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W64 (核弾頭)

索引 W64 (核弾頭)

W64はアメリカ合衆国が開発していた核弾頭。アメリカ陸軍のMGM-52ランス短距離弾道ミサイル向けの戦術核兵器であったが、1964年に開発中止となった。 ロスアラモス国立研究所で開発が行われており、放射線強化弾頭となるものであった。ローレンス・リバモア国立研究所のW63核弾頭と競争開発を行なっていたものである。1964年9月にW63の方を開発継続することとなり、W64は開発中止となった。なお、W63もW70の開発のため、1966年に開発中止となり、実用化されランス・ミサイルに搭載されたのはW70核弾頭(1973年開発)である。 Category:アメリカ合衆国の核兵器.

12 関係: 中性子爆弾ローレンス・リバモア国立研究所ロスアラモス国立研究所アメリカ合衆国アメリカ陸軍短距離弾道ミサイルMGM-52 (ミサイル)W63 (核弾頭)W70 (核弾頭)核弾頭戦術核兵器1964年

中性子爆弾

中性子爆弾(ちゅうせいしばくだん、Neutron bomb)は、核兵器の一種。核爆発の際のエネルギー放出において中性子線の割合を高め、生物の殺傷能力を高めたもの。放射線強化型核爆弾(enhanced radiation bomb)とも呼ばれる。.

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ローレンス・リバモア国立研究所

ーレンス・リバモア国立研究所(Lawrence Livermore National Laboratory、LLNL)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州リバモアにある、アメリカ合衆国エネルギー省(DOE)が所有する国立研究所である。創立者はマンハッタン計画での設置にも関与していた原子力物理学者アーネスト・ローレンス。 1952年に核兵器の研究開発を目的として設立され、物理学、エネルギー、環境、バイオテクノロジーなど研究を行っている。管理・運営はローレンス・リバモア・ナショナル・セキュリティ(Lawrence Livermore National Security, LLC、ベクテル・ナショナル、カリフォルニア大学、バブコック・アンド・ウィルコックス・テクニカル・サービシス・グループ、URSコーポレーションによる有限責任法人)が行っている。「水爆の父」ことエドワード・テラーが所長をつとめたこともある。 2009年3月31日には世界最大のレーザー核融合施設である「国立点火施設」(National Ignition Facility:NIF)が完成した。実験装置の一部には、HOYA USAから、大型レーザーガラスが導入されている。また、磁気浮上式鉄道の一種であるインダクトラックの研究も行われている。 2012年、116番元素は、当研究所の名にちなんだ「リバモリウム」と名付けられた。.

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ロスアラモス国立研究所

アラモス国立研究所(ロスアラモスこくりつけんきゅうじょ、Los Alamos National Laboratory, LANL)は、アメリカ合衆国ニューメキシコ州ロスアラモスに、第二次世界大戦中の1943年に、マンハッタン計画の中で原子爆弾の開発を目的として創設されたアメリカの国立研究機関である。現所長は、チャールズ・マクミラン (Charles McMillan)。.

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アメリカ合衆国

アメリカ合衆国(アメリカがっしゅうこく、)、通称アメリカ、米国(べいこく)は、50の州および連邦区から成る連邦共和国である。アメリカ本土の48州およびワシントンD.C.は、カナダとメキシコの間の北アメリカ中央に位置する。アラスカ州は北アメリカ北西部の角に位置し、東ではカナダと、西ではベーリング海峡をはさんでロシアと国境を接している。ハワイ州は中部太平洋における島嶼群である。同国は、太平洋およびカリブに5つの有人の海外領土および9つの無人の海外領土を有する。985万平方キロメートル (km2) の総面積は世界第3位または第4位、3億1千7百万人の人口は世界第3位である。同国は世界で最も民族的に多様かつ多文化な国の1つであり、これは多くの国からの大規模な移住の産物とされているAdams, J.Q.;Strother-Adams, Pearlie (2001).

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アメリカ陸軍

アメリカ陸軍(アメリカりくぐん、United States Army, 略称:USA)は、アメリカ合衆国の陸軍である。.

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短距離弾道ミサイル

短距離弾道ミサイル(たんきょりだんどうミサイル、short-range ballistic missile, SRBM)は、弾道ミサイルのうち射程が概ね1,000km以下のもの。準中距離弾道ミサイルとの差異は射程がやや短いのみで、厳密な区分はない。ただし、そのうち核弾頭を持つもので射程500km以下のものは戦術核兵器に分類され、500kmを超える射程を持つものは、中距離核戦力全廃条約の対象となっており、それぞれ別の核軍縮条約により制限及び撤廃されている。.

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MGM-52 (ミサイル)

MGM-52 ランス()は、熱核弾頭および通常弾頭による火力支援に用いられるアメリカ陸軍の移動式短距離弾道ミサイル・システムである。ランスは、1973年からMGR-1 オネスト・ジョン・システムおよびMGM-29 サージェントの後継を務めたが、冷戦終結後の1992年に速やかに退役した。退役後、余剰となったロケットは、対ミサイル・システムの目標として使用されるために一部廃棄されずに保有され続けた。 ランスは、W70 核弾頭を搭載していたが、W70-3は、戦術使用を考慮した放射線強化弾頭(中性子爆弾)の最初のひとつであった。また、本来の設計では化学兵器弾頭オプションを想定していたが、その開発は1970年に中止された。 通称の「ランス」は、中世の騎士などが用いた騎兵槍のランスのことと思われがちだが、アメリカ先住民族のアメリカ・インディアンの歴戦の戦士だけが槍を持つことを許された伝統に由来する。.

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W63 (核弾頭)

W63はアメリカ合衆国が開発していた核弾頭。アメリカ陸軍のMGM-52ランス短距離弾道ミサイル向けの戦術核兵器であったが、1966年に開発中止となった。 ローレンス・リバモア国立研究所で開発が行われており、放射線強化弾頭である。ロスアラモス国立研究所のW64核弾頭と競争開発を行なっていたが、1964年9月にW63を開発継続することとなり、W64は開発中止となった。しかし、より新型のW70核弾頭の開発のため、1966年11月にW63も開発中止となった。最終的にMGM-52ランス向けに実用化されたのはW70核弾頭(1973年開発)となっている。 Category:アメリカ合衆国の核兵器.

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W70 (核弾頭)

W70は、アメリカ合衆国が開発した核弾頭。アメリカ陸軍のMGM-52 ランス短距離弾道ミサイル向けの弾頭である。.

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核弾頭

核弾頭(かくだんとう、nuclear warhead)とは、モジュール化された核兵器のことであり、ミサイルや魚雷などの弾頭として用いられているもののことである。.

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戦術核兵器

戦術核兵器(せんじゅつかくへいき)は、戦場単位で通常兵器の延長線上での使用を想定した核兵器である。戦略核兵器や戦域核兵器(中距離核兵器)に対して射距離が短い。米ソ間の核軍縮協定などでは射距離500km以下のものが戦術核兵器であると定義されている。 この分類は使用目的と運用方法によるもので、必ずしも核弾頭の威力の大小とは一致しない。大型の核弾頭でも前線の敵部隊に使用すれば戦術核兵器であり、逆に小型核弾頭でも相手国本土の都市などへの戦略爆撃に使用し得る。米ソ冷戦の終結と核拡散によって、定義は更に曖昧になりつつある。 戦術核兵器には地上配備の核砲弾や短距離弾道ミサイル(SRBM)及びロケット弾、核地雷、航空機搭載の核爆弾や空対地ミサイル、空対空ミサイル、海戦で使われる核魚雷、核爆雷などがある。.

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1964年

記載なし。

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