラ(compiler)は、高水準言語で書かれたコンピュータプログラムを、 コンピュータが実行や解釈できる形式に、一括して(※(※)コンパイラの定義文にわざわざ「一括して」という言葉を含めることが多いのは、インタプリタと対比するためである。「一括して」を入れないとインタプリタまで含んでしまい、定義文としては落第点ものとなる。Merriam Websterの英文の定義文でも、やはり「translates an entire set of instructions」と、「命令群(の一部分ではなく)全部を」と明記している。 )変換するソフトウェア。
ジョイスティック
ジョイスティックの構造: '''1.'''スティック、'''2.'''台座、'''3.'''トリガー、'''4.'''ボタン、'''5.'''連射スイッチ、'''6.'''スロットル、'''7.'''ハットスイッチ(POV)、'''8.'''吸盤 ジョイスティック(Joystick)は、スティック(レバー)を傾けることで方向入力が行える入力機器の総称。航空機などの機械への入力機器として利用されるほか、コンピュータへの入力機器としても使用される。 後述のとおり航空機を起源とした用語であり、ゲームの入力デバイスとしてはそれから応用されたものである(ゲーム用語を用いた比喩や冗談ではない。)。
BASIC
BASIC(ベーシック)は手続き型プログラミング言語のひとつ。 名前は「beginners' all-purpose symbolic instruction code」のバクロニムである。日本語では「初心者向け汎用記号命令コード」を意味する。
BBC Micro
BBC Micro(ビービーシー マイクロ)は、エイコーン・コンピュータが英国放送協会の運営する BBC Computer Literacy Project のために設計・製造したマイクロコンピュータと周辺機器のシリーズである。教育用途を意図して設計され、頑丈で拡張性があり、オペレーティングシステムの高品質が特徴であった。BBC Microcomputer Systemとも。 Literacy Project で選定されたことから、イギリスでは1980年代に多くの学校で採用され、エイコーンは成長を遂げた。高価ではあったが、イギリスではホビーパソコンとしてもそれなりの成功を収めた。その後継機の開発過程でARMアーキテクチャが生まれ、2008年現在では組み込みシステムで広く使われている。
C言語
C言語(シーげんご、C programming language)は、1972年にAT&Tベル研究所のデニス・リッチーが主体となって開発した汎用プログラミング言語である。英語圏では「C language」または単に「C」と呼ばれることが多い。日本でも文書や文脈によっては同様に「C」と呼ぶことがある。制御構文などに高水準言語の特徴を持ちながら、ハードウェア寄りの記述も可能な低水準言語の特徴も併せ持つ。基幹系システムや、動作環境の資源制約が厳しい、あるいは実行速度性能が要求されるソフトウェアの開発に用いられることが多い。後発のC++やJava、C#など、「C系」と呼ばれる派生言語の始祖でもある。 ANSI、ISO、またJISにより言語仕様が標準規格化されている。
CP/M
CP/Mのシステムディスク CP/M(Control Program for Microcomputers、シーピーエム)は1970年代にデジタルリサーチ (Digital Research Inc.) の創業者ゲイリー・キルドールによって開発、1976年に発売された、パソコン用のシングルユーザー・シングルタスクのオペレーティングシステム (OS) である。 最初は8ビットのCPUであるインテルの8080プロセッサー用に作られ、8ビットのパソコン用OSとしては最も代表的な存在だった。初期に普及したバージョンはCP/M 1.4で、そののち改訂されたCP/M 2.2が広く普及した。さらに、より洗練されたCP/M 3.0 (CP/M Plus) が登場したが、既に16ビットマシンへの移行が始まっていた時期でもあり普及することはなかった。
CPU
CPU(シーピーユー、Central Processing Unit)、中央性処理装置(ちゅうおうせいしょりそうち)または中央演算処理装置(ちゅうおうえんざんしょりそうち)は、コンピュータの主要な構成要素のひとつで、コンピュータ内の他の装置・回路の制御やデータの演算などを行う装置。
LOGO
LOGO(ロゴ)は、教育向けとして設計されたマルチパラダイムのコンピュータプログラミング言語である。しばしば簡易言語だと誤解されていることもあるが、再帰なども扱える言語としての機能、リストなどのデータ構造や、I/O・ファイルなどの一般的な機能を持ったライブラリなど、簡易言語ではなく、十分な能力を持ったプログラミング言語である。特徴的な機能としては「タートルグラフィック」がある。 1967年、教育(特に構成主義および学習)のために開発された。名称はギリシャ語の logos (言葉)に由来する。(現代ではいささか想像しにくくなったことであるが)当時代表的な既存言語であったFORTRANや、その影響を受けた言語がもっぱら数値計算を指向したものであったのに対し、「言葉」で操作する言語であるといったようなことを強調したものである。多くの計算機科学の概念を教えるのに使うことができ、例えばカリフォルニア大学バークレー校の講師は3巻の著書 Computer Science Logo Style にまとめている。
Pascal
Pascal(パスカル)は、1970年に発表されたプログラミング言語。ニクラウス・ヴィルトにより構造化プログラミングとして設計・デザインされた。名称は、ブレーズ・パスカルにちなむ。 ALGOL、ALGOL Wをベースとし、簡素だがよく整った言語仕様(構文と意味)を持つ。プログラミング教育を意識しており、「判読性」を重視している反面、「最適化」を犠牲にしていると批判もされた。 言語的には、自身のコンパイラを自身で書けるといった、言語処理系のブートストラップを備え、多くの#実用プログラム例を持っている。
PEEKとPOKE
コンピューティングにおいて、PEEK(ピーク)とPOKE(ポーク)は、いくつかの高水準プログラミング言語で使用されるコマンドで、メモリーアドレスで参照される特定のメモリセルの内容にアクセスするために使用する。BASICのものがよく知られているが、Pascalやなど他のプログラミング言語にも同様のコマンドがある。このコマンドは、C言語などにおけるポインタに匹敵する役割を持っている。 PEEKとPOKEは、初期のパーソナルコンピュータにおいて様々な目的を果たすために考案され、特に、メモリ空間にマッピングされたハードウェアレジスタを変更するために使用された。また、プログラマはこのコマンドを使用して、ソフトウェアをコピーしたり、特定のソフトウェアのプログラミングの意図を回避したりすることもある(例えば、ゲームプログラムを操作してユーザがチートできるようにするなど)。今日では、BASICのような高水準言語を使用して、低水準でメモリを制御することはあまりなく、PEEK、POKEというコマンドの概念は一般的に時代遅れとみなされている。
Read only memory
Read only memory(リードオンリーメモリ、ROM: ロム)は、記録されている情報を読み出すことのみ可能なメモリである。読み出し専用メモリともいう。
見る Amstrad CPCとRead only memory
Z80
Z80 CPU(1993年第45週製造品) Z80 は、米国ザイログによって製造された 8ビット・マイクロプロセッサーである。1976年に発表され、1980年代の中頃までは、パーソナルコンピューターのCPUを中心に幅広い用途を支えてきた。その後、特にセカンドソースメーカーから周辺デバイスを集積した製品も開発された。組み込み用途などではASICやFPGAのIPコアとして利用されることが多い。 2024年4月にザイログはオリジナルのZ80の生産を終了することを発表したが、流通在庫やライセンス品があるのでしばらく入手性には問題はない模様。
ZX Spectrum
ZX Spectrum(ゼットエックス スペクトラム)は、シンクレア・リサーチが1982年にイギリスでリリースしたホームコンピューターである。 開発中は「ZX81 Colour」および「ZX82」と呼ばれていたが、それまで(ZX80とZX81)のモノクロ表示との違いを強調するため、クライブ・シンクレアが「Spectrum(。
16ビット
65,536) 種類の値を保存することができる。符号なしの表現では、0 から 65535 までの整数値となる。2の補数の表現では、-32768 から 32767 までとなる。したがって、16ビットメモリアドレスを使用するプロセッサは、64 KiBのバイトアドレスメモリを直接アクセスできる(アドレス空間が64 KiBである)。 16ビットプロセッサ全盛時代にパーソナルコンピュータで使われた主要なオペレーティングシステムには、IBM PC DOS、MS-DOS、OS/2 1.x などがある。Microsoft Windows 1.0 - 3.xはMS-DOS上で動作するGUIフロントエンドであり、Windows 3.0まではオペレーティング環境(operating environment)と呼ばれていた。Windows 3.1からはoperating systemという名称になったが、正確には3.1も独立したオペレーティングシステムではない。
1980年代
1980年代(せんきゅうひゃくはちじゅうねんだい)は、西暦(グレゴリオ暦)1980年から1989年までの10年間を指す十年紀。この項目では、国際的な視点に基づいた1980年代について記載する。
1990年代
1990年代(せんきゅうひゃくきゅうじゅうねんだい)は、西暦(グレゴリオ暦)1990年から1999年までの10年間を指す十年紀。この項目では、国際的な視点に基づいた1990年代について記載する。
8ビット
8ビットCPUは通常、8ビットのデータバスと16ビットのアドレスバスを持ち、アドレス空間は64KiBに制限される。しかし、これは"自然法則"ではなく、例外がある。 最初に幅広く採用された8ビットマイクロプロセッサはIntel 8080であり、1970年代後半と1980年代前半のホビー用パーソナルコンピュータ(ホビーパソコン)に多く使用され、CP/Mオペレーティングシステムが動作した。Z80(8080と互換性があった)とMC6800も、同様のPCで使用された。8ビットCPUのZ80とMOS 6502は、1970年代から1980年代のPC(8ビットパソコン、ホビーパソコン)やゲーム機で広く使われた。多くの8ビットCPUやマイクロコントローラは、のIoT(かつてのユビキタスコンピューティング)や組み込みシステムの基盤となっている。
アムストラッドCPC 別名。