目次
152 関係: 偽鱗茎、延胡索、匍匐茎、ナンキョウ、ナス科、ミョウガ、ミクリ、ミクリ属、ミズニラ属、ミズタマソウ、ノビル、マダケ、ノキシノブ、チューリップ、チョロギ、ハナスゲ、ハマウツボ科、ハラン (植物)、ハシリドコロ、ハス、ハス科、バナナ、バショウ科、モミジガサ、モンカタバミ、モウセンゴケ科、ヤマノイモ、ヤマノイモ科、ヤム、ユリ、ユリ科、ユリ根、ヨシ、ラン科、ラッキョウ、リンドウ科、レンプクソウ、レンコン、ワラビ、ワサビ、ボウフウ、トチバニンジン、トリカブト、トウダイグサ科、トクサ科、トコン、ヒヤシンス、ヒカゲノカズラ綱、ヒガンバナ科、ツヅラフジ科、... インデックスを展開 (102 もっと) »
- 植物の生殖
偽鱗茎
Prosthechea fragrans の偽鱗茎 偽鱗茎 (ぎりんけい、) は、ラン科において地上茎の一部が肥大化して貯蔵器官となったものである。特に着生性の種の多くに見られる。偽球茎 (ぎきゅうけい、pseudocorm)、擬球茎 (ぎきゅうけい)、偽球 (ぎきゅう)、仮鱗茎 (かりんけい) ということもあるが、園芸分野ではふつうバルブとよばれる。ただし、バルブの原語である bulb (日本語では鱗茎) は地下茎の周囲に肉質の葉 (鱗茎葉) が多数密生したものであり (例: タマネギ)、偽鱗茎とは由来や主な構成要素が異なる。
見る 地下茎と偽鱗茎
延胡索
延胡索(えんごさく、Corydalis Tuber)は生薬の一種。キケマン属の forma yanhusuo 、またはその他同属植物の塊茎を乾燥したものである。中国で栽培される。有効成分としてコリダリン・カナジン・スコウレリン・ブルボカプニン・コプチシン・ベルベリン・プロトピン・パルマチン等が特定されている。 日本薬局方に収録されており、鎮痙、鎮痛作用などがあり、安中散、牛膝散などの漢方方剤に配合される。身近なところでは、大正中薬胃腸薬、太田漢方胃腸薬などにも配合されている。
見る 地下茎と延胡索
匍匐茎
匍匐茎により広がった植物''Desmoschoenus spiralis''(カヤツリグサ科 匍匐茎(ほふくけい、ストロン/stolon)は、植物において、地上近くを這って伸びる茎のこと。匍匐枝(ほふくし)。走出枝(ランナー/Runner) と呼ばれる場合もある。厳密には匍匐茎と走出枝は異なる物であるが、実際上、両語を明確に区別して使用される場面は少ない。 匍匐茎の節から、新しい植物体(ラメット)が形成される。なお、匍匐茎などで一つながりになっている個体全体のことは、ジェネット(栄養繁殖集合体)という。
見る 地下茎と匍匐茎
ナンキョウ
ナンキョウ(南薑、学名: Alpinia galanga)は、ショウガ科の植物であり、東南アジア料理においてハーブとして使われる根茎を持つ。「ガランガル」と呼ばれる4つの植物種の一つである。別名は泰生姜、ダイガランガル(大ガランガル)。英語名はlengkuas、greater galangal、blue ginger。
見る 地下茎とナンキョウ
ナス科
ナス科(ナスか、学名:)は、双子葉植物綱キク亜綱ナス目(クロンキスト体系)の科の1つ。115属2678種からなる大きな群である。ナスに加え、ジャガイモやトマトなど多くの有用植物が属している。
見る 地下茎とナス科
ミョウガ
江戸時代の農業百科事典『成形図説』のイラスト(1804) ミョウガ(茗荷、蘘荷、学名: Zingiber mioga)はショウガ科ショウガ属の宿根性の多年草。ミョウガの英名にJapanese Gingerがあり食用で栽培されているのは日本だけとされる。
見る 地下茎とミョウガ
ミクリ
ミクリ(実栗、三稜草、Sparganium erectum)は単子葉植物ガマ科(APG II以前ではミクリ科)ミクリ属の植物。ヤガラという別名で呼ばれることもある。陶穀の『清異録』には「削堅中尉」の別名がある。
見る 地下茎とミクリ
ミクリ属
ミクリ属(Sparganium)はガマ科の属の一つ。主として北半球の温帯、寒帯に20種ほどが分布する。かつては独立のミクリ科(Sparganiaceae, 1811)とされていた。
見る 地下茎とミクリ属
ミズニラ属
ミズニラ属(ミズニラぞく、学名:、)は、ヒカゲノカズラ植物門に分類される属。ミズニラ目、ミズニラ科に含まれる唯一の属(1目1科1属)。ミズニラ類と総称されることもある。また、水生シダ類に含まれることもある。
見る 地下茎とミズニラ属
ミズタマソウ
ミズタマソウ (水玉草、Circaea mollis )はアカバナ科ミズタマソウ属の草本。毛の生えた果実が水玉を思わせる。
見る 地下茎とミズタマソウ
ノビル
ノビル(野蒜、学名: )は、ヒガンバナ科ネギ亜科ネギ属の多年草。日当たりのよい土手や道端に生える野草で、全体の姿や臭いは小ネギやニラに似ている。花にムカゴをつけて繁殖し、葉と地下の球根は食用になり、古代から食べられていたといわれる。
見る 地下茎とノビル
マダケ
マダケ(真竹、学名: Phyllostachys bambusoides)は中国原産とも日本自生とも言われるイネ科マダケ属の竹の一種。別名タケ、ニガタケ(苦竹)、真柄竹など。中国および、日本の本州、四国、九州、沖縄に分布する。中国名は、剛竹(別名:桂竹)。
見る 地下茎とマダケ
ノキシノブ
ノキシノブ(軒忍、学名:)は、ウラボシ科ノキシノブ属に属するシダの一種。また、ノキシノブ属の総称としても使われる。 和名は、軒下などにも生え、シノブのように着生することから。
見る 地下茎とノキシノブ
チューリップ
チューリップ( )とは、ユリ科チューリップ属の植物。球根が出来、形態は有皮鱗茎。和名は鬱金香(うこんこう、うっこんこう)、中近東ではラーレ(、 など)と呼ばれる。アナトリア、イランからパミール高原、ヒンドゥークシュ山脈、カザフスタンのステップ地帯やキルギスが原産。 本項では日本では一般に栽培されているTulipa gesneriana(植物学者コンラート・ゲスナーに因む)およびそれ以外の原種・園芸種( 属全般)について触れる。
見る 地下茎とチューリップ
チョロギ
チョロギ(丁呂木・草石蚕・長老木、学名: )は、シソ科の多年草の植物、あるいはその根にできる食用とされる球根のように見える塊茎部分である。チョウロギともいう。中国が原産で、日本には江戸時代に伝わった。縁起物として、正月のおせち料理によく添えられる。
見る 地下茎とチョロギ
ハナスゲ
ハナスゲ(学名:)はリュウゼツラン亜科ハナスゲ属に属する植物の1種。中国東北部・河北などに自生する多年生草本で、5-6月頃に白黄色から淡青紫色の花を咲かせる。
見る 地下茎とハナスゲ
ハマウツボ科
ハマウツボ科 (ハマウツボか、Orobanchaceae) は、双子葉植物の科のひとつ。アジアとヨーロッパの温帯地方を中心に分布する。 ほとんどが程度の差はあるが寄生植物で(例外は後述)、葉が退化して鱗状の痕跡になっているものがかなりある。日本にもナンバンギセル、ハマウツボなど数種が分布している。
見る 地下茎とハマウツボ科
ハラン (植物)
ハラン(葉蘭、学名: Blume, 1834)とは、スズラン亜科 キジカクシ科(クサスギカズラ''科)'' ハラン属の常緑多年草で、巨大な葉を地表に立てる植物である。古名は馬蘭(バラン)湯浅浩史「ハラン:文化史」(小学館『日本大百科全書』、1984年)。
見る 地下茎とハラン (植物)
ハシリドコロ
ハシリドコロ(走野老・莨菪、学名: Scopolia japonica)は、ナス科ハシリドコロ属の草本。別名、サワナス、オメキグサ、キチガイイモ、キチガイナスビ、オニヒルグサヤ。和名は、食べると錯乱して走り回ること、また、根茎がトコロ(野老)に似ていることから命名された。
見る 地下茎とハシリドコロ
ハス
江戸時代の農業百科事典『成形図説』のイラスト(1804) ハス(蓮、学名: Nelumbo nucifera)は、インド原産のハス科多年性水生植物。別名、ハチス。中国名は蓮。 地下茎は「蓮根」(れんこん、はすね)といい、野菜名として通用する。
見る 地下茎とハス
ハス科
ハス科(ハスか、学名:)は、双子葉植物の科の一つである。現生の属はハス属のみで、多年生の水草であるハスとキバナハス(北米原産で花が黄色)が属する。 かつてはその形態的特徴からスイレン科に属していたが、近年の研究によればスイレン科とは系統が大きく異なり、APG植物分類体系ではヤマモガシ目に分類されている。実際、葉が丸いこと、花が水面から咲き、日中の数時間だけ開くことといった共通点がある。しかし、スイレンは浮葉のみであり、花も水面近くに咲くのに対し、ハスの葉は水面から1m程度まで伸長し、花も葉の近くに咲くこと、ハスの葉は切れ込みがなく中央に葉柄がついており撥水性がある(ロータス効果)のに対し、スイレンは1か所切れ込みがあり水をはじかないこと、ハスの花は中央に花托があり色は白・ピンク・黄色に限られる一方、スイレンは複数の柱頭と雄蕊が並び色は白・黄色のほか、紅・青・紫色のものもみられるといった点で異なる。したがって、見分けるのは比較的容易である。
見る 地下茎とハス科
バナナ
バナナ(、学名 Musa spp.)は、バショウ科バショウ属のうち、果実を食用とする品種群の総称である。また、その果実のこと。別名、甘蕉(かんしょう)、実芭蕉(みばしょう)ともよばれる。東南アジア原産で、いくつかの原種から育種された多年性植物。熱帯~亜熱帯の地域で栽培されるトロピカルフルーツ。種によっては熟すまでは毒を持つものもある。 日本では古くは芭蕉と呼ばれた松尾芭蕉が俳名を「芭蕉」にしたのは門人の李下から芭蕉(バショウ)の株を贈られ、大いに茂ったことにちなむ。。葉の繊維を主に利用するイトバショウは同属異種。食用果実として非常に重要で、2009年の全世界での年間生産量は生食用バナナが9581万トン、料理用バナナが3581万トンで、総計では1億3262万トンにのぼる。
見る 地下茎とバナナ
バショウ科
バショウ科(バショウか、Musaceae)は単子葉植物ショウガ目に属する。分布はショウガ科と似て熱帯を中心に分布するが比較的耐寒性は高いものもある。多くは高温多湿の環境に適応する。果実を野菜や果物として利用するバナナや、繊維作物として栽培されるバショウ、マニラアサを含む。
見る 地下茎とバショウ科
モミジガサ
モミジガサ(紅葉笠・紅葉傘、学名: Japonicalia delphiniifolia)は、キク科コウモリソウ属の多年草。別名、シドケ、シトギ、モミジソウ。春、茎が20 - 30センチメートルに伸び、茎先の葉がまだ展開しないものは山菜として食用にされる。
見る 地下茎とモミジガサ
モンカタバミ
モンカタバミ(紋片喰・紋酢漿草、学名:Oxalis tetraphylla)は、カタバミ科カタバミ属の多年草。メキシコ原産。カタバミ属には3小葉からなる三出複葉を生じる種が多いのに対し、本種は4小葉からなる複葉を生じる。観賞用に栽培される。別名ヨツバカタバミ。
見る 地下茎とモンカタバミ
モウセンゴケ科
モウセンゴケ科 (モウセンゴケか、) はナデシコ目の科の一つ。すべて食虫植物である。3属200種弱が所属するうち、ムジナモ属とハエトリグサ属は1種からなり、大部分はモウセンゴケ属に数えられる。日本には2属7種が産する。 はイシモチソウから取っていしもちさう科としている。
見る 地下茎とモウセンゴケ科
ヤマノイモ
ヤマノイモ(山の芋・山芋、学名: Dioscorea japonica)は、ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草。または、この植物の芋として発達した担根体のこと。地下に生じる芋は、ジネンジョウ(自然生)、ジネンジョ(自然薯)、ヤマイモ(山芋)ともよばれ、食用になり、とろろは粘性が非常に高い。また、ヤマノイモ属の食用種の総称ヤム(yam)をヤマノイモ、ヤマイモと訳すことがある。
見る 地下茎とヤマノイモ
ヤマノイモ科
ヤマノイモ科(ヤマノイモか、Dioscoreaceae)は単子葉植物の科で、8属、800種ほどからなるが、大多数はヤマノイモ属(Dioscorea)に属する。草本または低木、多くがつる性。地下茎または担根体(いも)をもつ。 花は6枚の花被、6または3本の雄蕊をもち、子房下位。大部分の種で単性花で、雌雄異株のものが多い。果実は3室に分かれ、蒴果(ヤマノイモ属の種子は扁平で翼がある)、液果または翼果となる。 世界の熱帯から温帯に分布し、特に熱帯に多い。ヤマノイモ属にはヤマノイモ、ナガイモなどのほかヤムと総称されるいも類が含まれ、熱帯の一部では重要な作物である。芋の他にもむかごも多く利用される。
見る 地下茎とヤマノイモ科
ヤム
ヤムイモを集めるアボリジニの女性を描いた通りのタイル。オーストラリア ''Dioscorea sp.'' ヤム()、ヤムイモ、ヤム芋は、ヤマノイモ目ヤマノイモ科ヤマノイモ属のうち塊根(芋)を食用とする種の総称。ヤマノイモ属には約600種が含まれるが、そのうち塊根を食用とするのは一部である。
見る 地下茎とヤム
ユリ
ユリ(百合)は、ユリ目ユリ科のうち主としてユリ属(学名:)の多年草の総称である。属名の はラテン語でユリの意。和名の由来は、茎が高く風に揺れる様子から「揺り」であるとされる。古名はサイ(佐葦)といい、『古事記』(8世紀初頭)にも記載が見られる。
見る 地下茎とユリ
ユリ科
ユリ科(ユリか、Liliaceae)とは、被子植物の分類の一つ。単子葉植物に属する。 ユリやチューリップなど、地下に鱗茎・球根が発達するものが多い。1998年に発表されたAPG体系の分類の研究が進むまでは、ネギ属やヤマノイモ属といったAPG体系上ではクサスギカズラ目やヤマノイモ目に分類される種を含む広範で多種多様な科であった。 チューリップなど園芸植物として親しまれている種も多い。イヌサフランなど毒を持つものがある。
見る 地下茎とユリ科
ユリ根
ユリ根(ユリね)は、狭義には食用とされるユリ属植物の球根である鱗茎のこと【産地からの手紙】ユリ根(北海道・JAようてい)純白の美 手間かけて/ミネラル成分 豊富に『日本農業新聞』2020年11月14日(9面)。広義にはユリの鱗茎全般を指すこともある。ユリの葉が変形した鱗茎に養分が貯蔵されているため、栄養豊富である(ヨウ素、カリウムなど)。 ユリの鱗茎は無皮鱗茎のため乾燥、高温、過湿などに弱いが、皮がないので食用とする際はそのまま食用と出来る。調理で使うときは、形を崩さないように鱗片を1枚ずつ剥がしてから使うことが多い。
見る 地下茎とユリ根
ヨシ
ヨシ(葦、芦、蘆、葭、学名: )は、イネ科ヨシ属の多年草。河川および湖沼の水際に背の高い群落を形成する。別名、アシ、キタヨシ。日本ではセイコノヨシ()およびツルヨシ()を別種とする扱いが主流である。 英語では一般的にリード と称されるが、湿地に生える背の高い草の全般も同じスペリングで と総称される。本種のみを示す場合は、 と称される。
見る 地下茎とヨシ
ラン科
ラン科(ランか、蘭科、Orchidaceae)は、単子葉植物の科のひとつで、その多くが美しく、独特の形の花を咲かせる。世界に700属以上15000種、日本に75属230種がある。鑑賞価値の高いものが多く、昔から栽培や品種改良が進められている。他方、採取のために絶滅に瀕している種も少なくない。ラン科の種はラン(蘭)と総称される。
見る 地下茎とラン科
ラッキョウ
ラッキョウ(辣韮、学名: Allium chinense)はヒガンバナ科ネギ属の多年草・野菜。別名は「オオニラ」、「サトニラ」。鱗茎を食用とし、独特の匂いと辛味、歯ごたえがある。
見る 地下茎とラッキョウ
リンドウ科
リンドウ科(リンドウか、Gentianaceae)は、リンドウ目に属する双子葉植物の科である。世界の広い範囲に分布し、極地や高山、砂浜など、かなり環境の厳しいところにも自生している。 一年草または多年草で、地下茎の肥大しているものもある。クロンキスト体系でマチン科(Loganiaceae)であった木本を含む属やゴムミカズラ属()といった属がAPG体系ではリンドウ科に移されているため、APG体系においてはリンドウ科の木本も存在するということになる。葉は鋸歯がなく、対生する。日本にも多くの自生種がある。リンドウやトルコギキョウなどは観賞植物として栽培されており、また、リンドウ、センブリなど、薬草として利用されているものもある。
見る 地下茎とリンドウ科
レンプクソウ
レンプクソウ(連福草、学名:)は、レンプクソウ科レンプクソウ属の多年草『日本の野生植物 草本III 合弁花類』p.145。別名、ゴリンバナ(五輪花)『山溪名前図鑑 野草の名前 夏』p.350。 リンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物の一つである。
見る 地下茎とレンプクソウ
レンコン
レンコン(蓮根、Lotus root)とは、食用に用いられるハスの地下茎。食用となる地下茎部分を指すことが多いが、花などを含めた食用のハス自体を指すこともある。「蓮根」ははすね、はすのねとも読み、蓮根とは別に藕根(ぐうこん)の呼称も存在する。数え方は「1本、2本…」(助数詞も参照)。
見る 地下茎とレンコン
ワラビ
ワラビ(蕨、学名: Pteridium aquilinum subsp. japonicum)はシダ植物の1種。コバノイシカグマ科。かつてはイノモトソウ科に分類されていた。草原、谷地、原野などの開けた日当たりのよいところに群生している。酸性土壌を好む。山菜のひとつに数えられている。新芽は、ワラビナ、サワラビともよばれる。 春から初夏にまだ葉の開いてない若芽(葉)を採取しスプラウトとして食用にするが、この若芽は毒性があるため生のままでは食用にできない。伝統的な調理方法として、熱湯(特に木灰、重曹を含む熱湯)を使ったあく抜きや塩漬けによる無毒化が行われる。また、根茎から取れるデンプンを「ワラビ粉」として伝統的に精製し市場に出荷されているが、とれる量が少なく(原料のわらびの根の重量比約5-6%しか取れない)製造に手間がかかることから、生産量が少ない貴重品となっている。
見る 地下茎とワラビ
ワサビ
ワサビ(山葵・山萮菜、学名: Eutrema japonicum)は、アブラナ科ワサビ属の植物。日本原産山根京子, 杉山泰昭, 魯元学, 律娜, 丹野研一, 木村衣里, 山口裕文、『The Horticulture Journal』2016年 85巻 1号 pp.46-54,。中国大陸の近縁種とは、約500万年前に分化したと推定される。山地の渓流や湿地で生育し、春に4弁の白い小花を咲かせる。 根茎や葉は食用となり、強い刺激性のある香味を持つため薬味や調味料として使われる。日本で栽培・利用される品種は本ワサビとも呼ばれ『東京新聞』夕刊2023年8月31日1面「本ワサビ薫る欧州/英南部の農家、苦節13年7ヵ国に/日本食ブーム追い風採れたての新鮮さ人気(共同通信による)、加工品を含めてセイヨウワサビ(ホースラディッシュ)と区別される。食欲増進作用のほか、抗菌作用がある。
見る 地下茎とワサビ
ボウフウ
ボウフウ(防風、Saposhnikovia divaricata)とはセリ科の草本の一種。 中国東北部から華北原産の多年生草本。花期は8-9月頃で白い小花を咲かせる。 産地により種類がある。
見る 地下茎とボウフウ
トチバニンジン
トチバニンジン(栃葉人参、学名:Panax japonicus、Japanese ginseng)はウコギ科 トチバニンジン属の多年草。薬用植物。日本原産。和名の由来は、葉の形状がトチノキに似ることからきている。
見る 地下茎とトチバニンジン
トリカブト
トリカブト(鳥兜・草鳥頭、学名:)は、キンポウゲ科トリカブト属の総称である。有毒植物の一種として知られる。スミレと同じ「菫」と漢字で表記することもある。
見る 地下茎とトリカブト
トウダイグサ科
トウダイグサ科(トウダイグサか、Euphorbiaceae)は真正双子葉類の科で約300属7500種以上を含む大きな科である。特にトウダイグサ(ユーフォルビア)属 Euphorbia が多く1500種ほどある。 現行のAPG植物分類体系では、新設されたキントラノオ目に属する。 かつてはユズリハ科やツゲ科など多くの種が含められていたが、これらは後に別の科に分けられた。近年では、ラフレシア(巨大な花で有名な寄生植物)がトウダイグサ科の系統に含まれるとする説も提唱されている。
見る 地下茎とトウダイグサ科
トクサ科
トクサ科(トクサか、学名:Equisetaceae)はシダ植物門トクサ綱トクサ目に属する科。トクサ属(Equisetum)のみからなり、現生の15種および化石種からなる。トクサ綱・トクサ目に属する現生唯一の科である。形態や特徴についてはトクサ目を参照のこと。 唯一の属であるトクサ属は世界で北半球の温帯域を中心に約20種が知られる。以下の2亜属を認める。
見る 地下茎とトクサ科
トコン
トコン(吐根、学名: )とは、アカネ科の多年草。
見る 地下茎とトコン
ヒヤシンス
ヒヤシンス(風信子、飛信子、学名: )は、キジカクシ科ツルボ亜科ヒヤシンス属の球根性多年草。ヒアシンスとも表記する。耐寒性秋植え球根として扱われ、鉢植えや水栽培などで観賞される。
見る 地下茎とヒヤシンス
ヒカゲノカズラ綱
ヒカゲノカズラ綱(ヒカゲノカズラこう、学名:, 、lycopsids)は、全ての現生小葉植物(ヒカゲノカズラ目・ミズニラ目・イワヒバ目)が含まれる綱である巌佐ほか 2013, p.1454。かつて伝統的分類ではシダ植物門 の一綱とされた。ヒカゲノカズラ類(石松類)を中心とした維管束植物の群ですべて小葉を持ち、リコプシダとも呼ばれる。デボン紀を中心とした化石植物群であるゾステロフィルム綱とともに小葉植物に含められ、現生植物では小葉植物亜門と指す範囲が一致する。ゾステロフィルム類の位置に関しては議論がありHao & Xue 2013, pp.205-262、本群ヒカゲノカズラ綱を指して小葉類や小葉植物類と呼ぶこともある。
見る 地下茎とヒカゲノカズラ綱
ヒガンバナ科
ヒガンバナ科(ヒガンバナか、Amaryllidaceae)は、単子葉植物の科の1つ。 ヒガンバナ科は多くの分類体系(新エングラー体系、APG植物分類体系など)で認められており、一般に使われる分類群名であるが、クロンキスト体系ではユリ科の中に含められている。 新エングラーではユリ目に含める。形態的にはユリ科に類似するが、新エングラーでは子房下位である点(ユリ科は子房上位または中位)で分けていた。 APGでは新エングラー体系のヒガンバナ科から数属(アルストロメリア属 Alstroemeria 等)を除いたものをキジカクシ目ヒガンバナ科としている。 さらに第3版(APG III)では、それをヒガンバナ亜科、新エングラーではユリ科に含まれていたネギ属及び近縁属(AGPIIではキジカクシ目ネギ科)をネギ亜科、 同じくユリ科のアガパンサス属(AGPIIではキジカクシ目アガパンサス科)をアガパンサス亜科とし、ヒガンバナ科に含めている。
見る 地下茎とヒガンバナ科
ツヅラフジ科
ツヅラフジ科(ツヅラフジか、学名:Menispermaceae)は、双子葉植物の科で、70属500種ほどからなる。ほとんどが熱帯に分布し日本は分布の北限にあたるため数種のみである。
見る 地下茎とツヅラフジ科
テンナンショウ属
テンナンショウ属 (学名:Arisaema) は、サトイモ科に属する属の1つ。有毒なものがある。テンナンショウは「天南星」の意で、この類の球茎の漢方生薬名である。 この属の種は、湿潤な熱帯や温帯に見られ、東アジア、東南アジア、インド南西部、アメリカ合衆国東部、メキシコ、アフリカ東部などに分布する。世界で約180種があり、日本では53種8亜種3変種を認める『日本産テンナンショウ属図鑑』pp.8-12。分布域が広い種によっては、葉や仏炎苞などの変異の幅が著しく、詳細な分類は難しいものもある。また、種によっては、古い図鑑と新しい図鑑では、学名・和名が変わっていることがある。 英語では Cobra lily や Jack-in-the-Pulpit の別名がある。
見る 地下茎とテンナンショウ属
フリージア
フリージア (Freesia refracta) はアヤメ科フリージア属・半耐寒性球根植物の種の一つ。または、フリージア属の総称。日本では別名として菖蒲と水仙双方に似ていることから「菖蒲水仙(アヤメスイセン、ショウブスイセン)」、花の色から「浅黄水仙(アサギスイセン)」、甘い香りから「香雪蘭(コウセツラン)」、その他「コアヤメズイセン」などと呼ばれている。 南アフリカで植物採集をしていたデンマークの植物学者エクロン (Christian Friedrich Ecklon) が発見した植物を親友のドイツ人の医師フレーゼ (F・H・T・Freese) に献名している。
見る 地下茎とフリージア
ドブクリョウ
ドブクリョウ(土茯苓)とはサルトリイバラ科の植物の一種。学名Smilax glabra (Smilax glabraの和名をサンキライとしドブクリョウを別名とすることもある)。 中国南部、台湾に自生する多年生草本。つる性で雌雄異株、7 - 8月頃に白い小花を咲かせる。
見る 地下茎とドブクリョウ
ドクダミ
ドクダミ(蕺・蕺草・蕺菜、学名: )は、ドクダミ科ドクダミ属の多年草の一種である。ドクダミ属 は、本種のみを含む。
見る 地下茎とドクダミ
ドクダミ科
ドクダミ科(ドクダミか、学名: )は、コショウ目に属する科の1つである。多年草であり、精油を含み、葉は単葉で互生する。個々の花は小さく花被を欠き、雄しべと雌しべだけからなる。しばしば花序(花の集まり)の基部に花弁状の白い苞をもち、花序全体が1個の花のように見える(図1)。北米および東アジアから東南アジアに分布し、4属6種ほどが知られる。日本ではドクダミとハンゲショウが生育している。
見る 地下茎とドクダミ科
ニンニク
ニンニク(大蒜・忍辱木村秀次・黒澤弘光『大修館現代漢和辞典』大修館出版、1996年12月10日発行(436ページ)・〈稀に〉人肉、学名: )は、ヒガンバナ科ネギ属の多年草。香りが強く、強壮・スタミナ増進作用があると信じられているため、球根(鱗茎)を香辛料などとして食用にするほか、茎も「ニンニクの芽」(トウ)と呼ばれて野菜として調理される。強烈な風味を持つことから、肉食の習慣がある地域で肉類と併用し、くさみを消す食材、香辛料として普及している。
見る 地下茎とニンニク
ホソバオケラ
ホソバオケラ(細葉朮、学名:Atractylodes lancea)はキク科の植物の1種。別名はソウジュツ。
見る 地下茎とホソバオケラ
ダリア
ダリア(dahlia、学名:)は、キク科ダリア属の多年生草本植物の総称。 「ダリア」 (dahlia) の名は、スウェーデンの植物学者でリンネの弟子であったアンデシュ・ダール (Anders Dahl) にちなむ。 和名は、花の形がボタンに似ているため、テンジクボタン(天竺牡丹)と呼ばれた。
見る 地下茎とダリア
ダイオウ属
ダイオウ属(学名:Rheum)は、タデ科の属の1つである。本属の植物を総称して大黄(だいおう)という。薬用植物であり、生薬・漢方薬の分野では、本属の一部植物の根茎を基原とした生薬を大黄と言う。 大黄は『神農本草経』の下品に収載されており、別名を「将軍」と称するが、陶弘景は「大黄とはその色である。将軍なる号はその薬効が峻烈、快速なのを表示したものだ」といっており、非常に古くから薬用とされ、中国では既に戦国時代の『山海経』にその記載がみられる。ヨーロッパではディオスコリデスの『ギリシア本草』(77年)に記載されている。日本への渡来は、正倉院に良質のものが残存していることから、奈良時代には生薬として輸入されていた。
見る 地下茎とダイオウ属
ベゴニア
ベゴニア (Begonia) とは、シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属、学名 Begonia)に属する植物の総称である。
見る 地下茎とベゴニア
アミガサユリ
アミガサユリ(編笠百合)ユリ科バイモ属の半蔓性多年草。原産地は中国で、観賞用として栽培される事が多い。
見る 地下茎とアミガサユリ
アマドコロ
アマドコロ(甘野老、学名: var. pluriflorum)は、キジカクシ科アマドコロ属の多年草。広義には 全体を指す。日当たりのよい山野に生え、草丈50センチメートル前後で、長楕円形の葉を左右に互生する。春に、葉の付け根からつぼ形の白い花を垂れ下げて咲かせる。食用や薬用にもなる。変種に大型のヤマアマドコロ、オオアマドコロがある。
見る 地下茎とアマドコロ
アネモネ
アネモネ(学名:)は、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。和名はボタンイチゲ(牡丹一華)、ハナイチゲ(花一華)、ベニバナオキナグサ(紅花翁草)。または、アネモネ属()の総称を表すこともある。ヨーロッパ南部から地中海東部沿岸地域が原産。 語源はギリシア語で「風」を意味する Άνεμος (anemos) から。ギリシア神話中に、美少年アドニスが流した血よりこの植物が産まれたとする伝説があり、稀にアドニスと呼ぶこともある。なお、 はフクジュソウ属の学名である。 古くから人との関わりが深く、原生地から各地への伝播には、十字軍や巡礼者が関わっており、神話や伝説にも多く登場する。
見る 地下茎とアネモネ
アヤメ科
アヤメ科(アヤメか、)は単子葉植物の科で、多年草からなる。世界に66属2000種ほどありStevens (2001 onwards)、南アジアなどを除く世界の熱帯から温帯にかけて分布し、特に南アフリカに多く産する。花は放射相称または左右相称で、外花被・内花被が各3枚、おしべが3本ある。めしべは3裂し、裂片が花弁状になるものもある。花の基部には2枚の苞がつく。子房下位で、果実は蒴果となる。地下茎が球根状になるものも多い。 アヤメ、ハナショウブ、カキツバタ、グラジオラス、フリージア、クロッカスなど、花を観賞するために栽培されるものが多数ある。サフランは香辛料として使われる。
見る 地下茎とアヤメ科
アブラナ科
アブラナ科(アブラナか、)はアブラナ目に属する科の一つ。4枚の花弁が十字架のように見えることから、昔は十字花科(Cruciferae)とも呼ばれていた。APG植物分類体系では、すべての植物の科名が典型属に由来するものに改められたため、アブラナ属 に由来するものになっているが、旧学名も保留名として認められており、最新の書籍でも新名と保留名が併記されていることが多い。 十字架状の花弁と、細長い(種によっては扁平なうちわ型の)角果が特徴。ワサビやキャベツ、ダイコンなどのように、野菜あるいは香辛料として利用されるものを含む。またシロイヌナズナはモデル生物として有名である。 アブラナ科はフウチョウソウ科と近縁であり、APG植物分類体系(第2版まで)ではこれも(グループ内の詳細な関係が不明だったため、暫定的に)アブラナ科に含めていた。
見る 地下茎とアブラナ科
アカネ科
アカネ科(学名:Rubiaceae)は、リンドウ目に属する被子植物の科の一つ。アカネなどを含む。クロンキスト体系ではアカネ目に分類されていた。
見る 地下茎とアカネ科
アカバナ科
アカバナ科(アカバナか、Onagraceae)は、フトモモ目の科で、その多くは多年草。まれに低木。約640-650種あり、世界中に分布している。フクシア、ツキミソウ、マツヨイグサなどを含む。世界に約37属あり、日本には5属が分布し、その他、帰化種・栽培種がある。花はふつう4数性か2数性。雄蕊は花弁と同数か2倍数となる。
見る 地下茎とアカバナ科
アカヤジオウ
アカヤジオウ(赤矢地黄)とは、ゴマノハグサ科(APG IVではハマウツボ科)の植物の一種。学名Rehmannia glutinosa。中国原産で地下茎は太く赤褐色で、横にはう。葉は長楕円形で、根際から出る。初夏、15-30cmの茎を出し、淡紅紫色の大きい花を数個開く。
見る 地下茎とアカヤジオウ
アサ科
アサ科(アサか、学名:Cannabaceae)はバラ目に属する植物の科の一つ。
見る 地下茎とアサ科
イネ科
イネ科(イネか、)は、おおよそ700属と8000種が属する被子植物単子葉類の大きな科である。世界中で広く分布する。古くは禾本科(かほんか)又はホモノ科とも呼んだ。
見る 地下茎とイネ科
イワヒバ科
イワヒバ科(イワヒバか、学名:)は、ヒカゲノカズラ植物門に属する科の1つである。その姿はヒカゲノカズラ科のものによく似ているが、いくつかの点で異なっている。
見る 地下茎とイワヒバ科
イワタバコ科
イワタバコ科(イワタバコか、Gesneriaceae)は、シソ目に属する双子葉植物の科のひとつ。クロンキスト体系ではゴマノハグサ目に含められていた。世界の熱帯から亜熱帯を中心に、一部は温帯域にかけて、約150-160属2000-3200種ほどが属する大きな科である。日本にもイワタバコなどの自生種がある。
見る 地下茎とイワタバコ科
イシモチソウ
イシモチソウ Drosera はモウセンゴケ科モウセンゴケ属の食虫植物。茎生葉には粘液滴がつき、これで小石を粘りつけて持ち上げることができるとして和名がある。また茎生葉が三日月形~楯形であり、学名および英名の由来となっている(いずれも「楯」を意味するpelta、shield より)。
見る 地下茎とイシモチソウ
ウマノスズクサ科
ウマノスズクサ科(ウマノスズクサか、)は、コショウ目に属する植物の科である。クロンキスト体系および新エングラー体系ではウマノスズクサ目に属していた。熱帯に多く、温帯(東アジア・北米・ヨーロッパ)にかけて世界に6属約600種が分布し、日本にはウマノスズクサ属とカンアオイ属が自生する。また、カンアオイ属をフタバアオイ属、ウスバサイシン属及びカンアオイ属などに分ける意見もある。花は3数性をしめし、両性で、大部分は花弁がなく(一部のものは花弁3枚)、萼は合生して筒状(先が3裂する)、ラッパ状または細長い管状になる。おしべは6または12本のものが多い。子房下位または半下位。
見る 地下茎とウマノスズクサ科
ウラボシ科
ウラボシ科(Polypodiaceae)は、シダ植物門に含まれる科のひとつである。和名の「裏星」という名は葉の裏の胞子のう群が円形で、それが多数並んでいるのを星に見立てたものである。かつてはほとんどのシダがこれに含まれていた。現在では単葉を持つ着生植物が多い。
見る 地下茎とウラボシ科
ウド
ウド(独活、学名: Aralia cordata)は、ウコギ科タラノキ属の大型の多年草。山野に自生するほか、栽培も行われている。生長すると茎が太く大きくなり、若い葉や茎は香りが強く山菜や野菜として好まれる。季語は晩春。
見る 地下茎とウド
ウコン
ウコン(鬱金、学名: )は、ショウガ科ウコン属の多年草。英称ターメリック。インドが原産であり、紀元前からインドで栽培されている。「鬱金」の原義は「鮮やかな黄色」。呉音「ウッコン」が転訛しウコンとなった。 東南アジア諸国には、インドネシア原産でクルクミンの含有量が多く薬効が強い変種ジャワウコン があり、現地名由来のクニッツや別名クスリウコンという呼び名で日本でも流通している。ヒンディー語・ウルドゥー語・グジャラーティー語のハルディ (Haldi) でも知られる他に、琉球語のウッチン、インドネシア語・マレー語のクニット (kunyit、通常は英語の複数形にしてクニッツ)、ハワイ語のオレナ (Ōlena) などでも知られる。タイ語では、カミンチャン。
見る 地下茎とウコン
ウコギ科
ウコギ科 (ウコギか、Araliaceae) は真正双子葉類の科の一つ。木本、大型草本、およびつる性植物からなり、約60属900種を含む。 葉は掌状単葉または複葉(掌状、羽状)。花は小型で放射相称、子房下位。大きな散形などの花序を作る。 ウド、タラノキ、コシアブラ、タカノツメ、ウコギなど野菜・山菜として食用にされるもの、ヤツデ、カクレミノ、キヅタ、シェフレラなど庭木・観葉植物として利用されるもの、また薬用のオタネニンジン(朝鮮人参、高麗人参)などを含む。 最近の分子系統学的研究によれば、この科はセリ科およびトベラ科と近縁(セリ目)で、これらとの境界はまだ確定していない。セリ科を広くとってここにウコギ科を含める見解もある。かつてはミズキ科とも類縁があるといわれたが、旧ミズキ科の一部の種のみが近縁であるとしてセリ目に移されている。
見る 地下茎とウコギ科
ウスバサイシン
ウスバサイシン(薄葉細辛林 (2009)、549頁、学名:Asarum sieboldii )は、ウマノスズクサ科カンアオイ属に分類される多年草の1種(シノニム:Asiasarum sieboldii、Asarum sieboldii var. cineoliferum(カワリバウスバサイシン))学名はSugawara, Takashi.
見る 地下茎とウスバサイシン
エシャロット
エシャロット(、学名: Allium cepa var. aggregatum)は、タマネギの一種、具体的にはタマネギ()の変種である。調味料および野菜として栽培されており、食用とされる球根(鱗茎)もエシャロットと呼ばれる。タマネギはヒガンバナ科に分類される(以前はユリ科)。 変種名aggregatumはラテン語で「群生の、密集の」という意味である。 以前は別の種A.
見る 地下茎とエシャロット
エゾウコギ
エゾウコギ(蝦夷五加木、学名:Eleutherococcus senticosus)はウコギ科の落葉低木。別名は、ハリウコギ。薬用植物で根皮を薬用として用いる。
見る 地下茎とエゾウコギ
エゾエンゴサク
エゾエンゴサク(蝦夷延胡索、学名: subsp. )はケシ科キケマン属の多年草福原達人 (2016)「ケシ科」『改訂新版 日本の野生植物 2』p.104。 従来、本種の学名は とされ、分布地は、北海道から本州の中部以北の日本海側とされていたが、学名は上記のものに変更され、また、本州の東北地方から北陸地方に分布するものは、別種のオトメエンゴサク とされている『新分類 牧野日本植物図鑑』p.461。
見る 地下茎とエゾエンゴサク
オモダカ科
オモダカ科(オモダカか、Alismataceae)は、被子植物の科のひとつ。 ほぼ全種が水性の多年草であり,抽水性,浮葉性,沈水性のものが知られる. 主に河川や湿地で生活する湿地性・抽水性の植物。大きなものでは1メートル近いが、小さなものでは葉長は数センチメートル程度である。日本を含むアジア、南北アメリカ大陸と広範囲に分布している。模式属はサジオモダカ属。
見る 地下茎とオモダカ科
オニノヤガラ
オニノヤガラ(鬼の矢柄、学名:Gastrodia elata )は、ラン科オニノヤガラ属の多年草。腐生植物。
見る 地下茎とオニノヤガラ
オウレン
オウレン(黄連、学名:Coptis japonica)とはキンポウゲ科オウレン属の多年草の一種。種小名の japonica からわかるように日本固有種。山林に自生するが、数は少ない。地中の根茎は黄褐色をしており、「オウレン(黄連)」という生薬である。
見る 地下茎とオウレン
オオツヅラフジ
オオツヅラフジ(大葛藤、Sinomenium acutum, シノニム:Cocculus acutus)とは、ツヅラフジ科ツヅラフジ属のつる性木本。有毒で、ツヅラフジ(葛藤)という別名も付けられている。
見る 地下茎とオオツヅラフジ
オカ (植物)
オカ(スペイン語:oca、学名:Oxalis tuberosa)は、カタバミ科カタバミ属の多年草。南アメリカ大陸原産。肥大化した地下茎(塊茎)は食用となり、アンデス山脈においてジャガイモに次ぐ重要な芋類として栽培されている。
見る 地下茎とオカ (植物)
オケラ (植物)
オケラ(朮、白朮、学名: Atractylodes lancea)はキク科オケラ属の多年草である。近縁種とともに生薬として用いられる。また若芽を山菜として食用にもする。地方名が多数あり、ウケラ、カイブシ、カイブシノキ、カイブシコケラ、ウワオロシ、オケラッパ、エヤミグサなどとよばれている。中国植物名は、東蒼朮(とうそうじゅつ)、関蒼朮(かんそうじゅつ、關蒼术)、茅君寶篋(清異録)。
見る 地下茎とオケラ (植物)
カノコソウ
カノコソウ(鹿の子草、学名:Valeriana fauriei Briq.)はオミナエシ科カノコソウ属の多年草。別名はハルオミナエシ。
見る 地下茎とカノコソウ
カラハナソウ
カラハナソウ(唐花草、学名: Humulus lupulus var. cordifolius )はアサ科カラハナソウ属の多年草。つる性で雌雄異株。ビール製造に使われるホップと近縁で、雌果穂は食用になる。
見る 地下茎とカラハナソウ
カラジューム属
カラジューム属(カラジュームぞく)とはサトイモ科の属の一つ。カラジウム属とも。学名Caladium。和名ハイモ属。白鷺(しらさぎ)ともいう。 熱帯アメリカ、西インド諸島に約15種が分布する。この属の中には、葉が美しいので観葉植物として栽培されるものがある。球根(正確には塊茎)で繁殖させる。
見る 地下茎とカラジューム属
カラスビシャク
カラスビシャク(烏柄杓、学名:Pinellia ternata)とは、サトイモ科の植物の一種である。別名や、乾燥させた根茎は半夏(はんげ)の名で知られる。花は小型の仏炎苞で、ひものような付属体が上部に伸びるのが特徴。
見る 地下茎とカラスビシャク
カルダモン
カルダモン(Cardamom。、cardamon、cardamum)は、ショウガ科(Zingiberaceae)のショウズク属(Elettaria)とアモムム属(Amomum)の複数の植物の種子から作られる香辛料である。どちらの属もインド亜大陸およびインドネシア原産である。これらは小さな種子鞘によって識別される。鞘は断面が三角形、紡錘形であり、薄く紙のような外殻と小さく黒色の種子を持つ。ショウズク属の鞘は薄緑色でより小さく、アモムム属の鞘はより大きく暗褐色である。 カルダモンに使われる植物種は熱帯および亜熱帯アジアの至るところに自生する。カルダモンへの最初の言及はシュメールやインドのアーユルヴェーダ文献で見られる。今日、カルダモンはグアテマラ、マレーシア、タンザニアといったその他の一部の国々でも栽培されている。ドイツのコーヒー園経営者Oscar Majus Kloefferが第二次世界大戦前にインドのカルダモンをグアテマラで栽培し始めた。2000年までに、グアテマラはインドを抜いて世界最大のカルダモンの生産国・輸出国となった; accessed 25 July 23014.。
見る 地下茎とカルダモン
カンナ (植物)
カンナ(美人蕉、Canna)は、カンナ科カンナ属(Canna)の植物の一群。多様な種類、園芸品種がある。 春に球根を植えると、夏から秋にかけて独特の形をした花を咲かせる。葉は、緑色のものと赤銅色のものがある。球根で殖やすが、暖かい地方では掘りあげる必要が無く、宿根草として扱うことができる。
見る 地下茎とカンナ (植物)
カンナ科
カンナ科(カンナか、Cannaceae)は、単子葉植物の科で、ショウガ目に属する。ダンドク科とも呼ぶ。カンナ属(Canna)だけからなる単型科で、野生種は熱帯地方に50種以上ある。 品種改良されて園芸植物として利用されるカンナ(ハナカンナ、Canna x generalis)が有名である。
見る 地下茎とカンナ科
カタバミ科
カタバミ科(カタバミか、Oxalidaceae)は双子葉植物の分類群のひとつ。8属約930種を含むが、カタバミ属がその大部分を占め世界に広く分布する。草本または木本。
見る 地下茎とカタバミ科
ガジュツ
ガジュツ(莪朮、Curcuma zedoaria)は、ショウガ科ウコン属の1種の多年草。別名紫ウコン・夏ウコンともいうが、ウコン(秋ウコン、ターメリック、C. longa )、春ウコン(キョウオウ、C. aromatica )とは別種である。沖縄ではムラサキウッチン、屋久島ではガゼツともいう。英語名はゼドアリー (zedoary) 、またはホワイトターメリック (white turmeric)。タイ名はマハーメーク。 マレーシア・インド・ヒマラヤ原産。日本には享保年間に伝来し、屋久島や沖縄などの暖かい地方で栽培されている。ウコンに比べ寒さに弱い。 広卵形の根茎と多くの塊茎がある。葉は数枚根生し、長柄があり、長楕円形をしている。葉の長さは数十センチ、下部は紫がかる。葉間に広い楕円形の穂状花序があり、苞は卵形で緑色。5~6月頃にウコンに似た花を咲かせる。
見る 地下茎とガジュツ
キンポウゲ科
キンポウゲ科(学名:Ranunculaceae)は、双子葉植物キンポウゲ目に属する科である。ウマノアシガタ科(ウマノアシガタはキンポウゲの別名、普通は前者を標準和名とする)やキツネノボタン科の名も用いられる。多くは草本またはつる性。模式属はキンポウゲ属。
見る 地下茎とキンポウゲ科
キクイモ
キクイモ(菊芋、学名: Helianthus tuberosus)は、キク科ヒマワリ属の多年草。別名はアメリカイモ、ブタイモ、カライモ(唐芋)、サンチョーク、エルサレムアーティチョーク、トピナンブール。北アメリカ原産で、世界中に外来種として分布している。名の通り、夏にキクのような黄色い花を咲かせ、地中にできる塊茎は食用になる。草丈は2メートル以上になり大きく生長するが、栽培はほとんど手間がかからない。塊茎に含まれるイヌリンが腸内環境を整え、血糖値を下げる効果があるとして、健康野菜としても注目されている。
見る 地下茎とキクイモ
キク科
イワニガナ(ジシバリ) クリサンセマム(青はネモフィラ) キク科(キクか、学名:、保留名:)は、被子植物真正双子葉類に属する1分類群である。最も進化し、最も分化している植物とされている。
見る 地下茎とキク科
キジカクシ科
キジカクシ科(キジカクシか、学名:)はキジカクシ目に属する単子葉植物の科の1つ。クサスギカズラ科ともいう。
見る 地下茎とキジカクシ科
ギボウシ
ギボウシ(擬宝珠)は、キジカクシ科リュウゼツラン亜科ギボウシ属(学名: )の総称。山間の湿地などに自生する多年草。食用となり、花が美しく、日陰でもよく育つため、栽培される。 新エングラー体系及びクロンキスト体系ではギボウシ属はユリ科 に含められていた。
見る 地下茎とギボウシ
クロッカス
クロッカス は、アヤメ科クロッカス属の総称、または、クロッカス属の内で花を楽しむ園芸植物の流通名。
見る 地下茎とクロッカス
クワイ
クワイ(慈姑、学名:Sagittaria trifolia L. 'Caerulea')とは、オモダカ科オモダカ属の水生多年草である、オモダカの栽培品種である。別名として、田草、燕尾草(えんびそう)、クワエが知られる。日本では食用に栽培されてきた歴史が古く、また葉の形が独特なため、地域により様々な呼び方がされている原田治『中国料理素材辞典 野菜・果実編』柴田書店、。
見る 地下茎とクワイ
グラジオラス
グラジオラス(学名: )は、アヤメ科グラジオラス属の植物の総称。日本には自生種はなく、園芸植物として植えられている。別名、トウショウブ(唐菖蒲)、オランダショウブ(阿蘭陀菖蒲)。名前は古代ローマの剣であるグラディウスに由来し、葉が剣に類似していることが根拠といわれる。日本では明治時代に輸入され、栽培が開始された。根は湿布薬の材料に使われる。
見る 地下茎とグラジオラス
グロキシニア
グロキシニア(Gloxinia / Florist's gloxinia / Brazilian gloxinia、学名:Sinningia speciosa)は、イワタバコ科の常緑または宿根多年草。和名はオオイワギリソウ(大岩桐草)。鉢植えなど園芸植物として、温室栽培される。 元々はグロキシニア属に分類されていたが、グロキシニア属が再編されたのに伴ってオオイワギリソウ属へ編入された。このため、今でも「グロキシニア」と呼ばれることが多いが、現在のグロキシニア属は Gloxinia perennis など5種のみであり、本種のように栽培される機会は少ない。
見る 地下茎とグロキシニア
ケシ科
ケシ科(ケシか、Papaveraceae)は、双子葉植物に属する科。ケシ、ヒナゲシ、ハナビシソウ、ケマンソウ亜科、オサバグサ、クサノオウ、タケニグサ、ケナシチャンパギクなどを含む。
見る 地下茎とケシ科
ゲンチアナ
ゲンチアナ。
見る 地下茎とゲンチアナ
コバノイシカグマ科
コバノイシカグマ科(コバノイシカグマか、Dennstaedtiaceae)は、シダ植物の科の1つ。胞子嚢群が葉の縁か近くに着き、比較的原始的な群と考えられる。
コンニャク
コンニャク(蒟蒻、菎蒻、学名:)は、サトイモ科の植物、あるいはその球茎から製造される食品である。以下、本項では植物としてのコンニャクを表記する場合は「コンニャク」、食品などの加工品としてのコンニャクを表記する場合は「蒟蒻」として区別する。
見る 地下茎とコンニャク
コールラビ
コールラビ(毬茎甘藍、Kohlrabi、学名: Brassica oleracea var. gongylodes)はアブラナ科の越年草。原産地は地中海北部。球状に肥大した茎部を、皮をむいて食用とする野菜である。茎は緑色系と紫色系があり、キャベツやブロッコリーの茎に似た味で、サラダやピクルスなどにする。語源はドイツ語で、キャベツを指すkohlとカブを指すrabiより。キュウケイカンラン(球茎甘藍)やオランダナ、Kohlrabiの直訳であるカブカンラン(蕪甘藍)、カブタマナ(蕪玉菜)、カブラハボタンといった別名がある(甘藍、玉菜=キャベツ)。
見る 地下茎とコールラビ
シュロソウ科
シュロソウ科(シュロソウか、またはメランチウム科(メランチウムか)、Melanthiaceae)は、単子葉類ユリ目の中の分類群で、従来の分類(新エングラー体系、クロンキスト体系等)ではユリ科に含められることが多かった。APG植物分類体系では16属170種Stevens 2001 onwardsほどの草本からなる。主として北半球温帯に分布。 アルカロイドを含む有毒な種が多い。
見る 地下茎とシュロソウ科
シュウカイドウ科
シュウカイドウ科(シュウカイドウか、秋海棠、Begoniaceae)は双子葉植物の科のひとつで、ベゴニアなどを含む、球根性の草本が多い。2属少なくとも2000種がある。葉は左右非対称、子房下位で、果実には3翼があり、種子は1mlあたり数千粒もある微細種子である。
見る 地下茎とシュウカイドウ科
ショウマ (植物の名)
ショウマ(升麻)とは、日本においてはキンポウゲ科の植物であるサラシナショウマとその近縁種の漢方での名称であるが、科と属をまたいで広範囲の植物名に用いられている。この記事にはこれをまとめておく。
ショウガ
江戸時代の農業百科事典『成形図説』のイラスト(1804) ショウガ(生姜、学名: Zingiber officinale)はショウガ科ショウガ属の多年草であり、根茎部分は香辛料として食材に、また生薬として利用される。熱帯アジア原産。各地で栽培されている。
見る 地下茎とショウガ
ショウガ科
ショウガ科(ショウガか、学名: Zingiberaceae)は、およそ50の属と総計およそ1600の既知種から成る被子植物の科である。ショウガ科植物は芳香のある多年生草本であり、塊茎状の匍匐根茎を持つ。花の形は見かけ上はラン科の花にやや似る。熱帯アフリカ、アジア、アメリカ州の至るところに分布している。 ショウガ科の多くの種は重要な観賞植物、香辛料、薬用植物である。観賞植物となる属にはキフゲットウ(ハナミョウガ属 Alpinia)、クルクマ・シャローム(Curcuma alismatifolia)、グロッバ属 Globba、( Hedychium)、(Kaempferia)、トーチジンジャー Etlingera elatior、(Renealmia)、ショウガ( Zingiber)が含まれる。香辛料には、ショウガ(ショウガ属)、ガランガル(タイショウガ、''Alpinia galanga''やその他の種)、ギニアショウガ(Aframomum melegueta)、ミョウガ(Zingiber mioga)、(Aframomum corrorima)、ウコン(ウコン属 Curcuma)、カルダモン(アモムム属 Amomum、ショウズク属 Elettaria)がある。
見る 地下茎とショウガ科
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ(猩々袴、学名: Heloniopsis orientalis )は、メランチウム科ショウジョウバカマ属の多年草。北海道から九州までの、やや湿った場所に生える。垂直分布が広く、人里近くの田んぼの畦道から高山帯の高層湿原まで生えている。
シラン
シラン。
見る 地下茎とシラン
シクラメン
シクラメン(学名:)は、サクラソウ科シクラメン属に属する地中海地方が原産の多年草の球根植物の総称である。この記事においては特に明記しない限りはとその品種、変種のみを指して用いる。
見る 地下茎とシクラメン
シクラメン属
シクラメン属(シクラメンぞく、学名: )は、サクラソウ科の属の一つ。歴史的にはサクラソウ科にまとめられているが、近年ヤブコウジ科へ分類が一時議論されるなど、分類が不安定になっている。
見る 地下茎とシクラメン属
シシウド
シシウド(猪独活、Angelica pubescens)は、日本と中国が原産のセリ科の植物である。 草本植物多年生植物である。3回羽状の葉は長さ1mになり、小葉は5-10cmになる。花は白色で、大きな散形花序となる。 若い茎や葉は山菜として食用となり、しばしばウドと混同される。中国医学にも用いられる。
見る 地下茎とシシウド
シソ科
シソ(''Perilla frutescens'') レモンバーム(''Melissa officinalis'') ヒメオドリコソウ(''Lamium purpureum'') シソ科(シソか、Lamiaceae)はシソ目に属する植物の科の一つ。 シソのほか、バジル、ミント、ローズマリー、ラベンダー、セージ、マジョラム、オレガノ、タイム、レモンバームなど多くのハーブを含むほか、サルビア、ムラサキシキブ、アジュガなど非芳香性の品種も園芸品種として栽培される。 一般にシソ科植物は茎は四角く葉が対生で特有の香気を有する。多くは草本であるが低木や高木の種もある。 葉は対生で、精油を含むため香気に富むものが多い。
見る 地下茎とシソ科
ジャガイモ
ジャガイモ(、学名:)、別名は、ナス科ナス属の多年草の植物。南アメリカのアンデス山脈原産。世界中で栽培され、デンプンが多く蓄えられる地下茎が芋の一種として食用される。揚げる、蒸す、茹でる、煮込み料理にするなどのほか、コロッケやポテトチップスなどの加工食品にもされ、デンプン原料としても需要がある。保存がきく野菜として扱われる一方で、主食にもなりえる重要な食物であり、ビタミンCやカリウムなどの豊富な栄養を含む特徴がある。芋から発芽した芽や光に当たって緑色になった皮などに有害物質を含む(#毒性を参照)。世界的に多く食されている食物である。 リンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物の一つである。
見る 地下茎とジャガイモ
スイバ
スイバ(酸葉、蓚、酸い葉、酸模、学名: Rumex acetosa)はタデ科スイバ属の多年草。道端などに生えて、草丈は60センチメートル前後で、高いもので1メートルになる。茎葉はところどころで赤みを帯び、下部は矢じり形の根から生える葉がつき、上部は茎を抱くかたちの葉がつく。初夏から夏にかけて、赤みを帯びた淡緑の花を花穂になってつける。薬用にもできる食草で、ヨーロッパではソレルともよばれる野菜。食べると酸っぱい味がするので日本地方名でスカンポともよばれるが、同別名をもつイタドリとは別の植物である。
見る 地下茎とスイバ
スイカズラ科
スイカズラ科(すいかずらか、Caprifoliaceae)は双子葉植物の科で、スイカズラのほか、花を観賞するアベリア、タニウツギや、果実を食用にするハスカップ(クロミノウグイスカグラ)を含む。旧スイカズラ科には、庭木にするサンゴジュ、ガマズミ、ニワトコなどを含む。多くは木本で一部はつる性あるいは草本。16属 500種前後からなり、北半球温帯、特に東アジアと北米に多い。 最近の研究で従来のスイカズラ科はいくつかの系統(大部分がマツムシソウ目に入る)に分かれることが明らかになった。新しいAPG分類体系では、CarlemanniaとSilvianthusの2属をCarlemanniaceae(カルレマンニア科:シソ目)に、ニワトコ属とガマズミ属をレンプクソウ科(マツムシソウ目)に移している。その他はAPG IIIでは狭義スイカズラ科にマツムシソウ科やオミナエシ科を加えてスイカズラ科とまとめているが、狭義スイカズラ科だけをスイカズラ科と見なしてリンネソウ科とタニウツギ科を独立させても良い。
見る 地下茎とスイカズラ科
スイセン属
スイセン属(スイセンぞく、学名: )は、ヒガンバナ科の属の一つ。この属にはニホンズイセンやラッパスイセンなど色や形の異なる種や品種が多くあるが、この属に含まれる植物を総称してスイセンと呼んでいる。 狭義には、学名 や、その変種であるニホンズイセン( var.
見る 地下茎とスイセン属
スギナ
スギナ(杉菜、接続草、学名: )は、シダ植物門トクサ綱トクサ目トクサ科トクサ属の植物の1種。日本に生育するトクサ類では最も小柄である。一般的には栄養茎をスギナ、胞子茎をツクシ(土筆、筆頭菜)と呼び分けることがある。
見る 地下茎とスギナ
ススキ
ススキ(芒、薄、)とは、イネ科ススキ属の植物。尾花(おばな)ともいい秋の七草の一つ。また茅(かや。「萱」とも書く)と呼ばれる有用植物の主要な一種。 野原に生息し、ごく普通に見られる多年生草本である。
見る 地下茎とススキ
スズラン
スズラン(鈴蘭、学名: Convallaria majalis var. manshurica)は、スズラン亜科スズラン属に属する多年草の一種。狭義にはその中の一変種Convallaria majalis var. keiskeiを指す。学名のConvallariaはラテン語の谷(Convallis)に由来する。君影草(きみかげそう)、谷間の姫百合(たにまのひめゆり)の別名もある。 本種は「ラン」と付いているがラン科ではなくキジカクシ科(旧科名ユリ科)に分類される。スズランの別名を持つ植物にラン科のカキランがあり、『日本草木植物総検索誌』(1979年)の和名索引ではともに「スズラン」とされ科名で区別されている。他にイチヤクソウやベンケイソウもスズランと呼ばれていたことがある。
見る 地下茎とスズラン
セリ科
セリ科 (セリか、Apiaceae) は、ニンジンやパセリを含む被子植物の科の一つ。芳香を持ち、ハーブや野菜、香辛料として使われる種を多く含む。 セリ科の植物には抗変異原性があるものが多い。かつて、セリ科の植物は、デザイナーフーズ計画でがん予防に効果のある食物として上位の重要度に位置付けられていた。 特徴的な散形(傘形)花序をつけるので、古くは散形科または傘形科(さんけいか)と呼ばれた。ラテン名の代替名である Umbelliferae も同じ意味である。 はからかさばな科と訳している。子房下位で果実は分果(2個に割れる)。
見る 地下茎とセリ科
タマネギ
タマネギ(玉葱、葱頭; 学名: )は、ヒガンバナ科ネギ属の多年草。園芸上では一年草もしくは二年草として扱われる。 ネギ属の中でも大きく肥大した鱗茎を持つ種で、玉ねぎの品種によって色、形状、大きさは様々である。主に鱗茎が野菜として食用とされるほか、倒伏前に収穫した葉(葉タマネギ)もネギと同様に調理できる。かつてクロンキスト体系による分類ではユリ科に属していた。 リンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物の一つである。
見る 地下茎とタマネギ
タロイモ
タロイモ()は、サトイモ科の植物のうち、根茎を食用とするために栽培されている栽培種の総称。
見る 地下茎とタロイモ
タデ科
タデ科(タデか、)は双子葉植物の科の1つである。 50–60属、約1100種。 種数の多い属としては、約250種のエリオゴヌム属 、約200種のギシギシ属 、約130種のハマベブドウ属 、約100種のイヌタデ属 がある。かつては300種を有すタデ属 があったが、約8属に分割された。 日本には3-12属約70種が自生または帰化する。
見る 地下茎とタデ科
タケニグサ
タケニグサ(竹似草、学名: )はケシ科タケニグサ属の多年生草本である。 成長すると高さ1 - 2メートルを越える高さに達する。伐採地や崩壊地の先駆種となり、都市の空地などにも多く見られる。世界に2種のみで、日本原産種と、中国大陸,台湾原産の小果博落廻(学名;Macleaya_Microcarpa)のみである。南アメリカ大陸のアルゼンチン,コロンビア等にボッコニア,ボッコニア フルテサエンス等と云う近い種類の木本植物が在る。
見る 地下茎とタケニグサ
サルトリイバラ科
サルトリイバラ科(サルトリイバラか、またはシオデ科(シオデか)、Smilacaceae)は単子葉植物に属する科。 従来ユリ科に含められていたが、形態が他のユリ科植物と大きく異なるためクロンキスト体系では独立の科とされている。
見る 地下茎とサルトリイバラ科
サトイモ
サトイモ(里芋、学名:)は、東南アジアが原産のタロイモ類の仲間で、サトイモ科の植物。茎の地下部分が肥大化した芋(塊茎)と、葉柄を食用にし、葉柄は芋茎(ズイキ)と呼ばれる。
見る 地下茎とサトイモ
サトイモ科
サトイモ科(サトイモか、Araceae)は、オモダカ目を構成する科の一つである。温暖で湿潤な環境を好み、湿地や沼地に生育するものも多い。花軸に密集した小さな花(肉穂花序)と、それを囲むように発達した苞(仏炎苞)が特徴。 サトイモやコンニャクなど、食品として重要なものも多いが、美しい葉や花を観賞するために栽培される種も多い。 新エングラー体系及びクロンキスト体系ではサトイモ目に分類されていた。
見る 地下茎とサトイモ科
サクラソウ科
サクラソウ科 (サクラソウか、Primulaceae) は、北半球の暖帯から寒帯を中心に広く分布する被子植物の科である。 従来の分類体系によるサクラソウ科(狭義)、ヤブコウジ科、テオフラスタ科およびイズセンリョウ科を含んだ広義のサクラソウ科としては、世界に60-80属、2300-2600種が知られ、日本には8-10属、50種余りが分布する『改訂新版 日本の野生植物 4』p.187。
見る 地下茎とサクラソウ科
サジオモダカ
サジオモダカ(Alisma plantago-aquatica var. orientale)は、オモダカ科サジオモダカ属の植物。和名は、葉の形がさじ(スプーン)に似ていることによる。サジオモダカの塊茎は沢瀉(たくしゃ)と呼ばれ、利尿効果などのある漢方薬として利用される。なお沢瀉という漢字は「おもだか」とも読まれ、その場合はオモダカ科植物全体のことをさす。
見る 地下茎とサジオモダカ
むかご
ヤマノイモのむかご ''Allium vineale''のむかご むかご(零余子、珠芽)とは、植物の栄養繁殖器官の一つで、わき芽が養分を貯え肥大化した部分のこと。主として地上部に生じるものをいい、葉腋や花序に形成され、離脱後に新たな植物体となる。 葉が肉質となることにより形成される鱗芽と、茎が肥大化して形成された肉芽とに分けられ、前者はオニユリなど、後者はヤマノイモ科などに見られる。両者の働きは似ているが、形態的には大きく異なり、前者は小さな球根のような形、後者は芋の形になる。いずれにせよ根茎の形になる。 ヤマノイモなどで栽培に利用される。 食材として単に「むかご」と呼ぶ場合、一般にはヤマノイモ・ナガイモなど山芋類のむかごを指す。灰色で球形から楕円形、表面に少数の突起があり、葉腋につく。塩ゆでする、煎る、米と一緒に炊き込むなどの調理法がある。また零余子飯(むかごめし)は晩秋・生活の季語である。
見る 地下茎とむかご
球根
球根(きゅうこん)とは、多年草が生育不適期を過ごすために根や地下茎などに養分を蓄積して形成された貯蔵繁殖器官の総称である。生育不適期に他の部分が枯れても休眠状態となって残り、好環境になると再び地上部や根を生じる。おもに観賞植物の園芸において使われる用語であり、植物形態学的には塊根、根茎、球茎、塊茎、鱗茎などさまざまな器官を含む。特に観賞植物の園芸分野では、球根をもつ植物は球根植物とよばれる。
見る 地下茎と球根
竹
竹(タケ)は、広義には、イネ目イネ科タケ亜科に属する植物のうち、木本(木)のように茎(稈)が木質化する種の総称。 本項では便宜上、狭義のタケを「タケ」、広義のタケを「タケ類」と表し、タケ類全体について述べる。ただし、「タケ類」はタケ亜科、あるいは狭義のタケの意味で使われることもあるので、注意を要する。漢字の「竹」は人文・産業的な文脈に限って用いる。竹を食べるジャイアントパンダ(アデレード動物園・オーストラリア) タケは気候が温暖で湿潤な地域に分布し、アジアの温帯・熱帯地域に多い。ササは寒冷地にも自生する。タケ、ササの分布は北は樺太から南はオーストラリアの北部、西はインド亜大陸からヒマラヤ地域、またはアフリカ中部にも及ぶ。
見る 地下茎と竹
維管束
維管束(いかんそく、vascular bundle)とは、植物が持つ内部組織の1つ。植物体の全体にわたってその内部を貫く。役割としては液体(主に水や養分)の運搬と植物体の機械的な支持である。維管束を持つ植物は、シダ植物と種子植物であり、これらをまとめて維管束植物という。ただし、"維管束"とは繊維と管からなる束の意味であるが、コケ植物には維管束が無い。
見る 地下茎と維管束
生薬
生薬(しょうやく、きぐすり、Crude drug)とは、天然に存在する薬効を持つ産物を、そこから有効成分を精製することなく、体質の改善を目的として用いる薬の総称。生薬の大半は植物由来のものであるが、動物や鉱物などに由来するものもある 日本漢方製薬製剤協会、2019年9月21日閲覧。。世界各地の伝統医学で多くの生薬が用いられている。 漢方薬は、生薬であるが漢方医学に基づいたものであり同一の概念ではない。
見る 地下茎と生薬
茎
白樺の茎(幹) 茎(くき)とは、高等植物において葉や花を支える部分である。内部には根から吸収した水分や栄養素(ミネラルなど)を植物体の各所へ運び、葉で合成されたものを光合成できない部分へ運ぶためのしくみが備わっている。
見る 地下茎と茎
葉
250px 葉(は、leaf)は、陸上植物の植物体を構成する軸性器官である茎に側生する器官である。維管束植物の胞子体においては根および茎とともに基本器官の一つで、シュート頂から外生的に形成される側生器官である。普通、茎に側生する扁平な構造で、維管束からなる脈系を持つ。コケ植物の茎葉体(配偶体)が持つ扁平な構造も葉と呼ばれる。 一般的な文脈における「葉」は下に解説する普通葉を指す。葉は発達した同化組織により光合成を行い、活発な物質転換や水分の蒸散などを行う。 葉の起源や形、機能は多様性に富み、古くから葉の定義や茎との関係は議論の的であった。ゲーテ以降、葉を抽象的な概念に基づいて定義しようという試みが形態学者によりなされてきたが、ザックス以降、発生過程や生理的機能、物質代謝、そして遺伝子の発現や機能などに解明の重点が置かれている。茎と同様にシュート頂分裂組織に 由来するが、軸状構造で無限成長性を持つ茎とは異なり、葉は一般的に背腹性を示し、有限成長性で腋芽を生じない。維管束植物の茎はほぼ必ず葉を持ち、茎を伸長させる分裂組織は葉の形成も行っているため、葉と茎をまとめてシュートとして扱う。
見る 地下茎と葉
英語
英語(えいご、 、anglica)とは、インド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派の西ゲルマン語群・アングロ・フリジア語群に属し、イギリス・イングランド地方を発祥とする言語である。
見る 地下茎と英語
根
根(ね、英: root)は、葉や茎とともに、維管束植物(広義のシダ植物と種子植物)の体を構成する器官の1つである。ふつう地中にあって植物体を基質に固定し、地上部を支えるとともに (図1a)、水や無機養分を吸収する役割を担っている(→#根の機能)。 根は先端成長を行い(基本的に先端部だけで細胞分裂を行う)、それを司る根端分裂組織は根冠とよばれる保護構造で覆われている(→#根端)。根は外側から表皮、皮層、中心柱からなり(→#内部構造)、先端付近の表皮からは根毛とよばれる細長い突起が生じ、吸水面積を広げ、根を土壌に密着させる(図1b)。中心柱内には吸収した水や無機栄養分を茎や葉に運ぶ木部と葉からの光合成産物が通る師部が放射状に配置しており(放射中心柱)、中心柱は外部との物質連絡を調節する内皮で囲まれている。多くの維管束植物では、内部で形成された新たな根が外側を突き破って伸びることで内生的に側方分枝するが(図1c)、小葉植物では外生的に二又分枝する(→#分枝)。
見る 地下茎と根
根冠
'''1'''. 根端の縦断面. 1。
見る 地下茎と根冠
根毛
'''1'''. 多数の根毛が密生している根: 根毛は根の先端からやや離れた部分から生じている。 根毛 (こんもう、英: root hair) は、維管束植物の根の表皮細胞が毛状に突出した構造である。直径は10マイクロメートル (µm)。
見る 地下茎と根毛
栄養繁殖
栄養繁殖(えいようはんしょく、英語:vegetative propagation)とは、植物の生殖の様式の1つ。栄養生殖(vegetative reproduction)とも呼ぶ。胚・種子を経由せずに根・茎・葉などの栄養器官から、次の世代の植物が繁殖する無性生殖である。 植物の繁殖様式の1つとして観察され、特に種子繁殖力が低い高次倍数体では一般的な繁殖様式である。農業でも作物の種苗生産に広く用いられており、イモ類や球根の例がある。以下は主に農業(園芸)の観点から、栄養繁殖について記述する。
見る 地下茎と栄養繁殖
担根体
担根体(たんこんたい、rhizophore)とは、根にも茎にも似た植物の部分。シダ植物のイワヒバ属などに見られる。茎から出て下に伸び、そこから根を生じる。根持体とも呼ばれ田川(1959), p. 16、小葉類に独特のものとされる。その素性については根、あるいは茎と見る説、両者の中間と見る説、独立の存在とする説などがある。 ただし担根体という語は、ヤマノイモ科の植物の地下茎やヒルギ科の植物の胎生種子の根に対して用いられることもある。
見る 地下茎と担根体
参考情報
植物の生殖
- むかご
- アポミクシス
- コロニー形成率
- タンブルウィード
- プロトプラスト
- 世代交代
- 出芽
- 匍匐茎
- 単為結果
- 取り木
- 土壌シードバンク
- 地下茎
- 増殖事業
- 多胚化
- 子葉
- 実生
- 戻し交配
- 挿し木
- 接ぎ木
- 播種
- 栄養繁殖
- 植物の繁殖方法一覧
- 無性芽
- 珠心胚実生
- 球根
- 種子
- 種子銀行
- 育成者権
- 育種学
- 胎座
- 胚軸
- 胞子
- 胞子体
- 胞子葉
- 自家不和合性 (植物)
- 配偶体
- 雑種第一代
- 鱗茎
塊茎 別名。