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丸亀うちわ

索引 丸亀うちわ

丸亀うちわ(まるがめうちわ)は、香川県丸亀市で生産される団扇である。その起源には、3つのルーツがあるといわれている。 江戸時代にはいると、うちわが庶民へも広く普及し、涼や炊事、装いや流行、蛍や虫追いなど、日常生活道具として多様な場面で利用されてゆく。量産のため、全国各地には団扇産地が形成される。

目次

  1. 21 関係: うちわ天明安政寛永丸亀市丸亀市うちわの港ミュージアム丸亀藩伝統工芸品マダケ別当団扇絵経済産業大臣発祥香川県郷土出版社金刀比羅宮金毘羅権現柿渋江戸時代木版明治

うちわ

うちわ(団扇)とは、手で扇いで風を起こす道具の一種。似たものとして扇子がある。折りたたんで持ち運べるものを「扇」や「扇子」、和紙や布などを丸く貼った折りたためないものを「団扇」と呼ぶことが多い。 一般的には扇部と手でそれを支持するための柄を備え、柄の形状は、丸柄、差柄、平柄などがある。ただし柄がなく扇部の端のくりぬいた部分に指を入れて用いる穴開きうちわもあり、厚紙のみで作られた簡素なペーパーファンにはしばしばそういった形状であり、販促品として用いられることも多い。 絵柄や文様にも様々な種類がある。

見る 丸亀うちわとうちわ

天明

天明(てんめい、)は、日本の元号の一つ。安永の後、寛政の前。1781年から1789年までの期間を指す。この時代の天皇は光格天皇。江戸幕府将軍は徳川家治、徳川家斉。

見る 丸亀うちわと天明

安政

安政(あんせい)は、日本の元号の一つ。嘉永の後、万延の前。大化以降223番目、239個目の元号。1855年から1860年までの期間を指す。この時代の天皇は、孝明天皇。江戸幕府将軍は、徳川家定、徳川家茂。

見る 丸亀うちわと安政

寛永

寛永 (かんえい、寛󠄁永)は、日本の元号の一つ。元和の後、正保の前。1624年から1644年までの期間を指す。この時代の天皇は後水尾天皇、明正天皇、後光明天皇。江戸幕府将軍は徳川家光。

見る 丸亀うちわと寛永

丸亀市

丸亀市(まるがめし)は、香川県の中西部に位置する市。 香川県では高松市に次ぐ第二の都市であり、中・西讃地方の中心都市である。 中心には丸亀城があり、丸亀市の象徴となっている。また丸亀うちわの製造が伝統産業で、生産量は全国の9割を占めている。

見る 丸亀うちわと丸亀市

丸亀市うちわの港ミュージアム

丸亀市うちわの港ミュージアム(まるがめしうちわのみなとミュージアム)は、香川県丸亀市にあるうちわをテーマとする博物館。愛称はスペイン語で「港のうちわ館」の略語であるポルカ(POLCA)。1995年丸亀市により開設され、指定管理者制度に基づき、香川県うちわ協同組合連合会が管理・運営している。

見る 丸亀うちわと丸亀市うちわの港ミュージアム

丸亀藩

丸亀藩(まるがめはん)は、讃岐国(香川県)の西部を領し、丸亀城(丸亀市)を本城とした藩。藩主は生駒家、山崎家、京極家と続き、それぞれ藩主独特の城下町を形成し廃藩置県を迎えた。 なお、生駒家は高松城を本城とし、讃岐一国を領したため、生駒家が領した西讃を丸亀藩と呼ぶには適さないとも考えられるが、現在ではその頃も丸亀藩の歴史の一部として語られることが多いため、ここにも含める。

見る 丸亀うちわと丸亀藩

伝統工芸品

伝統工芸品(でんとうこうげいひん)は、一般的には日常生活の用に供され、手工業により製造される織物、染色品、陶磁器、七宝焼、漆器、木工品、竹工品、金工品、仏壇、仏具、和紙、文具(筆、墨、硯、そろばん)、石工品、人形、郷土玩具、扇子、団扇、和傘、提灯、和楽器、神祇調度、慶弔用品、工芸用具、工芸材料、江戸木版画(浮世絵版画)などを指す。しかし、明治時代以降、工業的な大量生産を取り入れたものもあり、用具や材料は日常において用いられないものもあることから、厳密に定義することは難しいが、一部は文化財保護法による美術工芸品として重要文化財・重要有形民俗文化財に指定されているものや、伝統的工芸品産業の振興に関する法律によって指定される伝統的工芸品がある。

見る 丸亀うちわと伝統工芸品

マダケ

マダケ(真竹、学名: Phyllostachys bambusoides)は中国原産とも日本自生とも言われるイネ科マダケ属の竹の一種。別名タケ、ニガタケ(苦竹)、真柄竹など。中国および、日本の本州、四国、九州、沖縄に分布する。中国名は、剛竹(別名:桂竹)。

見る 丸亀うちわとマダケ

別当

別当(べっとう)は、本来、律令制において本官を持つ者が他の官司の職務全体を統括・監督する地位に就いた時に補任される地位。後に官司の長官一般を指すようになり、このことから転じて、以下のような複数の意味を持つ。

見る 丸亀うちわと別当

団扇絵

団扇絵(うちわえ)とは、日本の江戸時代から明治時代にかけて描かれた浮世絵版画の様式のひとつ。

見る 丸亀うちわと団扇絵

経済産業大臣

経済産業大臣(けいざいさんぎょうだいじん、Minister of Economy, Trade and Industry)は、日本の経済産業省の長および主任の大臣たる国務大臣。 通称は経産相(けいさんしょう)。

見る 丸亀うちわと経済産業大臣

発祥

発祥(はっしょう)とは、物事が起こり始まることである。同様のニュアンスを持つ言葉として起源(起原)、ルーツ、原点、源流、由来、元祖、誕生などがある。

見る 丸亀うちわと発祥

香川県

香川県(かがわけん)は、日本の四国地方に位置する県。県庁所在地は高松市。 令制国の讃岐国に当たる。県名は旧讃岐国のほぼ中央に存在し、かつて高松が属していた古代以来の郡である香川郡から採られた。面積は47都道府県で一番小さく、1945年~72年にかけてアメリカの統治下であった沖縄県を除くと最も遅く成立した県である。都市の利便性と豊かな自然が調和した生活環境を持つかがわ暮らしガイドブック(香川県発行)。

見る 丸亀うちわと香川県

郷土出版社

郷土出版社(きょうどしゅっぱんしゃ)は、長野県松本市に本社を置いていた日本の出版社。

見る 丸亀うちわと郷土出版社

金刀比羅宮

金刀比羅宮(ことひらぐう)は、香川県仲多度郡琴平町の象頭山中腹に鎮座する単立神社である。明治初年の神仏分離以前は金毘羅大権現と称し、通称は「讃岐の金毘羅さん(さぬきのこんぴらさん)」で知られる。明治初年以降に神社になってからの当宮の通称は「金比羅さん」である。 御朱印:金刀比羅宮(本宮前神札授与所)・白峰宮・厳魂神社(奥宮)。

見る 丸亀うちわと金刀比羅宮

金毘羅権現

金毘羅大権現(ギメ東洋美術館) 金毘羅権現(こんぴらごんげん)は、香川県琴平町の象頭山に天竺から飛翔し鎮座した山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神であり、本地仏は不動明王、千手観音、十一面観音など諸説ある。明治初年の神仏分離・廃仏毀釈が行われた以降は、大物主とされた。その神仏分離以前は讃岐国象頭山松尾寺金光院(現在の香川県琴平町の金刀比羅宮)が別当として奉斎し、讃岐の金毘羅大権現を総本宮とし日本全国の金毘羅宮および金毘羅権現社に勧請され祀られていた。

見る 丸亀うちわと金毘羅権現

柿渋

柿渋(かきしぶ)は、渋柿の未熟な果実を粉砕・圧搾し、それを発酵・熟成させて得られる抽出液。赤褐色の半透明の液体でタンニン(カキタンニン)を多量に含む。ただし、後述のように柿渋は熟成によってカキタンニンそのものとは異なる性質も有する。2020年には、奈良県立医科大学により、渋柿から取れる柿渋に、新型コロナウイルスを無害化させる作用があることが発見された。

見る 丸亀うちわと柿渋

江戸時代

江戸時代(えどじだい、)は、日本の歴史の内江戸幕府(徳川幕府)の統治時代を指す時代区分である。他の呼称として徳川時代、徳川日本、旧幕時代、藩政時代(藩領のみ)などがある。江戸時代という名は、江戸に将軍が常駐していたためである。

見る 丸亀うちわと江戸時代

木版

木版(もくはん)とは、版木/板木(はんぎ)とも呼ばれ、印刷のために文字や絵画などを反対向きに刻した板。木版印刷や木版画制作に用いられる。

見る 丸亀うちわと木版

明治

明治(めいじ、)は元号の一つ。 慶応の後、大正の前。大化以降228番目、244個目南北朝時代の北朝の元号を除くか含めるかによる。の元号。明治天皇の即位に伴い定められた(代始改元)。 明治の元号下にあった1868年10月23日(明治元年9月8日)これは改元日を起点とする形式的区分であり、改元の詔書による明治の開始日とは異なる(後節参照)。から1912年(明治45年)7月30日までの45年間をと呼ぶ。本項ではこの時代についても記述する。

見る 丸亀うちわと明治