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プロトロンビン時間

索引 プロトロンビン時間

プロトロンビン時間(ぷろとろんびんじかん);PT(prothrombin time)は、血液の凝固因子に関する指標の一つ。外因系及び共通系の凝固異常を判定する検査として用いられる。.

19 関係: ロットワルファリンヴォン・ヴィレブランド病トロンボテストトロンビンビタミンKカルシウム凝固・線溶系静脈血友病血液血液学血漿肝硬変肝炎肝癌肝臓活性化部分トロンボプラスチン時間播種性血管内凝固症候群

ロット

ット (Lot, Lotto, Rott).

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ワルファリン

ワルファリン(Warfarin)は、抗凝固剤の1つ。殺鼠剤としても用いる。ワルファリンカリウムが医薬品として使われ、商品名はワーファリン。投与方法は経口(内服)のみである。.

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ヴォン・ヴィレブランド病

フォン・ウィルブランド病(Von Willebrand disease、略称vWD)は、出血傾向の異常を主徴とする疾患のこと南山堂医学大辞典 第12版 ISBN 978-4525010294 メルクマニュアル 第18版 日本語版 ISBN 978-4822203986Stedman's Medical Dictionary 28th ISBN 978-0781733908。.

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トロンボテスト

トロンボテスト(英:thrombotest)とは、血液検体の凝固因子活性を総合的に測定する検査薬のひとつである。凝固第II因子、第VII因子および第X因子を含めた外因系凝固活性に相関し、凝固系の外因系を総合的に評価できる検査薬である。ワルファリンという抗凝固薬の服用中の薬効評価(モニタリング)に用いられ、検査値としては凝固活性(%)あるいはINR(International Normarized Ratio:国際感度指標)が用いられる。ワルファリンのモニタリングにはスクリーニング用途として利用されているPT試薬も用いられるが、検査上の測定原理と測定精度の信頼性の側面から、トロンボテスト(TT)の方がワルファリンの出血リスクあるいは治療効果の実態を正確に反映することができる凝固検査法である。なお、北米や論文においては、PT-INRというプロトロンビン時間(PT)による表記法のひとつの単位が用いられているが、トロンボテストにおいてもINR表記法は適用され、北欧(スカンジナビア地方)、ノルウェイ、スウェーデン、フィンランド、ベネルクス三国(ベルギー、オランダ、ルクセンブルク)やデンマーク、ロシアの一部、オーストリアと北イタリア、日本で普及しているワルファリン抗凝固薬剤のモニタリングに適した凝固検査試薬である。 なお、トロンボテスト(欧州では、Owren PT法として普及している。北米はPTのみ。)は、PT検査の欠点を補った改良された定量性の高い血液凝固検査法である。 しかしながら、イギリスのPollerらにより、非常に検査法としての特異性に乏しく、検査結果のバラツキや誤報告が多いことが問題となっていた安価な Quick-PT 法に焦点を置き、論文による臨床エビデンスの蓄積で普及が広まった。結果として、PTによる検査も日本へも導入されているのが実態である。当初、欧州から日本に導入されてきたトロンボテストはWHOが推奨するトロンボプラスチン製剤の1つであり、当然、INR単位を適用できる定量性の高い凝固検査である。 ※下記の参考文献に欧州でのOwren PT (TT) 法の概要を記載する。 PT-INRは、プロトロンビン時間測定(PT)で検査された場合のINRという検査結果である。プロトロンビン(第Ⅱ因子)を測定するという意味に捉えられるが、Quick一段法(1935年)が開発された当時は、凝固第I因子、第Ⅱ因子、そして第Ⅲ因子の存在しか知られていなかったため、PT測定という呼び名が今日でも残っている。なお、PT測定はプロトロンビン(第Ⅱ因子)だけではなく、第Ⅶ因子、第X因子、そして、ワルファリン投与によって影響を受けない第V因子とフィブリノゲン(第I因子)までを測定する、いわば外因系凝固スクリーニング検査法である。一方、後述するようにトロンボテスト(TT)は、ワルファリンによって影響を受けるビタミンK依存性凝固因子(Ⅱ、Ⅶ、X)だけを特異的に検査値として反映することができるPT測定より特異性の高い検査であり、PT検査の欠点を補った改良された定量性の高い血液凝固検査法である。 (引用)家庭の医学(第13版)時事通信社 細田瑳一ら監修.

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トロンビン

トロンビン(Thrombin、第IIa因子とも)は、血液の凝固に関わる酵素(セリンプロテアーゼ)の一種。EC番号はEC 3.4.21.5であり、フィブリノーゲンをフィブリンにする反応を触媒する。遺伝子は人の場合、第十一染色体のp11-q12に存在する。 トロンビンは血液中に存在するプロトロンビン(第II因子)が第V因子によって活性化されることによって生まれる。第V因子、第VIII因子及び第IX因子を活性化させるので凝血反応の中核的な存在であり、血液凝固を阻止する際にはこの酵素の働きを止めることが重要である。 また血小板を活性化することで凝血を促進する機能もある。この場合には血小板表面の受容体(Gタンパク質共役型受容体)を介して働く。.

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ビタミンK

ビタミンK (Vitamin K) は、脂溶性ビタミンの一種である。ビタミンK依存性タンパク質の活性化に必須であり、動物体内で血液の凝固や組織の石灰化に関わっている。したがって欠乏すると出血傾向となり、また骨粗鬆症や動脈硬化に関連していると考えられている。化学構造上は2-メチル-1,4-ナフトキノンの3位誘導体で、天然にはK1とK2の2種類があり、このうちK2にはイソプレノイド側鎖の長さや修飾が異なる多数の化合物が含まれる。.

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カルシウム

ルシウム(calcium、calcium )は原子番号 20、原子量 40.08 の金属元素である。元素記号は Ca。第2族元素に属し、アルカリ土類金属の一種で、ヒトを含む動物や植物の代表的なミネラル(必須元素)である。.

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凝固・線溶系

凝固系(血液凝固因子)とは出血を止めるために生体が血液を凝固させる一連の分子の作用系であり、そうして固まった血栓を溶かして分解するのが線溶系(線維素溶解系)である。多くの病態においてこの二つは密接に関係しているため、本稿では二つをまとめて述べる。.

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静脈

静脈の断面図。 静脈(じょうみゃく、vein、ラテン語:venae)は、毛細血管から発生した静脈血を心臓に送るために使われる血管。毛細血管の吻合により細静脈に至り、静脈となる。ただし、肺静脈のみ、他の静脈とは機能が異なり、動脈血が流れる。.

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血友病

血友病(けつゆうびょう、Hemophilia)は、血液凝固因子のうちVIII因子、IX因子の欠損ないし活性低下による遺伝性血液凝固異常症である。 第VIII因子の欠損あるいは活性低下によるのは血友病A、第IX因子の欠損あるいは活性低下によるのは血友病Bである。.

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血液

血液 血液(けつえき、blood)は、動物の体内を巡る主要な体液で、全身の細胞に栄養分や酸素を運搬し、二酸化炭素や老廃物を運び出すための媒体である生化学辞典第2版、p.420 【血液】。.

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血液学

血液学(けつえきがく、)とは、人体の血液細胞(白血球・赤血球・血小板)を対象とする内科学の一分野である。.

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血漿

血漿(けっしょう、Blood plasma)は血液に含まれる液体成分の一つ。血液の55%をしめる。 血液を試験管にとって遠心沈殿すると、下の方に赤い塊りができ、上澄は淡黄色の液体になる。赤い塊りは主として赤血球の集りで、上澄の液体が血漿である。赤血球と血漿との容積の比はほぼ半々ぐらいである。血漿はアルブミンとグロブリンからなるタンパクを約7.0%程度含んでおり、その他K、Na、Caなどの電解質やビタミンなどを含んでいる。.

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肝硬変

肝硬変(かんこうへん、英:Liver cirrhosis)は、肝臓病の一つである。慢性の肝障害の進行によって、肝細胞が死滅・減少し腺維組織によって置換された結果、肝臓が硬く変化し、肝機能が著しく減衰した状態を指し、肝臓がんを発症しやすい状態となる。 肝炎は可逆的であるが、肝硬変は不可逆的である。.

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肝炎

肝炎(かんえん、英語:Hepatitis)は、何らかの原因で肝臓に炎症が起こり発熱、黄疸、全身倦怠感などの症状を来たす疾患の総称である。。.

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肝癌

肝癌(かんがん、Liver cancer)は、肝臓に発生する悪性腫瘍の総称である。.

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肝臓

肝臓(かんぞう、ἧπαρ (hepar)、iecur、Leber、Liver)は、哺乳類・鳥類・齧歯類・両生類・爬虫類・魚類等の脊椎動物に存在する臓器の一つ。 ヒトの場合は腹部の右上に位置する内臓である。ヒトにおいては最大の内臓であり、体内維持に必須の機能も多く、特に生体の内部環境の維持に大きな役割を果たしている。 本稿では主にヒトについて記載する。.

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活性化部分トロンボプラスチン時間

活性化部分トロンボプラスチン時間(かっせいか・ぶぶん・トロンボプラスチン・じかん)とは、血液凝固能検査のひとつ。APTT(activated partial thromboplastin time)とも略される。内因系及び共通系の凝固異常を判定する検査として用いられる。.

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播種性血管内凝固症候群

播種性血管内凝固症候群(はしゅせい けっかんない ぎょうこ しょうこうぐん、disseminated intravascular coagulation, DIC)とは、本来出血箇所のみで生じるべき血液凝固反応が、全身の血管内で無秩序に起こる症候群である。早期診断と早期治療が求められる重篤な状態で、治療が遅れれば死に至ることも少なくない。汎発性血管内凝固症候群(はんぱつせい- )とも言う。また、こうした全身で無秩序に起こる血液凝固が血小板を消耗することにより出血箇所での血液凝固が阻害されることを、消費性凝固障害(しょうひせい ぎょうこ しょうがい、英: )と言う。.

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