ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

民族音楽

索引 民族音楽

民族音楽(みんぞくおんがく)とは、英語のethnic musicの訳語で、「民族(=共通の言語・文化を持つ人の集団)が固有に伝承してきた音楽」の意味平凡社『世界大百科事典』の「民族音楽」の項。。国語辞典には昭和50年代から載るようになった比較的新しい言葉だが、この語はさまざまな用いられ方をしており、注意を要する。.

151 関係: 十二律口琴声明女子十二楽坊小泉文夫岩波書店岸辺成雄世界の民謡一覧世界思想社教学社三弦三分損益法三味線平凡社京劇人種二胡五声伝統伝承徳丸吉彦ナーイマラカスマリアッチマンボマンダ教マカームマグリブチャランゴチャールダーシュチャイムチベット仏教チェンバロネーションネイティブ・アメリカンハバネラハラベ・タパティオバンブーダンスバグパイプポリリズムムラートムリダンガムメフテルメスティーソモリンホールヨーデルラバーブラン・ランラーマーヤナラーガラットル...リンベルンバルーツ・ミュージックレゲエワヤン・クリワールドミュージックボンゴトラッドトルキスタントーキングドラムプサルタリーパンソリツィンバロムツィターフラフラメンコフォルクローレフォークロアフォークダンスフォークダンスの楽曲一覧フォークソングホーミーホパークダラブッカダルシマーベネッセコーポレーションベリーダンスろう者アルマジロアザーンウードエスキモーオルティンドーカポエイラカンツォーネカンジーラカーヌーンガムランガタムキュイギロクラベスクルト・ザックスクルアーングリオケチャケーナゴングシャシュマカームシタールジプシーズルナタルチュムタンゴタブラタジキスタンの音楽サンバサンポーニャサントゥール儒教全音楽譜出版社勁草書房団扇太鼓国民琵琶細川周平音楽音楽之友社音楽民族学遠山一行草思社西域講談社胡弓能楽藤井知昭長木誠司若林忠宏雅楽柴田南雄東京堂出版東京音楽大学東京書籍東洋音楽学会極東ロシア櫻井哲男歌舞伎比較音楽学民俗学民俗音楽民謡民族民族学民族音楽民族楽器木村晴美戸田邦雄海老沢敏文化人類学放送大学教育振興会教育芸術社 インデックスを展開 (101 もっと) »

十二律

十二律(じゅうにりつ)とは、中国や朝鮮、日本の伝統音楽で用いられる12種類の標準的な高さの音。三分損益法に基づく、1オクターヴ内の12の音である。律とは本来、音を定める竹の管であり、その長さの違いによって12の音の高さを定めた。周代において確立した。 中国の律を低いものから高いものへと並べ、西洋音楽の音名と対照すると以下のようになる(規準音である黄鐘をCとした場合)。この名称は朝鮮でも用いられる。.

新しい!!: 民族音楽と十二律 · 続きを見る »

口琴

口琴の一例 口琴(こうきん、Jew's Harp)は金属、あるいは竹、木、椰子の葉肋などを加工した弁と枠を有する楽器の一種。演奏者はこれを口にくわえるかまたは口にあてて固定し、その端を指で弾く。または枠に付けられた紐を引くことによって弁を振動させ、発生した小さな音を口腔内の空気に共鳴させて音を出す。.

新しい!!: 民族音楽と口琴 · 続きを見る »

声明

声明(しょうみょう)とは、仏典に節をつけた仏教音楽のひとつで、儀礼に用いられる。日本では、梵唄(ぼんばい)・梵匿(ぼんのく)・魚山(ぎょざん)ともいう。.

新しい!!: 民族音楽と声明 · 続きを見る »

女子十二楽坊

女子十二楽坊(じょしじゅうにがくぼう、12 Girls Band)は、中国の古楽器演奏女性音楽グループ。.

新しい!!: 民族音楽と女子十二楽坊 · 続きを見る »

小泉文夫

小泉 文夫(こいずみ ふみお、1927年4月4日 - 1983年8月20日)は、日本の民族音楽学者。3月29日生まれだが、4月4日と届け出。.

新しい!!: 民族音楽と小泉文夫 · 続きを見る »

岩波書店

株式会社岩波書店(いわなみしょてん、Iwanami Shoten, Publishers. )は、日本の出版社。.

新しい!!: 民族音楽と岩波書店 · 続きを見る »

岸辺成雄

岸辺 成雄(きしべ しげお、1912年6月16日 - 2005年1月4日)は、日本の音楽学者。東京大学名誉教授。.

新しい!!: 民族音楽と岸辺成雄 · 続きを見る »

世界の民謡一覧

世界の民謡一覧(せかいのみんよういちらん)は、主に世界に存在する日本以外の民謡を集めた項目である。 ここでは「伝統的な民謡」、「実質的に民謡並みの扱いを受けているもの」の二つの系統に分ける。民謡の特性上(紹介されている方法など)、国は正式名称などで載せる。.

新しい!!: 民族音楽と世界の民謡一覧 · 続きを見る »

世界思想社教学社

株式会社世界思想社教学社(せかいしそうしゃ きょうがくしゃ、Sekaishishosha-Kyogakusha Co., Ltd.)は、日本の出版社。学術出版部門では世界思想社、赤本などの教育書では教学社というように、ブランドを使い分けている。 統一協会系の政治団体である国際勝共連合系列の出版社「世界思想出版」および同社発行の機関誌「世界思想」とは全く無関係である。.

新しい!!: 民族音楽と世界思想社教学社 · 続きを見る »

三弦

三弦(大三弦) 三弦奏者。清の乾隆時代(1780年頃)。 沖縄の真壁型三線 三弦(または三絃、さんげん。サンシエン、。意味は文字通り「三本の弦」)は、中国の伝統楽器で、ロングネックリュートタイプの撥弦楽器である。弦子(シエンズ、xiànzi)とも呼ばれる。日本では中華三味線(ちゅうかじゃみせん)、支那三味線(しなじゃみせん)と呼ばれることもある。 三弦の語は元のころにはじめて使われるようになった。.

新しい!!: 民族音楽と三弦 · 続きを見る »

三分損益法

三分損益法(さんぶんそんえきほう)とは、三分損一、および三分益一と呼ばれる方法を組み合わせて音階を得る方法である。近代邦楽では、順八逆六(じゅんぱちぎゃくろく)の法とも呼ばれる。 管楽器の管、または弦楽器の弦の長さを(弦ならその張力を一定に保ちながら)その三分の一の長さだけ短くすると、最初の音より完全五度高い音(属音)が得られる。これを、三分損一と(近代邦楽では、三分一損とも、順八とも)言う。 逆に三分の一の長さを足した場合、完全四度低い音が得られる。これを三分益一と言う(近代邦楽で言うところでは逆六)。 この二つを組み合わせて音階を得る方法を三分損益法といい、ピタゴラス音律と原理は同じである。 三分損益法は古代の中国で考案された。『史記』25巻「律書第三」に「律數 九九八十一以為宮 三分去一 五十四以為徵 三分益一 七十二以為商 三分去一 四十八以為羽 三分益一 六十四以為角」とあり、『管子』「第58篇地員」の中にも解説がある。蔡元定は三分損益法を元に『律呂新書』で十八律をまとめ、朱熹の『儀礼経伝通解』では、その内容が『律呂新書』と重なる。 黄鐘を起点として、三分損益法を11回繰り返せば十二律が得られるが、三分損益法の計算上は、黄鐘を起点にして11回繰り返したときの最後の音、つまり12番目の音である仲呂から次の律(13番目)を求めても起点である黄鐘と同じ音は得られない(ピタゴラスコンマだけ高くなる)。前漢時代の京房はこの13番目の音を「執始」と名付け、この方法を黄鐘を起点として59回も繰り返し適用することで、六十律を作り、南北朝時代の宋の銭楽之はこれを更に推進して三百六十律を作ったが、両者とも演奏上実用されることはなかった。.

新しい!!: 民族音楽と三分損益法 · 続きを見る »

三味線

三味線(しゃみせん)は、日本の有棹弦楽器。もっぱら弾(はじ)いて演奏される撥弦楽器である。四角状の扁平な木製の胴の両面に猫や犬の皮を張り、胴を貫通して伸びる棹に張られた弦を、通常、銀杏形の撥(ばち)で弾き演奏する。.

新しい!!: 民族音楽と三味線 · 続きを見る »

平凡社

株式会社平凡社(へいぼんしゃ)は、日本の出版社。百科事典の出版社として有名で、多様な一般書のほか岩波書店、筑摩書房と並んで学術・教養性の強い出版物を多く刊行する。現在も継続刊行中の東洋文庫(1963年創刊)、『別冊 太陽』(1972年創刊)などは歴史が古い。社名の「平」の字は、厳密には二つの点が末広がりになった旧字体「」を用いる(大正末期創業のため)。.

新しい!!: 民族音楽と平凡社 · 続きを見る »

京劇

青龍偃月刀をもつ関羽(役柄は紅生。俳優は殷秋瑞) 京劇(きょうげき、)とは中国の伝統的な古典演劇である戯曲(歌劇の一種のこと)の1つである。 清代に安徽省で発祥し北京を中心に発展したので京の名が付き、主に北京と上海の二流派がある。唱腔は板腔体を基本とし、声腔は西皮と二黄を主要なものとする。このため京劇に代表される西皮と二黄を総称して皮黄腔ということがある。 京劇においても女形(男旦)が存在するが、現在ではその役を主に女優が行っている。.

新しい!!: 民族音楽と京劇 · 続きを見る »

人種

人種(じんしゅ)とは、現生人類を骨格・皮膚・毛髪などの形質的特徴によって分けた区分である 。.

新しい!!: 民族音楽と人種 · 続きを見る »

二胡

二胡(にこ、)は中国の伝統的な擦弦楽器の一種。 (画像)北京にて路上演奏.

新しい!!: 民族音楽と二胡 · 続きを見る »

五声

五声(ごせい)は、中国音楽で使われる五つの音高。五音(ごいん)ともいう。 宮(きゅう)、商(しょう)、 角(かく)、 徴(ち)、 羽(う)の五つ。音の高低によって並べると、五音音階ができる。西洋音楽の階名で、宮をドとすると、商はレ、角はミ、徴はソ、羽はラに相当する。後に変宮(宮の低半音)と変徴(徴の低半音)が加えられ、七声または七音となった。変宮と変徴はシとファ#に相当する。音の低いものから並べると、宮・商・角・変徴・徴・羽・変宮で、七音音階を形成する。これは教会旋法のリディア旋法の音階に等しい。すなわち宮をファとすると宮・商・角・変徴・徴・羽・変宮はファ・ソ・ラ・シ・ド・レ・ミに相当する。 五声は三分損益法に基づいている。三分損益法は西洋のピタゴラス音律の原理と同一のものであるため、上記のような西洋音楽の音階との対応を示すことが可能となっている。 『史記』25巻「律書第三」に「律數 九九八十一以為宮 三分去一 五十四以為徵 三分益一 七十二以為商 三分去一 四十八以為羽 三分益一 六十四以為角」とある。 これは宮を81とすると以下のような比率となることを示している。 宮: 徴:.

新しい!!: 民族音楽と五声 · 続きを見る »

伝統

伝統(でんとう)は、信仰、風習、制度、思想、学問、芸術などの様々な分野において、古くからのしきたり・様式・傾向、血筋、などの有形無形の系統を受け伝えることをいう。.

新しい!!: 民族音楽と伝統 · 続きを見る »

伝承

伝承(でんしょう、folklore、tradition populaire)は、ある集団のなかで古くからある慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識などを受け継いで後世に伝えていくこと、もしくは、そのように伝えられた事柄や物を指す。歴史学や民俗学にとって、重要な資料となる。.

新しい!!: 民族音楽と伝承 · 続きを見る »

徳丸吉彦

徳丸 吉彦(とくまる よしひこ、1936年12月5日 - )は、日本の音楽学者。お茶の水女子大学名誉教授、聖徳大学教授、放送大学客員教授。民族音楽、音楽記号学、幼児教育などが専門。.

新しい!!: 民族音楽と徳丸吉彦 · 続きを見る »

ナーイ

ナーイは、アラブ音楽で使われる無簧(むこう)(無リード)の葦の笛。 アラブ古典音楽で使われる代表的な三種の楽器(ウード、ナーイ、カーヌーン)の一。トルコ古典音楽(オスマン音楽)にネイNeyという葦笛がある。日本の尺八と比べられることもある。現トルコ・メヴレヴィー教団の創設者・ルーミー(詩人でもある)などスーフィー(イスラム神秘主義者)が愛好したりもするその宗教性・精神性も虚無僧が吹く尺八に似たところがある。 ルーマニアのナイ(nai)は、いわゆるパンパイプ。 Category:木管楽器 Category:民俗楽器 Category:スーフィー Category:中近東の楽器.

新しい!!: 民族音楽とナーイ · 続きを見る »

マラカス

マラカス マラカス(maracas)は、体鳴楽器に分類されるシェイカーの一種。一般に「マラカス」と呼ぶが、これは「マラカ(maraca)」の複数形である。.

新しい!!: 民族音楽とマラカス · 続きを見る »

マリアッチ

マリアッチ マリアッチ (Mariachi)は、メキシコの音楽を演奏する楽団である。転じて日本では、メキシコ音楽そのものを指す場合も多い。演奏にはバイオリン、トランペット、ギターなどを使用する。しばしば「マリアッチス (mariachis)」と複数形で表現される事もある(王立スペイン語アカデミーなど)。マリアッチによる音楽は、メキシコでは祭り、宴会、記念日、卒業記念などの時に親しまれている。また、母の日(5月10日)や聖グアダルーペの日(12月12日)などに、愛する人へ送るセレナータにも用いられる。2011年、ユネスコの無形文化遺産に登録された。.

新しい!!: 民族音楽とマリアッチ · 続きを見る »

マンボ

マンボ(Mambo)はラテン音楽の一つ。キューバの音楽形式でダンスのスタイル。.

新しい!!: 民族音楽とマンボ · 続きを見る »

マンダ教

マンダ教あるいはマンダヤ教は、グノーシス主義のひとつとされる宗教である。.

新しい!!: 民族音楽とマンダ教 · 続きを見る »

マカーム

マカームとは、.

新しい!!: 民族音楽とマカーム · 続きを見る »

マグリブ

マグリブを表す地域 マグリブ(Maghreb、مغرب)は、アラビア語で「日が没すること、没するところ」を原義とする語。マグレブとも言う。「西方」の意味を持ち、地域名としても用いられる。また、ムスリム(イスラム教徒)の義務である一日五回の礼拝(サラート)のうちの一つである日没時の礼拝を指す言葉でもある。ここでは、地域名としてのマグリブについて記す。.

新しい!!: 民族音楽とマグリブ · 続きを見る »

チャランゴ

チャランゴ(2005年10月投稿者が撮影) チャランゴ(スペイン語: charango)は、南米アンデス地方周辺の民族音楽・フォルクローレに使われる40から60cmほどの弦楽器。 もともとは、16世紀にスペイン人が持ち込んだギターの前身であるビウエラ・デ・マノが発展したもので、ボリビアのポトシ北部地方が発祥の地ではないかと推定されている。現在一般的な形のものは、マンドリンと同じくらいの長さで若干小型の胴体というサイズで、マンドリンに似て胴体は丸底のものが多い。(平底の胴体のものもある。)胴体の材料には、アルマジロ(ケチュア語: kirkinchu)の甲羅を利用したものもあり、見た目は印象的であるが、プロの演奏家の使用に耐える楽器はほとんどが木製である。 弦は現在はナイロン弦を使用するのが一般的だが、鉄弦を使用することもある。5コース10弦で、上から順番にソドミラミと調弦される。真ん中の3コース(ミ)の2本の弦がオクターブ差に調弦されており、その低音側のミが楽器全体の最低音、高音側のミが、5コースのミとともに楽器全体の最高音となる。従って、ギターやマンドリンと異なり、弦が低音から高音へと順番に並んでいるわけではない。この調弦は、C/Am(ハ長調/イ短調)のキーで親指と人差し指で二重奏の旋律をつま弾くのに都合がよいように考慮されているようである。 チャランゴの調弦 ロンロコの調弦 マウロ・ヌニェス Mauro Nuñez(生年不詳-1972年)が現在のチャランゴの形を完成したとされ、それを商業音楽の域に高めたのは、エルネスト・カブール Ernesto Cavour(1935年-)である。その他、チャランゴの名手として知られているのは、ウィリアム・エルネスト・センテージャス、アレハンドロ・カマラ、クラルケン・オロスコ、フェルナンド・トリーコなどである。いずれもボリビア人だが、それ以外では、アルゼンチンのハイメ・トーレスの名が知られている。ボリビアのラパス市内、ハエン通りにある楽器博物館は、カブールが私費で設営、そこに行くとカブールに会えることがある。2011年中には、カブールのペーニャが再建される予定。 チャランゴの同族の楽器として、より大型で、ギターと中間の中間の音域を担当するロンロコ Ronrroco、チャランゴより小型で、より高い音域を担当するウァライチョ Huaraycho などがあるが、いずれもチャランゴほど一般的には使われない。ロンロコの場合は、1コースと2コースがオクターブ差に調弦される。 また、チャランゴの発祥の地と目されるポトシ北部地方には、コンコータ、カランペアードなどチャランゴの原型となった楽器が数多く存在する。チャランゴが多くの場合ナイロン弦を使用するのに対して、その原型となった楽器はほとんどが鉄弦を使用する。.

新しい!!: 民族音楽とチャランゴ · 続きを見る »

チャールダーシュ

チャールダーシュ チャールダーシュまたはチャルダッシュ( 、)は、ハンガリー音楽(英語版)の、ヴェルブンコシュから派生したジャンルである。.

新しい!!: 民族音楽とチャールダーシュ · 続きを見る »

チャイム

チャイムは、鐘の音のような音を出す装置またはその音のことをいう。.

新しい!!: 民族音楽とチャイム · 続きを見る »

チベット仏教

チベット仏教(チベットぶっきょう)は、チベットを中心に発展した仏教の一派。チベット仏教は、根本説一切有部律の厳格な戒律に基づく出家制度から、大乗顕教の諸哲学や、金剛乗の密教までをも広く包含する総合仏教である。また、独自のチベット語訳の大蔵経を所依とする教義体系を持ち、漢訳経典に依拠する北伝仏教と並んで、現存する大乗仏教の二大系統をなす。 教義としては、智慧と方便を重視する。インド後期密教の流れを汲む無上ヨーガ・タントラが実践されている。ニンマ派、カギュ派、サキャ派、ゲルク派の4宗派が存在するが、いずれも顕教と密教の併修を柱とする。チベットでは、7世紀から14世紀にかけてインドから直接に仏教を取り入れた。そのため、インド仏教の伝統が途絶える寸前の時代に伝来した後期密教が保存されていることが特徴である。 ラマと呼ばれる高僧、特に化身ラマを尊崇することから、かつては一般にラマ教(喇嘛教、Lamaism)と呼ばれ、ややもすると、仏教とは異質な宗教と見なす向きもあったが、その実態が一般の認識を得るにつれ、ラマ教という呼称は不適切だとして、現在では使用されなくなっている。.

新しい!!: 民族音楽とチベット仏教 · 続きを見る »

チェンバロ

チェンバロ(Cembalo, clavicembalo)は、鍵盤を用いて弦をプレクトラムで弾いて発音させる楽器で、撥弦楽器(はつげんがっき)、または鍵盤楽器の一種に分類される。英語ではハープシコード (harpsichord)、フランス語ではクラヴサン (clavecin) という。 狭義にはグランド・ピアノのような翼形の楽器を指すが、広義には同様の発音機構を持つヴァージナルやスピネット等を含めた撥弦鍵盤楽器を広く指すE.

新しい!!: 民族音楽とチェンバロ · 続きを見る »

ネーション

ネーション (nation).

新しい!!: 民族音楽とネーション · 続きを見る »

ネイティブ・アメリカン

ネイティブ・アメリカン(Native American ネイティヴ・アメリカン)とは、アメリカ合衆国の先住民族の総称である。1492年にヨーロッパ系白人が現在の北米地域に到達する以前に、現地に居住していた民族を総称していう。この集団のアイデンティティ形成には、地域文脈、居住地域における同胞民族の存在、ネイティブアメリカン特別保留地との距離等の要素が関連する。2013年現在、連邦政府が認める部族集団は566、州政府レベルではさらに70の集団が存在するといわれる。.

新しい!!: 民族音楽とネイティブ・アメリカン · 続きを見る »

ハバネラ

ひょうたん型の楽器、アフリカのシェケレ ハバネラ(スペイン語・英語:Habanera、まれにHavanera とも)は、特徴的なリズムを備えたキューバの民俗舞曲およびその様式。キューバ音楽の最も古い大黒柱であり、世界中に送り出された最初のキューバ舞曲である。.

新しい!!: 民族音楽とハバネラ · 続きを見る »

ハラベ・タパティオ

ハラベ・タパティオ(Jarabe Tapatío)は、メキシコ・ハリスコ州発祥の民族舞踊および楽曲である。メキシカン・ハット・ダンスとも呼ばれる。メキシコを象徴するダンスとしてメキシコ内外で広く知られている。また、マリアッチによって演奏されることも多い。 通常、一組の男女によって踊られる。男性は手を後ろに組みながら、女性はスカートを振りながら踊る。 「ハラベ」はダンスの一種で、「ハーブの混合物」を意味するアラビア語の単語「Xarab」から、 「タパティオ」はグアダラハラの人々に対する愛称「Tapatío」から来ている。 キダ・タロー作曲の「アホの坂田」は、冒頭部分を本楽曲から引用している。また、アメリカのテレビアニメ「アニマニアックス」の楽曲「世界数え歌」も一部本楽曲のメロディーを引用している。.

新しい!!: 民族音楽とハラベ・タパティオ · 続きを見る »

バンブーダンス

バンブーダンスは、長い竹を用いたフィリピンなどに伝わるダンス。 日本などではレクリエーションの一つとしても行われることがある(子どもの場合は安全面から竹でなくゴムひもで代用することもある)。.

新しい!!: 民族音楽とバンブーダンス · 続きを見る »

バグパイプ

バグパイプ(bagpipe/bagpipes もしくはバッグパイプ)は、リード式の民族楽器で、簧(リード)の取り付けられた数本の音管(パイプ pipe)を留気袋(バッグ bag)に繋ぎ、溜めた空気を押し出す事でリードを振動させて音を出すものである。バグパイプの発声原理は有簧木管楽器と同じであり、一種の気鳴楽器ではあるが、必ずしも一般的な意味での「吹奏楽器」ではない。 送気方式として、人の呼気を用いるものと、鞴(ふいご)を使うものとがあるが、いずれも留気袋の押圧で音管に送る空気の量を調節し、区切りなく音を出し続けることができる。旋律を演奏する主唱管(チャンター chanter)の他に、しばしば一本ないし数本の通奏管(ドローン drone)が付き、同時に鳴奏される。 日本ではスコットランドのものが有名であるが、この他にも独自のバグパイプがアイルランド、スペイン、ポーランド、トルコ、バルカン半島といった広い範囲に存在している。スコットランドの代表的なバグパイプである「グレート・ハイランド・バグパイプ」は、アイルランドや、スコットランド移民の多い北米やオーストラリア、ニュージーランドでも盛んに演奏される。また、インドを始めとする旧イギリス帝国植民地諸国では、軍事パレードで旧宗主国由来のバグパイプによる軍楽隊が使われることがある。 2008年10月12-19日には、「パイプフェストジャパン」として毎年世界各国で開催されているパイプフェストが関西を拠点として開催された。 2015年、スロバキアのバグパイプ文化がユネスコの無形文化遺産に登録された。.

新しい!!: 民族音楽とバグパイプ · 続きを見る »

ポリリズム

ポリリズム(polyrhythm)は、楽曲中、または演奏中に、複数の異なる拍子が同時進行で用いられている音楽の状態の事である。ポリリズムのポリは「複数の」なので「複数のリズム」を意味する。.

新しい!!: 民族音楽とポリリズム · 続きを見る »

ムラート

南北アメリカのムラートの民族旗 ムラート(Mulatto, Mulato)は、ラテンアメリカおよび北アメリカでヨーロッパ系白人と、アフリカ系の特に黒人との混血を指す言葉である。ムラットともいう。なお、女性だけを指していう場合はムラータ(Mulata)という。.

新しい!!: 民族音楽とムラート · 続きを見る »

ムリダンガム

ムリダンガム ムリダンガム(Mridangam)は、南インドの太鼓の一種である。現在の形は木をくりぬいた両面太鼓だが、一説によると、もともとは土(ムリド)で胴(アンガム)が作られていたという。演奏者は、両手でそれぞれの面を打つことで音を鳴らす。右手側の高音と左手側の低音を複雑に組み合わせることで、さまざまなリズムを奏でる。伝統的なカルナータカ音楽(Carnatic)でも用いられる。.

新しい!!: 民族音楽とムリダンガム · 続きを見る »

メフテル

メフテル(トルコ語: Mehter)とは、オスマン帝国とトルコ共和国で行われてきた伝統的な軍楽のことで、オスマン軍楽、トルコ軍楽とも称される。また、軍楽隊をメフテルハーネ (Mehterhane) と言う。.

新しい!!: 民族音楽とメフテル · 続きを見る »

メスティーソ

メスティーソ(Mestizo、Mestiço)は、白人とラテンアメリカの先住民(インディオ)の混血である人々。ポルトガル語ではメスチース、またスペイン語はメスティソ、メスチーソ、メスチソなどとも書く。Mestiçagemなど原語では、人種の違うもの同士での婚姻や交配を意味し、転じて混血児全般を表す言葉になった。特に白人とインディオの混血のことを指すことが多い。.

新しい!!: 民族音楽とメスティーソ · 続きを見る »

モリンホール

モリンホール(、、Morin khuur)は、モンゴルの民族楽器である。 モリンホール(モンゴル国式) モリンホール(内モンゴル式).

新しい!!: 民族音楽とモリンホール · 続きを見る »

ヨーデル

ヨーデル()とは、ファルセット(裏声)と低音域の胸声(地声)を繰り返し切り換えて歌う、アルプス地方など発祥の歌唱法である。.

新しい!!: 民族音楽とヨーデル · 続きを見る »

ラバーブ

ラバーブ(رباب ラバーブまたは ربابة‎‎ ラバーバ、rebap レバプ、rebab ルバブ)は擦弦楽器のひとつ。 イスラム教の普及とともに西アジア、北アフリカ、ヨーロッパ、東アジアへと広がっていった。現在でもモロッコ、インドネシアなど各地で広く演奏されているが、地域によって大きく形が異なる。 弓で演奏される。中世ヨーロッパのレベックのもとになったと考えられている。 なお、アフガニスタンでラバーブと呼ばれる楽器は、多数の共鳴弦を持つ撥弦楽器で、弓は用いない。.

新しい!!: 民族音楽とラバーブ · 続きを見る »

ラン・ラン

2010年の世界経済フォーラムにて ラン・ラン(Lang Lang〔中国語 :郎朗〕, 1982年6月14日 - )は、中国遼寧省瀋陽出身のピアニスト。満洲民族。.

新しい!!: 民族音楽とラン・ラン · 続きを見る »

ラーマーヤナ

『ラーマーヤナ』(Rāmāyana、サンスクリット:रामायण, Ramayana)は、古代インドの大長編叙事詩。ヒンドゥー教の聖典の一つであり、『マハーバーラタ』と並ぶインド2大叙事詩の一つである。サンスクリットで書かれ、全7巻、総行数は聖書にも並ぶ48,000行に及ぶ。成立は紀元3世紀頃で、詩人ヴァールミーキが、ヒンドゥー教の神話と古代英雄コーサラ国のラーマ王子の伝説を編纂したものとされる。 この叙事詩は、ラーマ王子が、誘拐された妻シーターを奪還すべく大軍を率いて、ラークシャサの王ラーヴァナに挑む姿を描いている。ラーマーヤナの意味は「ラーマ王行状記」。 現代でも、ラーマーヤナは、絵画、彫刻、建築、音楽、舞踏、演劇、映画など多くの分野で、インドのみならず、当時同じサンスクリット圏であり古くからインド文化を取り入れてきた東南アジア一円に深く浸透し影響力を持っており、王権を強調するその内容は、支配階級のみならず、民衆の間でも広く親しまれている。 なお、編纂された紀元3世紀当時のクシャトリヤ勢力の台頭を反映し、この叙事詩で活躍する人物は全てクシャトリヤである。また、ラーマーヤナの核心部分は第2巻から第6巻とされ、その成立は紀元前4-5世紀頃で、第1巻と第7巻よりも古い。.

新しい!!: 民族音楽とラーマーヤナ · 続きを見る »

ラーガ

ラーガ (रागा / rāga) は、インド古典音楽の音楽理論に現れる旋法。 北インドではラーグ (rāg) という。単数形ラーグあるいはラーガ、複数形ラーガム (रागं / rāgam)。 語意としては「心を彩るもの」と訳される。.

新しい!!: 民族音楽とラーガ · 続きを見る »

ラットル

ラットル.

新しい!!: 民族音楽とラットル · 続きを見る »

リンベ

リンベ(Limbe)は、カメルーンの都市。南西州に属する。ギニア湾に面する港湾都市である。人口84,500人。1858年に建設され、1982年まではヴィクトリア(Victoria)という名だった。 リンベはイギリスの宣教師により1858年に建設された。そのため、当初はドイツ領カメルーンには属しておらず、イギリス領の飛び地となっていた。1886年5月7日、イギリスとドイツはリンベとナイジェリアのフォルカドス川流域や南アフリカのセントルシアと交換する条約を結び、1887年5月28日にリンベはドイツ領となった。ドイツ施政下で、近郊のブエアの外港としてリンベは発展した。第一次世界大戦によって、リンベは再びイギリス領となった。 リンベの属する南西州の公用語は英語であるが、フランス語圏の大都市ドゥアラの影響下にあるため、フランス語も通じる。 リンベはカメルーンの石油産業の中心地であり、沖合いの海底油田で産出された石油の製油所がある。また、カメルーン開発公社の本社もリンベに存在し、近郊のプランテーションの経営を行っている。リンベはドゥアラ、クリビ、ガルア(ベヌエ川の河港)と並ぶカメルーン4大港のひとつである。 Category:カメルーンの都市.

新しい!!: 民族音楽とリンベ · 続きを見る »

ルンバ

ルンバ(Rumba)とはキューバのアフリカ系住民の間から生まれたラテン音楽であり、リズム名でもあり、ダンス名でもある。 また、1930年代にアメリカ経由でキューバのソンが、ルンバ(Rhumba)として紹介され広まった。これはキューバでのルンバとは別物であるが、世界的なルンバ・ブームを経て、社交ダンスやムード音楽など独自の発展を遂げた。.

新しい!!: 民族音楽とルンバ · 続きを見る »

ルーツ・ミュージック

ルーツ・ミュージック(roots music)とは、広義には民族音楽を指す。主なルーツ・ミュージックとしては、黒人のブルース、ゴスペル、ディキシー・ランド・ジャズ、白人のフォーク、カントリー、ブルーグラスなどがある。特にアメリカ南部ではこれらの音楽が土着文化として現在も生き続けており、商業主義とは一線を画す音楽として、敬意を表しているミュージシャンが多い。.

新しい!!: 民族音楽とルーツ・ミュージック · 続きを見る »

レゲエ

レゲエ(Reggae )は、狭義においては1960年代後半ジャマイカで発祥し、1980年代前半まで流行したポピュラー音楽であるO'Braien Chang & Chen (1998, p.10)。広義においてはジャマイカで成立したポピュラー音楽全般のことをいう。4分の4拍子の第2・第4拍目をカッティング奏法レゲエにおけるカッティング奏法のことをスキャンク (skank) という。で刻むギター、各小節の3拍目にアクセントが置かれるドラム、うねるようなベースラインを奏でるベースなどの音楽的特徴を持つ。 狭義のレゲエは直接的には同じくジャマイカのポピュラー音楽であるスカやロックステディから発展したが、ジャマイカのフォーク音楽であるメントジャマイカでは慣例的にメントを「カリプソ」とも称するが、メントとトリニダード・トバゴのカリプソとは異なる音楽ジャンルである。や、アメリカ合衆国のリズム・アンド・ブルース、トリニダード・トバゴ発祥のカリプソ、ラスタファリアンの音楽であるナイヤビンギ、コンゴ発祥のクミナ (Kumina) や西アフリカ発祥のジョンカヌー (Jonkanoo)、さらにはマーチなど多様な音楽の影響を受け成立した。.

新しい!!: 民族音楽とレゲエ · 続きを見る »

ワヤン・クリ

ワヤン・クリ(Wayang Kulit)とは、インドネシアのジャワ島やバリ島で行われる、人形を用いた伝統的な影絵芝居、またそれに使われる操り人形のことである。人形を操る人をダランと呼ぶ。芝居はヒンドゥー寺院での祭りなどで行われ、インドの古代叙事詩『マハーバーラタ』や『ラーマーヤナ』などが主な演目である。10世紀には既に演じられていたことが記録されている。ワヤン(Wayang)は影を、クリ(Kulit)は皮を意味する。2003年には、ユネスコの「人類の口承及び無形遺産の傑作の宣言」において傑作の宣言を受けており、無形文化遺産に登録されることが事実上確定していたが、2009年9月の第1回登録で正式に登録された。日本では単にワヤンとも呼ばれているが、ワヤンには他に、人間が演じる、人形劇のなどがある。.

新しい!!: 民族音楽とワヤン・クリ · 続きを見る »

ワールドミュージック

ワールドミュージック (World music) とは、世界各地の様々な様式の音楽を包括する概念であるが、大きく分けて二通りの意味で使われている。; ①世界中の音楽文化を総称する意味; ②非西欧諸国のポピュラー音楽という意味.

新しい!!: 民族音楽とワールドミュージック · 続きを見る »

ボンゴ

ボンゴ(bongos、bongo drums)は、深さが同じで口径の異なる大小2つの片面太鼓をつなぎ合わせた打楽器(膜鳴楽器)である。.

新しい!!: 民族音楽とボンゴ · 続きを見る »

トラッド

トラッド(trad)は、トラディショナル(traditional)の略。「伝統的」を意味する。.

新しい!!: 民族音楽とトラッド · 続きを見る »

トルキスタン

トルキスタンに含まれる国家・地域を囲った地図トルキスタンの面積は、インド亜大陸よりも広い テュルク系民族分布 トルキスタン (Turkestan / Turkistan) は今日テュルク系民族が居住する中央アジアの地域を指す歴史的な地域名称であり、 「テュルク人の (Turki) 土地 (-stan)」を意味するペルシア語に由来し、テュルク諸語、ロシア語、欧米語に入った。トルケスタン、トゥルケスタン『コンサイス外国地名辞典』、三省堂、1998年4月20日、ISBN 4-385-15338-8、629頁。、トゥルケスターンとも。.

新しい!!: 民族音楽とトルキスタン · 続きを見る »

トーキングドラム

トーキングドラム(talking drum)または話し太鼓(はなしたいこ)は、声調と韻律を模倣して遠距離の通信や、音で口承を行なう、西アフリカの太鼓である。.

新しい!!: 民族音楽とトーキングドラム · 続きを見る »

プサルタリー

プサルタリー(英語:Psaltery)とは、木箱に24本のピアノ線を張った楽器を指す。ギリシャ語では、プサルテリオン(Psalterion)。.

新しい!!: 民族音楽とプサルタリー · 続きを見る »

パンソリ

パンソリ(판소리)は、朝鮮の伝統的民俗芸能。19世紀に朝鮮で人気のあった音楽であり、口承文芸のひとつである。1人の歌い手(ソリックン 소리꾼)とプク(太鼓)の奏者(鼓手 コス 고수)によって奏でられる物語性のある歌と打楽器の演奏である。パンソリのパン(판)は、多くの人々が集まる場所を意味し、ソリ(소리)は音を意味する。 2008年、パンソリはユネスコの無形文化遺産に登録された。.

新しい!!: 民族音楽とパンソリ · 続きを見る »

ツィンバロム

ツィンバロム(ハンガリー語:cimbalom)は、ハンガリーを中心とする中欧・東欧地域で見られる大型の打弦楽器。多くのものは39コース以上の弦、4オクターブ以上の音域を持つ。チンバロン、ツィンバロンなどの表記も多く用いられる(ツィンバロムは日本打弦楽器協会推奨表記)。ロマの音楽で多く用いられる他、コダーイ、ストラヴィンスキー、クルターグ・ジェルジなどの近現代の作曲家にもしばしば用いられている。コダーイがオペラから編んだ組曲『ハーリ・ヤーノシュ』(第3曲、第5曲でソロ的に扱われる)が特に有名で、しばしば演奏される。 外形的には、彫刻を施されたクラシックな雰囲気のものが多いが、最近では装飾を一切廃した楽器なども作られるようになってきている。メーカーとしては、Bohak の評価が高く、近年では Bohak から独立した Kosmos の工房の楽器の評価があがってきている。.

新しい!!: 民族音楽とツィンバロム · 続きを見る »

ツィター

ツィター(、、)は、主にドイツ南部、オーストリア、スイスなどでよく使用される弦楽器(弦鳴楽器)。チターとも。 日本の箏(琴)に似た形状をしているが、長さは短い。約30本の伴奏用弦と5、6本の旋律用のフレット付き弦が張られている。これを親指につけたプレクトラムと呼ばれる爪を使って弾く。 ソードマンデル(スワルマンダル)と呼称される楽器と極めて近い構造を持っており、一般的には明確に分類されていない。 ヨハン・シュトラウス2世のワルツ『ウィーンの森の物語』の冒頭と末尾で演奏されるソロが有名であり、映画『第三の男』のテーマソングをアントーン・カラスが弾いた楽器としても知られている。 中東からヨーロッパにかけ、類似した楽器がある。特にアラビアやトルコのカーヌーンは有名。.

新しい!!: 民族音楽とツィター · 続きを見る »

フラ

thumb フラ(hula)はハワイの伝統的な歌舞音曲である。フラにはダンス、演奏、詠唱、歌唱の全てが含まれる。カヒコと呼ばれる古典的なスタイル(古典フラ)と、アウアナと呼ばれる現代的なスタイル(現代フラ)がある。フラは総合芸術であると同時に宗教的な行為でもあり、日本の能楽と同様、単なるダンスや音楽の概念では捉えられないものである。 フラを学ぶための教室をハラウ、フラの師範をクム、またはクムフラと呼ぶ。 クムとは単なる先生という意味を越え、深い知識を持ち長年ハワイに根付いて活動してきた家元という意味合いがある。 日本における一般的なフラ教室の先生をクムフラと指すことは少ない。 「フラ」の意味がダンスであることから、専門家の間では「フラ」と呼ぶが、世界的にも、一般には英語の一般名詞ダンス(dance)を補い、フラダンスと紹介される例えば、英語版外部リンク筆頭にあるリンク先は「」でHula Dance Head Quarters - HulaDanceHQ.comというサイトである。このようにある概念を当該言語以外で紹介する場合、既にその言語でよく知られている言葉を補って使用することは多くの言語でおこなわる。Nijubashi Bridge、ヴァルトブルク城、サハラ砂漠もそういった例。。.

新しい!!: 民族音楽とフラ · 続きを見る »

フラメンコ

フラメンコ(Flamenco)は、スペイン南部のアンダルシア地方に伝わる芸能で、歌、踊り、ギターの伴奏が主体となっている。フラメンコの歴史と発展にはヒターノ(スペインジプシー)が重要な役割を果たしている。さらにさかのぼると、ムーア人の影響もみられる。.

新しい!!: 民族音楽とフラメンコ · 続きを見る »

フォルクローレ

フォルクローレ()は、英語のがスペイン語化したもので、言葉本来の意味としては、音楽のみならず民俗学、民俗的な伝承一般を指すが、日本では、ラテンアメリカ諸国の民族音楽、あるいは民族音楽に基礎をおいた大衆音楽を特に指して、このように呼ぶ。民俗学一般を指す言葉としては、綴りは同じだが英語読みのフォークロアが使われる。 ラテンアメリカ各地に、それぞれ独自性に富んだフォルクローレ音楽が存在するが、共通して言えることは、先住民系とスペイン系の音楽的特徴が混合され、地域によってはそこに更に黒人の音楽的特徴も加味されていることである。中でも人気が高いのは、アンデス山脈周辺の国々の音楽、アルゼンチンのパンパ(草原地帯)の音楽、そしてパラグアイの音楽であろう。.

新しい!!: 民族音楽とフォルクローレ · 続きを見る »

フォークロア

フォークロア.

新しい!!: 民族音楽とフォークロア · 続きを見る »

フォークダンス

フォークダンス(英語:folk dance)とは、世界各地で踊られる土着の踊りの総称である。広義には盆踊りや神楽のような日本の踊りも含まれるが、一般的に日本では外国から紹介された踊りを指すことが多い。また、キャンプファイヤーでも使用される。 フォークダンスは民族(民俗)舞踊(舞踏)と訳される。単にフォークダンスといった場合、日本において踊られるものは欧米のものが多く、アフリカ、アジアのものは少ない。現地でのオリジナルに拘る場合にはフォークロアダンスという呼称が用いられる。 日本においてはGHQの占領政策により、戦後普及活動が行われた経緯もあり、米国経由のものが多く踊られている。導入方法で分けると現在日本で踊られているフォークダンスは以下のように分類できる。.

新しい!!: 民族音楽とフォークダンス · 続きを見る »

フォークダンスの楽曲一覧

フォークダンスの楽曲一覧(フォークダンスのがっきょくいちらん)は、フォークダンスに用いられる楽曲の一覧である。.

新しい!!: 民族音楽とフォークダンスの楽曲一覧 · 続きを見る »

フォークソング

フォークソング(Folk Song)は、音楽のジャンルの一つ。元来は民謡や民俗音楽を指すが、民謡から派生したポピュラー音楽をも含める。後者には、反戦歌などのプロテストソングも範疇に含まれる。本来のフォークソングの演奏は、アコースティックギターやバンジョーなどを使用し、フォーク・ロックやロックのように電気楽器は使わないのが伝統的な音楽表現である。.

新しい!!: 民族音楽とフォークソング · 続きを見る »

ホーミー

quote.

新しい!!: 民族音楽とホーミー · 続きを見る »

ホパーク

ヴィールシクィイ記念ウクライナ国立民族舞踊団のホパーク(2006年) ホパーク(ウクライナ語:гопак)は、ウクライナ・コサックの踊りに由来するウクライナの伝統舞踊の一つである。身軽な動きと複雑な跳躍を含み、早いテンポで演技される。コサックダンスとも。ロシアの舞踊と誤認されることも多いが、ウクライナの代表的な伝統文化である。.

新しい!!: 民族音楽とホパーク · 続きを見る »

ダラブッカ

ダラブッカは、タブラ、ドゥンベク、ダラブッケともいい、ゴブレット(足付酒杯)形太鼓の一種。膜鳴楽器に分類される打楽器である。アラブ音楽やトルコ音楽で使われる。ばちを使うこともあるが、本来は素手で叩く。左右の手で鼓面の中央と縁を打ち分ける。.

新しい!!: 民族音楽とダラブッカ · 続きを見る »

ダルシマー

ダルシマー(ハンマード・ダルシマー、ハンマーダルシマー)は、ツィター属打弦楽器の英語圏における呼称。擦弦楽器である「アパラチアン・ダルシマー(マウンテン・ダルシマー)」と区別するため「hammered dulcimer」と表記されることが多い。日本では通常「ハンマーダルシマー」と呼ばれるが、単語のつづりや意味からは「ハンマード・ダルシマー(槌で打たれるダルシマー)」が正しい。「dulcimer」という語の由来はラテン語であり、「甘美な旋律」を意味する「dulce melos」が語源として推察されている。箱型の共鳴体に張られた多数の金属製の弦を、ばちで打って演奏する。弦を弓などで擦るか、弾いて音を出す演奏法が圧倒的に多い弦楽器の中では、数少ない例である。金属製の弦を打って音を出す点や、音色の類似性から「ピアノの先祖」と呼ばれることもある。同系の楽器として、西南アジアのサントゥール、ハンガリーのツィンバロム、中国の揚琴(洋琴)、ドイツのハックブレットがある。 アジアで使用されるダルシマーは比較的小型であるが、ヨーロッパではオーケストラで使用するにあたって音域を広げる必要が出てきた為に大型化が試みられ、中には100キロ近い重量をもつものも作られている。 ヨーロッパの移民がもたらした楽器の一つに「アパラチアン・ダルシマー」(マウンテン・ダルシマー、ラップ・ダルシマーとも)と呼ばれるものがあるが これらは撥弦楽器であり、打弦楽器のダルシマーとは別物である。.

新しい!!: 民族音楽とダルシマー · 続きを見る »

ベネッセコーポレーション

株式会社ベネッセコーポレーション(Benesse Corporation)は、通信教育、出版などの事業を行なう、岡山県岡山市に本社を置く日本の企業。ベネッセと略称される。 本項では同社の完全親会社である持株会社の株式会社ベネッセホールディングス(Benesse Holdings, Inc.)についても述べる。.

新しい!!: 民族音楽とベネッセコーポレーション · 続きを見る »

ベリーダンス

ベリーダンス(Belly dance、あるいはbellydance)は中東およびその他のアラブ文化圏で発展したダンス・スタイルを指す言葉であり、これらを呼称するために造語された西洋の呼称である。 アラブ文化圏ではラクス・シャルキー(Raqs Sharqi رقص شرقي、「東方の踊り」の意)、ラクス・バラディー(Raqs Baladi رقص بلدي 「民族舞踏」の意)として知られ、トルコ語ではオルヤンタル・ダンス(Oryantal dansı、「東方舞踏」の意)として知られている。特に「ラクス・シャルキー」と言う言葉の起源はエジプトであるとされる。 ヨーロッパでも「オリエンタル・ダンス」「ダンス・オリエンタル」「エキゾチック・オリエンタルダンス」「オリエンタル・ベリーダンス」などの呼び名で知られ、アメリカ人の熱狂的なファンの中には単に「中東の踊り」と言えばこのベリーダンスであると述べる者もいる。.

新しい!!: 民族音楽とベリーダンス · 続きを見る »

ろう者

聾者(ろうしゃ)とは、聴覚障害者の一区分である。ろう者、聾啞者(ろうあしゃ)ともいう。本稿では日本国内の状況について主に説明する。 ろう者の意味内容は多義的であるが、主に聾学校卒業者や日本手話使用者、聾社会に所属している人が、自分のこと(自分のアイデンティティ)を「ろう者」と呼称する。音声言語獲得前に失聴した人が多い。また、聴覚障害者という単語には『障害』という言葉が含まれているので、その表現を嫌う人も自分のことを「ろう者」と表すことが多い。手話を堂々と使い、聞こえない自分を肯定している聴覚障害者に、自分を「ろう者」と呼ぶ人が多い。.

新しい!!: 民族音楽とろう者 · 続きを見る »

アルマジロ

アルマジロ(Armadillo)は、哺乳綱異節上目被甲目(Cingulata)に属する動物の総称。アルマジロ科(Dasypodidae)のみが現生する。.

新しい!!: 民族音楽とアルマジロ · 続きを見る »

アザーン

アザーン(اذان adhān)は、イスラム教における礼拝(サラート)への呼び掛けのこと。ユダヤ教のラッパ、キリスト教の鐘と同じような役割をしているが、肉声で行われることに特徴がある。「神は偉大なり」という意の句「アッラーフ・アクバル」の四度の繰り返しから始まる。 イスラム教国旅行記ではしばしばアザーンを指して「一日5回モスクから流れるコーランの朗誦」といった記述が見られるが、アザーンは礼拝への呼び掛けであって、コーランの朗誦ではない。 イスラム教ではアザーンと一緒に音楽を流すことは禁じられている。そもそも、イスラム教正統派は、教義上、音楽を官能的快楽をもたらすハラームとして容認してはいないからである。聖典の読誦であるキラーアやアザーン等の詩歌は、音楽的な要素を加えられても音楽では無い物として扱われる。.

新しい!!: 民族音楽とアザーン · 続きを見る »

ウード

ウード (عود ()、ud、barbat、oud、スペイン語:laud) は、リュート属に分類される撥弦楽器。 プレクトラムを用いて演奏する。中東から(アラビア、イラクなど)北アフリカのモロッコにかけてのアラブ音楽文化圏で使われる。リュートや琵琶と近縁であり、半卵形状の共鳴胴を持ち、ネックの先が大きく反っている。ただし、リュートや琵琶と違いフレットを持たない。弦は一般に6コース11弦で、10本の弦を5対の複弦とし最低音の弦のみ単弦である。.

新しい!!: 民族音楽とウード · 続きを見る »

エスキモー

モー()は、北極圏のシベリア極東部・アラスカ・カナダ北部・グリーンランドに至るまでのツンドラ地帯に住む先住民族グループである。 エスキモーは本来自分たちの力のみで自活して暮らしていたが、白人との接触により貨幣経済に巻き込まれ、また飲酒などの習慣により堕落した生活を余儀なくされた。現在においては下記のアルコール類の購入や捕鯨などにみられるようにカナダ、米国政府により「保護するべき集団」と見なされ、パターナリスティックな扱いを受けている。.

新しい!!: 民族音楽とエスキモー · 続きを見る »

オルティンドー

ルティンドー(Уртын дуу、、Urtyn duu, 日本語ではオルティン・ドーやオルチンドーとも表記)は、モンゴル語で〈長い歌〉という意味の民謡であり、ホーミーと並び遊牧民族モンゴル人を代表する歌唱法でもある。 特徴として「細かく装飾されたメロディを持つ32連から成る叙情的な民謡」とされ、東京藝術大学の梶浦靖子は「非拍節的な自由リズムにもとづく旋律で歌い演奏される」ものと評している。日本の民謡の『追分』や『馬子唄』に非常に似ていると評されることもある。起源は2000年前に遡ると考えられている。 現在でも、モンゴル及び中華人民共和国の内モンゴル自治区の遊牧民のライフスタイルに密接に関連している。ユネスコの無形文化遺産に登録されている。.

新しい!!: 民族音楽とオルティンドー · 続きを見る »

カポエイラ

ポエイラ(Capoeira)(カポエラとも言うことがある。)は、ブラジルの奴隷達が練習していた格闘技と音楽、ダンスの要素が合わさったブラジルの文化。 2008年にブラジルの無形文化遺産として指定される。2014年11月には、ユネスコによって無形文化遺産に登録された。.

新しい!!: 民族音楽とカポエイラ · 続きを見る »

カンツォーネ

ンツォーネ (Canzone) は、イタリア語では単に歌を指す単語である。しかし、日本国内においては主に19世紀末から20世紀初頭に書かれたイタリアの大衆歌曲、特にナポリのもの(カンツォーネ・ナポレターナ、Canzone napoletana)を指すことが多い。これらはイタリア民謡とよばれることもあるが、古くより伝承された作者不詳の歌ではなく、近代において専門的な作曲家によって作曲された流行歌であるため、「民謡」と呼ぶのは適切ではないとする意見もある。この他、1960年代~1970年代に日本で流行したイタリアのポップスのこともカンツォーネと呼ばれる。 小規模のカンツォーネのことをカンツォネッタ (Canzonetta) と呼ぶ。.

新しい!!: 民族音楽とカンツォーネ · 続きを見る »

カンジーラ

ンジーラは、南インド音楽で使用されるタンバリンの一種である。 打面にはトカゲの皮が非常にきつく張られており、低音を出すために水で湿らせて張力を弱めてから演奏する。ただし、湿らせすぎると音が出ないということや、演奏中に音程が変わってくること、演奏当日の気温や湿度によって大きく音質が左右されるという難点があるため、プロの奏者はいくつかのカンジーラを持ち歩いており、その中から丁度よいものを選んで演奏する。 また、トカゲ皮の輸入は規制されているため、プラスチックや、他の動物の皮で代用したものもある。プラスチック製のものは湿気の影響も受けにくく、安価なものが多いので、手軽な楽器として親しまれている。 胴体はパラミツなどの木材でできており、深さはおよそ5センチ程度である。打面の直径は18~22センチ程度である。.

新しい!!: 民族音楽とカンジーラ · 続きを見る »

カーヌーン

ーヌーン(アラビア語:قانون、Qanún, Kanun)はアラブ音楽で伝統的に使われる撥弦楽器。台形の箱に多数の弦が張り巡らされており、それを日本の琴の様につまびいて演奏する。ウード・カーヌーン・ナーイはアラブ古典音楽で使われる代表的な楽器。 ペグを用いて九分音を出せることで有名な楽器。特殊な倍音成分がある割には音量は小さく、200席のホールの後ろではほとんど聞こえない。 名前はギリシア語の「カノン」に由来する。.

新しい!!: 民族音楽とカーヌーン · 続きを見る »

ガムラン

ムラン ガムラン(gamelan)は、東南アジアのインドネシアで行なわれている大・中・小のさまざまな銅鑼や鍵盤打楽器による合奏の民族音楽の総称である。広義では、インドネシア周辺のマレーシア、フィリピン南部スールー諸島などの地域の類似の音楽をも含める場合がある。欧米や日本などでは、ガムラン音楽、Gamelan music などとも呼ばれる。.

新しい!!: 民族音楽とガムラン · 続きを見る »

ガタム

タム (Ghatam,घट,கடம்,ಘಟ,ఘటం)は、主にインド南部のカルナータカ音楽で使われる打楽器。鉄分を含む赤土で作られた素焼きの壺を、素手で叩くことによって音を出す、インド独特の伝統楽器。.

新しい!!: 民族音楽とガタム · 続きを見る »

キュイ

キュイ; 実在の人物; 架空の事物.

新しい!!: 民族音楽とキュイ · 続きを見る »

ギロ

虎をモチーフにしたものもある ギロ(guiro、güiro ())は、ヒョウタンの内側をくりぬき外側に刻みを入れて棒でこすったり叩いたりして演奏する打楽器 JEI ONE。体鳴楽器に分類される。グイロ、グィロとも書かれる。おもにラテン音楽で使用される。民族楽器である。同種の楽器にヘコヘコ(レコレコ、Reco-reco)がある。 刻みはヒョウタンの長手方向に垂直に入れられ、それを何本も並べてぎざぎざにする。ヒョウタンを鉛直にぶら下げ、ぎざぎざの部分に木や金属、象牙や動物の角などの棒をあて、ヒョウタンを上下させることにより、棒でこする。これにより「ギー」(長いとき)、「チャッ」(短いとき)というような音を出すのである。 ヒョウタンではなく全体が木製のものは「ウッドギロ」と呼ばれる(奏法は同じ)。 この楽器の基本のリズムは4分-8分-8分で、ギーーーチャッチャッというように聞こえる。 変わったところでは、ストラヴィンスキーの春の祭典でもごく一部に利用されている。 ドイツの現代音楽作曲家ヘルムート・ラッヘンマンは、この楽器の「点の集合が線に聞こえる」音響に興味を持ち、ギロそのものを偏愛しているほか、他の楽器にもギロ的な奏法を求めるなど様々な方法で自作に応用している。 似たような音響を奏でる楽器にラチェットがある。しかしその外見や奏法は全く異なる。.

新しい!!: 民族音楽とギロ · 続きを見る »

クラベス

ラベス(claves)は、2本の棒状の木片を打ち合わせることで明るいカチカチとした音を出す打楽器。 体鳴楽器に分類される。(イタリア語ではlegnetti(レニェッティ)、英語ではクラーヴェイズ、もしくはクレイヴスである。).

新しい!!: 民族音楽とクラベス · 続きを見る »

クルト・ザックス

ムネイル クルト・ザックス(Curt Sachs, 1881年6月29日 - 1959年2月5日)はドイツ出身のアメリカ合衆国の音楽学者。近代楽器学の創設者の一人で、エーリッヒ・フォン・ホルンボステルとともにザックス=ホルンボステル分類という楽器分類法を考案したことで知られる。.

新しい!!: 民族音楽とクルト・ザックス · 続きを見る »

クルアーン

ルアーン(قرآن )あるいはコーランは、イスラム教(イスラーム)の聖典である。イスラームの信仰では、唯一不二の神(アッラーフ)から最後の預言者に任命されたムハンマドに対して下された啓示と位置付けられている。ムハンマドの生前に多くの書記によって記録され、死後にまとめられた現在の形は全てで114章からなる。 クルアーンは、読誦して音韻を踏むように書かれている。「クルアーン」という名称はアラビア語で「詠唱すべきもの」を意味し、アラビア語では正確には定冠詞を伴って「アル.

新しい!!: 民族音楽とクルアーン · 続きを見る »

グリオ

リオまたはグリオー(griot)は、西アフリカの伝統伝達者。世襲制。グリオの主要なグループは、マンディング諸語では jeliya、 djéliと呼ばれ、語根のjeliは後述するマンデ系社会の知識階層に由来している。ウォロフ語ではgéwal(géwélやgéwëlとも)と呼ばれ、トゥクロール族では gawloと呼ばれている。.

新しい!!: 民族音楽とグリオ · 続きを見る »

ケチャ

チャ (kecak) とは、インドネシアのバリ島で行われる男声合唱。または呪術的な踊り(サンヒャン)にともなう舞踏劇。バリ島では「k」を発音しないため、現地ではチャと呼ばれている。 「モンキーダンス」と呼ばれることもあるが、本来的にモンキーとは関連をもたない。.

新しい!!: 民族音楽とケチャ · 続きを見る »

ケーナ

ーナ(quena)は、南米ペルー、ボリビアなどが発祥の縦笛(気鳴管楽器)である。.

新しい!!: 民族音楽とケーナ · 続きを見る »

ゴング

ング(gong)は、体鳴楽器に分類される打楽器の一つ。音程のある銅鑼。.

新しい!!: 民族音楽とゴング · 続きを見る »

シャシュマカーム

ャシュマカーム (ラテン文字: Shashmaqam、Shashmaqom) はウズベキスタンのブハラやタジキスタンを始めとする中央アジアでよく見られる音楽の形式である。シャシュマカームはペルシア語で6つのマカーム(旋法)を意味する。 シャシュマカームは悲劇的な恋に関するスーフィーの詩を題材とした歌詞に音楽をつけて洗練させたものである。シャシュマカームの楽器は詩を読み上げる声を邪魔しない程度に抑える事が多い。多くのコンサートで披露されるシャシュマカームの場合、楽器は柄の長いリュート、と呼ばれるタンバリンに似た楽器、、などで構成されることが多い。.

新しい!!: 民族音楽とシャシュマカーム · 続きを見る »

シタール

タール(ヒンディー語:सितार、英語:Sitar)は、北インド発祥の弦楽器。民族楽器の一つ。.

新しい!!: 民族音楽とシタール · 続きを見る »

ジプシー

プシー(gypsy)は、一般にはヨーロッパで生活している移動型民族を指す民族名。転じて、様々な地域や団体を渡り歩く者を比喩する言葉ともなっている。外名であり、当人らの自称ではない。.

新しい!!: 民族音楽とジプシー · 続きを見る »

ズルナ

ルナ(トルコ語: zurna)は西アジア諸国における民俗楽器の1つで、ダブルリード型の木管楽器である。.

新しい!!: 民族音楽とズルナ · 続きを見る »

タルチュム

タルチュム タルチュムは朝鮮半島の民俗芸能で、紙やヒョウタンで作った仮面をかぶって行われる踊り、演劇である。タルは〈仮面〉,チュムは〈踊り〉を意味し,踊りを主とする歌舞部分と演劇的なストーリー部分からなる。野外で行われ,内容は民衆的な日常や支配階級への批判などを風刺的に扱ったものが多い。.

新しい!!: 民族音楽とタルチュム · 続きを見る »

タンゴ

タンゴは18世紀後半にイベリア半島で発祥した舞曲のリズム。19世紀後半南米にこのダンスパターンが輸出され、アルゼンチン・ブエノスアイレスまたはウルグアイ・モンテビデオでダンススポットのために考案された一ジャンルも指す。.

新しい!!: 民族音楽とタンゴ · 続きを見る »

タブラ

200 BC carvings from at Bhaje caves, Maharashtra, India showing a woman playing Tabla and another dancer performing. タブラー(تبلہ, ヒンディー語:तबला, tabla)は北インドの太鼓の一種である。正確にはタブラー(高音用:tabla)とバーヤ(低音用:baya)という2種類の太鼓であり、組み合わせてタブラー・バーヤ(タブラーバーヤン)とも呼ばれる。指を駆使し複雑で多彩な表現が可能である。 胴は、高音のタブラーは木で、低音のバーヤは銅や真鍮などの金属でできている。胴の底は閉じており、壷や器のような構造になっている。皮はヤギ革であり、高音のタブラーは中央に、低音のバーヤは中央よりやや前側に、鉄粉を穀物の粉などと練りこんだ、スヤヒーと呼ばれる黒いものが塗られている。これにより容易に倍音を発生できることがタブラーの大きな特徴である。皮は、革紐で胴の底部と結び付けて張る。 紐の結びかたを変えたり、紐と胴の間にはさんだコルク栓サイズの木の小片(グリ)の位置を動かすことなどで張力を調整し皮のチューニングを行う。チューニング時には小型のハンマー(ハトゥリ)も用いる。曲の調によってそのつどチューニングを変える。 奏者の右側に高音、左側に低音の太鼓を、布製の、円座のようなクッションの上に置く。上面の皮が少し前を向くように傾ける。 右手では右の太鼓のみ、左手では左の太鼓のみを叩く。右手で5種類程度、左手で3種類程度の音を出す。音にはそれぞれ名前が付けられており、インドでも地方によって呼び名が異なるが、バナーラス方面では右手のTe、Na、Ta、Tin、Deなど、左手のGi、Ki、Katなど、左手と右手の組み合わせのDha、Dhin、Tirkitなどがある。タブラの練習の一つとしてこういった名前を口唄することもある(例:「ダーダーティリキトダーダーティンナーダー」)。 また左手の腹をつかって太鼓の張力を変えることで音程を上下させることができ、タブラー独特の風情の一つとなっている。.

新しい!!: 民族音楽とタブラ · 続きを見る »

タジキスタンの音楽

タジキスタンの音楽は中央アジアの音楽と密接な関係がある。伝統音楽はシャシュマカームと呼ばれ、ウズベキスタンでも同様の音楽が発展しており地域独特の音楽となっている。タジキスタン南部に はファラク (Falak) と呼ばれる独特の民族音楽があり、結婚式や割礼などの慶事やその他の機会に演奏される。.

新しい!!: 民族音楽とタジキスタンの音楽 · 続きを見る »

サンバ

ンバ.

新しい!!: 民族音楽とサンバ · 続きを見る »

サンポーニャ

ンポーニャ(zampoña)は、南米アンデス地方の民族音楽フォルクローレに使われる笛の一種。先住民の言葉アイマラ語ではシーク(sicu)と呼び、またこの楽器を使用した合奏をシクリアーダ(sicuriada)と呼ぶ。.

新しい!!: 民族音楽とサンポーニャ · 続きを見る »

サントゥール

サントゥール(سَنتور)はイランの打弦楽器。 クルミ製の台形の箱に多数の鋼鉄製の弦が並ぶ。この弦をメズラブと呼ばれる軽量な木の棒状の撥(クワやくるみの木を細く削って作る)でたたいて演奏する。メズラブは人差し指と中指の間で持ち、硬く乾いた音がする。弦をピックでつまはじく撥弦楽器であるカーヌーンとは異なり、鋼鉄製の弦を木の棒で叩いて演奏する打弦楽器である。典型的なサントゥールは、3オクターブの範囲の音域があり、2組のブリッジを持つ。右手の弦は真鍮で作られているが、左手の弦は鉄鋼で作られている。 名前はペルシア語で百個の弦を意味する。アラム語のプサントゥリアやアッカド語のパントゥールが語源という説もある。北インドやイラク、トルコにも伝わっており同様の名前で呼ばれる。ギリシアではサンドゥーリと呼ばれる楽器がある。ハンガリーを中心とする東欧地域で見られるツィンバロム(ルーマニアではツァンバルなどとも呼ばれる)、ドイツやスイスなどのチロル地方のハックブレット、イギリス、アイルランド、アメリカなどで使われるダルシマー(アメリカではハンマー・ダルシマー"Hammered dulcimer"とも呼ばれる)や中国の揚琴(ヤンチン)、朝鮮半島の洋琴(ヤングム)、モンゴルのヨーチン、タイのキム(キムチンとも)等も同類の楽器である。 Category:弦楽器 Category:民俗楽器 Category:中近東の楽器 Category:イランの音楽.

新しい!!: 民族音楽とサントゥール · 続きを見る »

儒教

儒教の始祖、孔子 董仲舒 儒教(じゅきょう)は、孔子を始祖とする思考・信仰の体系である。紀元前の中国に興り、東アジア各国で2000年以上にわたって強い影響力を持つ。その学問的側面から儒学、思想的側面からは名教・礼教ともいう。大成者の孔子から、孔教・孔子教とも呼ぶ。中国では、哲学・思想としては儒家思想という。.

新しい!!: 民族音楽と儒教 · 続きを見る »

全音楽譜出版社

株式会社全音楽譜出版社(ぜんおんがくふしゅっぱんしゃ、英名:Zen-On Music Company Limited)は、音楽関連の事業を展開する日本の企業である。主な事業は、楽譜や音楽関連の書籍の出版、および楽器や関連小物の製造販売、音楽教育など。 1931年に創業。本社は東京都新宿区。 全音楽譜出版社の楽譜は、音楽之友社のものと並んで日本では広く普及している。2004年より、オイレンブルク版スコアの日本版の販売も始めた。これは、従来のような、提携先の出版社の版型をそのまま流用したライセンス出版ではなく、日本独自の校訂版であり、解説の充実と共に注目されるべき良質のプロダクションである。 また、古くからソヴィエトの出版社と提携関係にあるシコルスキー社と関係し、ロシア=ソヴィエト音楽のスコアを多数発売している。例えばショスタコーヴィチの交響曲第10番は、日本初演直後の昭和30年代にはすでに日本で出版しており、1990年代当初よりショスタコーヴィチの作品全集のライセンス販売を積極的に行ってきた。近年は、プロコフィエフやハチャトゥリアンの交響曲や協奏曲のスコアのラインナップも充実してきており、2006年12月には長く待たれていたハチャトゥリアンの交響曲第3番「祝典詩曲」の出版を成し遂げた。 また、日本の作曲家の作品の出版にも積極的で、芥川也寸志や伊福部昭を始め、西村朗や池辺晋一郎から新実徳英といった現役の作曲家の作品まで、幅広くラインナップに含んでいる。 楽器事業では、音楽教育向けのリコーダーや鍵盤ハーモニカ「ピアニー」、打楽器などを製造販売しているほか、モラレスブランドとしてギターも製造し、エレキブームの際にはモズライト・ギターのコピーモデルが人気を博している。 2014年3月、株式会社全音楽譜出版社の発行済株式の全部を株式会社河合楽器製作所が取得、完全子会社化した。.

新しい!!: 民族音楽と全音楽譜出版社 · 続きを見る »

勁草書房

株式会社 勁草書房(けいそうしょぼう)は、東京都文京区水道に本社を置く出版社。.

新しい!!: 民族音楽と勁草書房 · 続きを見る »

団扇太鼓

(動画)団扇太鼓団扇太鼓(うちわだいこ)は、仏教で用いられる法具の一種(太鼓)である。声をあげて唱題するときにドンドンと打ち鳴らすことで、聴覚的にリズムを整える。日蓮宗・法華宗などで用いられることが多いので「法華の太鼓」(ほっけのたいこ)とも通称される。他宗門ではあまり用いられない。.

新しい!!: 民族音楽と団扇太鼓 · 続きを見る »

国民

国民(こくみん)とは、国に属する個々の人間を指す場合と、国に対応する人間集団をまとめて指す場合とがある。共産主義的なニュアンスを嫌うなどの理由で人民の言い換えとして用いられることも多いが、外国人を含むかどうかなど意味合いも変わるため、「国民」ではなく「人々」などと言い換える場合もある。.

新しい!!: 民族音楽と国民 · 続きを見る »

琵琶

琵琶(びわ、, 特に日本のものは )は、東アジアの有棹(リュート属)弦楽器の一つ。弓を使わず、もっぱら弦をはじいて音を出す撥弦楽器である。古代において四弦系(曲頚琵琶)と五弦系(直頚琵琶)があり、後者は伝承が廃絶し使われなくなったが、前者は後に中国及び日本においていくつもの種類が生じて発展し、多くは現代も演奏されている。ヴェトナムにはおそらく明代に伝播した四弦十数柱のものが伝承され、ダン・ティ・バと呼ばれる。なお、広義には阮咸(げんかん)や月琴などのリュート属弦楽器も琵琶に含めることもある。 四弦系(曲頚)琵琶は、西アジアのウード、ヨーロッパのリュートと共通の起源を持ち、形もよく似ている。すなわち卵を縦に半分に割ったような形の共鳴胴に棹を付け、糸倉(ヘッド)がほぼ直角に後ろに曲がった形である。五弦系(直頚)琵琶はインド起源とされ、糸倉は曲がらず真っすぐに伸びている。正倉院に唯一の現物である「螺鈿紫檀五絃琵琶」(らでんしたんごげんのびわ、図参照)が保存されている。.

新しい!!: 民族音楽と琵琶 · 続きを見る »

細川周平

細川 周平(ほそかわ しゅうへい、1955年2月14日 - )は、音楽学者。国際日本文化研究センター教授。専門は音楽学。学術博士(東京芸術大学、1989年)(学位論文「音楽における複製技術の諸問題 -レコードを中心に」)。大阪府生まれ。妹がいる。 過去、EPOのファンクラブに入っていた。.

新しい!!: 民族音楽と細川周平 · 続きを見る »

音楽

音楽(おんがく、music)の定義には、「音による芸術」といったものから「音による時間の表現」といったものまで、様々なものがある。 音楽は、ある音を選好し、ある音を選好しない、という人間の性質に依存する。 音楽には以下の3つの要件がある。.

新しい!!: 民族音楽と音楽 · 続きを見る »

音楽之友社

株式会社音楽之友社(おんがくのともしゃ)は、日本の音楽出版社。1941年12月に、音楽世界社、月刊楽譜発行所、管楽研究会の合併により設立された。音友(おんとも)と略称されることもある。.

新しい!!: 民族音楽と音楽之友社 · 続きを見る »

音楽民族学

音楽民族学(おんがくみんぞくがく、英語:ethnomusicology)とは、もともとは民族音楽学、すなわち民族学(ethnology)と音楽学(musicology)とがあわさったものである(ethno-musicology)。少なくともその発祥は、一般的に言われる民族音楽を研究対象とする学問ということではないが、実質的には、西洋伝統音楽以外の音楽を対象としている。研究対象としての「民族音楽」というものが実際には、西洋芸術音楽とその他という図式の下に成立していることは明白である。したがって西洋の音楽学者にとっては地元にない音楽の研究をすることになるので、録音再生技術の向上や、交通や運輸の発達により、世界中から音楽を集めやすくなったことによって研究が進めやすくなったとも指摘される。 ところで、ガムラン音楽や雅楽といったいわゆる「民族音楽」が固有の文化に属する音楽であるのであれば、西洋芸術音楽も例外なく、固有の文化に属した「民族音楽」であることは絶対に否定し得ない。ゆえに非西洋音楽の研究を民族音楽学とするのは、「民族音楽」なる音楽があたかも実際に存在しているかのような錯覚を生む差別的な述語であるために、近年は音楽の民族学的研究という意味での音楽民族学という名称を使うのが一般的になりつつある。また音楽人類学といった言い方もされることがある。 かつては特に、各民族の音楽を比較する分野を比較音楽学といったが、この名称は民族音楽 といわれる以前の19世紀末の欧米列強の植民地音楽と西洋音楽とを「比較」するということを端緒としていた。これは植民地の音楽と西洋音楽との比較によって、音楽の始原を追求し、音楽がいかに原始的な形態から西洋音楽のような進化した形態になるのかということの解明をひとつの目的としていた。このような歴史を踏まえ、近年では使われなくなりつつある。.

新しい!!: 民族音楽と音楽民族学 · 続きを見る »

遠山一行

遠山 一行(とおやま かずゆき、1922年7月4日 - 2014年12月10日)は、日本の音楽評論家、実業家である。.

新しい!!: 民族音楽と遠山一行 · 続きを見る »

草思社

渋谷区千駄ヶ谷に所在していた初代本社ビル(豊島区巣鴨移転後の2010年7月撮影) 株式会社草思社(そうししゃ)とは日本の出版社である。.

新しい!!: 民族音楽と草思社 · 続きを見る »

西域

西域(さいいき、拼音:xīyù)は、古来、中国人が中国の西方にある国々を呼んだ総称である。本来は東トルキスタンを指したが、拡張されて西トルキスタン、さらに地中海沿岸に至る西アジアをもいう。 紀元前1世紀の西域諸国(タリム盆地).

新しい!!: 民族音楽と西域 · 続きを見る »

講談社

株式会社講談社(こうだんしゃ、英称:Kodansha Ltd.)は、日本の総合出版社。創業者の野間清治の一族が経営する同族企業。.

新しい!!: 民族音楽と講談社 · 続きを見る »

胡弓

#胡弓(こきゅう)は日本の擦弦楽器。概説1および歴史以下に説明する。.

新しい!!: 民族音楽と胡弓 · 続きを見る »

能楽

中尊寺鎮守 白山神社の能舞台(重要文化財) 日牟禮八幡宮の能舞台 日牟禮八幡宮能舞台の橋がかり 能楽(のうがく)は、日本の伝統芸能であり、式三番(翁)を含む能と狂言とを包含する総称である。重要無形文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。.

新しい!!: 民族音楽と能楽 · 続きを見る »

藤井知昭

藤井 知昭(ふじい ともあき、1932年6月16日『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.520 - )は、日本の音楽学者。国立民族学博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。専攻は民族音楽。.

新しい!!: 民族音楽と藤井知昭 · 続きを見る »

長木誠司

長木 誠司(ちょうき せいじ、1958年1月11日 - )は、日本の音楽学者。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻教授。専門は音楽学、表象文化論。洋楽文化史研究会会長。.

新しい!!: 民族音楽と長木誠司 · 続きを見る »

若林忠宏

若林忠宏(わかばやし ただひろ、1956年 - )は、日本の民族音楽演奏家。シタールをはじめ、さまざまな撥弦楽器、打楽器の演奏者。東京都出身。 元文学座俳優で演出家の父と、ピアノ教師の母の間に生まれる。中学生の頃に民族音楽と出会い、シタールを入手、独学で演奏法を習得。この頃から既に池袋パルコ、渋谷ジァン・ジァンなどで演奏。島田荘司のロックバンドにシタール、タブラで参加。また1977年には、テクノポップバンド『ヒカシュー』の前期メンバーとなる。 1978年には、日本初の民族音楽ライブハウスを開店、数々の新しい試みによる演奏活動を続ける。 1986年には、サイケデリックロックバンド『七福神』のメンバーとなる。細野晴臣、妹尾河童、本篠秀太郎らと共演するなど、幅広く活躍。 一方、全国各地で民族音楽教室を開き、民族音楽の普及啓蒙活動にも努め、正倉院の五弦琵琶の修復にも携わる。 特に九州での活動は盛んで、2005年に「民族音楽センター九州」を福岡市に設立、九州での各種演奏会やイベントに多数出演。 妹は、シンガーソングライターの若林マリ子。.

新しい!!: 民族音楽と若林忠宏 · 続きを見る »

雅楽

御前での胡蝶の舞、『日本の礼儀と習慣のスケッチ』より、1867年出版 雅楽(ががく)は、中国、朝鮮半島を経て、日本で花開いた伝統的な音楽の一つ(ベトナムについてはベトナムの雅楽を参照)。世界最古のオーケストラと言われる。以下、宮内庁式部職楽部に伝わる日本の雅楽(重要無形文化財、ユネスコの無形文化遺産→2007年)を中心に述べる。.

新しい!!: 民族音楽と雅楽 · 続きを見る »

柴田南雄

柴田 南雄(しばた みなお、1916年(大正5年)9月29日 - 1996年(平成8年)2月2日)は日本の作曲家、音楽評論家、音楽学者。.

新しい!!: 民族音楽と柴田南雄 · 続きを見る »

東京堂出版

株式会社 東京堂出版(とうきょうどうしゅっぱん)は、東京都千代田区にある日本の出版社。.

新しい!!: 民族音楽と東京堂出版 · 続きを見る »

東京音楽大学

記載なし。

新しい!!: 民族音楽と東京音楽大学 · 続きを見る »

東京書籍

東京書籍株式会社(とうきょうしょせき、略称:東書(とうしょ)、英語:TOKYO SHOSEKI CO.,LTD.)とは、教科書をはじめとする出版事業等を営む企業である。.

新しい!!: 民族音楽と東京書籍 · 続きを見る »

東洋音楽学会

一般社団法人東洋音楽学会(とうようおんがくがっかい、英名 The Society for Research in Asiatic Music (Tôyô Ongaku Gakkai, TOG))は、日本の伝統音楽を含む東洋諸国の音楽及び世界中の民族音楽を研究することを目的に1936年(昭和11年)に設立された社団法人(文部科学省所管)。日本の音楽関連の学会としては最も古い歴史を持ち、外国人会員・演奏者会員も多い。 2012年9月7日に一般社団法人に改組。事務所を東京都台東区上野3-6-3三春ビル307号に置いている。.

新しい!!: 民族音楽と東洋音楽学会 · 続きを見る »

極東ロシア

極東ロシア(きょくとうロシア、Russian Far East、Дальний Восток России、)は、ロシア連邦の内、極東に分類される地域を表す用語である。極東ロシアにはのバイカル湖から太平洋に接する地域までの範囲が含まれる。ロシアの広域行政区画である極東連邦管区はこの地域全体を含み、西はシベリア連邦管区と接している。.

新しい!!: 民族音楽と極東ロシア · 続きを見る »

櫻井哲男

櫻井 哲男(さくらい てつお、1948年9月21日 - )は、日本の音楽学者、阪南大学名誉教授。.

新しい!!: 民族音楽と櫻井哲男 · 続きを見る »

歌舞伎

歌舞伎(かぶき)は、日本固有の演劇で、伝統芸能の一つ。重要無形文化財(1965年4月20日指定同日文化財保護委員会告示第18号「無形文化財を重要無形文化財に指定する等の件」)。歌舞伎(伝統的な演技演出様式によって上演される歌舞伎)は2005年にユネスコにおいて傑作宣言され、2009年9月に無形文化遺産の代表一覧表に記載された。.

新しい!!: 民族音楽と歌舞伎 · 続きを見る »

比較音楽学

比較音楽学(ひかくおんがくがく)とは、当時の音楽学が研究対象としていた西欧古典芸術音楽(西欧世俗音楽や非西欧の音楽を含まない音楽)と、当時の音楽学が研究対象とはしていなかった西欧諸国の植民地などの非西欧に住む他民族の音楽との比較研究を通じて、音楽の普遍的特性を見出すことを目的としていた学問である。比較音楽学という用語が初めて使用されたのは1885年。しかし学問分野となったのは、20世紀初期で、ドイツで提唱された。Erich Moritz von Hornbostel (1877~1935)の研究が比較音楽学のきっかけとなった。代表的な学者は、Carl Stumpf (1848~1936)、Alexander John Ellis (1814~1890)ら。彼らは各民族の音律や音階の違いを物理的に測定し、それぞれを比較してゆくという研究をした。これにより、平均律と比較して、どのように他民族の音律がずれているかなどのデータが収集された。また楽器の比較も行い、それが比較楽器学となった。それまで西欧では管・弦・打の3分類で楽器を分類していたが、自鳴(Autophone)・膜鳴(Membranophone)・気鳴(Aerophone)・弦鳴(Chordophone)の4分類で分類するようになった。この4分類を提唱したのは、Victor Charles Mahillon (1841~1924)である。 なお比較音楽学は、後に転じて、音楽学が研究を行わない、非西欧の民族の音楽を研究する学問とされた。ただしあくまで西欧古典芸術音楽こそが発展した音楽であるとの認識の下、発展した西欧古典芸術音楽と未熟で原始的な非西欧音楽との比較によって、音楽の始原を追求し、音楽がいかに原始的な形態から西欧古典芸術音楽のような進化した形態になるのかということの解明を1つの目的としていた。 その後、1950年代に比較音楽学は、民族音楽学と呼ばれるようになった。これは、民族音楽学という用語を作ったJaap Kunst(ヤープ・クンスト)が、「他のすべての学問以上に比較するわけではない」から、比較音楽学という呼称よりも民族音楽学という呼称の方が良いと考えたことに端を発している。その結果、特に比較という方法を中心にすえた場合以外は、比較音楽学という呼称は使用しなくなってきた。 なお、比較音楽学が非西欧の音楽に目を向けてそれが民族音楽学になったこと、さらに、音楽学が結局西欧の音楽のみを研究の中心に据え続けたこと、これらが西欧の音楽も民族音楽の一種であるにも関わらず、民族音楽学が非西欧の音楽を研究してゆくという傾向につながった要因の1つと指摘されている。民族音楽学で、比較音楽学の当初の目的である、比較研究を通じて音楽の普遍的特性を見出すということが本格的に行われだしたのは、1970年代以降である。.

新しい!!: 民族音楽と比較音楽学 · 続きを見る »

民俗学

民俗学(みんぞくがく、folklore studies または folkloristics)は、学問領域のひとつ。高度な文明を有する諸国家において、自国民の日常生活文化の歴史を、民間伝承をおもな資料として再構成しようとする学問で、民族学や文化人類学の近接領域である。.

新しい!!: 民族音楽と民俗学 · 続きを見る »

民俗音楽

民俗音楽(folk music[英]、Volksmusik[独]、musique folklorique [仏])とは、職業音楽家が存在する階層化社会において、民衆のあいだで口頭伝承されてきた音楽を指す言葉である。.

新しい!!: 民族音楽と民俗音楽 · 続きを見る »

民謡

民謡(みんよう)とは、主に口承によって受け継がれた歌の総称。.

新しい!!: 民族音楽と民謡 · 続きを見る »

民族

民族(みんぞく)とは一定の文化的特徴を基準として他と区別される共同体をいう。土地、血縁関係、言語の共有(母語)や、宗教、伝承、社会組織などがその基準となるが、普遍的な客観的基準を設けても概念内容と一致しない場合が多いことから、むしろある民族概念への帰属意識という主観的基準が客観的基準であるとされることもある。また、日本語の民族の語には、近代国民国家の成立と密接な関係を有する政治的共同体の色の濃い nation の概念と、政治的共同体の形成や、集合的な主体をなしているという意識の有無とはかかわりなく、同一の文化習俗を有する集団として認識される ethnic group(ジュリアン・ハクスリーが考案)の概念の双方が十分区別されずに共存しているため、その使用においては一定の注意を要する。 .

新しい!!: 民族音楽と民族 · 続きを見る »

民族学

成長の儀式(マラウィ) 民族学(みんぞくがく、ethnology)とは、世界の諸民族の文化や社会を研究する学問である。ただし、国により、学派により、位置づけや意味合いに異同がみられる。.

新しい!!: 民族音楽と民族学 · 続きを見る »

民族音楽

民族音楽(みんぞくおんがく)とは、英語のethnic musicの訳語で、「民族(=共通の言語・文化を持つ人の集団)が固有に伝承してきた音楽」の意味平凡社『世界大百科事典』の「民族音楽」の項。。国語辞典には昭和50年代から載るようになった比較的新しい言葉だが、この語はさまざまな用いられ方をしており、注意を要する。.

新しい!!: 民族音楽と民族音楽 · 続きを見る »

民族楽器

民族楽器(みんぞくがっき)とは、楽器のうち、特定の民族との結びつきが強く、通常特定の民族によって演奏される楽器のことである。また、特定の民族の演奏する音楽(民族音楽)を演奏するために使われる楽器である。 特定の民族との結びつきが弱く、多くの民族によって演奏されている楽器のほとんどは、西洋音楽で用いられる楽器であるから、それ以外の楽器が民族楽器に該当する。一般には、「クラシック音楽の楽器(古楽器を含む)」「ジャズの楽器」「電気楽器」「電子楽器」を除く、「世界各地の民族固有の伝統楽器」という意味で用いられる。また、日本では、日本音楽で用いられる楽器は民族楽器から除かれることも多い。 ヨーロッパ以外の地域では、伝統楽器に近代的・現代的な改良・変更が加えられたものも含まれる。例えば中国の「古筝」(Gu Zheng グージェン)・「琵琶」(Pipa ピーパ)は弦やフレットを大幅に増加し、弦の材質および調弦機構にも現代的改良が施されているが、「民族楽器」に分類される。 厳密には、アイルランド等のヨーロッパ諸国でも、同様の「改良」を行った「民族楽器」を用いている場合が多い。例としては、フィドル、アイリッシュ・ハープ、バグパイプなどが挙げられる。 近年は「民族楽器」がポピュラー音楽や現代音楽に用いられることも多いが、その場合も「民族楽器」であることに変わりはない。.

新しい!!: 民族音楽と民族楽器 · 続きを見る »

木村晴美

木村 晴美(きむら はるみ、1965年 - )は、日本の手話教育者、研究者。国立障害者リハビリテーションセンター学院手話通訳学科教官、NHK手話ニュース845キャスター、明晴学園理事。.

新しい!!: 民族音楽と木村晴美 · 続きを見る »

戸田邦雄

戸田 邦雄(とだ くにお、1915年(大正4年)8月11日 - 2003年(平成15年)7月8日)は日本の作曲家。本名は戸田盛国。.

新しい!!: 民族音楽と戸田邦雄 · 続きを見る »

海老沢敏

海老沢 敏(えびさわ びん、1931年11月22日 - )は、日本の音楽学者、国立音楽大学学長などを歴任した。 東京府生まれ。東京都立石神井高等学校を経て、1955年に東京大学文学部美学科卒業。1958年、同大学院修士課程修了。1962年から2年間、フランス政府給費留学生。東京大学文学部助手、国立音楽大学教授、同学長、学園長を歴任し、名誉教授。のち、尚美学園大学大学院特別専任教授。 1982年、『ルソーと音楽』でサントリー学芸賞、1987年、『むすんでひらいて考』で芸術選奨文部大臣賞受賞。1989年、ザルツブルク国際モツァルテーウム財団名誉財団員、同財団モーツァルト研究所所員。1991年、NHK放送文化賞受賞、同年、ザルツブルク州黄金勲章、1996年、紫綬褒章受章、2007年文化功労者。その他、オーストリア共和国有功勲章学術・芸術第一等十字章、フランス政府学術功労勲章オフィシエおよび芸術文化勲章オフィシエ受章。 新国立劇場オペラ研修所所長、日本モーツァルト研究所所長、日本モーツァルト協会会長、ボローニャ王立音楽アカデミー名誉会員。 モーツァルト研究の権威。妻はピアニストの小川京子。.

新しい!!: 民族音楽と海老沢敏 · 続きを見る »

文化人類学

文化人類学(ぶんかじんるいがく)は、人間の生活様式全体(生活や活動)の具体的なありかたを研究する人類学の一分野である。.

新しい!!: 民族音楽と文化人類学 · 続きを見る »

放送大学教育振興会

一般財団法人放送大学教育振興会(ほうそうだいがくきょういくしんこうかい、The Society for the Promotion of the Open University of Japan)は、放送を利用して教育を行う大学の教育研究の実施に協力するとともに、その普及振興に寄与することを目的とする財団法人。元文部科学省高等教育局高等教育企画課の所管。.

新しい!!: 民族音楽と放送大学教育振興会 · 続きを見る »

教育芸術社

株式会社教育芸術社(きょういくげいじゅつしゃ、英:Kyouiku Geijutsu Sha Co., Ltd.)は、音楽教科書を中心に、合唱曲集などを出版する出版社。.

新しい!!: 民族音楽と教育芸術社 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

エスノ・ミュージックエスノミュージックエスニック・ミュージックエスニックミュージック伝統音楽

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »