ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
ダウンロード
ブラウザよりも高速アクセス!
 

7.58cmミーネンヴェルファー

索引 7.58cmミーネンヴェルファー

射撃体勢にある7.58cmミーネンヴェルファー。ターンテーブルが付いた台座に注目。 7.58 cm Minenwerfer a.A.とはドイツ軍が第一次世界大戦で使用した迫撃砲である。.

9 関係: 対戦車砲ミーネンヴェルファーラインメタルライフリングブリュッセルドイツストークス・モーター第一次世界大戦迫撃砲

対戦車砲

対戦車砲(たいせんしゃほう)とは、対戦車兵器として使用される火砲である。.

新しい!!: 7.58cmミーネンヴェルファーと対戦車砲 · 続きを見る »

ミーネンヴェルファー

7.58cmミーネンヴェルファー 14cmミーネンヴェルファーM15 26cmミーネンヴェルファーM17 ミーネンヴェルファー(Minenwerfer)とは第一次世界大戦時にドイツが開発・運用した火砲の一種である。日本語に訳すなら「爆薬投射機」となるが、主に迫撃砲の一種として扱われることが多い。オーストリア=ハンガリー帝国でも開発、運用されていた。 ドイツ軍においてはミーネンヴェルファーは工兵科の管轄であり、砲兵科管轄の物はMörser(臼砲)と呼んでいた。 ミーネンヴェルファー(爆薬投射機)という名称は工兵が爆薬を投射するための道具であり、砲兵科管轄の砲弾ではないとするための名称であった。 そのため、実質的には臼砲と同じ構造をしている物も多く、区別は構造や原理によるものではなく、管轄兵科によるものである。 構造はストークス・モーター式の迫撃砲に比べて複雑で精密で重量も重い。カノン砲や榴弾砲のようにライフリングのある砲身や駐退機を装備しており、照準装置も精密射撃を前提とした物である。運用方法も迫撃砲のように弾薬をばらまいて弾幕を張るような物ではなく、臼砲のように着弾修正をしながら正確に目標に命中させる方式だった。そのため、発射速度は遅く最大でも毎分6発程度が限界だった。 構造が複雑で高価、重いミーネンヴェルファーは簡単・軽量・安価の三拍子が揃ったストークス・モーター型の迫撃砲にとって代わられ、第二次世界大戦のころには使われなくなった。 ドイツのEhrhardt & Sehmer社が火薬を使わずに圧縮空気の力で砲弾を飛ばすルフトミーネンヴェルファー(空気爆薬投射機)を開発して、オーストリア=ハンガリー帝国で使用されている。ドイツ軍は採用しなかったようである。.

新しい!!: 7.58cmミーネンヴェルファーとミーネンヴェルファー · 続きを見る »

ラインメタル

ラインメタル(Rheinmetall AG)は、ドイツ・デュッセルドルフに本社を置くエンジニアリング・グループである。軍需・防衛分野の製造が中心となってきたが、現在ではグループ会社としてRheinmetall Automotive AGを持ち、自動車部品や電子部品を併せて製造している。フランクフルト証券取引所上場企業()。.

新しい!!: 7.58cmミーネンヴェルファーとラインメタル · 続きを見る »

ライフリング

ライフリング(rifling)は、銃砲の銃砲身内に施された螺旋状の溝を意味し、日本語では施条(しじょう)、あるいは腔綫(腔線)(こうせん、綫は線の別体。常用漢字でないため「線」と書くこともある)、もしくは腔施と呼ぶ『銃の科学』(かのよしのり著 サイエンス・アイ新書 2012年)18頁「1-05 ライフルとはなにか」。この螺旋状の浅い溝で銃身内で加速される弾丸に旋回運動を与え、ジャイロ効果により弾軸の安定を図り直進性を高める目的で用いられる。 ちなみにライフリングのない滑腔銃砲身から椎の実弾を発射すると、旋転されない弾丸は空気抵抗を受けて横弾となったり、でんぐり返りながら飛ぶので命中精度は全く期待出来ない(こうしたタイプの銃に、FP-45リベレーターなどの超至近距離用の簡易拳銃が存在する)。なお、同じく滑腔銃身の散弾銃用スラッグ弾は、様々な方法(設けた翼により空気抵抗を受けて回転するなど)でジャイロ効果を発揮させている。.

新しい!!: 7.58cmミーネンヴェルファーとライフリング · 続きを見る »

ブリュッセル

ブリュッセル市庁舎 ブリュッセル( 、 、 、 )は、ベルギーの首都である。名称は「沼、湿地(bruoc、bruc、broek)」、「家(sella、zele)」という単語から来ている。ブリュッセル単独で、ベルギーの連邦構成主体である3つの地域のうちの一つ、ブリュッセル首都圏地域(、)を構成している。 人口116万人(2014年)。他の2つの地域と比べて面積は161km2と相対的に狭いが、約30km2の森林地域を除いて、その領域のほとんどが市街化されている。ユーロクリアと国際銀行間通信協会に加え、ロスチャイルド系グループ・ブリュッセル・ランバート本部と本部まで抱える、欧州有数の世界都市である。2013年に行われたアメリカのダウ・ジョーンズらによる調査は、ブリュッセルを世界24位の金融センターと評価している。 16世紀より欧州郵便網(帝国郵便)の起点であった歴史を持つ。1893年、フレンチ・コロニアル・ユニオンのジョゼフ・シェレが国際植民地学院の設立を提唱し、翌年に議会の承認を得た。学院は、植民地の行政・法制を比較研究する目的でブリュッセルにおかれた。戦後にブリュッセルはNATO の原点となり、現在では欧州連合の主要機関とアメリカ合衆国通商代表部の事務所が置かれている。.

新しい!!: 7.58cmミーネンヴェルファーとブリュッセル · 続きを見る »

ドイツ

ドイツ連邦共和国(ドイツれんぽうきょうわこく、Bundesrepublik Deutschland)、通称ドイツ(Deutschland)は、ヨーロッパ中西部に位置する連邦制共和国である。もともと「ドイツ連邦共和国」という国は西欧に分類されているが、東ドイツ(ドイツ民主共和国)の民主化と東西ドイツの統一により、「中欧」または「中西欧」として再び分類されるようになっている。.

新しい!!: 7.58cmミーネンヴェルファーとドイツ · 続きを見る »

ストークス・モーター

トークス・モーター 中東戦線で使用されるストークス・モーター ストークス・モーター用の榴弾 ストークス・モーター(英:Stokes Mortar)とは第一次世界大戦中の1915年にイギリスでウィルフレッド・ストークスが開発した迫撃砲である。 本体はライフリングの無い滑腔砲に仰角調節機能を有する二脚と反動吸収用の台座をつけた形状をしており、砲弾は下部に発射薬と雷管が配置され、炸薬を充填した砲弾本体の先端部分にミルズ型手榴弾から流用した信管が取り付けられている。発射時には、発射用装薬が配置された後部を下にして砲弾を砲口から滑り込ませれば、砲身底部の撃針によって雷管が作動し、発射薬に点火され発射される。 第一次世界大戦で広く使用され、1920年代後半以降は後継のML 3インチ迫撃砲に更新されてイギリス軍から退役した。 歩兵用火力支援火器としての近代迫撃砲はこのストークス・モータの登場で完成されたといっても過言では無く、現用の迫撃砲はほとんどこのストークス・モーターと変わらない形状をしているが台座が長方形から円盤形に変更されている。砲弾に関しては弾道を安定させるために後部に翼が取り付けられると共に、砲弾自体の形状も涙滴型に改良されている。 ウィルフレッド・ストークスはこの兵器を発明した功績により大英帝国勲章ナイト・コマンダーを授与され、ストークス・モーターの砲弾一発につき1ポンドの権利金をイギリス国防省から受け取ることで巨額の財産を築いた。.

新しい!!: 7.58cmミーネンヴェルファーとストークス・モーター · 続きを見る »

第一次世界大戦

一次世界大戦(だいいちじせかいたいせん、World War I、略称WWI)は、1914年7月28日から1918年11月11日にかけて戦われた世界大戦である。.

新しい!!: 7.58cmミーネンヴェルファーと第一次世界大戦 · 続きを見る »

迫撃砲

迫撃砲(はくげきほう、mortar)は、簡易な構造からなる火砲で、高い射角をとることから砲弾は大きく湾曲した曲射弾道真空中であれば砲弾は放物線を描くが、迫撃砲は最も強く空気抵抗の影響を受けるため砲弾の落下角度は垂直に近くなる。詳しくは斜方投射を参照を描く。 少人数で運用でき操作も比較的簡便なため、砲兵ではなく歩兵の装備であることが一般的で、最前線の戦闘部隊にとっては数少ない間接照準による直協支援火器の一つである。 射程を犠牲にして砲口初速砲口初速(muzzle velocity)とは、砲身から射出された直後の砲弾の飛翔速度のこと。単に初速ともいう。砲弾が砲身内を進んでいる間は装薬の燃焼ガスによる圧力で加速し続けるため、長砲身であるほど初速は高くなる(ただしバランスがあり、砲身長が長ければ長いほど良いとは限らない)を低く抑えているため、各部の必要強度を抑えられ、全体を小型化かつ軽量化できる。また、射撃時の反動は地面に吸収させる方式によるため駐退機や復座機といった反動制御機構を省略し、機構を簡素化することができる。多くは砲口装填式(前装式)のため閉鎖機も不要であり、同口径「口径」には二通りの意味があり、ストレートに砲口直径が何mmであるかを指す場合(例えば「口径155mm」と表記)と、砲身長が砲口直径の何倍であるかを指す場合(例えば「71口径88mm砲」と表記)がある。後者は「口径長」を略した「口径」である。紛らわしいのが拳銃や小銃・機関銃などの口径表記で、例えば30口径は銃身長ではなく口径7.62mmを指す。50口径なら12.7mmで、これは1インチ(25.4mm)の0.3倍、0.5倍であることから。.30.50」と表記することもあるの榴弾砲と比べ極めて軽量・コンパクトである。小中口径迫撃砲は分解して担いででも携行でき、120mmクラスの重迫撃砲も小型車輌で牽引できるなど可搬性に優れる。 低い命中精度や短い射程といった短所もあるが、軽量で、大きな破壊力をもち、速射性に優れ、安価で生産性に優れるなど、多くの長所を有している。そのため、かつて師団砲兵の標準的な装備の一つであった105-122mmクラスの榴弾砲が近年では120mm迫撃砲に更新されつつあり、このことも本砲の有用性を示している。 本稿では、最も一般的な81mm及び120mmクラスの(自走式でない)迫撃砲を中心に、その他の迫撃砲、他の火砲との比較、更に古代の曲射弾道兵器から迫撃砲に至る発展の歴史などについても敷衍する。.

新しい!!: 7.58cmミーネンヴェルファーと迫撃砲 · 続きを見る »

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »