ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

ウィラード・ヴァン・オーマン・クワイン

索引 ウィラード・ヴァン・オーマン・クワイン

ウィラード・ヴァン・オーマン・クワイン(Willard van Orman Quine, 1908年6月25日 - 2000年12月25日)は、アメリカ合衆国の哲学者、論理学者であり、20世紀の哲学者のなかで最も影響力のある人物の一人である。分析哲学の伝統の正当な継承者であるが、哲学は概念分析ではないという考えの主たる提唱者でもあった。母校であるハーバード大学で哲学と数学を教えた。主要な業績に「経験主義のふたつのドグマ」(『論理的観点から』所収)があり、分析命題と総合命題とを区別できるとする論理実証主義がはらむような経験主義を批判し、個別の命題だけでは経験によった確証は得られない(確証されるのは命題体系全体である)とする確証の全体論(ホーリズム)を提唱した(参考:デュエム-クワイン・テーゼ)。『ことばと対象』ではさらにこの立場を発展させ、有名な翻訳の不確定性テーゼを導入した。.

98 関係: 培風館反証可能性吉田夏彦大修館書店大森荘蔵天球存在論山下正男岩波書店一階述語論理京都賞思想・芸術部門形式論理学マサチューセッツ州ネルソン・グッドマンハーバード大学バラス・スキナーポルトガルポーランドリチャード・ローティルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインルドルフ・カルナップボストンブラジルプリンキピア・マテマティカプトレマイオスヒュームヒラリー・パトナムピエール・デュエムデュエム-クワイン・テーゼデイヴィド・ルイスドナルド・デイヴィッドソンドイツ国防軍ホメーロスホーリズムダニエル・デネット分析哲学アメリカ合衆国アメリカ海軍アルフレッド・ノース・ホワイトヘッドアルフレト・タルスキアドホックアクロン (オハイオ州)ウィーン学団オハイオ州オーバリン大学ギルバート・ハーマンクワイン (プログラミング)クワイン・マクラスキー法グダニスクショック賞...スティーヴン・スティッチ哲学哲学者公理勁草書房知識科学哲学筑摩書房物理学相対論道具主義飯田隆西洋哲学言語哲学認識論論理学論理学の哲学論理学者論理実証主義鶴見俊輔藤村龍雄量化自然科学自明集合論ZFC杖下隆英新基礎集合論意味数学数学の哲学12月25日1908年1930年1930年代1932年1933年1939年1940年1942年1946年1956年1960年代1978年1986年2000年20世紀6月25日 インデックスを展開 (48 もっと) »

培風館

株式会社培風館(ばいふうかん)は、理学、工学、心理学などの大学向け教科書を中心とした出版社である。 創業者は山本慶治(1881-1963)。山本は兵庫県の豪農の家に生まれ、1908年東京高等師範学校英語科卒、1910年同教育研究科修了、奈良女子高等師範学校講師。岡本米蔵の紐育土地会社に勤務、その出版部門常務となり、1938年培風館として独立。当初は東京高等師範学校の教科書を刊行していた。1962年その長男の山本俊一(1910-2008、東大工学部卒)が社長となり、67年次男の山本健二(1912-93)が継ぐ。健二の死後その子の山本格が社長となる。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと培風館 · 続きを見る »

反証可能性

反証可能性(はんしょうかのうせい、)とは、科学哲学で使われる用語で、検証されようとしている仮説が実験や観察によって反証される可能性があることを意味する。 科学哲学者のカール・ポパーが提唱。平易な意味では「どのような手段によっても間違っている事を示す方法が無い仮説は科学ではない」と説明される。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと反証可能性 · 続きを見る »

吉田夏彦

吉田 夏彦(よしだ なつひこ、1928年7月27日 - )は、日本の哲学者、東京工業大学名誉教授。専門は科学哲学。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと吉田夏彦 · 続きを見る »

大修館書店

株式会社大修館書店(たいしゅうかんしょてん)は、辞典類・教科書・参考書などを刊行する日本の出版社。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと大修館書店 · 続きを見る »

大森荘蔵

大森 荘蔵(おおもり しょうぞう、1921年8月1日 - 1997年2月17日)は、日本の哲学者。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと大森荘蔵 · 続きを見る »

天球

天球(てんきゅう、celestial sphere)とは、惑星や恒星がその上に張り付き運動すると考えられた、地球を中心として取り巻く球体のこと。また、位置天文学において地球から見える天体の方向を表すために無限遠の距離にある仮想の球面上の点も天球と呼ぶ。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと天球 · 続きを見る »

存在論

存在論(そんざいろん、ontology、Ontologie)は、哲学の一部門。さまざまに存在するもの(存在者)の個別の性質を問うのではなく、存在者を存在させる存在なるものの意味や根本規定について取り組むもので、形而上学ないしその一分野とされ、認識論と並ぶ哲学の主要分野でもある。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと存在論 · 続きを見る »

山下正男

山下 正男(やました まさお、1931年7月16日 - )は、日本の哲学者、京都大学人文科学研究所名誉教授。 京都市出身。1953年京都大学文学部哲学科卒。1958年同大学院博士課程満期退学。1965年関西学院大学文学部助教授、1968年京都大学人文科学研究所助教授、1981年教授、1995年定年退官、名誉教授、近畿大学文芸学部教授。専攻は論理と数理の比較思想史的研究。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと山下正男 · 続きを見る »

岩波書店

株式会社岩波書店(いわなみしょてん、Iwanami Shoten, Publishers. )は、日本の出版社。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと岩波書店 · 続きを見る »

一階述語論理

一階述語論理(いっかいじゅつごろんり、first-order predicate logic)とは、個体の量化のみを許す述語論理 (predicate logic) である。述語論理とは、数理論理学における論理の数学的モデルの一つであり、命題論理を拡張したものである。個体の量化に加えて述語や関数の量化を許す述語論理を二階述語論理(にかいじゅつごろんり、second-order predicate logic)と呼ぶ。それにさらなる一般化を加えた述語論理を高階述語論理(こうかいじゅつごろんり、higher-order predicate logic)という。本項では主に一階述語論理について解説する。二階述語論理や高階述語論理についての詳細は「二階述語論理」「高階述語論理」を参照。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと一階述語論理 · 続きを見る »

京都賞思想・芸術部門

京都賞思想・芸術部門(きょうとしょうしそう・げいじゅつぶもん)は、京都賞の一部門であり、優れた業績を上げた芸術家や思想家を讃える賞である。受賞対象分野は、「音楽」、「美術」、「映画・演劇」、「思想・倫理」の四分野。受賞者には賞状とメダル、そして賞金5000万円が贈られる。受賞の対象となる分野は毎年変わり、四年で全分野を一周する。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと京都賞思想・芸術部門 · 続きを見る »

形式論理学

形式論理(けいしきろんり)とは、.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと形式論理学 · 続きを見る »

マサチューセッツ州

マサチューセッツ州(Commonwealth of Massachusetts、)は、アメリカ合衆国の州であり、北東部ニューイングランド6州の1つでもある。マサチューセッツ州は「州」(State) の代わりにコモンウェルスを使っているが、日本語では他州と同様に「州」と訳されている。2010年度の人口は 6,547,629 人。 南はロードアイランド州とコネチカット州、西はニューヨーク州、北はバーモント州とニューハンプシャー州に接している。東は大西洋である。アメリカ合衆国50州の中で、陸地面積では第44位、人口では第14位、人口密度が第3位である。東部のボストン大都市圏と、西部のスプリングフィールド大都市圏という2つの中心地がある。人口の約3分の2はボストン大都市圏に住んでいる。州都はボストン市であり、人口最大の都市でもある。ボストン大都市圏には、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学などがあるケンブリッジやサマービル、クインシーなどの市町が含まれている。 マサチューセッツ州はアメリカ史の中で各分野にわたって重要な役割を演じてきた。1620年、メイフラワー号の乗船客ピルグリムによって、プリマス植民地が設立された。1636年に設立されたハーバード大学は国内最古の高等教育機関である。1692年、セイラムとその周辺ではセイラム魔女裁判と呼ばれる忌まわしい事件が起こった。18世紀、大西洋圏を席捲したプロテスタントの第一次大覚醒運動は、ノーサンプトンの説教師ジョナサン・エドワーズに端を発していた。18世紀後半には、アメリカ独立戦争とイギリスからの独立に繋がる扇動によって、ボストンは「自由の揺籃」とも呼ばれた。1777年にヘンリー・ノックス将軍が設立したスプリングフィールド造兵廠は、産業革命の時代に交換部品など多くの重要な技術進歩を促進した。1786年、州西部の農夫によるポピュリスト革命、シェイズの反乱が直接アメリカ合衆国憲法制定会議の開催に繋がる要因になった。 南北戦争以前の時代には、禁酒運動、超越論的思想、奴隷制度廃止運動の中心になった。1837年、コネチカット川バレーのサウスハドリーの町に、国内初の女子カレッジであるマウント・ホリヨーク大学が開校した。19世紀、州西部の都市、スプリングフィールドとホリヨークでバスケットボールとバレーボールが発明された。2004年、州最高裁判所の判決により、国内で初めて同性結婚を法律で認める州になった。州内からはアダムズ家やケネディ家など多くの著名政治家を輩出してきた。 マサチューセッツ州は当初漁業、農業、貿易業に依存していたが、産業革命の間に工業の中心に変わった。20世紀にはその経済が工業からサービス業に転換された。21世紀には、高等教育、医療技術、ハイテクと金融業で指導的存在である。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとマサチューセッツ州 · 続きを見る »

ネルソン・グッドマン

ネルソン・グッドマン(Nelson Goodman、1906年8月7日 - 1998年11月25日)はアメリカの哲学者。認識論、言語哲学、美学などで業績を残した。1951年の著書「The Structure of Appearance」では師のC.I.ルイスから継承した議論を展開し、そのなかでクオリアに関する研究の先鞭をつけたことでも知られる。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとネルソン・グッドマン · 続きを見る »

ハーバード大学

ハーバード大学(英語: Harvard University)は、アメリカ合衆国の研究型私立大学であり、アイビー・リーグの一校。イギリス植民地時代の1636年に設置された、アメリカ合衆国内において、最も学術的起源の古い高等教育機関である。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとハーバード大学 · 続きを見る »

バラス・スキナー

バラス・フレデリック・スキナー(Burrhus Frederic Skinner, 1904年3月20日 - 1990年8月18日)は、アメリカ合衆国の心理学者で行動分析学の創始者。B.F. SkinnerまたはBF Skinnerと表記されることが多い。20世紀において非常に影響力の大きかった心理学者の一人で、自らの立場を徹底的行動主義(radical behaviorism)と称したB.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとバラス・スキナー · 続きを見る »

ポルトガル

ポルトガル共和国(ポルトガルきょうわこく、República Portuguesa、República Pertuesa)、通称ポルトガルは、南ヨーロッパのイベリア半島に位置する共和制国家である。北と東にスペインと国境を接し、国境線の総延長は1,214kmに及ぶ。西と南は大西洋に面している。ヨーロッパ大陸部以外にも、大西洋上にアソーレス諸島とマデイラ諸島を領有している。首都はリスボン。 ポルトガルはユーラシア大陸最西端の国家である。ヨーロッパで最初に海路で中国や日本など東アジアとの接触を持った。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとポルトガル · 続きを見る »

ポーランド

ポーランド共和国(ポーランドきょうわこく、Rzeczpospolita Polska)、通称ポーランドは、中央ヨーロッパに位置する共和制国家。欧州連合 (EU)、北大西洋条約機構 (NATO) の加盟国。通貨はズウォティ。首都はワルシャワ。 北はバルト海に面し、北東はロシアの飛地カリーニングラード州とリトアニア、東はベラルーシとウクライナ、南はチェコとスロバキア、西はドイツと国境を接する。 10世紀に国家として認知され、16世紀から17世紀にかけヨーロッパで広大な国の1つであったポーランド・リトアニア共和国を形成。18世紀、4度にわたり国土が隣国によって分割され消滅。 第一次世界大戦後、1918年に独立を回復したが、第二次世界大戦時、ナチス・ドイツとソビエト連邦からの事前交渉を拒否し両国に侵略され、再び国土が分割された。戦後1952年、ポーランド人民共和国として国家主権を復活、1989年、民主化により共和国となった。冷戦時代は、ソ連の影響下に傀儡政権の社会主義国とし最大で最も重要なソ連の衛星国の一国となり、政治的にも東側諸国の一員となった。国内及び東側諸国の民主化とソ連の崩壊と東欧革命を経て、「中欧」または「中東欧」として再び分類されるようになっている。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとポーランド · 続きを見る »

リチャード・ローティ

リチャード・マッケイ・ローティ(Richard McKay Rorty、1931年10月4日 - 2007年6月8日)は、アメリカ合衆国の哲学者であり、ネオプラグマティズム(Neopragmatism)の代表的思想家である。シカゴ大学で学士号、修士号を得たのち、イェール大学で1956年に博士号を得た。プリンストン大学の哲学教授を21年間務めた他、バージニア大学教授などの職を経て、スタンフォード大学教授となり、哲学と比較文学を教えた。のちスタンフォード大学名誉教授となる。プラグマティズムの立場から近代哲学の再検討を通じて「哲学の終焉」を論じた他、哲学のみならず、政治学、経済学、社会学、アメリカ文化などの論壇で活躍した。現代アメリカを代表する哲学者である。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとリチャード・ローティ · 続きを見る »

ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン

ルートヴィヒ・ヨーゼフ・ヨーハン・ヴィトゲンシュタイン(Ludwig Josef Johann Wittgenstein、1889年4月26日 - 1951年4月29日)は、オーストリア・ウィーン出身の哲学者である。のちイギリス・ケンブリッジ大学教授となり、イギリス国籍を得た。以後の言語哲学、分析哲学に強い影響を与えた。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン · 続きを見る »

ルドルフ・カルナップ

ルドルフ・カルナップ(Rudolf Carnap, 1891年5月18日 - 1970年9月14日)はドイツの哲学者。論理実証主義の代表的論客として知られる。 ドイツのロンスドルフ(現在のヴッパータル)生まれ。バルメンのギムナジウムで学び、その後フライブルク大学で、数学、物理、および哲学を学ぶ。初め物理に興味を持っていたが、第一次世界大戦で研究を中断。その後、哲学者ブルーノ・バウフのもとでDer Raum(「空間」)と題した博士論文を提出し、引き続き論理実証主義の視点から物理学上の問題について研究した。1924年から1925年にかけてはフッサールの講義に出席している。 1926年にはウィーン大学で職を得、またウィーン学団の一員となる。当時のウィーン学団にはハンス・ハーン、モーリッツ・シュリック、フリードリヒ・ヴァイスマン、オットー・ノイラートなどがいた。またウィトゲンシュタインとも接触している。1928年の著書Der logische Aufbau der Welt(『世界の論理的構成』)では、科学的知識の経験主義的再構築を試みた。 1931年からプラハで自然哲学の教授を務める。1935年にはアメリカへ渡り、1941年に帰化。シカゴ大学、プリンストン高等研究所を経てカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で教鞭を執った。カルナップは一時期意味論の研究を行ったあと再び関心を科学的知識に向け、分析命題と総合命題の区別などについて論じた。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとルドルフ・カルナップ · 続きを見る »

ボストン

ボストン(Boston、)は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州北東部サフォーク郡にある世界都市。同州最大の都市かつ州都であり、同郡の郡庁所在地でもある。アメリカで最も歴史の古い街の一つであり、「ニューイングランドの首都」と言われることもある。2017年の調査によると、世界9位の金融センターであり、かつてのボストン金融街の名を冠するステート・ストリート、それからミューチュアル・ファンド大手のフィデリティ・インベストメンツの本社が立地する。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとボストン · 続きを見る »

ブラジル

ブラジル連邦共和国(ブラジルれんぽうきょうわこく、República Federativa do Brasil)、通称ブラジルは、南アメリカに位置する連邦共和制国家である。南米大陸で最大の面積を占め、ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア、ペルー、コロンビア、ベネズエラ、ガイアナ、スリナム、フランス領ギアナ(つまりチリとエクアドル以外の全ての南米諸国)と国境を接している。また、大西洋上のフェルナンド・デ・ノローニャ諸島、トリンダージ島・マルティン・ヴァス島、セントピーター・セントポール群島もブラジル領に属する。その国土面積は日本の約22.5倍で、アメリカ合衆国よりは約110万km2(コロンビア程度)小さいが、ロシアを除いたヨーロッパ全土より大きく、インド・パキスタン・バングラデシュの三国を合わせた面積の約2倍に相当する。首都はブラジリア。 南アメリカ大陸最大の面積を擁する国家であると同時にラテンアメリカ最大の領土、人口を擁する国家で、面積は世界第5位である。南北アメリカ大陸で唯一のポルトガル語圏の国であり、同時に世界最大のポルトガル語使用人口を擁する国でもある。公用語はポルトガル語ではあるがスペイン語も比較的通じる。ラテンアメリカ最大の経済規模であり、同時に世界で7番目の経済規模でもある。 ブラジルは全体的に低緯度(北部は赤道直下)で、尚且つ海流等の影響もあり気候は大変温暖であり、ポルトガルによる植民地支配が厳格化する17世紀半頃までは、ほとんどの原住民は男女とも全裸に首飾り等の装飾品を付けた状態で生活していたという。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとブラジル · 続きを見る »

プリンキピア・マテマティカ

短縮版『プリンキピア・マテマティカ 56節まで』の表紙 『プリンキピア・マテマティカ』(Principia Mathematica:数学原理)は、アルフレッド・ノース・ホワイトヘッドとバートランド・ラッセルによって書かれ、1910年から1913年に出版された、数学の基礎に関する全3巻からなる著作である。それは、記号論理学において、明示された公理の一組と推論規則から数学的真理すべてを得る試みである。『プリンキピア』のための主なインスピレーションと動機の1つは論理学に関するフレーゲの初期の仕事で、それがパラドックスをもたらすことをラッセルが発見したのである。 プリンキピアは、数学論理と哲学においてアリストテレスの『オルガノン』以来もっとも重要で独創的な仕事の一つと、広く専門家に考えられている。 モダン・ライブラリーは、この本を20世紀のノンフィクション書籍上位100のリスト(Modern Library 100 Best Nonfiction)の23位に位置づけた。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとプリンキピア・マテマティカ · 続きを見る »

プトレマイオス

プトレマイオス(Πτολεμαῖος、ラテン文字転記:Ptolemaios)は、ギリシア人に見られる男性名。Ptolemaeusより「プトレマエウス」「プトレマイウス」、Ptolemy より「トレミー」とも呼ばれる。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとプトレマイオス · 続きを見る »

ヒューム

ヒューム.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとヒューム · 続きを見る »

ヒラリー・パトナム

ヒラリー・ホワイトホール・パトナム(Hilary Whitehall Putnam、1926年7月31日 - 2016年3月13日)は、アメリカ合衆国の哲学者。1960年代以来、心の哲学、言語哲学、および科学哲学において、分析哲学の中心人物であった。彼は他の者に対して行うのと同じくらい自分自身の哲学的立場についても、その欠陥が曝露されるまで厳格な分析による吟味を加えることで知られているKing, P.J. One Hundred Philosophers: The Life and Work of the World's Greatest Thinkers.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとヒラリー・パトナム · 続きを見る »

ピエール・デュエム

ピエール・デュエム ピエール・デュエム(Pierre Maurice Marie Duhem、1861年6月10日 - 1916年9月14日)は、フランスの物理学者であり、科学哲学者。パリ生まれ。エコール・ノルマル・シュペリウール出身。1887年からリール大学、1893年からレンヌ大学、1894年からボルドー大学で理論物理学の教鞭を執った。 マッハ主義に立脚しエネルギー論を展開。力学史、中世・ルネサンス時代の物理学を研究、著書多数。 デュエムが提唱し、クワインが引き継いだ、デュエム-クワイン・テーゼ(Duhem-Quine thesis)は、新科学哲学の基礎になっている。また、熱力学におけるギブズ-デュエムの式でも知られる。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとピエール・デュエム · 続きを見る »

デュエム-クワイン・テーゼ

デュエム-クワイン・テーゼ (Duhem-Quine thesis) は、ピエール・デュエムとウィラード・ヴァン・オーマン・クワインによって指摘された科学哲学における決定不全性に関する命題。が命名した。ただし、ふたりの主張するテーゼの内容には差があり、デュエムのテーゼとクワインのテーゼを区別する研究者、論者もいる。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとデュエム-クワイン・テーゼ · 続きを見る »

デイヴィド・ルイス

デイヴィド・ケロッグ・ルイス(David Kellogg Lewis, 1941年9月28日 - 2001年10月14日)は、アメリカ合衆国の哲学者であり、20世紀後半の分析哲学における牽引者のうちの一人とされている。カリフォルニア大学ロサンゼルス校、のちプリンストン大学で教鞭をとった。様相実在論によってよく知られているが、とりわけ、因果的に独立した無数の現実世界が存在しており、我々の世界はそのうちの一つである、という可能世界の理論が最も有名で、なおかつ最も論議を巻き起こした。それ以外にも言語哲学、心の哲学、形而上学、認識論、哲学的論理学などの分野においても多大な貢献を果たし、哲学界に深い影響を及ぼした。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとデイヴィド・ルイス · 続きを見る »

ドナルド・デイヴィッドソン

ドナルド・ハーバート・デイヴィッドソン(Donald Herbert Davidson、1917年3月6日 - 2003年8月30日)は、アメリカ合衆国の哲学者である。1981年から2003年にかけてカリフォルニア大学バークレー校で哲学の教授(Slusser Professor)を務めた。またスタンフォード大学、ロックフェラー大学、プリンストン大学やシカゴ大学でも教鞭を執った。日本語訳においては、「ドナルド・デイヴィドソン」と、促音を含めずに表記される場合も多い。 彼の仕事は、1960年代以降、哲学のほとんど全ての領域でかなりの影響力を持ったが、特に心の哲学と言語哲学において顕著だった。彼の仕事の多くは、大きな理論に明確に言及しない小論文の形で発表されるが、しかし強く統一されている(同じ方法と考えが、一見無関係な多くの問題に適用される)ことで知られており、また、たくさんの哲学者たち―イマヌエル・カント、ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン、フランク・ラムゼイ、W.V.O.クワインやエリザベス・アンスコムらが含まれる―の仕事を総合していることでも有名である。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとドナルド・デイヴィッドソン · 続きを見る »

ドイツ国防軍

ヘルメットにデカールされていた紋章 1941年、国防軍の陸軍歩兵下士官 ドイツ国防軍(ドイツこくぼうぐん、Wehrmacht)は、1935年から1945年にかけて存在したドイツの武力組織である陸軍、海軍、空軍の三軍の総体を指す。国家唯一の武装者(独:Waffenträger der Nation)と定義される存在であったが、当時のドイツにはナチス党の組織である武装親衛隊など管轄外の武装組織も存在していた。 1935年の再軍備宣言後は徴兵制が復活し総兵力が50万人になり、ポーランド侵攻直前の兵力は318万人と世界でも屈指の規模であった。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとドイツ国防軍 · 続きを見る »

ホメーロス

ホメーロス(、Homerus、Homer)は、紀元前8世紀末のアオイドス(吟遊詩人)であったとされる人物を指す。ホメロスとも。西洋文学最初期の2つの作品、『イーリアス』と『オデュッセイア』の作者と考えられている。「ホメーロス」という語は「人質」、もしくは「付き従うことを義務付けられた者」を意味する。古代人はホメーロスを「詩人」()というシンプルな異名で呼んでいた。 今日でもなお、ホメーロスが実在したのかそれとも作り上げられた人物だったのか、また本当に2つの叙事詩の作者であったのかを断ずるのは難しい。それでも、イオニアの多くの都市(キオス、スミルナ、コロポーンなど)がこのアオイドスの出身地の座を争っており、また伝承ではしばしばホメーロスは盲目であったとされ、人格的な個性が与えられている。しかし、彼が実在の人物であったとしても、生きていた時代はいつ頃なのかも定まっていない。もっとも信じられている伝説では、紀元前8世紀とされている。また、その出生についても、女神カリオペの子であるという説や私生児であったという説などがありはっきりしない。さらに、彼は、キュクラデス諸島のイオス島で没したと伝承されている。。 当時の叙事詩というジャンルを1人で代表するホメーロスが古代ギリシア文学に占める位置は極めて大きい。紀元前6世紀以降、『イーリアス』と『オデュッセイア』はホメーロスの作品と考えられるようになり、また叙事詩のパロディである『蛙鼠合戦』や、ホメーロス讃歌の作者とも見做されるようになった。主にイオニア方言などからなる混成的なは紀元前8世紀には既に古風なものであり、テクストが固定された紀元前6世紀にはなおのことそうであった。両叙事詩は(ダクテュロスのヘクサメトロス)で歌われており、ホメーロス言語はこの韻律と密接に結び付いている。 古代において、ホメーロスの作品に与えられていた史料としての価値は、今日では極めて低いものと見做されている。このことは同時に、西洋において叙事詩というジャンルを確立した文学的創造、詩としての価値をさらに高めた。無数の継承者が出現し、21世紀のハリウッドにまで続いている。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとホメーロス · 続きを見る »

ホーリズム

ホーリズム(Holism)とは、ある系(システム)全体は、それの部分の算術的総和以上のものである、とする考えのことである。あるいは、全体を部分や要素に還元することはできない、とする立場である。 すなわち、部分部分をバラバラに理解していても系全体の振る舞いを理解できるものではない、という事実を指摘する考え方である。部分や要素の理解だけでシステム全体が理解できたと信じてしまう還元主義と対立する。全体論と訳すこともある。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとホーリズム · 続きを見る »

ダニエル・デネット

ダニエル・クレメント・デネット3世(Daniel Clement Dennett III, 1942年3月28日 - )は、アメリカ合衆国の哲学者、著述家、認知科学者である。心の哲学、科学哲学、生物学の哲学などが専門であり、その中でも特に進化生物学・認知科学と交差する領域を研究している。 現在、タフツ大学の認知研究センターの共同ディレクター、オースティン・B・フレッチャー哲学教授、ユニバーシティ・プロフェッサーを務める。デネットは無神論者かつ世俗主義者であり、アメリカ世俗連合の評議員、ブライト運動の支持者でもある。デネットは「新無神論の4人の騎手」の一人に数えられる。他の3名はリチャード・ドーキンス、サム・ハリス、そしてクリストファー・ヒッチェンズである。 2001年、ジャン・ニコ賞受賞。2012年、エラスムス賞受賞。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとダニエル・デネット · 続きを見る »

分析哲学

分析哲学(ぶんせきてつがく、Analytic philosophy)は、ゴットロープ・フレーゲとバートランド・ラッセルによる論理学(数理論理学)研究及び言語哲学研究の成果に起源を持ち、ラッセルの教えを受けたルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの言語哲学研究、及びウィトゲンシュタインの思想に対する誤解を含めて彼から多大な影響を受けた論理実証主義の受容とそれに対する批判、日常言語学派の発展と影響の拡大などの歴史を経て形成された現代哲学の総称である。なお広辞苑によれば、分析哲学の主唱者はジョージ・エドワード・ムーアである。 これは、現代の記号論理学や論理的言語分析、加えて、自然科学の方法及び成果の尊重を通じて形成された。20世紀には英語圏で主流となった哲学である。たとえばアメリカ合衆国の圧倒的多数の大学で、哲学科で教育され研究されるのは「分析哲学」である。これは、イギリスやカナダ、オーストラリアでも同様である。 こうした状況の中で、分析哲学全体に共通する主張といったものを見いだすのは困難である。分析哲学には、多様で共通点のない様々な観点が可能であり、蓋然的な共通点しかない可能性もある。ひどくおおざっぱに言えば、分析哲学は、明晰さの追求と徹底的な論述を特徴とする。 20世紀の大陸ヨーロッパ(特にフランスとドイツ)において主流となった大陸哲学に比較されることもあり、単に「英米(現代)哲学」といえば、この記事で扱う分析哲学を指す場合が多い。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと分析哲学 · 続きを見る »

アメリカ合衆国

アメリカ合衆国(アメリカがっしゅうこく、)、通称アメリカ、米国(べいこく)は、50の州および連邦区から成る連邦共和国である。アメリカ本土の48州およびワシントンD.C.は、カナダとメキシコの間の北アメリカ中央に位置する。アラスカ州は北アメリカ北西部の角に位置し、東ではカナダと、西ではベーリング海峡をはさんでロシアと国境を接している。ハワイ州は中部太平洋における島嶼群である。同国は、太平洋およびカリブに5つの有人の海外領土および9つの無人の海外領土を有する。985万平方キロメートル (km2) の総面積は世界第3位または第4位、3億1千7百万人の人口は世界第3位である。同国は世界で最も民族的に多様かつ多文化な国の1つであり、これは多くの国からの大規模な移住の産物とされているAdams, J.Q.;Strother-Adams, Pearlie (2001).

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとアメリカ合衆国 · 続きを見る »

アメリカ海軍

アメリカ海軍(アメリカかいぐん、United States Navy、略称:USN)は、アメリカ合衆国が保有する海軍である。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとアメリカ海軍 · 続きを見る »

アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド

アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド (Alfred North Whitehead、1861年2月15日 - 1947年12月30日)は、イギリスの数学者、哲学者である。論理学、科学哲学、数学、高等教育論、宗教哲学などに功績を残す。ケンブリッジ大学、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン、インペリアル・カレッジ・ロンドン、ハーバード大学の各大学において、教鞭をとる。哲学者としての彼の業績は、ハーバード大学に招聘されてからが主体であり、その時既に63歳であった。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとアルフレッド・ノース・ホワイトヘッド · 続きを見る »

アルフレト・タルスキ

アルフレト・タルスキ(Alfred Tarski, 1901年1月14日 - 1983年10月26日)はポーランドおよびアメリカの数学者・論理学者。彼の生年を1902年とする記述も散見されるが、これは誤りである。 アリストテレス、クルト・ゲーデル、ゴットロープ・フレーゲとともに、「四人の偉大な論理学者」の一人として数えられる。また、彼の名前は「バナッハ=タルスキーの定理」などで知られる。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとアルフレト・タルスキ · 続きを見る »

アドホック

アドホック(ad hoc)は、「特定の目的のための」「限定目的の」などといった意味のラテン語の語句である。 ad hocのadは「~へ」「~について」、hocは「これ」「この」という意味で、英語では「for this」に相当することになる。 ヨーロッパ諸語では様々な語句と組み合わせて用いられている。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとアドホック · 続きを見る »

アクロン (オハイオ州)

アクロン(Akron)は、アメリカ合衆国オハイオ州北東部に位置する都市。クリーブランドの南約55kmに位置する。人口は199,110人(2010年国勢調査).

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとアクロン (オハイオ州) · 続きを見る »

ウィーン学団

ウィーン学団(ウィーンがくだん、Wiener Kreis; Vienna Circle)とは、ウィーン大学の哲学教授モーリッツ・シュリックを中心とする科学者、哲学者のグループである。論理実証主義を標榜した。 ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』やマッハの科学哲学から影響を受けて、数学者のハンス・ハーン、科学哲学者のシュリックを中心とした研究サークルが形成された。1929年に組織を整えてウィーン学団を名乗り、活動を広げていった。ルドルフ・カルナップ、オットー・ノイラートと共に、学団の方針を示した「科学的世界像」を発表した。ウィトゲンシュタインはウィーン学団の一部のメンバーと交流はあったが、この学団と完全に見解を同じくしていたわけではなかったので、学団の活動に参加することはなかった。カール・メンガー、ハーバート・ファイグル、ヴィクトル・クラフトなどが学団のメンバーである。 クルト・ゲーデルはハンス・ハーンの元で学び、ウィーン学団のメンバーとも交流はあったが、批判的な立場であった。カール・ポパーもハンス・ハーンの元で学び、ウィーン学団のメンバーとも交流はあったが、批判的な立場であった。 1933年、ハーンが病死、1936年、ドイツ人であったが、「有意味な命題とは検証可能な命題である」とする「意味の検証理論」の提唱などで現象学や形而上学などの科学性を否定し、その活動が「ユダヤ的」とみなされたシュリックが、元教え子の国粋主義者ヨハン・ネルベック Johann Nelböck (のちにナチス党へ入党)に、ウィーン大学で講義に向かう途中に射殺された。ナチスの弾圧から逃れるために、残された参加者の多くはアメリカに亡命し、学団自体は立ち消えになったが、その考えが米英に広まることになった。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとウィーン学団 · 続きを見る »

オハイオ州

ハイオ州(オハイオしゅう、State of Ohio)は、アメリカ合衆国中西部の北東にある州である。アメリカ合衆国50州の中で、陸地面積では第34位、人口では第7位である。州の北はミシガン州とエリー湖、東はペンシルベニア州、南はケンタッキー州とウェストバージニア州、西はインディアナ州に接している。州都および2010年度の国勢調査での人口最大都市はコロンバス市である。州旗は全米の中で唯一、長方形でないものを採用している。 オハイオ州は1803年3月1日に、北西部領土から分かれて合衆国17番目の州に昇格した。独立宣言に加わった13植民地ではないが、北東部はコネチカット州の西部保留地だった。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとオハイオ州 · 続きを見る »

オーバリン大学

ハイオ州きっての名門リベラル・アーツ・カレッジであり、『USニューズ&ワールド・レポート』誌の大学ランキングでは、リベラル・アーツ・カレッジ部門のTop25を常に維持している。1833年の設立以来、入学資格に性別や肌の色の制限を設けなかった大学として知られ、1833年に女性の学生を受け入れ、1835年に有色人種の学生を受け入れた。全米の多くのリベラル・アーツ・カレッジ同様少数精鋭制をとり、学生数は約3,000人である。また、全米でも指折りの音楽学校を併設している。 日本の桜美林大学(おうびりんだいがく)は、創立者の清水安三がオーバリン大学の卒業生であることから、これにちなんで校名としたもの。また、提携校となっている。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとオーバリン大学 · 続きを見る »

ギルバート・ハーマン

ルバート・ハーマン(Gilbert Harman, 1938年 - )は、アメリカ合衆国の哲学者。1963年からプリンストン大学で教鞭をとっている。言語哲学、認知科学、心の哲学、倫理学、道徳心理学、認識論、統計学習理論、形而上学まで幅広い著述活動を行う。ジョージ・ミラーと共にプリンストン大学認知科学研究所のディレクターを務めた。電子工学、計算機科学、心理学、哲学、言語学の授業を単独もしくは共同で教えた経験がある。 現在、ジェームズ・S・マクドネル哲学卓越教授。認知科学会のフェロー、心理学会のフェローに任命されている。また、アメリカ芸術科学アカデミーのフェローも務める。2005年、パリでジャン・ニコ賞を受賞した。2009年、人文学における卓越した業績によってプリンストン大学ベーマン賞を受賞した。受賞スピーチの題目は、「我々には言語学科が必要だ(We need a linguistics department)」。 スワースモア大学から学士号を、ハーバード大学から博士号を取得。マイケル・スクリヴェン、ウィラード・ヴァン・オーマン・クワイン、ノーム・チョムスキーの薫陶を受ける。弟子には、スティーヴン・スティッチ(ラトガース大学)、ジェームズ・ドライアー(ブラウン大学)、ニコラス・スタージョン(コーネル大学)、ジョシュア・ノビー(イェール大学)がいる。 娘のエリザベス・ハーマンも哲学者であり、プリンストン大学哲学科と人間価値センターのメンバーである。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとギルバート・ハーマン · 続きを見る »

クワイン (プログラミング)

ワイン(Quine)は、コンピュータプログラムの一種で、自身のソースコードと完全に同じ文字列を出力するプログラムである。娯楽として、プログラマが任意のプログラミング言語での最短クワインを書くことがある。プログラムを出力するプログラムだと見れば、クワインのプログラミングはメタプログラミングの一種である。 入力を受け付けるプログラムは、クワインとは見なされない。入力が許容されるなら、単にキーボードからソースコードを入力するだけで実現してしまうし、そのプログラムのソースファイルを入力とするなどしても実現できる。実行コードを含まないクワインも自明であるとして除外される。多くのプログラミング言語では、実行コードのないプログラムはコードを明らかに出力可能(何もないので、何も出力しないでもクワインと主張できる)である。そのような空のプログラムがIOCCCで「規則のはなはだしい悪用」賞を受賞したことがある。 クワインという名称は、自己参照の研究について業績を残した哲学者ウィラード・ヴァン・オーマン・クワイン(1908-2000)に由来し、命名したのはダグラス・ホフスタッターでそれほど古いことではないため、古い文献では自己複製・自己再生成などといった表現で呼ばれていることがある。(プログラミング言語ではない)言語的には次の一文で表されるクワインのパラドックスと、同様の構造を持っている。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとクワイン (プログラミング) · 続きを見る »

クワイン・マクラスキー法

ワイン・マクラスキー法(—ほう; Quine–McCluskey algorithm/略:QM法)はブール関数を簡単化するための方法である。カルノー図と同様の目的で使われるが、コンピュータによる自動化に適しており、またブール関数が最簡形かどうか決定的に求めることができる。W・V・クワインが提案し、E・J・マクラスキーが発展させた方法なのでこの名がある。 クワイン・マクラスキー法は3段階からなる。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとクワイン・マクラスキー法 · 続きを見る »

グダニスク

ダニスク(Gdańsk グダーィンスク、)は、ポーランドの都市。バルト海南部に面するポモージェ(ポメラニア)地方東部に位置し、グダニスク湾を擁するポーランド最大の港湾都市であり、ポモージェ県の県都である。ポーランド語名の発音は片仮名転写が難しく、グダンスクと表記されることがあり、政府観光局はグダンスク、市役所はグダニスクと表記しており、公的機関においても表記が分かれている。カシューブ語ではGduńsk(グダンスク)。また、ドイツ語名のダンツィヒ( 、ダンチヒとも)でもよく知られている。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとグダニスク · 続きを見る »

ショック賞

ョック賞 (Schockprisen) は、哲学者であり芸術家でもあったロルフ・ショック(1933年 - 1986年)の遺志により創設された賞。1993年にスウェーデンのストックホルムで授賞式が行われて以来、当初は2年毎、現在は3年毎に顕彰されている。 「論理学・哲学」「数学」「視覚芸術」「音楽芸術」の4部門があり、受賞者はスウェーデン王立科学アカデミーが各部門ごとに組織する選考委員会によって決定される。受賞者には40万スウェーデン・クローナが贈られる。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとショック賞 · 続きを見る »

スティーヴン・スティッチ

ティーヴン・スティッチ(2010年) スティーヴン・スティッチ(英語:Stephen Stich、1943年3月9日 - )は、ラトガース大学の哲学教授、シェフィールド大学の哲学名誉教授。スティッチの主な研究テーマは心の哲学、認知科学、認識論、道徳心理学である。1983年の著書『素朴心理学から認知科学へ』では消去主義的唯物論への賛成で多くの関心を引いた。しかしその後立場を修正し、特に1996年に『心を再構成する』を著した。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとスティーヴン・スティッチ · 続きを見る »

哲学

哲学(てつがく、Φιλοσοφία、philosophia、philosophy、philosophie、Philosophie)は、語義的には「愛智」を意味する学問的活動である。日本語辞典の広辞苑では、次のように説明している。 観念論的な形而上学に対して、唯物論的な形而上学もある。諸科学が分化独立した現在では、哲学は学問とされることが多いが、科学とされる場合哲学は「自然および社会,人間の思考,その知識獲得の過程にかんする一般的法則を研究する科学」である。出典は、青木書店『哲学事典』。もある。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと哲学 · 続きを見る »

哲学者

哲学者とは、広義に、哲学を研究する者のことである。「哲学者(フィロソファー)」という語は、「知恵を愛する者」を意味する古代ギリシャ語のφιλόσοφος(フィロソフォス)に由来する。ギリシャの思想家ピタゴラスによって導入された。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと哲学者 · 続きを見る »

公理

公理(こうり、axiom)とは、その他の命題を導きだすための前提として導入される最も基本的な仮定のことである。一つの形式体系における議論の前提として置かれる一連の公理の集まりを (axiomatic system) という 。公理を前提として演繹手続きによって導きだされる命題は定理とよばれる。多くの文脈で「公理」と同じ概念をさすものとして仮定や前提という言葉も並列して用いられている。 公理とは他の結果を導きだすための議論の前提となるべき論理的に定式化された(形式的な)言明であるにすぎず、真実であることが明らかな自明の理が採用されるとは限らない。知の体系の公理化は、いくつかの基本的でよく知られた事柄からその体系の主張が導きだせることを示すためになされることが多い。 なお、ユークリッド原論などの古典的な数学観では、最も自明(絶対的)な前提を公理、それに準じて要請される前提を公準 (postulate) として区別していた。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと公理 · 続きを見る »

勁草書房

株式会社 勁草書房(けいそうしょぼう)は、東京都文京区水道に本社を置く出版社。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと勁草書房 · 続きを見る »

知識

Επιστημη、エピステーメー)。トルコ、エフェソス Robert Reid 画 ''Knowledge'' (1896)。アメリカ議会図書館 知識(ちしき)とは、認識によって得られた成果、あるいは、人間や物事について抱いている考えや、技能のことである。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと知識 · 続きを見る »

科学哲学

科学哲学(かがくてつがく、philosophy of science)とは、科学を対象とする哲学的な考察のことである『岩波 哲学・思想事典』【科学哲学】野家啓一 執筆『世界大百科事典』【科学哲学】坂本百大 執筆。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと科学哲学 · 続きを見る »

筑摩書房

株式会社筑摩書房(ちくましょぼう)は、日本の出版社。筑摩書房のマーク(空を截る鷹)のデザインは青山二郎作。 文学者を中心に個人全集は、増補改訂し繰り返し刊行するので、「全集の筑摩」と称されている。特に『世界文学全集』は多くの類書シリーズを刊行した。ほかに古典・現代文の教科書を現在まで毎年出版している。月刊PR誌に『ちくま』がある。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと筑摩書房 · 続きを見る »

物理学

物理学(ぶつりがく, )は、自然科学の一分野である。自然界に見られる現象には、人間の恣意的な解釈に依らない普遍的な法則があると考え、自然界の現象とその性質を、物質とその間に働く相互作用によって理解すること(力学的理解)、および物質をより基本的な要素に還元して理解すること(原子論的理解)を目的とする。化学、生物学、地学などほかの自然科学に比べ数学との親和性が非常に強い。 古代ギリシアの自然学 にその源があり, という言葉も、元々は自然についての一般的な知識の追求を意味しており、天体現象から生物現象までを含む幅広い概念だった。現在の物理現象のみを追求する として自然哲学から独立した意味を持つようになったのは19世紀からである。 物理学の古典的な研究分野は、物体の運動、光と色彩、音響、電気と磁気、熱、波動、天体の諸現象(物理現象)である。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと物理学 · 続きを見る »

相対論

対論(そうたいろん).

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと相対論 · 続きを見る »

道具主義

道具主義(どうぐしゅぎ、instrumentalism)とは、科学哲学の世界で使われる言葉で、科学理論を、観察可能な現象を組織化・予測するための形式的な道具・装置であると見なす立場。観察可能な現象の背後にある観察不可能な隠れた実在の真の姿は知りえないとする。この点で科学的実在論と対立する。 道具主義においては、観察不可能な対象について語ることは形而上学の役割であると考え、科学の仕事ではないとする。つまり科学理論によって現象の説明・予測がどれだけうまくいっていても、それによって「理論が観察可能な現象の背後にある観察不可能な隠れた実在についての真なる記述になっている」とは考えない。「ただ単にうまくいっているだけだ」という風に考える。これが道具主義のひとつの特徴である。また現象を説明するためのいくつかの理論が存在する場合、理論の選択はその正しさによってではなく、現象をどれだけうまく予測・説明できるか、その有用性によって決まるとする。これは道具主義がそもそも「理論の正しさ」、つまり理論が実在を正しく記述しているかどうか、といった事は知りえないと考えているためである。 物理学の世界で道具主義の立場を鮮明にした人物として、19世紀オーストリアの物理学者エルンスト・マッハがいる。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと道具主義 · 続きを見る »

飯田隆

飯田 隆(いいだ たかし、1948年10月20日 - )は、日本の哲学者、日本大学文理学部教授。慶應義塾大学名誉教授。日本哲学会会長。言語哲学・分析哲学が専門。 北海道札幌市出身。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと飯田隆 · 続きを見る »

西洋哲学

この項目では、西洋哲学(せいようてつがく)、すなわち西洋で発展した哲学について解説する。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと西洋哲学 · 続きを見る »

言語哲学

言語哲学(げんごてつがく、英語:philosophy of language)とは、語義的に二つの意味に大別される。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと言語哲学 · 続きを見る »

認識論

認識論(にんしきろん、Erkenntnistheorie、Epistemology、Épistémologie)は、認識、知識や真理の性質・起源・範囲(人が理解できる限界など)について考察する、哲学の一部門である。存在論ないし形而上学と並ぶ哲学の主要な一部門とされ、知識論(theory of knowledge)とも呼ばれる。日本語の「認識論」は独語の訳語であり、日本ではヒト・人間を考慮した場合を主に扱う。英語と仏語の語源は「知」(epistēmē) + 「合理的な言説」(logos)。フランスでは「エピステモロジー」という分野があるが、20世紀にフランスで生まれた科学哲学の一つの方法論ないし理論であり、日本語では「科学認識論」と訳される。 哲学はアリストテレス以来その領域を諸科学によって置き換えられていったが、最後に狭い領域が残り、それが大きく認識論と存在論に大別され、現在もこの分類が生きている。認識論ではヒトの外の世界を諸々の感覚を通じていかに認識していくかが問題視される。認識という行為は、人間のあらゆる日常的、あるいは知的活動の根源にあり、認識の成立根拠と普遍妥当性を論ずることが存在論である。しかし、哲学における方法論は思弁に尽きるため、仮説を立て実験によって検証するという科学的方法論は長年取り入れられることはなかった。哲学論は基本的に仮設の羅列に過ぎず、単に主観的な主張であった。客観性の保証が全くない内観法が哲学者の主たる武器であった。19世紀末ごろ、認識論の一部が哲学の外に出て心理学という学問を成立させるが、初期にはもっぱら内観や内省を方法論とし、思弁哲学と大差はなかったため、のちにアームチェア心理学と呼ばれた。やがて、思弁を排し客観的、科学的方法論をもとに実験心理学が登場し、認識の一部は、心理学に取り込まれていった。錯覚現象などがその研究対象になった。実験心理学では、データの統計的処理では科学的であったが、なぜ錯覚が生まれるかというメカニズムの解明では、仮説を立て実験データとの照合を論じてはいたものの、その仮説自体はやはり思弁に過ぎなかった。それを嫌い人間の主観を排し、実験動物を用いた観察可能な行動のみを研究対象とする一派も存在したが、人間の認識は研究対象から外された。このため、認識論の問題は比較的最近まで客観科学化されずに哲学の領域にとどまり続けた。しかし、脳科学の進歩によって急速に、認識論と存在論の2つの世界は大きく浸食されつつある立花隆『脳を究める』(朝日新聞社 2001年3月1日)。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと認識論 · 続きを見る »

論理学

論理学(ろんりがく、)とは、「論理」を成り立たせる論証の構成やその体系を研究する学問である。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと論理学 · 続きを見る »

論理学の哲学

論理学の哲学(ろんりがくのてつがく、英語:philosophy of logic)は、哲学の一領域である。それは論理学の地位や方法論についてのメタ学問である。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと論理学の哲学 · 続きを見る »

論理学者

論理学者(ろんりがくしゃ)とは、論理学を専門に研究する人のことである。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと論理学者 · 続きを見る »

論理実証主義

論理実証主義(ろんりじっしょうしゅぎ、Logical positivism)とは、20世紀前半の哲学史の中で、特に科学哲学、言語哲学において重要な役割を果たした思想ないし運動。論理経験主義(Logical Empiricism)、科学経験主義とも言う。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと論理実証主義 · 続きを見る »

鶴見俊輔

見 俊輔(つるみ しゅんすけ、1922年〈大正11年〉6月25日 - 2015年〈平成27年〉7月20日)は、日本の哲学者、評論家、政治運動家、大衆文化研究者。アメリカのプラグマティズムの日本への紹介者のひとりで、都留重人、丸山眞男らとともに戦後の進歩的文化人を代表する1人とされる。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと鶴見俊輔 · 続きを見る »

藤村龍雄

藤村 龍雄(ふじむら たつお、1936年3月13日 - )は、日本の哲学研究者・論理学者、東京水産大学名誉教授。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと藤村龍雄 · 続きを見る »

量化

量化(りょうか、Quantification)とは、言語や論理学において、論理式が適用される(または満足される)議論領域の個体の「量」を指定すること。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと量化 · 続きを見る »

自然科学

自然科学(しぜんかがく、英語:natural science)とは、.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと自然科学 · 続きを見る »

自明

自明(じめい)とは、 こういった問題においては、主観的視点(客体)という部分を含み、何が自明であり何が自明でないかは、個人の感覚によって差があるため、より客観的な記述が求められる場合に於いて、より厳密な定義を必要とする。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと自明 · 続きを見る »

集合論

集合論(しゅうごうろん、set theory, théorie des ensembles, Mengenlehre)は、集合とよばれる数学的対象をあつかう数学理論である。 通常、「集合」はいろいろな数学的対象の集まりを表していると見なされる。これは日常的な意味でのものの集まりやその要素、特定のものが入っているかいないか、という概念を包摂している。現代数学の定式化においては集合論がさまざまな数学的対象を描写する言葉をあたえている。(論理や述語論理とともに)集合論は数学の公理的な基礎付けをあたえ、数学的な対象を形式的に(無定義語の)「集合」と「帰属関係」によって構成することが可能になる。また、集合論の公理として何を仮定するとどんな体系が得られるか、といった集合それ自体の研究も活発に行われている。 集合論における基本的な操作には、あたえられた集合のべき集合や直積集合をとる、などがある。また二つの集合の元同士の関係(二項関係)を通じて定義される順序関係や写像などの概念が集合の分類に重要な役割を果たす。集合論では二つの集合はそれぞれの集合の元の間に全単射が存在するとき濃度が等しいという。そこで集合を濃度の等しさによって類別した各々の同値類のことを濃度という。この定義では濃度は真のクラスになってしまうので、濃度そのものを集合論的な対象として取り扱い難い。選択公理を仮定すると任意の集合は整列可能であることが導かれる。整列集合の順序型を順序同型で類別した各々の同値類と定義してしまうと、それは真のクラスとなってしまう。幸いなことに任意の整列集合は順序数と呼ばれる特別な集合(を帰属関係で順序付けしたもの)と順序同型となる。そのためそれら順序数を整列集合の順序型と定義することができる。また順序数全体 \mathrm(これは真のクラスになる)もまた整列順序付けられている。以上のもとで、集合の濃度を と定義することができる。すなわち濃度というのを特別な順序数として定義するわけである。このようにすることで濃度の定義から真のクラスを追放することができる。ただし選択公理を仮定することなく濃度を定義し取り扱うことはできる。基本的なアイデアは濃度で類別した各々同値類から累積階層の意味で階数が最小なものだけを分出するというものである。詳細はを参照。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと集合論 · 続きを見る »

ZFC

ZFC.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインとZFC · 続きを見る »

杖下隆英

杖下 隆英(つえした りゅうえい、1929年 - 2017年11月21日)は、日本の哲学研究者、東京大学教養学部名誉教授。英国哲学、デイヴィッド・ヒュームを専攻。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと杖下隆英 · 続きを見る »

新基礎集合論

数理論理学において新基礎集合論 (しんきそしゅうごうろん、New Foundations) またはNF集合論とは、プリンキピア・マテマティカの型理論を単純化したものとしてウィラード・ヴァン・オーマン・クワインによって考案された、公理的集合論の一種である。この名称は、クワインが1937年における記事『数理論理学の新基礎』において初めて提唱したことに由来する。現在広く受け入れられているのはクワインが提唱したもともとの体系NFを少し修正したNFUと呼ばれる体系である。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと新基礎集合論 · 続きを見る »

意味

意味(いみ)とは、次のような概念である。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと意味 · 続きを見る »

数学

数学(すうがく、μαθηματικά, mathematica, math)は、量(数)、構造、空間、変化について研究する学問である。数学の範囲と定義については、数学者や哲学者の間で様々な見解がある。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと数学 · 続きを見る »

数学の哲学

数学の哲学(すうがくのてつがく、philosophy of mathematics)は、哲学(科学哲学)の一分野で、数学を条件付けている哲学的前提や哲学的基礎、そして数学の哲学的意味を研究するものである。数理哲学とも言われる。 数学的哲学(すうがくてきてつがく、mathematical philosophy)という用語が、しばしば「数学の哲学」と同義語として使われる。しかしながら、「数学的哲学」は、別の意味を少なくとも二つ持っている。一つは、例えばスコラ学の神学者の仕事やライプニッツやスピノザの体系が目標にしていたような、美学、倫理学、論理学、形而上学、神学といった哲学的主題を、その主張するところでは、より正確かつ厳密な形へと形式化するプロジェクトを意味する。さらに、個々の数学の実践者や、考えかたの似た現場の数学者の共同体が日頃抱いているものの考え方(=哲学)を意味する。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと数学の哲学 · 続きを見る »

12月25日

12月25日(じゅうにがつにじゅうごにち)は、グレゴリオ暦で年始から359日目(閏年では360日目)にあたり、年末まであと6日ある。この日はクリスマスである。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと12月25日 · 続きを見る »

1908年

記載なし。

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと1908年 · 続きを見る »

1930年

記載なし。

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと1930年 · 続きを見る »

1930年代

1930年代(せんきゅうひゃくさんじゅうねんだい)は、西暦(グレゴリオ暦)1930年から1939年までの10年間を指す十年紀。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと1930年代 · 続きを見る »

1932年

記載なし。

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと1932年 · 続きを見る »

1933年

記載なし。

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと1933年 · 続きを見る »

1939年

記載なし。

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと1939年 · 続きを見る »

1940年

記載なし。

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと1940年 · 続きを見る »

1942年

記載なし。

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと1942年 · 続きを見る »

1946年

記載なし。

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと1946年 · 続きを見る »

1956年

記載なし。

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと1956年 · 続きを見る »

1960年代

1960年代(せんきゅうひゃくろくじゅうねんだい)は、西暦(グレゴリオ暦)1960年から1969年までの10年間を指す十年紀。この項目では、国際的な視点に基づいた1960年代について記載する。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと1960年代 · 続きを見る »

1978年

記載なし。

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと1978年 · 続きを見る »

1986年

この項目では、国際的な視点に基づいた1986年について記載する。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと1986年 · 続きを見る »

2000年

400年ぶりの世紀末閏年(20世紀および2千年紀最後の年)である100で割り切れるが、400でも割り切れる年であるため、閏年のままとなる(グレゴリオ暦の規定による)。。Y2Kと表記されることもある(“Year 2000 ”の略。“2000”を“2K ”で表す)。また、ミレニアムとも呼ばれる。 この項目では、国際的な視点に基づいた2000年について記載する。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと2000年 · 続きを見る »

20世紀

摩天楼群) 20世紀(にじっせいき、にじゅっせいき)とは、西暦1901年から西暦2000年までの100年間を指す世紀。2千年紀における最後の世紀である。漢字で二十世紀の他に、廿世紀と表記される場合もある。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと20世紀 · 続きを見る »

6月25日

6月25日(ろくがつにじゅうごにち)はグレゴリオ暦で年始から176日目(閏年では177日目)にあたり、年末まであと189日ある。誕生花はアガパンサス、ヒルガオ。.

新しい!!: ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインと6月25日 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

W.V.O.クワインW.V.クワインW・V・クワイン

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »