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3次元レーダー

索引 3次元レーダー

3次元レーダー(さんじげんレーダー)とは、ビーム(位相の揃った状態の電磁波)を送受信することで、方位と仰角を同時に調べる一次レーダー。レーダーサイトなど、主に航空機を警戒捜索するレーダーとして用いられる。.

43 関係: AN/FPS-117AN/SPQ-9AN/SPS-39AN/SPS-48AN/SPS-52AN/SPY-1AN/SPY-3APAR (レーダー)対空レーダ装置 JTPS-P14一次レーダー二次レーダーレーダーレーダーサイトヘラクレス (レーダー)ビーム (物理学)フレガート (レーダー)フェーズドアレイレーダーアンガラー (レーダー)EL/M-2238 STAREL/M-2248 MF-STAREMPARFCS-3J/FPS-1J/FPS-2J/FPS-3J/FPS-4J/FPS-5J/FPS-7J/TPS-101J/TPS-102MW-08OPS-12OPS-24RAN-40LSAMPSONSMART-LSMART-STRS-3D2次元レーダー381型レーダー984型レーダー996型レーダー997型レーダー

AN/FPS-117

AN/FPS-117は、アメリカ合衆国のロッキード・マーティン社が開発した3次元レーダー。原型であるAN/FPS-117は固定式であるが、可搬式のAN/TPS-117、可搬式改良型のAN/TPS-77が派生している。.

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AN/SPQ-9

AN/SPQ-9は、アメリカ合衆国のロッキード・エレクトロニクス(現在のロッキード・マーティン)社が開発した2次元レーダー。当初はMk.86 砲射撃指揮装置の捕捉・追尾レーダーとして用いられており、また、のちには改良型の3次元レーダーであるAN/SPQ-9Bが、SSDS Mk.2において採用された。.

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AN/SPS-39

AN/SPS-39は、アメリカ合衆国のヒューズ社が開発した艦載用3次元レーダー。AN/SPS-26を元にした量産機であり、アメリカ海軍が初めて艦隊に配備した3次元レーダーでもあった。後に改良型のAN/SPS-52に発展した。.

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AN/SPS-48

AN/SPS-48とは、1960年代にアメリカ合衆国のITTギルフィラン社が開発した3次元レーダー。.

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AN/SPS-52

AN/SPS-52は、アメリカ合衆国のヒューズ社が開発した艦載用3次元レーダー。 初の実用3次元レーダーであったAN/SPS-39の最終発達型であり、ターター・システムやテリア・システムに連接されて防空艦に搭載された。.

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AN/SPY-1

AN/SPY-1は、アメリカ合衆国がイージスシステム用に開発した艦載多機能レーダー。製造はロッキード・マーティン社。.

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AN/SPY-3

AN/SPY-3とは、アメリカ合衆国の艦載多機能レーダー。開発はレイセオン社。.

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APAR (レーダー)

APAR()は、オランダのタレス・ネーデルラント社が開発した多機能レーダー。名前のとおり、アクティブ・フェーズドアレイ(AESA)アンテナを用いたレーダーであり、本レーダーの名称はその略称である。.

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対空レーダ装置 JTPS-P14

対空レーダ装置 JTPS-P14(たいくうレーダそうち ジェイティーピーエスピーフじゅうよん)は、陸上自衛隊の装備。対空警戒用のレーダー装置として高射特科部隊に配備される。三菱電機が開発・製造している。.

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一次レーダー

一次レーダー(primary radar)発信源から発した電波が、目標から反射してきたものを受信して、必要な情報を知るレーダーシステム。 いわゆるレーダーといわれるもののほとんどが一次レーダーである。.

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二次レーダー

一次レーダーと二次レーダーを組み合わせた空港監視レーダー 二次レーダー(にじレーダー、Secondary Surveillance Radar, SSR)は、質問側となる発信源からの質問信号に対し、応答側の航空機などが搭載するトランスポンダが応答した信号を受信して、必要な情報を得るレーダーシステムである。 電波の物理的な反射を利用した一次レーダーは目標から反射して得る受信信号が微弱で、発信源は大きな電力や高額な器材を要する。目標側に自動応答送信機となるトランスポンダを搭載すると、発信源は受信信号の電力レベル大きく得られ、安価に遠距離を捉えるレーダーシステムが構築できる。目標がトランスポンダを搭載しないと二次レーダーはシステムとして成立せず、目標を捉えられない。 一定以上の大きさの航空機は二次レーダー用トランスポンダとしてSIF (Selective Identification Feature) を搭載し、航空管制業務で用いる。.

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レーダー

レーダー用パラボラアンテナ(直径40m) レーダー(Radar)とは、電波を対象物に向けて発射し、その反射波を測定することにより、対象物までの距離や方向を測る装置である。.

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レーダーサイト

航空自衛隊第18警戒隊のレーダーサイト(北海道稚内市) 付帯施設のOHアンテナ レーダーサイト (radar site) とは、軍事用レーダーの地上固定局で監視情報を他の関連部署と共有し、軍事目的に利用するための施設である。レーダーを、風雪などの自然環境や悪意の攻撃から保護するための装備や施設も備える。 軍事用レーダーサイトは下記の設備を併設し、電子戦情報の収集をも任務とする場合がある。.

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ヘラクレス (レーダー)

ヘラクレス()は、タレス社が開発した多機能3次元レーダー。 本機は、非常に特徴的なアンテナを採用している。アンテナ本体はメガフォンのようなかたちをしており、上端を削られた底辺4メートルの四角錐型構造物の中に収容されて、毎分60回転という高速で回転して全周を走査する。このメガフォン型アンテナは4×4個のマイクロ波ホーンによって構成されており、それぞれのホーンには4個ずつの送受信機が配されている。またビームの指向は電波レンズによって行なわれており、アンテナ全体で1761個のフェーズ・シフターが配されている。これにより、電波ビームは70度の仰角まで指向できる。タレス社は、この方式を、純粋なアクティブ・フェイズド・アレイ(AESA)式より単純で信頼性に優れ(平均故障間隔(MTBF)は900時間と見積もられている)、パッシブ・フェイズド・アレイ(PESA)式よりもビーム形成能力に優れるものとしている。なおピーク出力は50キロワットとされている。 本機は、最大で400個の目標を処理可能である。探知距離は、戦闘機に対して、ステルス性を考慮したミサイルに対して、シースキマーに対してとされている。アスター艦対空ミサイルの運用に完全に適合化されており、指令誘導アップリンクを行うことができる。.

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ビーム (物理学)

ビーム (beam) は、粒子の集団や、粒子のように振舞う波長の短い波が、細い流れとなって並進し、互いにはほとんど衝突しないものである。 粒子や波の名前や種類を冠し「〜ビーム」という。「〜線」と訳すこともあるが、ビームとは限らない単なる放射線 (ray) の意味にも取れ曖昧なこともある。たとえば、「アルファ線」「ベータ線」「X線」「光線」等の「線」は放射線の意味である。.

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フレガート (レーダー)

フレガート(、、フリゲートの意)は、ロシアのサリュート設計局により開発された艦載3次元レーダー。順次に改良・発展型が配備され、ソビエト連邦海軍およびロシア海軍において、対空捜索用として広く採用されている。.

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フェーズドアレイレーダー

フェーズドアレイレーダー(、位相配列レーダー)は、フェーズドアレイ型のアンテナを採用したレーダーのこと。フェーズドアレイ・アンテナは、アレイアンテナのうち、ビームの制御をアンテナ素子の励振係数の相対位相によって行うもののことを指す。電子走査アレイ()アンテナとほぼ共通の概念であるが、一部に、それぞれ片方の概念しか当てはまらないものもある。.

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アンガラー (レーダー)

MR-310「アンガラー」(、)は、ソビエト連邦で開発された捜索レーダー。ソ連海軍において、艦載用の対空捜索レーダーとして装備化された。NATOコードネームはヘッド・ネット()。 初期型のMR-310「アンガラーA」(; NATO名「ヘッド・ネットA」)は、横長のパラボラアンテナを1基のみ備える2次元式の捜索レーダーであり、1957年に登場した。 その後、1963年に登場したMR-310U「アンガラーM」(; NATO名「ヘッド・ネットC」)は、MR-310をもとにして、その背面に30度傾けてもう1つのアンテナを設置するというバック・トゥ・バック配置を採用した。これによって、2つのアンテナによる探知の方位角の差をもとに目標高度を算出することで、擬似的に3次元レーダーとしての運用が可能となっている。ただしビーム走査によって高角測定を行う電子走査式の3次元レーダーと比べると、性能的には劣るものであった。 1970年代半ば以降は新型のフレガートが搭載されるようになったことから、搭載艦の退役とともに、本機の運用は順次に終了しつつある。.

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EL/M-2238 STAR

EL/M-2238 STAR()は、イスラエルの社が開発した捜索レーダー。 複数ビームを生成しての捜索中追尾(TWS)による複数目標同時追尾能力を備えており、また信号処理にはコヒーレント・パルス・ドップラー処理が導入されている。 IAIエルタ社では、EL/M-2221 STGR 射撃指揮レーダーおよびバラク個艦防空ミサイル・システムとともに、フリゲートやコルベット、高速戦闘艇向けの小規模防空システムを構築できるものとしてオファーしており、インド海軍においては標準的な個艦防空システムとして採用されている。上記に諸元表を示した標準モデルのほか、搭載艦艇の大きさに応じてアンテナなどシステム構成を変更することができ、小型艇向けのもの(Light-STAR)では、アンテナは2.6m×1.0mで最大探知距離は200km、大型艦向けのもの(STAR Extended Range)では、アンテナは4.0m×2.0mで最大探知距離は350kmとなる。.

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EL/M-2248 MF-STAR

EL/M-2248 MF-STAR()は、イスラエルの社が開発した艦載用の多機能レーダー。.

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EMPAR

EMPAR()は、イタリアのアレニア・マルコーニ・システムズ(AMS; 現在のSELEX)社が開発した艦載用の多機能3次元レーダー。PAAMS(E)武器システムの中核的なセンサーとして採用されており、イタリア海軍ではMM/SPY-790として制式化されている。.

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FCS-3

FCS-3(00式射撃指揮装置3型)は、日本の防衛省技術研究本部が開発した艦載武器システム。射撃指揮装置(FCS)や艦載対空レーダーを統合した対空戦闘システムであり、同系統のシステムとして他にOPS-50A、OPY-1がある。.

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J/FPS-1

J/FPS-1は、航空自衛隊で運用されていたレーダー装置。レーダーサイト用の大型固定3次元レーダーである。製造は三菱電機。1971年に開発され、1977年までに7ヶ所のレーダーサイトに導入された。最大捜索距離は推定600km。 1990年代までにJ/FPS-3やJ/FPS-4へ更新され退役した。 「図解 電子航空戦―最先端テクノロジーのすべて」 立花正照 原書房 1986年 ISBN 9784562018277。 -->.

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J/FPS-2

J/FPS-2は、日本の航空自衛隊によって運用されているレーダー装置。固定レーダーサイトで運用される対空警戒用レーダー(3次元レーダー)である自衛隊装備年鑑 2006-2007 朝雲新聞 P461 ISBN 4-7509-1027-9。高度測定は電子走査式であり、フェーズドアレイレーダーとなっている。日本電気製で、メーカー呼称はNPG-880。1980年代にかけて、11箇所に装備された。現在は、能力向上を図るための改修が実施されている。 運用開始から20年以上と、旧式化が進んでおり、一部はJ/FPS-5に更新されたほか、将来的には新型のJ/FPS-7によって更新される計画である北の空を睨む!新時代を迎える空自の固定式警戒管制レーダー BMD探知!ステルス機対応! 小林晴彦 軍事研究 2012年5月号 株式会社ジャパン・ミリタリー・レビュー P64-73。 根室分屯基地(第26警戒隊)のJ/FPS-2では、空自の警戒管制レーダーで最初に光ファイバーケーブルが採用された。これは同基地の特殊事情によるものである。同基地ではオペレーションルームとレーダータワーが離れているため、信号の伝送ロスと接地電位のアンバランスが問題となり、何らかの対策が求められた。そこで、同時期に長ケーブルの製造実用化が始まった光ファイバーに着目し、住友電工に発注して採用に至った。オペレーションルームとレーダータワーの双方に信号/光変換部を設け、その間を光ファイバーで接続し、信号伝送ロスと接地電位の問題を一気に解決した。(J/FPS-2A).

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J/FPS-3

J/FPS-3は、防衛庁(現:防衛省)技術研究本部が開発し、航空自衛隊のレーダーサイトで運用されている固定式警戒管制レーダー装置(3次元レーダー)自衛隊装備年鑑 2006-2007 朝雲新聞社 P461。三菱電機製。7ヶ所に配備が行なわれた北の空を睨む!新時代を迎える空自の固定式警戒管制レーダー BMD探知!ステルス機対応! 小林晴彦 軍事研究 2012年5月号 株式会社ジャパン・ミリタリー・レビュー P64-73。.

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J/FPS-4

J/FPS-4は、日本の航空自衛隊によって運用される3次元レーダー装置自衛隊装備年鑑 2006-2007 朝雲新聞社 P462。180度背中合わせに配置した2つのレーダー面をもつバック・トウ・バック方式。東芝製。.

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J/FPS-5

J/FPS-5は、日本の防衛省が主導して開発し、航空自衛隊のレーダーサイトで運用されている防空用の固定式警戒管制レーダー装置。通称ガメラレーダー。.

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J/FPS-7

J/FPS-7は、日本で開発・配備が進められている固定レーダー装置。航空自衛隊のレーダーサイト向けのものである。.

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J/TPS-101

J/TPS-101は、航空自衛隊で運用されているレーダー装置。3次元レーダーであり、製造は三菱電機。1981年から運用されていたが。現在では全て運用が終了している。.

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J/TPS-102

J/TPS-102は、航空自衛隊で運用されているレーダー装置自衛隊装備年鑑 2006-2007,P460,朝雲新聞社, ISBN 4-7509-1027-9。3次元レーダーであり、製造は日本電気。.

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MW-08

MW-08は、オランダのシグナール社(現在のタレス・ネーデルラント社)が開発した3次元レーダー。先行して同社が開発したSバンドのSMARTをもとに、より高周波数のCバンドを使用するよう設計変更した派生型である。 送信機として進行波管(TWT)を、またアンテナとしてストリップラインを積み上げたプレーナアレイ・アンテナを採用するという基本設計は共通であるが、アンテナを構成するストリップラインは16段から8段に減少した。これによってアンテナ重量は1,200 kgから430 kgと軽量化されているが、ビームの生成能力は12本から6本に低下し、天頂方向の捜索が不可能になっている(仰角70度まで)。 探知公算80%を期待できる有効探知距離は、レーダー反射断面積(RCS)が0.1平方メートルの目標に対しては17キロメートル、1平方メートルであれば27キロメートルである。マッハ4までの目標を探知可能である。全自動で20個の空中目標と10個の水上目標を追尾でき、また、2個の水上目標に対する射撃指揮を行なうことができる。 このように探知可能距離は比較的短いことから、これを補完するため、同社のDA-08やアメリカ合衆国のAN/SPS-49など、より長波長で探知距離の長いレーダーとともに搭載されることが多いが、小型艦艇の場合は本機のみに頼ることもある。.

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OPS-12

OPS-12は、日本電気(NEC)製の3次元レーダー。海上自衛隊のしらね型護衛艦(50/51DDH)において、艦載対空捜索レーダーとして搭載されている自衛隊装備年鑑 2006-2007,朝雲新聞社,P368,ISBN 4-7509-1027-9。.

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OPS-24

OPS-24は、三菱電機製の3次元レーダー。世界初の艦載用アクティブ・フェーズドアレイ(AESA)レーダーであり、海上自衛隊の汎用護衛艦(DD)において、対空捜索レーダーとして搭載される。 なお、本機を含めた海上自衛隊の電子機器の型番はアメリカ軍の軍用電子機器の命名規則におおむね基づいているが、一文字目のみは、米軍式では「S」がつけられるべきところを、「お船」(Ofune)ないし「艦載用」(On Board)を捩った「O」とされている。本機の場合は、水上船舶搭載のレーダー、探知用/距離方位測定用/捜索用ということになる。.

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RAN-40L

RAN-40Lは、イタリアのが開発した3次元レーダーである。 イタリア海軍においては、MM/SPS-798の名で制式採用された。 RAN-40Lは、捜索中も独立した2本のペンシルビームを照射することによる捜索中追尾モードを備えているほか、対戦術弾道ミサイル(ATBM)モードと対ミサイルモードでの運用機能も備えている。.

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SAMPSON

ンプソン()は、プレッシー(現在のBAEシステムズ)社が開発した多機能3次元レーダー。イギリス海軍では1045型レーダーとして制式化されており、45型駆逐艦の中核的なセンサとして搭載されている。 イギリス国防省研究開発評価局(DERA; 現在はQinetiqとして民営化)では、1970年代よりアクティブ・フェーズド・アレイ(AESA)型レーダーの基礎研究を行なっており、1977年には実験機としてMESAR(Multi-function Electronically Scanned Adaptive Radar)が製作された。これは1,060個の送受信機(T/Rモジュール)を備えた回転式のAESAアンテナ1面を用いており、動作周波数はSバンド、ピーク出力は約2キロワット、ビーム幅は送信時3.1度、受信時3.4度であった。 実用機であるSAMPSONではアンテナは2面を背中合わせに配置することで、走査率を更に向上させている。送受信機にはヒ化ガリウム(GaAs)素子が導入されており、2,560個の放射素子は4個ずつ670基のT/Rモジュールとしてまとめられている。レーダー反射断面積(RCS)0.008平方メートルの目標(鳩を想定)に対しての探知距離を発揮できるとされている。 追尾目標数は500〜1,000個であり、PAAMSにおいては、アスター艦対空ミサイルによって最大12個の目標と交戦できる。なお、MESAR時代より電子防護に関しては長らく検討されており、実験では10方向以上からの電子攻撃を受けても妨害を受けにくくする波形を形成することに成功している。.

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SMART-L

SMART-Lは、オランダのシグナール社(現在のタレス・ネーデルラント社)が開発した3次元レーダー。 なお、本機をもとにして、PAAMSとの連接に対応してSELEX社によって開発された派生型がS1850Mであり、こちらはイギリス海軍で1046型レーダーとして制式化されている。.

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SMART-S

SMART-Sは、オランダのシグナール社(現在のタレス・ネーデルラント社)が開発した3次元レーダー。開発当初は単にSMART()と称されていた。なお、Cバンドを使用する小型化版としてMW-08、Lバンドを使用する長距離捜索版としてSMART-Lが派生している。 その名のとおり、使用する周波数はSバンドであり、この周波数選択もあいまって、MW-08よりも遠距離での対空捜索に重点を置いたレーダーとなっている。レーダー送信機としては進行波管(TWT)が採用された。アンテナは、16列のストリップラインを積み上げたプレーナアレイ・アンテナを採用しており、同時に12本のビームを形成して、半球空間を走査できる。 また、2003年には、改良型のSMART-S Mk 2が発表された。タレス・ネーデルランド社の主張によると、これは、これまで同社が提供してきた長距離捜索用のDA-08(2次元式)と目標捕捉用のMW-08(3次元式)という組み合わせをまとめて代替できる。またこれと同時に、SMART-S Mk 2は、SEAPAR多機能レーダーを補完して、ESSMをミサイルとする個艦防空システムを構成することもできる。SEAPARはAPARの小型・簡易化版であり、SEAPARとSMART-S Mk 2は、APARとSMART-Lと同様の補完関係となる。.

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TRS-3D

TRS-3Dは、ドイツのEADS社(現在のエアバス・グループ)が開発した3次元レーダー。従来の3次元レーダーと比して小型軽量であり、その特徴から、各国で採用されている。アメリカ軍ではAN/SPS-75として制式化されている。.

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2次元レーダー

潜水調査船よこすかの航海・水上捜索レーダー 二次元レーダー(にじげんレーダー)とは、ファン・ビーム(扇状の電子ビーム)を発信することで、距離のほかは、方角あるいは高度のどちらかを走査する一次レーダー。 空港で稼動するASR や航海・水上捜索レーダーは、2次元レーダーである。.

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381型レーダー

381型レーダー(、)は、中国で開発された3次元レーダー。輸出名は「シー・イーグル」、NATOコードネームは「ライス・スクリーン」。 開発は、第724研究所()で行われた。 レーダー送信管としては進行波管(TWT)および交差電力増幅管(CFA)を用いている。アンテナは、向かって左側にフィンを備えていることから導波管スロットアンテナを縦に積み上げたプレーナアレイ型と考えられており、垂直方向はFRESCAN方式、水平方向はアンテナの旋回による機械式の走査を行っているものと考えられている。同時に10個の目標を追尾可能とされる。 本機は1980年代中盤より運用を開始し、防空指揮艦として建造された051Z型駆逐艦(旅大I型)のほか、HQ-61B艦対空ミサイル・システムとともに053K型フリゲート(江東型)にも搭載された。またフランス製のクロタル個艦防空ミサイル・システムを山寨化したHHQ-7の艦隊配備が始まると、その搭載艦の一部にも採用されている。しかし性能的には不十分だったようで、2000年代以降、艦隊防空ミサイル搭載のミサイル駆逐艦の就役が始まると、ロシア製のフレガートMAE-5を山寨化した382型レーダーが搭載されるようになっているが、こちらも「シー・イーグルS/C」として輸出にも供されている。.

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984型レーダー

984型レーダー()は、イギリスで開発された3次元レーダー。電磁レンズによるビーム走査という非常に野心的な設計を採用しており、アメリカのAN/SPS-2(試作のみ)と比せられる。 本機は、高角測定を含めた戦闘機の管制を目的として開発された。1950年代当時、艦隊で標準的であった960型レーダーのほうが本機よりも探知距離では優れていたものの、電子防護能力で劣る上に、こちらは高角測定能力は備えていなかった。開発は1940年代末より海軍の研究機関であるAdmiralty Surface Weapons Establishmentで開始され、1950年にマルコーニ社に移管された。 俯仰角方向の走査はペンシルビームを指向することによる電子走査としており、方位角方向の走査は、電子走査とともにアンテナの旋回による機械式を併用している。ビーム走査は電磁レンズによって行っており、レーダー送信機の前方にレンズ配列を置いたことから、サーチライトに似た非常に独特な外見のアンテナとなった。レーダー送信機としては、送信尖頭電力3メガワットのマグネトロンを3個使用している。アンテナには5つのスキャナが備えられており、ビーム幅1.7度のペンシル・ビーム5本を同時に生成することができる。これらのペンシル・ビームは5度ずつのセクター走査を毎秒16回行っている。 本機は、1958年に空母「ヴィクトリアス」に搭載されて、運用を開始した。従来使用されてきた960型、982型、983型を統合して代替できる戦闘機管制レーダーとして、非常に好評であったが、独特の設計のためにシステムは大重量・複雑化したことから、同艦のほかには、空母「ハーミーズ」および「イーグル」に搭載されたのみとなった。.

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996型レーダー

996型レーダー()は、イギリスのシーメンス・プレッシー(現在のBAEシステムズ)社が開発した3次元レーダー。またAWS-9として輸出にも供されたが、オスロ級フリゲートの搭載機は2次元式のAWS-9(2-D)とされており、アンテナの形状もパラボラアンテナに変更されている。.

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997型レーダー

997型レーダー(Type 997 radar)は、BAEシステムズが開発した3次元レーダー。BAEシステムズでは、ARTISAN 3D(Advanded Radar Target Indication Situational Awareness and Navigation)の商品名で呼ばれている。 997型レーダーは、「900以上の標的を追尾可能な他、マッハ3で移動するゴルフボール大の標的も識別可能」とBAEシステムズは主張している。 996型の後継としてイギリス海軍に採用され、996型レーダーを搭載する艦艇は、随時997型への換装が進められている。.

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