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Rsync

索引 Rsync

rsync は、UNIXシステムにおいて、差分符号化を使ってデータ転送量を最小化し、遠隔地間のファイルやディレクトリの同期を行うアプリケーションソフトウェアである。類似のプログラムやプロトコルにはない rsync 独自の特徴として、ミラーサイトとの転送が双方向に高々1回で済む点がある。rsync はディレクトリ内容を表示し、ディレクトリやファイルをコピーできる。オプションでデータ圧縮や再帰も指定可能。 rsync プロトコルのデーモン rsyncd がデフォルトで使うTCPポート番号は 873 である。rsync はローカルなディレクトリ間の同期にも使えるし、RSHやSSHなどのリモートシェル経由でも使える。後者の場合、rsync のクライアントプログラムはローカルとリモートの両方にインストールされている必要がある。 GNU General Public License でリリースされており、フリーソフトウェアである。.

45 関係: Adler-32増分バックアップ差分符号化ミラーリングミラーサイトマーク・アドラーチェックサムハッシュ関数バックアップバイナリバイト (情報)ポート番号リモートシェルデーモン (ソフトウェア)データデータ圧縮データ転送ディレクトリフリーソフトウェアフレッチャーのチェックサムファイル (コンピュータ)ファイル同期アルゴリズムアンドリュー・トリジェルアプリケーションソフトウェアオーストラリアクロスプラットフォーム再帰CrontabCVSupDiff複写GNU General Public LicenseJigdoMD4PatchSecure ShellStunnelTransmission Control ProtocolUnisonUNIXXdeltaZlib1996年6月19日

Adler-32

Adler-32 は、マーク・アドラー(Mark Adler)が考案したチェックサムアルゴリズム。同じ長さの巡回冗長検査と比較すると、信頼性と引き換えに高速性を追求している。その元となった Fletcher-16 に比較すると信頼性が高いが、Fletcher-32 に比較すると若干信頼性が劣る。.

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増分バックアップ

増分バックアップ(ぞうぶんバックアップ、インクリメンタルバックアップ、Incremental backup)は、バックアップ手法の一種である。(最新のものだけでなく)複数のバックアップを保持する。ここでは類似するバックアップ手法についても解説する。.

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差分符号化

差分符号化(さぶんふごうか、Delta encoding)とは、データの格納や転送を完全なファイルとしてではなく、シーケンシャルなデータの差分の形式で行う方式である。特に変更履歴の保存を目的とする場合(ソフトウェアプロジェクトなど)、差分符号化は差分圧縮(Delta compression)とも呼ばれる。デルタ符号化、デルタ圧縮とも呼ばれるが、デルタ符号とは異なる。.

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ミラーリング

ミラーリング (Mirroring).

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ミラーサイト

ミラーサイトとは、元となるウェブサイトの全部、または一部分と同一の内容を持つウェブサイトのことである。サーバにかかる負荷を分散する目的で作られることが多く、元のウェブサイトとは異なるドメイン名を持つ場合もある。.

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マーク・アドラー

マーク・アドラー(Mark Adler, 1959年4月3日 - )は、データ圧縮の分野で最も知られる人物である。アドラーはAdler-32ハッシュ関数の著作者、zlib圧縮ライブラリとgzipの共同著作者、への貢献、そしてPortable Network Graphics (PNG)画像フォーマットの開発者である 。 アドラーはマーズ・エクスプロレーション・ローバーミッションにおけるスピリット探査機のミッションマネージャでもあった 。.

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チェックサム

チェックサム (Check Sum)とは誤り検出符号の一種である。符号値そのものを指すこともある。他の誤り検出符号と比べて信頼性は低いが、それでも単純計算で99.5%以上(1オクテットのチェックサムの場合255/256、2オクテットなら65535/65536)の検出率がある上にアルゴリズムが簡単であることから、簡易な誤り検出に用いられる。 また、誤り検出その他データの検証のための符号として広く使われてきた経緯から、俗に誤り検出符号自体の代名詞としても用いられる場合がある。例えばCRCの符号値やMD5のハッシュ値を、それぞれ「CRCチェックサム」「MD5チェックサム」と呼ぶことがある。これらはアルゴリズムが異なりsumでもないため「チェックサム」と呼ぶことは、語義的には正確ではないものの、「(チェックサムよりも)信頼性の高い誤り検出符号」程度の意味で使われる。.

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ハッシュ関数

ハッシュ関数で名前と0から15までの整数をマッピングしている。"John Smith" と "Sandra Dee" のハッシュ値が衝突している点に注意。 ハッシュ関数 (ハッシュかんすう、hash function) あるいは要約関数とは、あるデータが与えられた場合にそのデータを代表する数値を得る操作、または、その様な数値を得るための関数のこと。ハッシュ関数から得られた数値のことを要約値やハッシュ値または単にハッシュという。 ハッシュ関数は主に検索の高速化やデータ比較処理の高速化、さらには改竄の検出に使われる。例えば、データベース内の項目を探したり、大きなファイル内で重複しているレコードや似ているレコードを検出したり、核酸の並びから類似する配列を探したりといった場合に利用できる。 ハッシュ関数の入力を「キー (key)」と呼ぶ。ハッシュ関数は2つ以上のキーに同じハッシュ値をマッピングすることがある。多くの場合、このような衝突の発生は最小限に抑えるのが望ましい。したがって、ハッシュ関数はキーとハッシュ値をマッピングする際に可能な限り一様になるようにしなければならない。用途によっては、他の特性も要求されることがある。ハッシュ関数の考え方は1950年代に遡るが、ハッシュ関数の設計の改善は今でも盛んに研究されている。 ハッシュ関数は、チェックサム、チェックディジット、フィンガープリント、誤り訂正符号、暗号学的ハッシュ関数などと関係がある。これらの概念は一部はオーバーラップしているが、それぞれ用途が異なり、異なった形で設計・最適化されている。 またプログラミング言語の一部(Perl、Ruby等、主に高等言語とされる一般的なプログラミング言語の多く)においては、連想配列のことを伝統的にハッシュと呼ぶが、これは連想配列そのもののプログラムの内部的実装に拠るものであり、ハッシュ関数そのものとは全く異なる。連想配列はハッシュ関数の応用例の一つのハッシュテーブルの実用例である。.

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バックアップ

火災によるデータ消失を防ぐためにも、遠隔地でのデータ保管と入念な復旧テストが重要となる バックアップ (backup) とはコンピュータシステムで主にデータやシステムの状態を複製し、問題発生時の復旧(リストア)に備えることを意味する。.

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バイナリ

バイナリ (binary) とは二進法のことであるが、コンピュータが処理・記憶するために2進化されたファイルまたはその内部表現の形式(バイナリデータ)のことを指して用いることが多い。 コンピュータが扱うすべてのデータはバイナリデータ(バイトの並び)であり、プレーンテキスト(または単にテキスト)もバイナリデータの一種ではあるが、通常バイナリとテキストは対比して用いられる。テキストとはデータの内容すべてを人間が読んで理解できる (human-readable) もの、バイナリとはそうでないものを指す。human-readableに対する語はmachine-readableだが、これは(機械的に読むことが可能であるように)フォーマットが定められているもの、という意味である。バイナリフォーマットではエンディアンなどに互換性・移植性の上で注意が必要であり、それを避けてテキスト形式で記録することも少なくない(UNIX哲学も参照。なお浮動小数点数やループした構造の表現など、テキスト形式にも注意が必要な点は多い)。バイナリエディタを用いると、バイナリファイルを1バイトずつの(16進法での)数値の並びとして表示・編集を行うことができる。バイナリのファイルでも多くは部分的にテキストとして読み取れる箇所が存在するため、そういった箇所のみを抜き出すstringsというユーティリティもある。 バイナリファイルにはたとえば画像ファイルや音声ファイル、圧縮されたファイルなどがある。バイナリファイルの中にはファイルの先頭にメタ情報(ヘッダ)を持っているものがある。たとえばGIFファイルは複数の画像を持つことができ、ファイルの先頭でそれぞれの画像を区別する情報が記述されている。そのようなメタ情報を持たないファイルはフラットバイナリファイルと呼ばれる。コンピュータプログラム関係では、テキストであるソースコードとの対比からコンパイルされたコード(オブジェクトファイルや実行ファイルなど。またそのような機械語(ネイティブバイナリ)に限らず、WebAssemblyやJavaなどのバイトコード類なども含む)のファイル等を指してバイナリと呼ばれることがしばしばある。プロプライエタリのソフトウェアは、バイナリの形態でさらに難読化を掛けて、販売されることが多い。 バイナリ形式でのデータの表現方法はさまざまなものがある。例えば、数値であれば0~9までの数をパターン化して記録するBCD、ゾーンビットと実際の数値、正の数か負の数かを記録する符号ビットからなるアンパック10進数(ゾーン10進数)や、実際の数値と符号ビットだけからなるパック10進数などがある。文字列の扱いとしては、ナル文字('\0')で終端する方法や、長さ(オクテット数、あるいは文字(符号点)の個数)を別に保持する、といった方式がある。前者では、'\0' を含むようなバイナリを「文字列」として扱うことができない。.

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バイト (情報)

バイト (byte) は、「複数ビット」を意味する、データ量あるいは情報量の単位である。 1980年頃から1バイトは8ビット (bit) であることが一般的であったが、 正式に定義されたのは2008年発行のIEC_80000-13である。 8ビットは、256個の異なる値(たとえば整数であれば、符号無しで0から255、符号付きで−128から+127、など)を表すことができる。.

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ポート番号

ンピュータネットワークにおいて、ポート(port)とは、オペレーティングシステムがデータ通信を行うためのエンドポイントである。「ポート」という言葉はハードウェア(入出力ポート)についても用いるが、ソフトウェアにおける「ポート」は、特定のプロセスやサービスの種類によって特定される論理的な構成概念である。 ポートは常にホストのIPアドレスおよび通信プロトコルの種類と関係しており、この3つで通信セッションの送信元と宛先が決定する。ポートはIPアドレスとプロトコルごとに16ビットの数値によって特定され、この数値のことをポート番号(port number)という。IPアドレスを建物の住所にたとえるなら、ポートは個別の部屋、ポート番号は部屋番号に相当する。 特定のポート番号は、特定のサービスを見分けるのにしばしば用いられる。65536個のポート番号のうち、ウェルノウンポート番号(well-known port numbers)と呼ばれる1024個(0 - 1023)は、慣例的に予約され、ホストで特定のサービスのために使用される。主にポートを使用するプロトコルはトランスポート層プロトコル(Transmission Control Protocol (TCP)やUser Datagram Protocol (UDP)などのインターネット・プロトコル・スイート)である。.

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リモートシェル

リモートシェル(Remote Shell, rsh)は、別のユーザーとしてシェルのコマンドを実行したり、コンピュータネットワーク経由で別のコンピュータ上でシェルのコマンドを実行したりするCUIプログラムである。rsh を使って別のコンピュータ上でコマンドを実行するには、そのコンピュータ上で rshd デーモンが動作していなければならない。また、同じ rsh という名前で restricted shell と呼ばれるものもあり、PWB/UNIX で登場し、SVR4などに搭載されていた(通常、/usr/lib/rsh にある)。 rsh はBSDオペレーティングシステムで生まれた機能で、rcp と共に rlogin パッケージの一部として1983年の 4.2BSD に搭載された。その後、rsh は他のオペレーティングシステムに移植されていった。 rsh では、暗号化せずにネットワーク上に情報を送るなどの理由から、セキュリティ上問題があるとされている。実装によっては、認証のためのパスワードも暗号化せずにネットワーク上を転送することがある。そのため、現在ではインターネットなどのネットワークではほとんど使われず、同様の機能を持つ ssh (secure shell) が使われることが多い。 例として、rsh を使って host.example.com というコンピュータ上で remoteuser というユーザー名で mkdir testdir というコマンドを実行する場合を示す。 コマンドの実行が完了すると rsh は終了する。実行すべきコマンドが指定されない場合、rsh は rlogin を使ってリモートのシステムにログインする。リモートのコンピュータがどこにあるかは Domain Name System を使って検索される。 rsh は公開ポートとして TCP 514 を使用する。.

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デーモン (ソフトウェア)

デーモン (Daemon) は、UNIX, Linux, MacOSXなどUnix系ののマルチタスクオペレーティングシステム (OS) において動作するプロセス(プログラム)で、主にバックグラウンドで動作するプロセス。ユーザが直接対話的に制御するプログラムもデーモンとして作ることができる。典型的なデーモンは名前の最後尾に "d" が付く。例えば、syslogd はシステムログを扱うデーモン、sshd は内外のSSH接続要求を受け付けるデーモンである。 Unix系の環境では、常にではないが、デーモンの親プロセスはinitプロセスとなっていることが多い。デーモンは起動処理内でforkで子プロセスを作成し、親プロセスの方が即座に終了するため、init が里親となる。さらにデーモンまたはOSは制御端末 (tty) からの切り離しなどの処理も行う必要がある。こういったデーモンを生成するための手続きをUnix系では daemon(3) などの便利なルーチンにまとめて実装していることが多い。 システムは、ブート処理の延長上でデーモンを多く起動する。ネットワークからの要求を処理するもの、ハードウェアの何らかの活動を処理するものなどがある。他にも、一部のLinuxシステムの udevd のようにハードウェアの設定を行うもの、cronのようにスケジュールされたタスクを実行するものなど、様々な処理を担っている。.

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データ

データ(data)とは、事実や資料をさす言葉。言語的には複数形であるため、厳密には複数の事象や数値の集まりのことを指し、単数形は datum(データム)である。.

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データ圧縮

データ圧縮(データあっしゅく)とは、あるデータをそのデータの実質的な性質(専門用語では「情報量」)を保ったまま、データ量を減らした別のデータに変換すること。高効率符号化ともいう-->。アナログ技術を用いた通信技術においては通信路の帯域幅を削減する効果を得るための圧縮ということで帯域圧縮ともいわれた。デジタル技術では、情報を元の表現よりも少ないビット数で符号化することを意味する。 データ圧縮には大きく分けて可逆圧縮と非可逆圧縮がある。というより正確には非可逆圧縮はデータ圧縮ではない。可逆圧縮は統計的冗長性を特定・除去することでビット数を削減する。可逆圧縮では情報が失われない。非可逆圧縮は不必要な情報を特定・除去することでビット数を削減する。しかしここで「不必要な」とは、例えばMP3オーディオの場合「ヒトの聴覚では通常は識別できない」という意味であり、冒頭の「情報量を保ったまま」という定義を破っている。データファイルのサイズを小さくする処理は一般にデータ圧縮と呼ばれるが、データを記録または転送する前に符号化するという意味では情報源符号化である。 圧縮は、データ転送におけるトラフィックやデータ蓄積に必要な記憶容量の削減といった面で有効である。しかし圧縮されたデータは、利用する前に伸長(解凍)するという追加の処理を必要とする。つまりデータ圧縮は、空間計算量を時間計算量に変換することに他ならない。例えば映像の圧縮においては、それをスムースに再生するために高速に伸長(解凍)する高価なハードウェアが必要となるかもしれないが、圧縮しなければ大容量の記憶装置を必要とするかもしれない。データ圧縮方式の設計には様々な要因のトレードオフがからんでおり、圧縮率をどうするか、(非可逆圧縮の場合)歪みをどの程度許容するか、データの圧縮伸長に必要とされる計算リソースの量などを考慮する。 新たな代替技法として、圧縮センシングの原理を使ったリソース効率のよい技法が登場している。圧縮センシング技法は注意深くサンプリングすることでデータ圧縮の必要性を避けることができる。.

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データ転送

データ転送(データてんそう)とは、ある場所から別の場所へ何らかのデータや情報を転送することである。かつては飛脚が使われたり、焚き火や腕木通信のリレーで行われたりしたが、その後銅?線上でモールス符号を使って行われるようになった。 さらにテレックスやコンピュータを使い、ビットまたはバイトのストリームを様々な技術を駆使して送信するようになった。転送手段としては、銅線、光ファイバー、レーザー、無線、赤外線などがある。例えば、Webサイトにアクセスして記憶装置からデータを取り出すことで、WebサーバからWebブラウザにデータ転送が行われる。ただし遠方へのデータや情報の移動や送り出す手法には転送と伝送があり、これらは区別される。 データ転送に関する概念として通信プロトコルがある。現在はパケットをベースとしたプロトコルによる通信が多い。.

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ディレクトリ

ディレクトリ (directory) は、コンピュータのファイルシステムにおいて、ファイルをグループ化するための特殊なファイルで、整理・管理などの目的で活用される。ディレクトリの中にも、通常のファイルだけでなく入れ子的にディレクトリを作って、任意の階層を持たせて管理できることがほとんどである。初心者向けの解説書などではファイルの入れ物(容器)などと表現されることもある(ただし、実際には、入れ物(容器)であるのはメディアそのものであって、ディレクトリは「ファイルへの見出しの入れ物」である)。.

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フリーソフトウェア

フリーソフトウェア (free software) とは、ソフトウェアのうち、フリーソフトウェア財団が提唱する自由ソフトウェアを指す。大半のフリーソフトウェアは無償(フリー)で配布されているが、定義に従えば、ここでいうフリーソフトウェアについて一次配布が無償である必要は必ずしもない。 フリーソフトウェア財団はフリーソフトウェアの定義を提示している。ソフトウェアライセンスについてはフリーソフトウェアライセンスを参照。 定義に照らして自由ではない、すなわち改造や再配布などに制限が掛かっていたり、ソースコードが開示されていない、無償で利用できるソフトウェアとは異なる概念であり、この場合はフリーウェアもしくは無料ソフトと呼ぶことが望ましいとフリーソフトウェア財団はしている。 逆に定義に従ったソフトウェアであれば、一次的な配布が有償であってもフリーソフトウェアと呼ぶことができる。ただし、前述したように配布が自由であるため、ほとんどのフリーソフトウェアは無償で配布されている。 また、現状強い影響力を持つ定義として、フリーソフトウェア財団の定義の他に、DebianフリーソフトウェアガイドラインとそれをベースにしたOpen Source Initiativeのオープンソースの定義がある。.

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フレッチャーのチェックサム

フレッチャーのチェックサム (Fletcher's checksum)は、ジョン・G・フレッチャー (John G. Fletcher)が考案した誤り検出符号の一種である。単純なチェックサムより信頼性が高い。.

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ファイル (コンピュータ)

ンピュータにおけるファイル(file)は、コンピュータでデータを扱いやすくするための仕組み。場合によってはデータセット(data set)とも呼ばれる。.

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ファイル同期

ファイル同期(ファイルどうき、File synchronization)は、2つ以上の場所にある同じファイルが同じ内容になるようにする処理である。ある場所にあるファイルに何らかの変更を加えたとき、同期処理によって別の場所にある同じファイルにも同じ変更がなされる。 ファイル同期は一方向の場合と双方向の場合がある。一方向同期はミラーリングとも呼ばれ、ファイルは常にソースからターゲットに向けてコピーされ、ターゲット側からソース側に書き戻されることはない。双方向同期では任意の方向にコピーが行われ、複数の場所で互いに同期をとる。本項目では後者の双方向同期を扱う。前者についてはミラーリングを参照されたい。 ファイル同期はファイル群の同じバージョンを複数の場所で保持可能にする。ファイルの格納される場所はコンピュータのハードディスク上のディレクトリの場合もあるし、USBメモリなどの可搬記憶媒体の場合もある。同期を行うと、どちらが最後に更新されたかに関わらず、同期対象となったそれぞれの場所のファイルが最新版になる。ファイル同期はモバイル機器を良く使う場合や、複数のコンピュータを使う場合に便利である。 バックアップ目的で使うこともできるが、バックアップが主たる目的というわけではない。 ディレクトリを手で同期させることも可能だが、ソフトウェアツールを使った方が高速で間違いがない。.

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アルゴリズム

フローチャートはアルゴリズムの視覚的表現としてよく使われる。これはランプがつかない時のフローチャート。 アルゴリズム(algorithm )とは、数学、コンピューティング、言語学、あるいは関連する分野において、問題を解くための手順を定式化した形で表現したものを言う。算法と訳されることもある。 「問題」はその「解」を持っているが、アルゴリズムは正しくその解を得るための具体的手順および根拠を与える。さらに多くの場合において効率性が重要となる。 コンピュータにアルゴリズムをソフトウェア的に実装するものがコンピュータプログラムである。人間より速く大量に計算ができるのがコンピュータの強みであるが、その計算が正しく効率的であるためには、正しく効率的なアルゴリズムに基づいたものでなければならない。.

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アンドリュー・トリジェル

アンドリュー・トリジェル(Andrew Tridgell, 1967年2月28日 -)は、ファイルサーバソフトウェアSambaの作者、貢献者ならびにrsyncアルゴリズムの共同開発者として有名なオーストラリアのコンピュータプログラマである。 彼は、複雑なやプロプライエタリ・ソフトウェア、アルゴリズムを解析することで知られており、その目的は互換性のあるFLOSSを実装することにある。.

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アプリケーションソフトウェア

アプリケーションスイートである。 アプリケーションソフトウェア(application software, 応用ソフトウェア)は、アプリケーション(応用)プログラムともいい、ワープロや表計算などといった、コンピュータを「応用」する目的に応じた、コンピュータ・プログラムである。なお、それに対してシステムプログラムは、アプリケーションプログラムに対して処理実行のための計算機資源を抽象化して提供する、などのインフラとしての役割のプログラムであり、ユーザーが要求する情報処理を直接実行するものではなく、ユーザーが普段は意識することはない裏方的な存在がシステムプログラムである。.

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オーストラリア

ーストラリア連邦(オーストラリアれんぽう、Commonwealth of Australia)、またはオーストラリア(Australia)は、オーストラリア大陸本土、タスマニア島及び多数の小島から成りオセアニアに属する国。南方の南極大陸とは7,877km離れている。イギリス連邦加盟国であり、英連邦王国の一国となっている。日本での略称は「豪州」である。.

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クロスプラットフォーム

プラットフォーム(cross-platform)とは、異なるプラットフォーム(例えばPC/AT互換機とMacintosh、あるいはWindows・macOS・FreeBSD・Linuxなどのように、仕様が全く異なる機械(ハードウェア)またはオペレーティングシステム)上で、同じ仕様のものを動かすことが出来るプログラム(ソフトウェア)のことを言う。同様の呼称にマルチプラットフォームがある。 また、家庭用ゲームにおいては「クロスプラットフォーム」と「マルチプラットフォーム」で意味が異なる場合がある。本項ではこのケースについても後述する。.

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再帰

再帰(さいき)は、あるものについて記述する際に、記述しているものそれ自身への参照が、その記述中にあらわれることをいう。定義において、再帰があらわれているものを再帰的定義という。 主に英語のrecursionとその派生語の訳にあてられる。他にrecurrenceの訳(回帰#物理学及び再帰性を参照のこと)や、reflexiveの訳として「再帰」が使われることがある。数学的帰納法との原理的な共通性から、recursionの訳として数学では「帰納」を使うことがある。.

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Crontab

crontab(クロンタブ、あるいはクローンタブ、クーロンタブとも)コマンドはUnix系オペレーティングシステム (OS) において、コマンドの定時実行のスケジュール管理を行うために用いられるコマンドである。標準入力からコマンド列を読み取り、crontabと呼ばれるファイルにそれを記録する。この記録を元に定時になると、その命令内容を読み取り、実行が行われる。cronという名称はギリシア語のクロノス (χρόνος) に由来するという説がある(Command Run ON の略という説も)。日本語ではクーロンという読みが慣習的に広く用いられているが、英語では通常クロンまたはクローンと発音する。 一般にcrontabコマンドで編集されたスケジュール内容は、crondデーモンにより実行される。crondはバックグラウンドで稼動し、毎分ごとに実行すべきスケジュールがないか確認し、もし実行すべきジョブがあれば、それを実行する。このジョブは「cron job」とも呼ばれる。.

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CVSup

CVSup は、ある場所を基準として別の場所のファイルおよびディレクトリを同期させるプログラム。データ転送量を最小化するため、ファイルの種類毎に適切な差分符号化を行う。CVSup はCVSなどのソースコードリポジトリを同期し続けるために設計されたが、任意のファイルの同期ができるよう拡張されていった。 ある意味で rsync に似ているが、いくつかの点で異なる。CVSup はサーバからクライアントへの転送が主となるのではなく、両方向のデータ転送を均衡させようとする。サーバとクライアントのCPUおよびディスク使用量を均衡させようとする。また、ファイルの種類毎に異なる差分アルゴリズムを使って同期をとる。例えば、CVSリポジトリ内のファイルは特徴的な拡張・成長をする。CVSupは、指定されたファイルがCVSファイルであると認識すると、それ用のアルゴリズムを使ってデータ転送量を減らす。他にも様々なファイル種別について個別にサポートしており、そのようなサポートがないときは汎用アルゴリズムを使用する。CVSupは、単にリモートサーバからデータを抜き出すだけである。 CVSup は全転送データの圧縮に zlibを使う。CVSup はModula-3で書かれており、John Polstra が設計開発した。.

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Diff

diff(ディフ)とはファイルの比較を行うためのコマンドで2つのファイル間の違いを出力できるプログラム。diffプログラムは行単位でテキストファイル間の差異を表示する。最近の実装ではバイナリファイルもサポートしている。プログラムからの出力も「diff」(ディフ)と呼ばれるが出力をそのままpatchプログラムで適用できるため、「patch」(パッチ)との呼称も一般的である。また、diffコマンド以外からの出力であっても差分表示プログラムの出力はdiffと呼ばれることがある。"grep"が文字列探索そのものの代名詞になっているように、"diff"という語も差分検出一般を指すジャーゴンとなっている。.

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複写

複写 (ふくしゃ) とは、機材を用いて、図書、雑誌、新聞など紙媒体を、別の紙に写し取ること。コピー。 これと似た言葉に、筆などの筆記用具を用いた「筆写」、元の媒体と同じ物を再現する「複製」の語がある。「複製」については、著作権法第2条第2項第15号では「印刷、写真、複写、録音、録画その他の方法により有形的に再製すること」と定義されている。 なお、複写は紙に写し取るものであるから「有体物への再製」である。ただし、有体物への再製と「有形的に再製」とは意味が異なるので要注意である。.

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GNU General Public License

GNU General Public License(GNU GPLもしくは単にGPLとも)とは、GNUプロジェクトのためにリチャード・ストールマンにより作成されたフリーソフトウェアライセンスである。八田真行の日本語訳ではGNU 一般公衆利用許諾書と呼んでいる。.

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Jigdo

Jigdo()は、Debian GNU/Linux向けに設計されたダウンロードユーティリティであり、複数ミラーからファイルをダウンロードしてディスクイメージを構築するのに使われる。なお、Jigdoという名称は、"Jigsaw"(糸鋸)と "Download" から成るかばん語である。 Jigdoの典型的な利用法は、jigdo-fileユーティリティと共に使うことである。ディスクイメージを作成するため、まず比較的小さいファイルimagename.

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MD4

MD4は、1990年にマサチューセッツ工科大学のロナルド・リベストによって開発されたハッシュ関数の一種。暗号ハッシュ関数を実装する。SHA・RIPEMDなどに影響を及ぼした。 与えられた入力に対して、128ビットのハッシュ値を出力する。 MD4に対する脆弱性は1991年に実証された。2004年には、MD4におけるハッシュ衝突を作成することが可能であることが報告された。.

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Patch

patch(パッチ)は、テキストファイルにパッチ処理を行うUNIX上のプログラム。「パッチファイル」と呼ばれるファイルに格納された命令群に従ってテキストファイルを更新する。パッチファイル(単にパッチとも呼ばれる)自体もテキストファイルであり、diff を使って元のファイルと更新後のファイルの差分をとることで作成される。パッチによるファイルの更新を「パッチを当てる」などという。.

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Secure Shell

Secure Shell(セキュアシェル、SSH)は、暗号や認証の技術を利用して、安全にリモートコンピュータと通信するためのプロトコル。パスワードなどの認証部分を含むすべてのネットワーク上の通信が暗号化される。.

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Stunnel

stunnel は、フリーなマルチプラットフォーム対応のプログラムであり、汎用TLS/SSLトンネリングサービスを提供する。 stunnel は、やにネイティブで対応していないクライアントサーバシステムに安全な暗号化されたコネクションを提供するのに利用できる。各種オペレーティングシステム上で動作し、ほとんどのUnix系OSとWindowsでも動作する。TLS/SSLプロトコルの実装にはOpenSSLやSSLeayなどのライブラリが別途必要である。 stunnel は、TLSやSSLコネクションの認証にX.509公開鍵証明書を使える。オプションとして、クライアントも証明書で認証できる。 libwrapとリンクした場合、プロキシ-ファイアウォールサービスとしても構成可能である。 stunnel はGNU General Public License でライセンスされている。5系は Michal Trojnara が保守している。3系配布物件のCREDITSファイルには、Brian Hatchらの名も見えた。.

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Transmission Control Protocol

Transmission Control Protocol(トランスミッション コントロール プロトコル、TCP)は、伝送制御プロトコルといわれ、インターネット・プロトコル・スイートの中核プロトコルのひとつ。.

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Unison

Unisonは、ファイル同期プログラムの一つ。2つのディレクトリ間でファイルを同期させるもので、ディレクトリは別のコンピュータ上でもよいし、可搬媒体などの別の記憶装置でもよい。Unix系のオペレーティングシステム(Linux、macOS、Solarisなど)やWindowsで動作する。.

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UNIX

UNIX (ユニックス、Unix、)は、コンピュータ用のマルチタスク・マルチユーザーのオペレーティングシステムの一種である。公式な商標は「UNIX」だが、商標以外の意味として「Unix」、またはスモールキャピタルを使用して「Unix」などとも書かれる。Unixは1969年、AT&Tのベル研究所にて、ケン・トンプソン、デニス・リッチーらが開発を開始した。 当初はアセンブリ言語のみで開発されたが、1973年にほぼ全体をC言語で書き直した。このため、Unixは歴史上、初めて高水準言語で書かれたOSであると言われる。 1973年の段階ではPDP-11に依存したコードが多く、移植性は低かったが、その後徐々にPDP-11に依存したコードを減少させ、1978年にInterdata 8/32への移植に成功して以降、徐々に他のプラットフォームにも移植されていった。 現在では「Unix」という語は、Unix標準に準拠するあらゆるオペレーティングシステムの総称でもある。現在ではUnixシステムは多数の系統に分かれており、AT&Tの開発停止後も、多数の商用ベンダーや非営利組織などによって開発が続けられている。 1970年代から1980年代の初期にかけて、Unixは大学や研究所などの教育機関で広範囲に採用され、特にカリフォルニア大学バークレー校をオリジナルとするBSD系統が誕生した。また Version 7 Unix や UNIX System V の特徴を持つオペレーティングシステムは「伝統的なUNIX」(traditional Unix)とも呼ばれる。 2007年に、「UNIX」の商標の所有者である標準化団体のThe Open Groupは、Single UNIX Specificationを完全に満たすと認証を受けたシステムのみが「UNIX」の商標を得られるとした。このためそれ以外のシステムは(ずっと以前から、AT&T版およびBSD以外を指して使われていた用語だが)「Unixシステムライク」または「Unixライク(Unix系)」と呼ばれるようになった。ただし The Open Groupはその呼称を気に入っていない。 現在では多く使われているUnixとしてはmacOS、AIX、HP-UX、Solarisなどがある(いずれも商用)。また認証を受けていないUnix系としてはLinux(派生OSにAndroid他)やMINIX、BSDの派生OS(FreeBSD、NetBSD、OpenBSD、DragonFly BSDなど)がある。.

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Xdelta

xdelta は、2つのファイルの差分を生成するコマンド行プログラム。diff と patch に似ているが、バイナリファイルを対象とするものであって、人間が読めるような出力は生成しない。 1997年に最初にリリースされた。開発者は Joshua MacDonald で、保守も当人が行っている。 xdelta1 は、Andrew Trigell が開発した rsync のアルゴリズムに基づいていて、rsync よりも小さなブロックサイズ(16, 32バイトなど)を利用し圧縮していた。xdelta1ではブロックサイズ分はマッチする必要があったが、xdelta3 は VCDIFF に基づいており、4バイト以上マッチするところを見つけ出して、圧縮している。xdelta1 と xdelta3 は全く互換性がなく、API も1から書き換えられていて、Linux のディストリビューションでも別々に登録されている。 最新版の xdelta3 にはいくつかユニークな機能がある。標準のVCDIFF形式 (RFC 3284) の出力を生成でき、VCDIFF形式をサポートする他の差分符号化ソフトウェアと互換性を実現した。UNIX、Linux、BSD、Microsoft Windows、macOS で動作する。xdelta はどのプラットフォーム上でも最大 264 バイトまでのファイルを問題なく扱え、大規模バックアップファイルに適している。 xdelta の出力するパッチファイルは ZIP などで2次圧縮すると圧縮率が向上する。VCDIFF の仕様でもそのような使われ方を想定した物となっている。 xdelta3 の出力するパッチファイルの一般的な拡張子は.xd3。.

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Zlib

zlibは、データの圧縮および伸張を行うためのフリーのライブラリである。可逆圧縮アルゴリズムのDeflate (RFC 1951)を実装している。ヘッダーやフッターなどのデータ形式はRFC 1950 (ZLIB Compressed Data Format Specification)として仕様化されている。.

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1996年

この項目では、国際的な視点に基づいた1996年について記載する。.

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6月19日

6月19日(ろくがつじゅうくにち)は、グレゴリオ暦で年始から170日目(閏年では171日目)にあたり、年末まであと195日ある。誕生花はノアザミ、アリウム。.

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