目次
31 関係: 南スーダン、南スーダンの行政区画、南スーダンクーデター未遂事件 (2013年)、上ナイル地方、中央上ナイル州、中央アフリカ時間、ナイル・サハラ語族、ナイル諸語、ユニティ州、リエック・マチャル、ボル (南スーダン)、ボーマ州、ヌエル語、ヌエル族、ビエ州、ピボール行政区、ディンカ語、ディンカ族、ファンガク州、アコボ州、インド軍、キリスト教、ジュバ、スーダン、国、国際連合南スーダン派遣団、集英社、東部ナイル州、1991年、2011年、2013年。
- 南スーダンの州
南スーダン
南スーダン共和国(みなみスーダンきょうわこく、Republic of South Sudan)、通称 南スーダン は、東アフリカの国家。首都はジュバ。北はスーダン、東にエチオピア、南東をケニアとウガンダ、南西がコンゴ民主共和国、西は中央アフリカと国境を接する内陸国である。 2011年7月9日、スーダン共和国の南部10州が、アフリカ大陸54番目の国家として分離独立した。2024年現在、国際連合が承認した中で一番新しい独立国である。
南スーダンの行政区画
南スーダンの行政区分(みなみスーダンのぎょうせいくぶん)は、2020年時点で州および2種類の行政区域、郡および基礎自治体、パヤーム、ボーマの4層から成り立つ。また州のさらに上の区分として地方(Region)が存在するが、歴史的な区分に基づくものであり、行政機能は有していない。 ここでは、主に第一級行政区画である州について説明する。
南スーダンクーデター未遂事件 (2013年)
南スーダンクーデター未遂事件(みなみスーダンクーデターみすいじけん)は、2013年12月14日以降に南スーダンの首都ジュバで発生したクーデター未遂事件。民族間の紛争にも発展し、民間人も含めた死者はジュバだけでも500人以上と推定されている。
見る ジョングレイ州と南スーダンクーデター未遂事件 (2013年)
上ナイル地方
上ナイル地方()は、南スーダンの地方。南スーダン北東部に位置し、北をスーダンと、東をエチオピアと接する。地方名はこの地方を貫流する白ナイル川より取られた。地域の東部にはスッド大湿原が広がる。この地域の住民はヌエル人、シルック人が多く、ディンカ人やアニュワ人も居住する。この地域はかつては上ナイル州であったが、1996年に分割され、上ナイル州、ユニティ州、ジョングレイ州の3州に分かれた。2011年7月9日の南スーダン独立によって、この地方は西のバハル・アル・ガザール地方および南のエクアトリア地方とともにスーダン領から南スーダン領となった。
中央上ナイル州
中央上ナイル州(ちゅうおうかみナイルしゅう、Central Upper Nile State)は南スーダンにかつて存在したの州のひとつ。州都はマラカル。 2017年1月14日のキール大統領令による行政区画の再編で、東部ナイル州(廃止)の西部2郡および隣接するジョングレイ州とファショダ州(旧称西部ナイル州)より2郡の計4郡を領域として成立。2020年に廃止された。
中央アフリカ時間
中央アフリカ時間(ちゅうおうアフリカじかん、Central Africa Time - CAT)は、協定世界時 (UTC) を2時間進ませた標準時(UTC+2)で、東ヨーロッパ時間と同じ時間帯にあたる。 中央アフリカ時間は、アフリカ大陸の中部、南部で使用されている。 この時間帯を採用している国が赤道付近の地域なので、年間を通じて日の長さの大きな変化はない。したがって、サマータイムは採用していない。 中央アフリカ時間は次の国々によって使用されている。
ナイル・サハラ語族
ナイル・サハラ語族(ナイル・サハラごぞく、Nilo-Saharan langauges)は、アフリカのナイル川、シャリ川の上流の地域(ヌビアも含む)に分布する語族。話者は言語学者メリット・ルーレンの1987年の調査によると1100万人とされる。
ナイル諸語
ナイル諸語(ナイルしょご、Nilotic languages)はナイル・サハラ語族のに属する言語グループである。話者はスーダン南部からタンザニアの間の広い地域に居住するナイロート族の人々である。ナイロート族は主に牛の放牧に従事している。ケニアおよびタンザニアの牧畜民マサイの言語はここに属する。このグループに属し話者が多いとされる言語はルオ語、ディンカ語、テソ語、キプシギス語、ヌエル語、ランゴ語、マサイ語、アチョリ語、ナンディ語、トゥルカナ語、アルル語、バリ語、カリモジョン語、トゥゲン語、トポサ語、ポコット語、ロトゥゴ語、ケヨ語である(Rottland 1981)。
ユニティ州
ユニティ州(ユニティしゅう、、الوحدة, Al-Wahda)は、南スーダンの州。州都は。2015年に一度消滅するも、2020年に再建された。しかし州北部がルウェン行政区として分離したため、以前よりも小さくなっている。
リエック・マチャル
リエック・マチャル・テニィ(、1950年 - )は、南スーダンの政治家。現在、同国の第一副大統領。副大統領を歴任した。独立までは南部スーダン自治政府の副大統領を務めていた。ヌエル族(ヌアー族)。日本語メディアでは「マシャール」とも表記される。
ボル (南スーダン)
ボル()は、南スーダン北東部のジョングレイ州の州都 2010年の人口は31万5351人。 首都ジュバの北方約200km弱に位置する。 日本語では、ボーとも表記される。
ボーマ州
ボーマ州(ボーマしゅう、英語:Boma State)は、南スーダン北東部の上ナイル地方南東部にかつて存在した州。2015年成立。前身は大ピボール行政区(GPAA)で、2020年にピボール行政区へ改編された。 2014年の人口は25万3270人。 州都は。
見る ジョングレイ州とボーマ州
ヌエル語
ヌエル語(ヌエルご、ヌエル語: Naadh、)はナイル・サハラ語族のに属する言語である。話者は南スーダンとエチオピア西部に居住するヌエル族の人々である。
見る ジョングレイ州とヌエル語
ヌエル族
ヌエル族またはヌアー族(Nuer)は、南スーダンのナイル川支流バハル・アルガザル川、およびソバト川近辺に居住する民族の総称。自らについてはナース(Naath)と称する。1960年代の調査では人口約30万であるが、この数値は言語的に近しいディンカ族の一部を含有している。
見る ジョングレイ州とヌエル族
ビエ州
ビエ州(ビエしゅう、Bié)とはアンゴラの州である。同国中央部のビエ高原に位置する。州都はクイトであり、70,800km²の面積を擁し、人口は2014年の調査によると1,455,255人である。爽快な気候と豊富な降水量がトウモロコシ、サトウキビ、イネ、コーヒー、ラッカセイなどの栽培を可能にしている。 マランジェ州、北東のルンダ・スル州、モシコ州、南のクアンド・クバンゴ州、西のウイラ州、ウアンボ州、クアンザ・スル州と州境を接している。大地はアンゴラで最も肥沃であると知られ、東と北をクアンザ川が流れ。南に向かい、マランジェ州との州境の一部を成している。南西はオカヴァンゴ川の支流たるクシ川が流れている。
見る ジョングレイ州とビエ州
ピボール行政区
ピボール行政区(ピボールぎょうせいくPibor Administrative Area)は南スーダン東部、上ナイル地方に位置する行政区。首府はにある。かつてジョングレイ州に所属していた2郡から成り立つ。面積は41,654.km2、人口は214,676人(2008年国勢調査)、326,202人(2020年投影人口)。 同じ地域に2014年から2015年まではジョングレイ州内の自治区である大ピボール行政区(Greater Pibor Administrative Area (GPAA))、2015年から2020年まではボーマ州が設置されていた。
ディンカ語
ディンカ語(ディンカご、)はナイル・サハラ語族に属する方言連続体である。話者はディンカ族の人々である。ディンカ族は、南スーダンの主要な民族グループである。 現在の人口は不明である。1986年でおおよそ150万人であった。そこから2010年でおよそ2倍の人口になっていると推計される。ディンカ語には、5つの主要な言語がある。それはRek、Padang、Bor、Agar、Alor-Ruwengである。
ディンカ族
ディンカ族の男性 ディンカ族(Dinka)は、南スーダンのナイル川流域のバハル・アル・ガザール地方を中心に居住する民族。人口は約100万人。自らはジエン(複数形: Jieng, 単数形: Muonyjang)と称する。世界で最も平均身長が高い部族として知られる。
ファンガク州
ファンガク州(ファンガクしゅう、英語:Fangak State)は、南スーダン北東部の上ナイル地方中部にかつて存在した州。2015年に成立し、2016年3月以前は「西部ビエー州」と呼ばれていた。2020年に廃止。 2014年の人口は32万6370人。 州都は。
アコボ州
アコボ州(アコボしゅう、Akobo State)は南スーダン東部の州。上ナイル地方に位置する。州都は。2017年1月14日に成立。かつてはビエー州(旧称東部ビエー州)に所属するであった。しかし、3年後となる2020年に廃止された。 アコボ郡の面積は9,056.67km2、人口は約19万人(2017年推定)。
見る ジョングレイ州とアコボ州
インド軍
インド軍(インドぐん、英語:Indian Armed Forces, デーヴァナーガリー:भारतीय सशस्त्र सेनाएं, Bhāratīya Saśastra Sēnāēṃ)は、インド共和国の軍隊。インド陸軍、インド海軍、インド空軍およびその他の準軍事組織を含む。
見る ジョングレイ州とインド軍
キリスト教
キリスト教(キリストきょう、Χριστιανισμός、Christianitas、Christianity)は、イエスを救い主(キリスト、メシア)として信仰する宗教「キリスト教」『宗教学辞典』東京大学出版会、1973年、146頁。「キリスト教」『大辞泉』増補・新装版、小学館、1998年、第一版、714頁。「」デジタル大辞泉、小学館、コトバンク。。キリスト教では、イエスが神の国の福音を説き、罪ある人間を救済するために自ら十字架にかけられ、復活したものと信じる。ほとんどのキリスト教派は、「父なる神」と「その子キリスト」と「聖霊」を唯一の神(「三位一体」)として信仰する。基督教とも表記される。 2020年時点で、世界における信者数(キリスト教徒)は23億8200万人ほどで、世界人口に占める比率は約31%であり全ての宗教の中で最も多い。
ジュバ
ジュバ(جوبا, Juba)は、南スーダン共和国の首都。 旧・中央エクアトリア州、ジュベク州の州都。 白ナイル川に臨む。 2014年の人口は49万2970人。 標高550m。
見る ジョングレイ州とジュバ
スーダン
スーダン共和国(スーダンきょうわこく、جمهورية السودان、Republic of the Sudan)、通称スーダンは、北東アフリカに位置する共和制国家である。首都はハルツーム。国境を接する隣国は北がエジプト、西北がリビア、西がチャドと中央アフリカ、南が南スーダン、南東がエチオピアとエリトリア。東側は紅海に面しており、その対岸側にはサウジアラビアがある。 アルジェリア、コンゴ民主共和国に次いでアフリカ大陸で3位の面積を有する。2011年7月に南スーダン共和国が分離独立する前は、面積250万5813平方キロメートルとアフリカ大陸最大の国土を有していた。
見る ジョングレイ州とスーダン
国
は、一般的に、住民・領土・主権及び外交能力(他国からの承認)を備えた地球上の地域のことを指す。 古代ギリシャのソクラテス、プラトン、アリストテレスなどは、最高善を求めてポリス(都市国家)が造られると説く。多くの国が憲法を成文法で作成し、自国の権利や能力を他国に表明している。新しい国を作る手法として、すでにある国(の一部地域)が憲法改正や革命など「新憲法制定」によって統治権 を表明して成立する場合もある。
見る ジョングレイ州と国
国際連合南スーダン派遣団
UNMISSに派遣され、コミュニティ道路を整備する陸上自衛隊(2013年4月、ジュバ市ナバリ地区) 国際連合南スーダン派遣団(こくさいれんごうみなみスーダンはけんだん、)は、南スーダン共和国に展開する国際連合平和維持活動 (PKO) のひとつ。 2011年7月9日に北部スーダンから分離独立した南スーダン共和国の平和維持活動を主任務とし、司令部を首都ジュバに置く。約7000名からなる治安維持及び施設整備部隊と警官約900人を加えた8000人規模で構成され、市民保護目的の武力行使が認められている。 南スーダンでは日本のNGO(非政府組織)が、医療や教育・農業などで多く活動している。独立したばかりの国であるため、国際支援は政府の統治機能をつくることや農産物の生産性を上げることからも重要である。
集英社
株式会社集英社(しゅうえいしゃ)は、日本の総合出版社。『週刊少年ジャンプ』『週刊プレイボーイ』『non-no』『すばる』 『Myojo』などの雑誌を発行している。社名は「英知が集う」の意味。
見る ジョングレイ州と集英社
東部ナイル州
東部ナイル州(とうぶナイルしゅう、Eastern Nile State)は、南スーダン北東部の上ナイル地方北東部に存在していた州。2014年の人口は746,710人。州都はマラカル。州知事はが務めていた。 2015年の州再編で設置されたが、2017年に解体され中央上ナイル州と北部上ナイル州に分割されることとなった。
1991年
この年にソビエト連邦が崩壊したため、世界史の大きな転換点となった。なお、この項目では、国際的な視点に基づいた1991年について記載する。
2011年
この項目では、国際的な視点に基づいた2011年について記載する。
2013年
この項目では、国際的な視点に基づいた2013年について記載する。
参考情報
南スーダンの州
- ISO 3166-2:SS
- ジョングレイ州
- ユニティ州
- ルウェン行政区
- レイク州
- ワラブ州
- 上ナイル州
- 中央エクアトリア州
- 北バハル・アル・ガザール州
- 東エクアトリア州
- 東部ナイル州
- 西エクアトリア州
- 西バハル・アル・ガザール州