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大判カメラ

索引 大判カメラ

大判カメラ(おおばんカメラ)とは4×5インチ(102×127mm)以上のシートフィルム(カットフィルム)を使用するカメラの総称である。.

51 関係: あおり (写真)中判カメラミリメートルポスターリンホフレンズローラーブラインドシャッターロールフィルムローデンシュトックトヨヘリアープラナービオゴンテッサーデッケルデファクトスタンダードディアドルフデジタルカメラフォクトレンダーニコン大判用レンズの一覧アンギュロンインチウイスタエボニーエボニーのカメラ製品一覧カメラカンボ (カメラ)カール・ツァイスカール・ツァイスのレンズ製品一覧クセナーグラフレックスコンゴーシャッターシャッター (カメラ)シュナイダー・クロイツナッハシュナイダー・クロイツナッハのレンズ製品一覧シートフィルムジナージンマースタジオソロントン・ピッカードゾナータチハラ写真フィルム絞り解像度駒村商会雑誌蛇腹東邦機械...日本電産コパル インデックスを展開 (1 もっと) »

あおり (写真)

あおり無しで撮影。ローアングル撮影のため、建物が上すぼまりに写っている あおった状態で撮影。レベル撮影で感光面が壁面と平行のため、建物の垂直線が平行になっている キヤノンTS-Eレンズ一眼レフカメラ用レンズでは例が少ないシフトとティルトが両方可能であり、あおりができる一眼レフ用レンズでは初めてAE撮影に対応したレンズ ビューカメラによるあおり操作の例(フロント・下ティルト) あおり(煽り)とは、垂直であり、かつ中心が一致している、カメラのレンズの光軸とフィルムや撮像素子の感光面を意識的にずらしたり傾けることをいう。.

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中判カメラ

中判カメラ(ちゅうばんカメラ)は、120フィルム、220フィルム(ブローニーフィルム)を使用する写真機の総称である、2011年12月21日閲覧。、2011年12月21日閲覧。。日本においてのみ、ブローニーカメラ、ブローニー判カメラ(ブローニーばんカメラ)とも呼ぶが、2011年12月21日閲覧。、2011年12月21日閲覧。、2011年12月21日閲覧。、コダックの写真機ブローニーのすべてが中判カメラの範疇に入るわけではない。 中判ディジタルカメラについても、本項の節「#中判ディジタルカメラ」で扱う。.

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ミリメートル

ミリメートル(記号mm)は、国際単位系の長さの単位で、1/1000メートル(m)である。.

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ポスター

ポスター(poster)は、屋外・屋内を問わず、壁面や柱などに掲示するために制作された、視覚的な広告・宣伝媒体。 通常は、大判の紙またはそれに類するものへ印刷され、同一のものが大量に制作される。背景には絵画、イラストレーション、写真が主として用いられ、タイトルやメッセージが記載されることがある。 掲示ではなく配布のために制作されるチラシ、紙や印刷によらない看板(含むネオンサイン・壁面絵画)、おのおのの製品そのもののパッケージ・ラベルなどの媒体とは異なる。 なお、鉄道車両内に掲示される吊り広告や、学校・職場の壁新聞は、通常、ポスターとは呼ばない。.

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リンホフ

リンホフ()は、ドイツのカメラメーカーである。世界で初めて組み立て式フィールド用大判カメラを製造したパイオニアであり、スタジオ用大判カメラを製造しているジナーと並んで世界最高峰の大判カメラメーカーとして知られる。4×5in判用H99×W96mmレンズボード規格は「リンホフボード」として事実上の世界共通規格となっている。メーカーのモットーは「1本のクサリの中では、もっとも弱いひとりの輪が、クサリ全体の強さを示す」。 創業当初は金属製リーフシャッターを製造しており、その部門は後にデッケルの一部になった。.

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レンズ

レンズ レンズの断面形状の種類 レンズ()とは、.

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ローラーブラインドシャッター

ーラーブラインドシャッター(Roller Blind Shutter )はレンズシャッターが一般的になる前に多用されていた、レンズ鏡胴に被せるようにして使用するシャッターである『クラシックカメラ専科』p.194。。 主にシャッターを装備していない組み立て暗箱に使われた『クラシックカメラ専科』p.141。。1888年にソロントン・ピッカードが製造を始めて、著名になったのでソロントンシャッターと通称される。フォーカルプレーンシャッターと類似する構造だが、多くは1枚の幕に複数幅のスリットを設けることで調速し、また幕速自体をある程度下げることができるようになっていてB、1/10秒-1/100秒程度のシャッター速度調整ができる。 古い製品ではシャッターをチャージするときもスリットが開いたままであるため、チャージ時はレンズにキャップ、もしくはフィルムバックに引き蓋を装着しておく必要がある。巻き上げ時には幕が閉じているタイプのものはセルフキャッピングと呼ばれる。 レンズをソロントン・ピッカードに送ってビハインドシャッターにする方法もあったが、何本レンズがあってもレンズ外径が同じである限りシャッターが1つで済む経済性からレンズの前に被せて使う製品が一般である。 一般に、エアレリーズ様の空気圧レリーズを使用する。大きいゴム球を押すと、チューブで接続された反対側の小さいゴム球が膨らみ、レリーズされる。.

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ロールフィルム

35ミリ映画シネフィルム 左から135フィルムのパトローネ127フィルム120フィルム右手前は127フィルムのスプール ロールフィルム(Roll film)は、軸に巻きつけた帯状の写真フィルムの総称であるロールフィルム、カメラマン写真用語辞典、コトバンク、2012年2月26日閲覧。ロールフィルム、デジタル大辞泉、コトバンク、2012年2月26日閲覧。。対義語は、同フィルムの発明でレトロニムとなったシートフィルムである、2012年2月26日閲覧。。それまでの乾板やシートフィルムと異なり、カメラへの1回の装填で複数枚の写真撮影が可能となった。 狭義には、スプール(巻き軸)に巻かれたままパトローネに入れられていないものを指し、この場合は135フィルムや110フィルム(ワンテンフィルム)、APS(アドバンストフォトシステム)と差別化する語となる。ここではこの語を広義のまま取り扱い、具体的には135フィルムや120フィルム、220フィルム、127フィルムなどがある。 映画用フィルムもロール状であり原理的には同様であるが、この語の範疇にはない。.

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ローデンシュトック

大判用アポ・シロナー ローデンシュトック(Rodenstock )は、ドイツの光学メーカー。1877年『クラシックカメラ専科No.57、特集ブロニカのカメラ』pp.64-67「グルンツのカメラ インゴとロジネッテ」。、ヨーゼフ・ローデンシュトック(Josef Rodenstock 、1846年-1932年)が創業し、二代目アレキサンダー・ローデンシュトック(Alexander Rodenstock 、1883年-1953年)、三代目ロルフ・ローデンシュトック(Rolf Rodenstock 、1917年-1997年)を経て現在四代目のランドルフ・ローデンシュトック(Randolf Rodenstock )がCEOである。眼鏡の他プロ用写真レンズ、光学用精密工作機、コンピュータサービス、医療用光学機器など光学機器専門のメーカーとして現在に至る。「品質第一主義」の方針を掲げ、高級品を製造。.

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トヨ

トヨとは、大型カメラメーカーの酒井特殊カメラ製作所(2002年11月以降有限会社サカイマシンツール)が、製造している大型カメラの商品名。同社があり、製品の製造を行っている大阪府豊中市の「豊」が名前の由来となっている。.

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ヘリアー

ヘリアー(Heliar )はフォクトレンダーが製品化した単焦点写真レンズ、およびその構造の名称である。.

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プラナー

プラナー プラナー(Planar )はパウル・ルドルフが1897年に発明したカール・ツァイスの写真レンズで、ツァイス・アナスチグマートとしてはシリーズIAであった。ツァイス・アナスチグマートのシリーズIBがウナー、シリーズIIBがテッサー、それ以外がプロターとなっている。 初代プラナーは、ダブルガウス型の発展過程における代表的なレンズのひとつで、完全に前後対称である。対称な設計は像面湾曲や歪曲収差が抑えられ、平坦を意味するプラーン(独:Plan )が名称の由来である。 その後プラナーは同系統のレンズのシリーズ名として使われた。第二次世界大戦前、ダブルガウス型はコマ収差を抑えられず、空気面の多いこともコーティング技術の発達以前には不利であった。しかし戦後は、コマ収差を抑えられるようになり、同社のTコーティング・T*コーティングとともに高性能なレンズが作られるようになったダブルガウス型レンズのブランドとしてドイツ民主共和国(東ドイツ)ではビオター、後にパンコラーが使用された。。一眼レフカメラでは、ライバルのゾナーはバックフォーカスの短かさが構造上不利ということもあり、プラナーが看板レンズとなった。主に標準レンズに採用され、一部大口径望遠レンズがある。 Sプラナー(S-Planar )は特殊用途(独:Sonder )であることを示し、その多くはいわゆるマクロレンズであり、後に一般向け製品はマクロプラナー(Makro-Planar )に名称変更された。Sプラナーには半導体露光装置用や引き伸ばしレンズ、マイクロフィルム用レンズなども存在した。.

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ビオゴン

ビオゴンの構成(一例) ビオゴン(Biogon )はルートヴィッヒ・ベルテレの手になる広角レンズ、およびツァイスブランドにおいてその名を引き継いだ一連の対称型広角レンズである。名称はビオ(生命)とゴン(角度)が由来。 最初のビオゴンは1934年にゾナーの発展系として設計され、スペックは35mmF2.4ないし2.8であった。コンタックス用が発売され、当時この焦点距離では世界でもっとも明るいレンズであった。次に述べるビオゴン型の特徴がはっきりあらわれた構成ではない。 その後、一般にビオゴン型と言われる対称型の広角レンズの銘となった。航空用の「アヴィオゴン」を小型写真機用にアレンジしたものが最初で、周辺光量落ちを緩和する凹メニスカスを前後端に置いた「凹凸(絞り)凸凹」という構成である。樽型の歪曲収差の補正が難しい逆望遠型広角レンズと違い歪曲が発生しにくい構成だが、バックフォーカスが短く一眼レフカメラの跳ね上げミラーやデジタルカメラでもセンサー周辺の部材と干渉するために、それらには使えないことも多い。 ツァイスブランドのレンズには、名前が同じでもタイプが大きく違うものもあるが、ビオゴンにはそういったものはない。右図は日本(コシナ)製の「ビオゴンT*2.0/35 ZM」の構成である。.

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テッサー

テッサー テッサー(Tessar )はカール・ツァイスが製品化した単焦点写真レンズ、およびその構造の名称である。カール・ツァイスを代表する名玉の一つ『ツァイス・イコン物語』p.92。。.

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デッケル

デッケル(Friedrich Deckel )は、ドイツ、ミュンヘンの機械メーカーで、1903年に設立された。レンズシャッターを製造していたことで知られている。1993年以降の複数回の経営統合・合併を経て、企業としてはDMG森精機(正確にはドイツ法人のDMG Mori AG)に継承されている。.

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デファクトスタンダード

デファクトスタンダード()とは、「事実上の標準」を指す用語である。de factoはラテン語で「事実上、実際には」を意味する。.

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ディアドルフ

ディアドルフまたはデアドルフ(Deardorff & sons Inc. )は、アメリカのイリノイ州シカゴにかつてあったカメラメーカーである。.

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デジタルカメラ

デジタルカメラ (digital still camera、DSC) とは、撮像素子で撮影した画像をデジタルデータとして記録するカメラである。世界で初めてコダックが開発した。 一般に「デジタルカメラ」といえば静止画を撮影する「デジタルスチルカメラ」を指し、動画を撮影録画する「デジタルカムコーダ」ビデオカメラは、本来は撮影するのみの撮像機を指し、撮影と録画が同時にできるものはカムコーダという。だが一般家庭向けにも広く普及したVTRを“ビデオデッキ”、または単に“ビデオ”とも呼称することも多く、また一般向け製品の大半は撮像と録画の両方の機能をもつため、特許など厳密な製品機能を区別を必要する以外は、カムコーダも“ビデオカメラ”の呼称が一般的になってきている。は含めない。現在では静止画撮影が可能なデジタルカムコーダや、動画撮影が可能なデジタルスチルカメラが一般的になっており、双方の性能の向上もあってその境界線が徐々になくなりつつあるが、デジタルカメラはその中でも静止画の撮影に重点を置いたモデルを指す。 「デジカメ」と省略されることも多いが、当該用語は日本国内では三洋電機および他業種各社の登録商標である(2017年4月現在)。 本項で特に断りがない限り、一眼レフカメラはデジタル一眼レフカメラを、コンパクトカメラはデジタルコンパクトカメラを指す。.

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フォクトレンダー

1933年発売の二眼レフ、スパーブ フォクトレンダー(Voigtländer )は、.

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ニコン大判用レンズの一覧

ニコン大判用レンズの一覧はニコンおよびその前身である日本光学工業が大判カメラ用に製造したレンズの一覧。 現在は製造・販売されていない。2006年1月11日のプレスリリース「フィルムカメラ製品のラインアップ見直しについて」において全製品の製造を終了、在庫分をもって販売も終了することが発表された。.

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アンギュロン

アンギュロンまたはアングロン(Angulon )はシュナイダー・クロイツナッハの広角レンズに使われるブランドである。以前は「逆望遠型がクルタゴン、対称型がアンギュロン」という使い分けがされていたが、最近では広角レンズはアンギュロンに統一されている。 最初の製品はアルブレヒト・ウィルヘルム・トロニエにより設計された。.

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インチ

インチ(inch、記号:in)は、ヤード・ポンド法の長さの単位である。国際インチにおける1インチは正確に25.4ミリメートルと定められている。1インチは1国際フィート(.

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ウイスタ

ウイスタ株式会社(WISTA )は、東京都板橋区に本社を置きカメラなどの製造を行う株式会社。 現在カメラについては4×5in判テクニカルカメラのみのラインナップである。その他カメラスタンド、雲台などを製造している。.

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エボニー

ボニー(EBONY )は、木製大判カメラを製造する日本のカメラメーカー。木製部分は黒檀やマホガニー、金属部分はステンレスやチタンと高級材を使用して作られており、そのこだわりはブランド名(EBONY=黒檀の英語名)にも現れている。デザインは坂梨寛美。 木製大判カメラとしては珍しく組み立て不要で速写が可能。非使用時には全長が短くなりコンパクトに収納することができる。 製品に関してはエボニーのカメラ製品一覧を参照のこと。.

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エボニーのカメラ製品一覧

ボニーのカメラ製品一覧は日本の木製大判カメラメーカーエボニーの製品一覧である。.

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カメラ

一眼レフカメラ、ニコンF カメラ店に並ぶさまざまなカメラ(一眼レフカメラ、レンジファインダーカメラなど) カメラ()とは、広義には「像を結ぶための光学系(レンズ等)を持ち、映像を撮影するための装置」である。また、狭義には「写真(静止画像)を撮影するための道具」である。 本項では、狭義の静止画撮影機器に関して記述する。 被写体の像を感光材料(写真フィルムなど)の上に投影し、適正な露光を与えるための装置を備えている。写真機(しゃしんき)またはキャメラともいう。また、ビデオカメラや映画用カメラ(シネカメラ)等動画を撮影するカメラと区別する意味合いから、スチル(スティル)カメラと呼ぶ場合もある。.

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カンボ (カメラ)

ンボ(Cambo Fotografische Industrie BV )はオランダのカンペン(Kampen )に本拠を置くカメラメーカーである。ワイド専用カメラ、ビューカメラ、ビデオ用三脚などを製造している。.

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カール・ツァイス

1910年頃のツァイス工場 カール・ツァイス (Carl Zeiss) は、.

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カール・ツァイスのレンズ製品一覧

ール・ツァイスのレンズ製品一覧(カール・ツァイスのレンズせいひんいちらん)は、カール・ツァイスのブランドを冠したレンズの一覧。.

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クセナー

ナーまたはクスナー(Xenar )はシュナイダー・クロイツナッハのレンズブランドでテッサー・タイプのレンズに使用される。最初の製品はアルブレヒト・ウィルヘルム・トロニエにより設計された。 望遠レンズにはテレ・クスナーまたはテレ・クセナー(Tele-Xenar )が使用される。.

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グラフレックス

ラウン・グラフィック グラフレックス(Graflex Inc., )は、米国のカメラメーカーであり同社の主なブランド名でもある。報道向けの大型カメラの製造で一時期の市場を席巻した。 1881年にウィリアム・F・フォルマーとウィリアム・F・シュウィング『クラシックカメラ専科No.4、名機の系譜』pp.141-147。がフォルマー&シュウィングとしてニューヨーク州で共同事業を開始したのが起源である。1905年から1926年までは世界最大手のフィルム・カメラメーカーのコダック傘下にあった。 同社の製品では、1939年から発売された4×5in判やミニアチュールサイズ・3 1/4×4 1/4in判等のプレスカメラスピード・グラフィック(Speed Graphic )、1961年から1970年の間に作られた4×5in判のプレスカメラスーパー・スピード・グラフィック(Super Speed Graphic )等が世界的に知られる。これらは35mm版一眼レフカメラの性能向上と普及まではプレスカメラとしての需要が高く、1973年まで製造され続けたロングセラーで、日本でも「スピグラ」の通称で知名度が高く、製造終了したのちも愛用者が絶えない製品である。 1947年~1973年の間製造された「クラウン・グラフィック」は、スピードグラフィックから後部のフォーカルプレーンシャッターを省略し、4×5in判の国際規格ともなったワンタッチ着脱方式の「グラフロック」が採用され、ピントグラスからロールフィルムバックへの交換がワンタッチで行えるようになり、フォーカルプレーンがなくなった分、約40gほど軽量化され、リンホフマスターテヒニカに比べ極めて軽量・格安(約1/10)なためレンズボード国際規格のリンホフボードをグラフレックススピグラ用レンズボードに交換し、リンホフに比肩する安価な等価性能のテクニカルフィールドカメラとして愛用する写真家・写真愛好家が増大した。 また、グラフレックス規格フィルムホルダーは世界共通規格となりただし相性問題はあり完全互換というわけではない。マミヤプレスGマミヤプレスシリーズは自社規格のプレスホルダーを採用していたが、例外的にプレスGのみはグラフレックス規格を採用している。また後のプレスユニバーサルは自社規格ホルダーに対応するMアダプターを外してGアダプターを装着することでグラフレックス規格ホルダーを使用することが可能となる。、マミヤRB67シリーズ、ホースマンの各種モデルが採用した。.

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コンゴー

ンゴー(Congo)は、1924年山崎光七によって創業した山崎光学研究所のレンズブランドで、大判カメラ用レンズと引き伸ばしレンズがある。名称は金剛石(=ダイヤモンド)に由来する。 従来大判カメラ用レンズには高価な外国産レンズしか存在しなかったため、その国産化を目指してレンズの開発を開始し、当初の目的通り低価格なレンズを生産し続けた。大口径化を狙うことなく、F値を抑えて設計を簡潔にして性能を損なうことなく低価格を実現していた。 シャッターメーカーが大判レンズ用のシャッター生産を打ち切ったため、2013年4月30日をもって全てのレンズが廃番、山崎光学研究所も廃業した。.

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シャッター

施設が閉鎖される際、多くの来訪者が見守る中でその施設の責任者がシャッターを下ろすという演出がなされることがある。これは姫路市立水族館が2008年11月3日に閉鎖される際に館長がシャッターを下ろしているところ。なお同水族館はリニューアルの上2011年に再開した。 シャッターに絵が描かれている例 終電後の夜中にシャッターが下ろされている鉄道駅の例(西鉄福岡(天神)駅)。 シャッター(window shutter)は、鎧戸(よろいど)ともいい、何枚もの細長い部材をすだれのように連接した戸にすることで枠体に巻き込んだり片寄せしてこれを収納できるようにした建具 特許庁。大きさは、工場のガレージくらいの大きいものから、住宅の窓くらいの小さなものまである。細い材料を複数組み合わせることによって自由度を与えた。.

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シャッター (カメラ)

ャッターとは、カメラにおいて、写真フィルムや撮像素子等に対して撮影時のみ光があたるように、撮影時露光時間中のみ開き、それ以外の時は光をさえぎる装置。同様の構造の装置が映写機、ビデオプロジェクター、機械式テレビ、液晶テレビ、コピー機、ミニラボ、ステッパー、回光通信機などの各種光学機器、表示機器、映像機器、露光装置にも使われる。.

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シュナイダー・クロイツナッハ

ュナイダー・クロイツナッハ(Jos.

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シュナイダー・クロイツナッハのレンズ製品一覧

ュナイダー・クロイツナッハのレンズ製品一覧(シュナイダー・クロイツナッハのレンズせいひんいちらん)は、シュナイダー・クロイツナッハが製造したレンズの一覧である。.

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シートフィルム

ートフィルムとは、1枚分ごとにカットしてある写真フィルムのことである。カットフィルムとも。主に大判カメラで用いられる。.

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ジナー

ナー(Sinar )は1948年カール・ハンス・コッホ(Carl Hans Koch 、1916-2005年)によりスイスのシャフハウゼンに創業したカメラメーカー。スタジオ用大判カメラを製造しており、リンホフと並んで世界最高峰の大判カメラメーカーとして知られる。 チューリッヒの絹染色業者の次男だったカール・アウグスト・コッホ(Carl August Koch 、1845–1897年)は1868年マルセイユで湿板写真の技術を学んだ。チューリッヒに帰ると写真スタジオを開き、後にシャフハウゼンに移した。そのスタジオは1911年に息子のハンス・カール・コッホ(Hans Carl Koch 、1885–1934年)が引き継いだ。彼は事業を拡大したが健康に難があって早世し、妻のケーテ・コッホ・キューブラー(Käthe Koch-Kübler )が引き継いだ。その後ハンス・カール・コッホとケーテ・コッホ・キューブラーの息子カール・ハンス・コッホはスタジオを引き継いだが父が遺したカメラに飽き足らず、妻のヒルデガルド・コッホ・アベグ(Hildegard Koch-Abegg )とともにスタジオを経営しつつ新しいデザインのビューカメラを設計し、1947年システムカメラ「ジナー」の特許を取得した。.

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ジンマー

ンマー(Symmar )はシュナイダー・クロイツナッハのレンズブランド。オルソメター型のレンズに使用される。.

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スタジオ

アドリアーン・ファン・オスターデ ''Self portrait.'' 1663年 アルテ・マイスター絵画館 スタジオ(studio)とは、本来は、芸術家の仕事場(アトリエ・工房)などのこと。ラテン語のstudium(勤勉)の変化形studeo(勤勉になる、勤勉に努力する)に由来する。また、ワンルームマンションの部屋を指すこともあり、フランス語などではこの意味が主になっている。 後に意味が広がり、写真・映像・音などのメディア作品の収録、撮影のために使われる施設を意味する。目的に応じてさまざまなものがある。この意味で使われる場合は主調整室や副調整室、編集室など制作に関わる仕事場であっても、撮影、収録を行わない場所は「スタジオ」とは呼ばれない。.

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ソロントン・ピッカード

ントン・ピッカード(Thornton-Pickard Manufacturing Co. )はかつてイギリスに存在したカメラメーカーである。エドガー・ピッカード(Edgar Pickard )とジョン・エドワード・ソロントン(John Edward Thornton )により創業し写真乾板用の組み立て暗箱や一眼レフカメラを製造し高い評価を受けた。.

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ゾナー

ゾナー50mmF1.5 ゾナー(Sonnar )は、ツァイス・イコンのルートヴィッヒ・ベルテレがエルノスターを改良して1929年に発明したカール・ツァイスのレンズである。名称の由来はツァイスの工場が郊外にあった都市ゾントホーフェン(Sonthofen )から来るという説と太陽を意味するドイツ語(ゾンネ、Sonne )から来るという説の2つの説が知られる。なお、現在カール・ツァイスではベルテレがゾナーの前に設計したエルノスタータイプのレンズにもゾナーの名称をつけている。 張り合わせによる、枚数の割に群数の少ない構成は、レンズコーティング以前の時代には反射率の高い空気-ガラス面が少ないことから4群6枚のダブルガウス型より好まれ、また大口径化も進んだ。しかし後群のレンズが後方に伸びていることは、一眼レフカメラにおいてはミラーに干渉するという問題があり、コーティング技術も発達したことと、特にダブルガウス型においてバックフォーカスを長くとれる処方が確立されたこともあり、一般にF1.4前後の大口径に設定されるレンズ交換式一眼レフカメラの標準単焦点レンズについてはゾナータイプは見られなくなった。しかし、一眼レフでも標準域大口径以外、特に中望遠レンズや望遠側のズームの部分群として、また一眼レフ以外では標準域大口径でも近年の設計例には、MSオプティカル「ゾンネタール」など、ゾナータイプ(及びその先祖のエルノスタータイプ)は広く使われている。.

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タチハラ

タチハラは、立原正雄(1913年 - )が1933年に創業し、2013年に廃業した東京都北区の大判カメラメーカー、タチハラ写真機製作所のカメラブランド名である。 4×5in判の木製カメラボディーを主に、5×7in判、8×10in判、11×14in判木製カメラを生産していた。年間生産台数約700台、年間売上高約4,800万円。「組み立て暗箱」を最初に生産し、以後フィールド用や写場用のハンド・メイドの大型カメラを安価に提供し続けていた。 素材は北海道・日高山脈で育った樹齢300年以上の朱利桜を東京・新木場で買いつけ、約2年寝かした後カット、組み上げたらさらに1ヶ月の間干す。木製部品は約30パーツ。100分の3ミリ単位で誤差範囲に収まると塗装を外注。その後金属部品やレンズ、蛇腹を取り付ける。1台の製作に約4年を必要とした。 「タチハラ」のブランドは世界に知られ、海外からも注文が多かった。少量生産であるが、木製のフィールド・カメラとして、とりわけ「フィルスタンド45」は、アマチュアフォトグラファーに愛好者が多く、ハンドメイドのウッドカメラの地位を不動のものとした。創業者の子である立原道夫(1939年 -)が継ぎ、従業員約5名であった。 Category:かつて存在した日本のカメラメーカー Category:2013年廃止.

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写真フィルム

35mmスチールカメラ用のパトローネ入りフィルムの例 写真フィルム(しゃしんフィルム)とは写真(映画も含む)において、カメラから得られた光の情報を記録する感光材料であり、現像されることにより記録媒体となるフィルムのこと。透明な薄い膜状のベース(支持体)に感光剤(主として銀化合物.

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絞り

絞り(しぼり)ないし絞る(しぼる)および搾る(しぼる)とは、固体の物品に圧力を加え、内部の液体ないし気体などの流体を取り出す加工方法のことである。.

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解像度

解像度(かいぞうど)とは、ビットマップ画像における画素の密度を示す数値である。 すなわち、画像を表現する格子の細かさを解像度と呼び、一般に1インチをいくつに分けるかによって数字で表す。.

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駒村商会

株式会社駒村商会(こまむらしょうかい)は日本のカメラメーカー・映像関連商社である。.

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雑誌

雑誌(ざっし)とは、逐次刊行物であり定期刊行物である出版物の一種。一般に流通している娯楽雑誌などだけではなく、学術研究誌や官公庁誌なども含めた広い範囲を示す言葉であり、印刷資料としては図書と並ぶ二大情報源である。.

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蛇腹

蛇腹(じゃばら) とは、紙・布・プラスチック・金属などの膜ないしは板状の部材で作られる、山折りと谷折りの繰り返し構造である。英語をそのままカナ書きしてベローズと呼ぶことも有る。 その文様がヘビ(蛇)の腹部に似ている為、蛇腹と呼ばれている。転じてヘビの腹部そのものを指す場合もある(ヘビと同様の腹部構造とされる龍(架空の生物)などに対しても用いられる事もある)。 近年では自由に曲げが効くことからフレキシブル / フレキもしくは、楽器からアコーディオン構造とも呼ばれている。.

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東邦機械

東邦機械株式会社(トーホー)は、東京都北区の精密機器メーカー。 元来は受注により設備機械の製造を請け負っていたが、現在は主に大判カメラと音響製品を製作している。.

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日本電産コパル

日本電産コパル(にほんでんさんコパル)は、日本電産グループの精密機器メーカーである。カメラ用シャッターで世界首位のシェアを持つ。.

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11×14in判4×5in判5×7in判8×10in判大型カメラ

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