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ITU-T

索引 ITU-T

ITU-T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector) は、国際電気通信連合の部門の一つで、通信分野の標準策定を担当する「電気通信標準化部門」。旧CCITT(Comite Consultatif International Telegraphique et Telephonique、国際電信電話諮問委員会)。 勧告という形が標準となる。4年に1回開催される世界電気通信標準化会議(World Telecommunication Standardization Assembly、WTSA)で活動が決められる。 以前はTSS、ITU-TSまたはITU-TSSとも言った。.

96 関係: Abstract Syntax Notation OneADSLAMR-WBAsynchronous Transfer Mode励振可用性同期方式巡回冗長検査二値画像信頼性ネットワーク層ユーザ・網インタフェーストランザクショントランスポート層プレゼンテーション層パルス符号変調テレビ電話データリンク層データ回線終端装置データ端末装置データ通信ディレクトリデジタル加入者線ファクシミリアプリケーション層エコー除去コンピュータセキュリティジッターセッション層ソフトウェア保守共通線信号No.7光波長多重通信国際電気通信連合CHILLCommon Management Information ProtocolCommon Object Request Broker Architecture第3世代移動通信システム網・網インタフェース番号ポータビリティ物理層DTEExtensible Markup Language音声符号化遠隔操作適応的差分パルス符号変調鍵 (暗号)開放型システム間相互接続開放型文書体系G.711G.718...G.719G.722G.722.1G.723.1G.726G.728G.729G.729.1H.225.0H.245H.261H.263H.264H.265H.320H.323H.324Internet ProtocolISDNISO/IEC 646ITU-RJBIGJBIG2JPEGJPEG 2000Local Area NetworkMegacoMHEG-5MPEG-2MPEG-4Next Generation NetworkNNIOSI参照モデルPONSynchronous Digital HierarchyT.37T.38T.50TTCNUMLX.25X.400X.500X.509情報通信技術委員会日本規格協会 インデックスを展開 (46 もっと) »

Abstract Syntax Notation One

Abstract Syntax Notation One(ASN.1)とは、電気通信やコンピュータネットワークでのデータ構造の表現・エンコード・転送・デコードを記述する標準的かつ柔軟な記法である。マシン固有の技法などに依存せず、曖昧さのない記述を可能とする形式規則を提供する。 1984年、CCITT X.409: 1984 の一部として、ISOとITU-Tが策定した。ASN.1 はその適用範囲の広さから、1988年に X.208 として独立することとなった。1995年、改訂版が X.680 シリーズとなっている。.

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ADSL

ADSL(エーディーエスエル、Asymmetric Digital Subscriber Line:非対称デジタル加入者線)とはデジタル加入者線(DSL)の1つであり、ツイストペアケーブル通信線路(一般のアナログ電話回線)を使用する上り(アップリンク・受信)と下り(ダウンリンク・送信)の速度が非対称(Asymmetric)な、高速デジタル有線通信技術、ならびに電気通信役務のことである。.

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AMR-WB

AMR-WB(Adaptive Multi-Rate Wideband)は、Adaptive Multi-Rate(AMR)をベースとするマルチレートの広帯域音声符号化方式で、GSMやW-CDMA 方式の第三世代携帯電話で利用される。 AMR-WB と区別するため、従来の AMR は AMR-NB(Adaptive Multi-Rate Narrowband)と呼ばれることもある。 同じ仕様は ITU-T が勧告した広帯域音声符号化方式 G.722.2 でも使用されている ITU-T Recommendation G.722.2 (07/2003), Wideband coding of speech at around 16 kbit/s using Adaptive Multi-Rate Wideband (AMR-WB).

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Asynchronous Transfer Mode

Asynchronous Transfer Mode(アシンクロナス トランスファー モード、非同期転送モード、ATM)は、53バイトの固定長のデータであるセルを基本的な通信の単位とする、Virtual Circuit cell relay(仮想回線セルリレー)による通信プロトコルである。.

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励振

励振(れいしん)とは、振動に加えられる振動的な外力、すなわち振動の原因となる入力のこと。小さな振幅で刺激を与えることにより、大きな振幅が引き起こされること。 遠心力、励振力、変位励振、自励振動に分類される。自励振動は係数励振や外部励振が作用しないのにもかかわらず振動を発生する、特殊な励振様式である。 Category:振動と波動.

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可用性

可用性(かようせい、英:Availability; アベイラビリティ)は、システムが継続して稼働できる能力のこと。 可用性に信頼性・保守性を含めたものをRAS、更に保全性・安全性を含めたものをRASISという。.

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同期方式

電気通信における同期方式(どうきほうしき)とは、送信元と受信先との間で通信を行う際に情報の区切りをあわせるために用いられる方式である。.

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巡回冗長検査

巡回冗長検査(じゅんかいじょうちょうけんさ、Cyclic Redundancy Check, CRC)は、誤り検出符号の一種で、主にデータ転送などに伴う偶発的な誤りの検出によく使われている。送信側は定められた生成多項式で除算した余りを検査データとして付加して送信し、受信側で同じ生成多項式を使用してデータを除算し、その余りを比較照合することによって受信データの誤り・破損を検出する。 デジタル回路で簡単に実装でき、数学的にも分析が容易であり、また、ビットのランダム誤りやバースト誤りを検出できるので、HDLC手順やCSMA/CD方式などにおいて誤りチェック・伝送路ノイズチェックによく使われている。パリティや単純な加算によるチェックサムに比べ検出精度が高く、その点では高級なチェックサムと言える。単純なチェックサムと同じく、データの改竄に対する耐性はない。 W. Wesley Peterson が発明し、1961年に論文として発表した。CRC-32と一般に呼ばれているIEEE 802.3のCRCは1975年に定められ、イーサネットなどの各種通信やZIPやPNGなど各所に使われている。.

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二値画像

二値画像(にちがぞう)またはバイナリイメージ(binary image、バイナリ画像)とは、各ピクセルの取り得る値が2種類のみのデジタル画像である。 一般的に、二値画像に使用される2つの色は白と黒であるが、これら以外の任意の色の組み合わせも使用することができる。 画像内のオブジェクトに使用される色は前景色(foreground color)であり、残りの画像は背景色(background color)である。文書スキャニングの分野では、バイトーナル(bi-tonal)と呼ばれる。 二値画像は、各ピクセルが単一のビット、すなわち0または1として記録される。二値画像のことを「白黒」(black-and-white)や「モノクローム」(monochrome)などと呼ぶこともあるが、これらの名称は、各ピクセルについて単一の周波数の光のみをサンプリングした画像(グレースケールなど)についても用いられる。Photoshopでは、バイナリイメージはビットマップモードのイメージと同じ意味である。 二値画像は、デジタル画像処理において、マスクとして、また、・・ディザリングなどの操作の結果として、しばしば発生する。レーザープリンター、ファクシミリ、モノクロディスプレイなどの一部の入出力デバイスは、二値画像しか扱えない。 二値画像は、ビットの配列であるビットマップとしてメモリに格納される。640×480の画像には、37.5キビビットの記憶容量が必要である。画像ファイルのサイズが小さくなるため、ファックスや文書管理で通常はこの形式が使用される。ほとんどの二値画像は、単純な連長圧縮であっても適切に圧縮される。 二値画像は、2次元整数格子Z2の部分集合として解釈することができる。形態学的画像処理の分野は、この解釈に大きく影響された。.

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信頼性

信頼性(しんらいせい、 reliability)は、JIS-Z8115:2000『信頼性用語 (Glossary of Terms Used in Reliablity)』 において、「アイテムが与えられた条件で規定の期間中、要求された機能を果たすことができる性質」と定義される。「一定の条件下で、安定して期待される役割を果たすことのできる能力」と定義されることもある。 同様に信頼度についても定義されており、そちらは「アイテムが与えられた期間与えられた条件下で機能を発揮する確率」とある。 JISにおいては定量的な「信頼度」と定性的な「信頼性」という二つの用語を使い分けされているが、NASAの定義 (SSP 30000 S.9) では、 Reliability: A characteristic of a system or an element thereof expressed as a probability that it will perform its required function under condition at designated times for specified operating periods.

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ネットワーク層

ネットワーク層(ネットワークそう、network layer)は、OSI参照モデルにおける7階層の内の下から第3層の事である。TCP/IP参照モデルにおける4階層に対応付ける場合は、下から第2層のインターネット層に割り当てる。.

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ユーザ・網インタフェース

ユーザ・網インタフェース(ゆーざ・もうインタフェース、UNI;User-Network Interface)とは、通信事業者の通信設備とエンドユーザー側の設備とを接続するインタフェース仕様のことである。例えばISDNでは、ターミナルアダプタ(TA)が備えるT点がUNIとなっている。 FTTHでは、光回線終端装置(ONU)がUNIとなっている。ONUのUNIランプが消灯していると、電気通信事業者とONUが接続されていないことを表す。正しく接続してもUNIランプが消灯している場合は電気通信事業者に連絡し、回線の修理やONUの交換をする必要がある。 ネットワークと個々のユーザーとを接続するUNIに対して、ネットワーク同士を接続するためのインターフェースはNNI(Network-Network Interface)と呼ばれる。 Category:通信プロトコル.

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トランザクション

トランザクション (transaction) とは、データベース管理システム(または類似のシステム)内で実行される、分けることのできない一連の情報処理の単位である。トランザクション内では、ユーザインタフェース、アプリケーションプログラム、永続性記憶資源、各種I/Oが実行される。 ユーザインタフェースには、トランザクション実行の有無を明確に表示する必要がある。 永続性記憶資源には、自分自身のローカルトランザクションを管理するトランザクショナルなファイルやデータベースが使われる。その理由は、複数の不揮発性データが更新の途中で処理が中断した場合に不揮発性データ値が中途半端な状態で残ってしまい、データを正常値に戻すことができなくなるためである。 永続性記憶資源の管理には、複数のデータ項目の更新操作列をすべて実行するか、まったく実行しないように制御する必要がある。これをアトミック実行という。バッチジョブのような処理形態でも、出力結果はアトミック実行の概念を満たさなければならない。たとえば、月末の領収証の一括印刷処理を行っているときにプリンタエラーでジョブが中断した場合でも、安易な位置から再実行してはならない。 また、分散トランザクションとは、ユーザインターフェイス端末、各種処理サーバ、永続性記憶資源、I/O装置を複数の遠隔装置として構成する処理形態である。論理的な狭義では、複数の永続性記憶資源の管理を使うトランザクション処理の事を指す。ユーザインターフェイス端末が永続性記憶域を分担しないで集中処理サーバにつながっている形態は、単にオンライントランザクション処理 (OLTP) と呼ぶ。 トランザクションが満たすべき技術的要件にACID特性がある。.

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トランスポート層

トランスポート層(トランスポートそう Transport layer)とは、コンピュータと電気通信では、TCP/IP参照モデルにおけるの4階層の内の第3層の事である。上位のアプリケーション層からのサービス要求に応じ、また下位のインターネット層に対してサービス要求を行う。 トランスポート層はOSI参照モデルにおける7階層の内の第4層の名前でもある。上位のセッション層からのサービス要求に応じ、また下位のネットワーク層に対してサービス要求を行う。 トランスポート層の定義はそれら2モデルで僅かに異なる。この記事では主としてTCP/IPモデルについて言及する。OSI参照モデルでのトランスポート層の定義も参照の事。.

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プレゼンテーション層

プレゼンテーション層(プレゼンテーションそう Presentation layer)とは、OSI参照モデルにおける七階層の内の第六層である。プレゼンテーション層はアプリケーション層からのサービス要求に応じ、またセッション層に対してサービス要求を行う。 プレゼンテーション層は、より一層の処理または表示をするためにアプリケーション層への情報の配布と書式の整形に対する責任が有る。それは、エンド・ユーザ・システム内部のデータ表現について、アプリケーション層が構文の違いを意識しなくても良いようにする。注意: プレゼンテーション・サービスの一例としては、EBCDICコードのテキストファイルをASCIIコードのファイルへ変換する事が挙げられる。.

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パルス符号変調

4ビットPCMにおける信号の標本化と量子化(赤) パルス符号変調(パルスふごうへんちょう、PCM、pulse code modulation)とは音声などのアナログ信号をパルス列に変換するパルス変調の一つである。.

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テレビ電話

テレビ電話(テレビでんわ)とは、電話にビデオカメラとビデオモニター画面を組み合わせて、相手の顔を見ながら話すことができるシステムの名称である。.

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データリンク層

データリンク層(データリンクそう、あるいは、データリンクレイヤ=Data Link Layer)とは、コンピューターの通信プロトコルのひとつであるデータリンクプロトコルを、プロトコルスタックの階層モデルにおける層(レイヤ)に対応させたものである。.

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データ回線終端装置

X.21用ターミナルアダプタ データ回線終端装置(データかいせんしゅうたんそうち、data circuit-terminating equipment, DCE)は、データ端末装置 (DTE) とデータ通信網との間に位置する機器である。別名はデータ通信装置 (data communications equipment)、データ回線装置 (data carrier equipment)。.

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データ端末装置

データ端末装置(データたんまつそうち、data terminal equipment、DTE)は、利用者の持つ情報を信号に変換し、また受信した信号を情報に変換して利用者に提示する、電気通信の終端に位置する装置。DTEはデータ回線終端装置 (DCE) と通信する。DTE/DCEはIBMが作った用語である。.

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データ通信

データ通信(データつうしん)とは、 データ通信(データ・コミュニケーション / data communication)の明確な定義はないとされるが、データ伝送(データ・トランスミッション / data transmission、機械によって処理される、あるいは処理された情報の伝送)と、データ処理(データ・プロセッシング / data processing、コンピュータによる情報処理)の両方機能を一つにまとめたものとされる。 しかし、現在は主に.

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ディレクトリ

ディレクトリ (directory) は、コンピュータのファイルシステムにおいて、ファイルをグループ化するための特殊なファイルで、整理・管理などの目的で活用される。ディレクトリの中にも、通常のファイルだけでなく入れ子的にディレクトリを作って、任意の階層を持たせて管理できることがほとんどである。初心者向けの解説書などではファイルの入れ物(容器)などと表現されることもある(ただし、実際には、入れ物(容器)であるのはメディアそのものであって、ディレクトリは「ファイルへの見出しの入れ物」である)。.

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デジタル加入者線

デジタル加入者線(でじたるかにゅうしゃせん、DSL:Digital Subscriber Line)とはツイストペアケーブル通信線路で高速デジタルデータ通信を行う技術、もしくは電気通信役務を指す。日本を含む先進国では、インフラストラクチャーとして既存のメタルケーブル加入者線が利用できるのが長所である。 上りと下りの速度の異なるADSL(Asymmetric DSL)、CDSL(Consumer DSL)、VDSL(Very high-bit-rate DSL)、長距離向きのReach DSL、同じ速度のHDSL(High-bit-rate DSL)、SDSL(Symmetric DSL)などがありxDSLとも総称する。.

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ファクシミリ

家庭用ファクシミリの一例 ファクシミリ(facsimile)は、画像情報を通信回線を通して遠隔地に伝送する機器、あるいは仕組みのこと。 日本の電波法施行規則では「ファクシミリ」は「電波を利用して、永久的な形に受信するために静止影像を送り、又は受けるための通信設備」と定義されている(電波法施行規則2条1項23号)。 ラテン語のfac simile(同じものを作れ)←{facere(為す)+simile(同一)}が語源。英語圏では、短縮語である"fax"が広く使われている。日本語では、"fax" を音声転写した「ファックス」あるいは「ファクス」という語が一般的に使用される。大文字のFAXという表記もよく使われる。 なお、FAXは本来はゼロックス社のファクシミリに附された登録商標であったが、希釈化が進み、現在では普通名詞として扱われるようになってきている。より問題の少ない表記としてはfacsあるいはfacs.が適切である。.

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アプリケーション層

アプリケーション層とは、通信ネットワークにおいてホストが用いる共用のプロトコルとインターフェースメソッドを示す抽象化レイヤーである。「アプリケーション層」という抽象概念はコンピュータネットワークの標準的なモデルであるインターネット・プロトコル・スイート(TCP/IP参照モデル)および開放型システム間相互接続モデル(OSI参照モデル)の両方で使われている。 いずれのモデルでも「アプリケーション層」という用語を、それぞれにおける最高レベルのレイヤの名前として用いているが、詳細な定義やレイヤの役割は異なっている。 TCP/IP参照モデルにおいては、アプリケーション層は4階層ある内の第4層にあたり、IPのコンピュータネットワークを介したプロセス間通信に使われる通信プロトコルとインターフェースメソッドを含んでいる。アプリケーション層は通信だけを標準化しており、ホスト間のデータ通信チャネルの確立と、クライアントーサーバ間またはピアツーピアのネットワーキング・モデルにおけるデータ交換の管理は、下位のトランスポート層のプロトコルに依存している。TCP/IPのアプリケーション層は、通信の際にアプリケーションが考慮せねばならない特定のルールあるいはデータ形式を定めていないが、元々の仕様(RFC 1123)はソフトウェア設計における堅牢性原則(robustness principle) に依拠し、またそれを勧告している TCP/IP参照モデルでのアプリケーション層は、OSI参照モデルのアプリケーション層、プレゼンテーション層、およびセッション層の三階層に対応する。従ってOSI参照モデルの「アプリケーション層」の定義が意味する範囲はTCP/IPの「アプリケーション層」よりも狭い。 OSIモデルにおけるアプリケーション層は、7階層ある内の第7層にあたり、受信した情報をユーザーに表示するユーザー・インターフェイスと定義している。一方、IPモデルでは、その部分にOSIモデルほどの詳細さで関心を寄せてはいない。OSIモデルでは、トランスポート層の上にも二つの追加的なレベルがある:すなわちセッション層とプレゼンテーション層である。OSIはこれらのレベルの機能を厳格にモジュール分離し、各層にOSIプロトコルの実装を提供すべきことを規定している。 OSIモデルのアプリケーション層は、アプリケーションプロセスのための共通アプリケーションサービスへ直接接続して実行する。またプレゼンテーション層に対して要求も行う。共通アプリケーション層サービスは、関連するアプリケーションプロセス間の意味的な変換を提供する。注意: 一般的に興味が有る共通アプリケーションサービスの一例としては、仮想ファイル、仮想端末、ジョブの転送及び操作プロトコルを含む。.

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エコー除去

ー除去(エコーじょきょ、Echo cancellation)とは、電話などの音声通信における音質を確保するため、反響(エコー)を除去することを指す。音質を高めるだけでなく、エコー除去によって反響(エコー)がネットワーク内を行き来するのを防ぐことで無音抑止による容量向上にもなる。 エコーには音響エコー(acoustic echo)とハイブリッドエコー(hybrid echo)がある。 エコー除去は、まず本来の信号がある程度の遅延を伴って再度出現することを認識することから始まる。エコーを認識したら、受信(あるいは転送中の)信号からそれを引くことでエコーを除去する。一般にデジタルシグナルプロセッサ (DSP) を使って実装されるが、ソフトウェアで実装することも可能である。エコー除去は、エコーサプレッサ(英: Echo suppressor)やエコーキャンセラ(英: Echo canceller)、あるいは両方を使って行われる。.

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コンピュータセキュリティ

ンピュータセキュリティ(英語:Computer Security)は、情報セキュリティの一部で、コンピュータシステムを災害、誤用および不正アクセスなどから守ることである。また、ハードウェア、ソフトウェア、データ、ネットワークのいずれについてもその機密性、完全性、可用性を維持することである。 不正な利用とは、第三者による秘密情報へのアクセス、許可されていない操作の実行、ネットを介した詐欺(架空請求、ワンクリック詐欺など)が含まれる。この語は、しばしばコンピュータセキュリティ(安全性)を保つための仕組みや技術を指すために用いられる。また、コンピュータセキュアとも呼ばれる場合もある。.

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ジッター

ッター (Jitter) とは、電気通信などの分野において、時間軸方向での信号波形の揺らぎの事であり、その揺らぎによって生じる映像等の乱れのことも指す。「いらいらする」という意味の英語"Jitter"に由来する。.

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セッション層

ッション層(Session layer)とは、OSI参照モデルにおける七階層の内の第五層である。そこではプレゼンテーション層からのサービス要求に応じ、またトランスポート層に対してサービス要求を行う。 セッション層はエンド・ユーザのアプリケーション・プロセス間でセッションの開始、終了、管理の機構、すなわち半永続的な対話を提供する。通信セッションはアプリケーション間で起こる要求(リクエスト)と応答(レスポンス)で構成される。セッション層は一般的に遠隔手続き呼出し (RPC) を使用するアプリケーション環境で使用される。 セッション層プロトコルの一例として、X.225やISO 8327としても知られるOSIプロトコル群セッション層プロトコルが有る。接続が途切れた場合、このプロトコルは接続の回復を試みる事ができる。もし接続が長時間使われない場合は、セッション層プロトコルは接続の終了と再開ができる。セッション層は全二重または半二重通信のいずれかに備え、交換されるメッセージの流れに同期点を提供する。 セッション層のその他の実装例には、Zone Information Protocol(ZIP) - プロセスを結び付ける名前を調整するAppleTalkプロトコルや、Session Control Protocol(SCP) - DECnet Phase IVのセッション層プロトコルが有る。 要するに、セッション層は協調するアプリケーション間で通信(セッション)を確立し、管理し、終了するものである。また通信フロー情報を付加する。.

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ソフトウェア保守

フトウェア保守またはソフトウェアメンテナンス (software maintenance) とは、ソフトウェア工学において既存のソフトウェアを改良・最適化していくと共にバグを修正していくプロセスを意味する。ソフトウェア保守はソフトウェア製品ライフサイクルにおける主要なプロセスの一部であり、ソフトウェアの実際の現場への投入後に行われる。ソフトウェア保守工程では、実際の使用で発見された問題点やバグを修正すると共に、そのソフトウェアのユーザビリティや可用性を改善するための機能追加も行う。.

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共通線信号No.7

共通線信号No.7 (Common Channel Signaling System No.7、SS7) は、世界各地の公衆交換電話網で使われている電話網用のシグナリング・プロトコルである。.

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光波長多重通信

光波長多重通信(ひかりはちょう たじゅうつうしん)とは、一本の光ファイバーケーブルに複数の異なる波長の光信号を同時に乗せることによる、高速かつ大容量の情報通信手段である。波長分割多重通信(WDM: Wavelength Division Multiplex)とも言う。.

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国際電気通信連合

国際電気通信連合(こくさいでんきつうしんれんごう、Union internationale des télécommunications; UIT、International Telecommunication Union; ITU)は、国際連合の専門機関の一つである。 1865年5月17日にフランスのパリで設立された万国電信連合(Union internationale du télégraphe、International Telegraph Union)に端を発しているため、ITUは世界最古の国際機関とみなされている。国際電気通信連合憲章に基づき、無線通信と電気通信分野において各国間の標準化と規制の確立を図っている。 2017年10月時点の加盟国は、ほぼ全ての国際連合加盟国にバチカンを加えた193ヶ国、セクターメンバーは2008年4月時点で700社以上である。日本は、1959年から理事国としてITUの管理・運営に参加している。.

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CHILL

CHILL(チル、CCITT HIgh Level Language)は、主として交換機の制御プログラムの記述に用いられる高水準プログラミング言語であり、言語仕様としてはAdaのサブセットとなっているが、Adaの制定に時間がかかったためCHILLの方が先に制式化されている。Adaとサブセットと言う観点で言えばModula-2と似通っている面もあるが、CHILLがModula-2の影響を受けているわけではない。多重処理の記述に適したプロセスの生成、同期通信、排他制御を記述するための並列処理機能を持つ。大規模開発のため、モジュール間での広域変数・関数のアクセス制御が細かく設定できるのもAda譲りである。並列処理機能に加えて、周期処理や時間依存の処理のような実時間制御機能をサポートしていることも特徴。最初の仕様書は1980年に出版された。国際規格としては、ITU-T Rec.

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Common Management Information Protocol

Common Management Information Protocol(共通管理情報プロトコル、CMIP)は、ネットワーク管理のための通信プロトコルであり、ネットワーク管理アプリケーションと管理対象との通信を定義している。ISO/IEC JTC 1とITU-Tが開発したOSIのネットワーク管理モデルを規定したITU-T X.700シリーズ勧告において、プロトコル仕様 X.711 として定義されている。ISO/IEC規格では ISO/IEC 9596-1、JIS規格では JIS X 5762として規定されている。同様のプロトコルとして IETF の設計したSNMPの方が一般に広く使用されている。 CMIP は管理対象に関する管理情報を定義し、管理対象に何らかのアクションを行わせたり、アクションを変更したりすることが可能である。管理対象は GDMO(Guidlines for Definition of Managed Objects … X.722)に従って記述され、X.500 ディレクトリサービスのように識別名で識別される。 CMIPの定義におけるネットワーク管理システムは以下のような操作を行うことができる.

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Common Object Request Broker Architecture

Common Object Request Broker Architecture(コモン オブジェクト リクエスト ブローカー アーキテクチャー、略称CORBA)とは、Object Management Group(OMG)が定義した標準規格であり、様々なコンピュータ上で様々なプログラミング言語で書かれたソフトウェアコンポーネントの相互利用を可能にする(分散オブジェクト技術)ものである。.

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第3世代移動通信システム

3世代移動通信システム(だいさんせだいいどうつうしんシステム)とは、国際電気通信連合 (ITU) が定める「IMT-2000」 (International Mobile Telecommunication 2000) 規格に準拠した通信システムのこと。ITUは5種類の地上系通信方式と6種類の衛星系通信方式を1999年に勧告した。日本の例では、NTTドコモやソフトバンク、ワイモバイルが採用しているW-CDMA方式(欧州ではUMTS方式と呼ばれる)やKDDI・沖縄セルラー電話連合の「au」が採用しているCDMA2000 1x(CDMA2000 1xRTT、当初はCDMA2000)方式がある。ITUでは、2007年11月現在、世界100か国以上の700を超えるネットワークで8億以上の加入者が存在するとしている。一般的に英語の「3rd Generation」から、「3G(スリージー)」と呼ばれる。.

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網・網インタフェース

網・網インタフェース(もう・もうインタフェース、NNI;Network Network Interface)とは、広域ネットワーク同士を接続するためのインターフェース仕様のことである。ネットワーク ネットワーク インタフェースともいう。 ATM(非同期転送モード)のフレームリレーによって用いられる方式で、ネットワークの接続点となるスイッチ同士を接続するために使用されている。ネットワーク同士を接続するNNIに対して、ネットワークと個々のユーザーとを接続するためのインターフェースは、ユーザ・網インタフェース(UNI)と呼ばれる。 Category:通信プロトコル.

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番号ポータビリティ

号ポータビリティ(ばんごうポータビリティ)は、加入者移転、電気通信事業者や通信サービスを変更しても、電話番号は変更しないまま、継続して利用できる仕組みである。番号持ち運び制度とも言われる。.

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物理層

物理層(ぶつりそう、physical layer)は、OSI参照モデルにおける第一層で、伝送媒体(電気信号や光)上にてビット転送を行うための物理コネクションを確立・維持・解放する電気・機械・機能・手続き的な手段を定義する。 具体的にはモデムやDSUの制御を行い、WANやLANなど通信回線を介しビット単位で信号を伝送している。TCP/IPにおけるリンク層に相当する。 この層は技術的な参照モデルの最下層であり、上位層から要求された仕様を満たすような物理現象の存在を要求する。実装可能な物理層の仕様は利用する物理現象により制約される。利用する物理現象の制約を超えた通信を行うことは不可能である。.

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DTE

DTE.

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Extensible Markup Language

Extensible Markup Language(エクステンシブル マークアップ ランゲージ)は、基本的な構文規則を共通とすることで、任意の用途向けの言語に拡張することを容易としたことが特徴のマークアップ言語の総称である。一般的にXML(エックスエムエル)と略称で呼ばれる。JISによる訳語は「拡張可能なマーク付け言語」。 SGMLからの移行を目的として開発された。文法はSGMLの構文解析器と互換性を保つようにSGMLのサブセットに定められシンプルになり、機能はSGMLに無いものが追加されている。 XML の仕様は、World Wide Web Consortium (W3C) により策定・勧告されている。1998年2月に XML 1.0 が勧告された。2010年4月現在、XML 1.0 と XML 1.1 の2つのバージョンが勧告されている(#バージョン)。 ちなみに、「eXtensible Markup Language の略である」と書かれることがあるが、これは間違いであり、XはExの発音を表している。.

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音声符号化

音声符号化(おんせいふごうか、speech coding)は、アナログの音声信号をデジタル符号化するための技術で、音声の性質を使ってデータ圧縮を行うことに特徴がある。音楽などの一般的なオーディオ信号を対象とするMP3などのオーディオ圧縮技術は、人間の聴覚心理学上の特性やデータの冗長性を利用して不要なデータの除去を行うが、音声符号化ではそれに加えて音声固有のモデル化を行うことができるため、さらにビットレートを下げることが可能である。 音声符号化の技術は異なった多くの分野で使われている。代表的なのは、携帯電話、衛星電話、VoIPなど通信の分野だが、暗号化、放送、記録(Blu-ray Discなど)の分野や音声応答システムなどの音声処理の分野などで使用されている。.

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遠隔操作

遠隔操作(えんかくそうさ、リモートコントロール(Remote control)、略してリモコン(RC))とは、電気信号などを利用して機器・装置などの操作を、その機器・装置から離れた場所から操作すること。工場のプラントの操作や鉄道の進路制御などで行われている。 なお、最も遠距離から行われた遠隔操作は、惑星探査機である。電話による遠隔操作は「テレコントロール」と呼ばれる。.

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適応的差分パルス符号変調

適応的差分パルス符号変調(adaptive differential pulse code modulation:ADPCM、適応的差分PCM あるいは 適応差分PCM)とは自然信号に対する圧縮方式の一つである。主に音声信号に用いられる。 過去に復号された信号標本と現在の信号標本との差分信号を符号化する差分パルス符号変調(DPCM、差分PCM)を改良し、量子化幅を適応的に変化させるものである。.

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鍵 (暗号)

暗号技術において、鍵(かぎ、key)とは、暗号アルゴリズムの手順を制御するためのデータである。 鍵は、同じ暗号方式を使用しながら利用者毎に暗号化の手順を異なるものにするために考え出されたものであるが、暗号だけではなく、デジタル署名やメッセージ認証コード(Keyed-hashなど)でも使用される。擬似乱数で用いられるシード(種)も鍵の一種である。 アルゴリズムが公開されている現代暗号においては、鍵が第三者に渡ることは、暗号文の秘匿性などが失われることを意味するので、鍵は非常に重要な役割を果たしている。.

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開放型システム間相互接続

開放型システム間相互接続(かいほうがたシステムかんそうごせつぞく、Open Systems Interconnection, OSI)は、国際標準化機構 (ISO) と ITU-T により1982年に策定が開始されたコンピュータネットワーク標準。.

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開放型文書体系

開放型文書体系(英: Open Document Architecture、ODA)とは、フリーかつオープンな文書ファイルフォーマットの国際規格であり、ITU-Tが既存のプロプライエタリな文書ファイルフォーマットの代替として策定・保守している。ODAの詳細は CCITT T.411-T.424 で規格化されており、これは ISO 8613 と同じである。 日本工業規格としては JIS X 4101, 4102, 4104…4109, 4112, 4114 として採用されたが、2009年に廃止された。.

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G.711

G.711はCCITT(現在のITU-T)によって策定された音声符号化の規格で、1972年に制定された。符号化方式は非線形パルス符号変調であり、標本化周波数は8000Hzである。固定電話網内の音声信号の伝送などに広く用いられている。.

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G.718

G.718は ITU-T が勧告した広帯域の音声とオーディオ用のコーデックで、8 kbps~32 kbps の広範囲のビットレートをサポートし、フレーム消失に強い特徴がある。テレビ会議システムや VoIP 用に使うことができる。 G.718 の正式な名称は"Frame error robust narrow-band and wideband embedded variable bit-rate coding of speech and audio from 8-32 kbit/s" (フレームエラーに強い狭帯域と広帯域のエンベデッド可変ビットレート音声/オーディオ用 8-32 kbit/s 符号化方式)である。.

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G.719

G.719 は ITU-T が勧告したフルバンドの高音質会話アプリケーション用の音声とオーディオ用の符号化方式で、20 Hz-20 kHz までのフルバンドの音声/オーディオ信号を 32 kbps から 128 kbps に符号化でき、処理に必要な演算量が低い特徴があるITU-T Recommendation G.719 (06/2008), Low-complexity, full-band audio coding for high-quality, conversational applications.

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G.722

G.722は、48kbit/s、56kbit/s、64kbit/s の広帯域音声コーデックの ITU-T による勧告である。このコーデックは技術的には帯域分割ADPCMに基づいている。 G.722.1 はより低いビットレートの圧縮を提供する。もっと最近の派生である G.722.2 は AMR-WB (Adaptive Multiple Wideband) とも呼ばれ、さらに低いビットレートの圧縮を提供し、同時にネットワーク構成の変化に素早く適応して圧縮率を変化させることができる。後者の場合、ネットワーク輻輳がひどいときに自動的に帯域幅を保持する。輻輳状態が通常に戻ると、圧縮率を低くし、より高品質のビットレートに復帰する。 G.722 とその派生のサンプリング周波数は 16kHz と、それまでの電話用インタフェースの2倍であり、音質が格段に向上している。.

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G.722.1

G.722.1は ITU-T が勧告した広帯域音声符号化方式で、通常の電話インタフェースの2倍の帯域幅を持つ 50 Hz-7 kHz(サンプリング周波数 16kHz)の音声信号を 24 kbit/s、32 kbit/s に符号化できる。この規格は G.722 から派生したもので、G.722と同じ広帯域の音声をより低いビットレートで符号化できる。主にテレビ会議システムや VoIP 用に利用されている。 G.722.1の正式な名称はLow-complexity coding at 24 and 32 kbit/s for hands-free operation in systems with low frame loss(低フレーム消失のシステムにおけるハンズフリー用途向け24および32kbit/sの低複雑度符号化方式)である。 G.722.1 Annex C(あるいは G.722.1C)は G.722.1 から派生した拡張モードで、 G.722.1 の倍の 14 kHz(サンプリング周波数 32kHz)の音声信号を 24、32、48 kbit/s に符号化できる。この拡張の正式な名称はAnnex C - 14 kHz mode at 24, 32, and 48 kbit/s(アネックスC - 24、32、48 kbit/s の 14 kHz モード)である。.

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G.723.1

G.723.1 は、特に話声向けに最適化された音声コーデックであり、音声を30ミリ秒単位のフレームで圧縮する。アルゴリズム上の先読みが7.5ミリ秒なので、アルゴリズムによる遅延は全体で37.5ミリ秒である。 なお、G.723とは全く異なるコーデックである。 G.723.1 のビットレートは以下の2種類がある。.

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G.726

G.726 とは、ADPCM音声コーデックのITU-T勧告であり、音声を 16kbit/s、24kbit/s、32kbit/s、40kbit/s のレートで転送する規格である。G.721(32kbit/s ADPCM 規格)と G.723(24kbit/s、40kbit/s ADPCM 規格)の後継として策定された。G.726 では新たに 16kbit/s のレートを定義している。G.726 の4種類のレートは、標本のビットサイズで参照されることが多く、順に2ビット、3ビット、4ビット、5ビットである。 最もよく利用されるモードは 32kbit/s である。これは G.711 の半分のレートなので、利用可能なネットワーク容量が100%増加する。主に国際電話網で使われている。DECTコードレス電話規格でも標準コーデックとして採用しており、キヤノンのデジタルカメラの一部機種でも利用している。.

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G.728

G.728は ITU-T が勧告した 16 kbps の音声符号化方式で、符号化の際の遅延が小さいという特徴がある。 G.728の正式な名称は"Coding of speech at 16 kbit/s using low-delay code excited linear prediction" (低遅延符号励振線形予測(LD-CELP) を用いた 16kbit/s 音声符号化方式)である。.

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G.729

G.729 は、人の声を対象とした音声圧縮アルゴリズムであり、パケット化されたデジタル音声を10ミリ秒の遅延で圧縮する。音楽や DTMF トーンは、RFC 2833 で規定されている RTP Payload for DTMF Digits, Telephony Tones and Telephony Signals を使う場合のみ、このコーデックで確実に転送できる。しかし 14,400 bit/s の標準の G3 ファックスは G.720 コーデックでは確実な転送は期待できず、VoIP では通常 G.711 を使う。ネットワーク負荷が高く、パケット喪失が発生した場合、アナログのファックスは信頼できなくなる。この解決策として T.38 ファックスが提案されている。 必要とする帯域幅が狭いため、G.729 は特に VoIP でよく利用されている。標準の G.729 のビットレートは 8 kbit/s だが、拡張版では 6.4 kbit/s と 11.8 kbit/s があり、それぞれ若干悪い通話品質と若干良い通話品質を提供する。 G.729 にはいくつかの企業のソフトウェア特許が使われており、SIPRO Lab Telecom がライセンスしている。いくつかの国でG.729 を使う際、ライセンス料や特許使用料を支払う必要がある。 2017年1月以来、G.729はSIPRO Lab Telecomによって宣言されたロイヤリティフリーです。 これでライセンス料を払うことなく使用できます。.

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G.729.1

G.729.1は ITU-T G.729 を拡張した広帯域の音声とオーディオ用のコーデックで、G.729、G.729.A、G.729.Bとの相互運用性があり、8 kbps~32 kbps の広範囲のビットレートをサポートする。主に VoIP 用に利用されている。 G.729.1の正式な名称は"G.729-based embedded variable bit-rate coder:An 8-32 kbit/s scalable wideband coder bitstream interoperable with G.729" (G.729 ベースのエンベデッド可変ビットレート符号化: G.729 とビット列互換な 8-32 kbit/sスケーラブル広帯域符号化)である。.

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H.225.0

H.225.0は、H.323プロトコルファミリの1つ。 H.225.0の目的は、次のようなメッセージや手順の定義である。.

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H.245

H.245 とは、H.323 や H.324 での通信や電話以外の信号の転送での制御チャネルプロトコルである。また、H.225.0コールでのトンネリングを可能とし、それによってファイアウォール越えを容易にする。 H.245 は、マルチメディア通信に必要な各種情報として、暗号、フロー制御、ジッター管理、設定要求、メディアストリームを搬送する論理チャネルの開閉といった情報をやり取りする。送信と受信は別々に定義されており、他の H.323 サポート機器に以上のような詳細情報を送信する手段を提供する。.

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H.261

H.261はCCITT(現在のITU-T)によって策定された動画圧縮の規格で、1990年に勧告として承認された。 デジタル動画像の圧縮符号化方式としては、フレーム間予測、離散コサイン変換(DCT)、量子化、エントロピー符号化を組み合わせて用いた、世界最初の国際標準であり、その後に規格化されたH.263やH.264、MPEG-1、MPEG-2、MPEG-4など、数多くの動画像圧縮方式の基礎としてとらえることができる。 ISDN上でのテレビ会議に利用することが想定されているため、符号化ビットレートは64kbps〜1.92Mbpsの間で64kbps刻みで指定することが規格上定められている。 現在の動画像圧縮方式に比べて非常に原始的な仕組みであり、低ビットレート時の画質があまりよいものではなかったため、画質改善のためにループフィルタを導入している。しかし、1991年に登場したMPEG-1以降の方式では、1/2画素(ハーフペル)精度以上の動き補償が導入され、それが平滑化フィルタと同等の役割を果たすため、処理負荷の高いループフィルタはその後採用されなくなっている。(なお、2003年に承認されたITU-T勧告H.264では、ブロックノイズの発生の抑制に特化したループフィルタを採用している。) 当時は、デジタル動画像の標準的な画面解像度がまだ存在せず、また、テレビジョンの信号方式がNTSCやPALと複数存在し、国ごとに異なるため、共通の画像フォーマットを策定する必要があった。そこで、現在でも標準フォーマットの一つとして用いられることが多い、352×288画素のCIF(Common Intermediate Format)が規格化された。H.261ではQCIF(Quarter CIF; 176×144画素)ないしCIFを使用することができる。なお、色空間についてはYCbCr 4:2:0が採用されている。.

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H.263

H.263 (えいちにーろくさん)は、ITU-Tにおいて規格化された動画圧縮方式の一つである。1996年3月に承認された。MPEG-4と同様超低ビットレート向けに開発されたものであり、テレビ電話に利用されている。基本的な技術はMPEG-4ビジュアルと同一である。一般的にCIFやQCIFの解像度が使用される。Adobe Flashでは、H.263のサブセットである、Sorenson H.263が再生可能である。.

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H.264

H.264(エイチにろくよん)、MPEG-4 AVC(エムペグフォーエーブイシー)は、動画圧縮規格の一つ。 ITU-Tでは「H.264」として、2003年初めに勧告された。ISO/IECでは、ISO/IEC 14496-10「MPEG-4 Part 10 Advanced Video Coding(通称:MPEG-4 AVC)」として規定されている。どちらも技術的には同一のものであり、ITU-TとISO/IECが共同で策定したため、両者の呼称を「H.264/MPEG-4 AVC」「MPEG-4 AVC/H.264」と併記することが多い。規格文書では「ITU-T Rec.

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H.265

H.265 (ISO/IEC 23008-2 HEVC) とは、H.264/MPEG-4 AVC後続の動画圧縮規格の一つ。非公式にはHigh Efficiency Video Coding (HEVC) とも呼ばれている。ISO/IECのMPEGとITU-TのVCEGによる研究開発チームJCT-VC (Joint Collaborative Team on Video Coding) によって提案され、ITU-Tは2013年1月25日に承認した。 ブロックサイズの適正化など圧縮効率が優れており、MPEG-2 (H.262) 比で約4倍、H.264/AVCとの比較でも約2倍の圧縮性能を有すると発表している。H.264以来10年ぶりの新規格であり、今後10年間をサポートする規格であるとしている。 スーパーハイビジョン (8K, 4320p) など高解像度な映像だけでなく携帯端末向けの映像配信での利用も想定している。.

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H.320

H.320 とは、ISDNに基づくネットワーク上でのマルチメディア(音声/動画/データ)通信のためにITU-Tが定めた包括推奨規格。主プロトコルは、H.221、H.230、H.242、音声コーデックとしては、G.711、G.723、ビデオコーデックとしては、H.261、H.263 が採用されている。.

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H.323

H.323 勧告は、IP網でリアルタイムの音声・動画通信を行うための ITU-T 制定による通信プロトコルの標準である。 バージョン 1 が 1996年、バージョン 2 が 1998年 1月 に承認された。.

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H.324

H.324 とは、アナログ電話回線上での音声/ビデオ/データ通信のためのITU-T推奨規格。転送には一般的な 33,600 bit/s のモデムを使い、ビデオコーデックとして H.263、音声コーデックとして G.723 を使う。Vialta Beamer BM-80 Phone Video Station など、いくつかのテレビ電話で使われている。 H.324 は3GPPが 3G-324M の一部として採用した(携帯電話網上のテレビ電話規格)。 デスクトップコンピュータ用の最初期のビデオ会議システムとして、Datapoint Corporation の MINX システムがあった。これは当初独自規格だったが、現在の(Datapoint からスピンオフした VUGATE が販売する)MINX システムは H.324 に準拠している(H.320 にも対応)。.

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Internet Protocol

Internet Protocol (インターネット・プロトコル、IP) とは、インターネット・プロトコル・スイートを使ったインターネットワークにおいてデータグラム(またはパケット)を中継するのに使われる主要な通信プロトコルである。 ネットワーク間のパケットの中継を担っており、インターネットの基礎部分となる重要な役割を持っている。 インターネット・プロトコル・スイートにおけるインターネット層の主たるプロトコルであり、送信元ホストから宛先ホストへIPアドレスに基づいてデータグラムを送付する役割を担っている。そのため、送付すべきデータをカプセル化したデータグラム構造が定義されている。また、送信元と宛先を示すのに使われるアドレッシング方法も定義されている。 OSI参照モデルのネットワーク層にほぼ対応する機能を持つ。歴史的には、ヴィントン・サーフとロバート・カーンが1974年に発表した Transmission Control Program のコネクションレスのデータグラムサービス部分がIPとなった。一方のコネクション指向の部分は Transmission Control Protocol (TCP) となった。そのため、インターネット・プロトコル・スイートをTCP/IPと呼ぶことが多い。 俗にIPアドレスを「IP」と呼ぶことがあるが、異なるものを指しており厳密には誤記・誤称である。 最初の主要バージョンが Internet Protocol Version 4 (IPv4) で、インターネットでも支配的に使われている。後継の Internet Protocol Version 6 (IPv6) も利用が拡大しつつある。.

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ISDN

ISDN(アイエスディーエヌ、Integrated Services Digital Network、サービス総合ディジタル網)とは交換機・中継回線・加入者線まで全てデジタル化された、パケット通信・回線交換データ通信にも利用できる公衆交換電話網である。ITU-T(電気通信標準化部門)によって世界共通のIシリーズ規格として定められている。 音声は、0.3 - 3.4kHzを64kbpsの回線交換でISDN網内を伝送しているため、VoIPよりも音声品質が安定している。また北米・日本はμ則、その他の国々ではA則がPCM非直線符号化に使用されているため北米・日本側の関門電話交換機で変換している。 データ通信では、通信相手が電話番号で特定でき、回線交換は通信速度が、パケット通信はQoS(サービスの品質)が保証されている。.

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ISO/IEC 646

ISO/IEC 646は7ビットの文字コードを規定する国際標準化機構 (ISO) 標準であり、これを元に各国語版の文字コードが規定される。 アメリカの規格であるASCIIを国際化した体裁となっている。ラテンアルファベット(ISO基本ラテンアルファベット)と数字を中心とした共通部分と、ASCIIでは記号となっている各国規格で自由に割り当てられる部分に分かれており、ヨーロッパ各国ではこの部分にダイアクリティカルマークつき文字を割り当てることにより自国語の文章を符号化できるようになっている。 現在ではヨーロッパでは8ビットコードであるISO/IEC 8859が主流となっており、この規格はあまり使われていない。なお、UnicodeのISO規格であるISO/IEC 10646の規格番号は、この規格の番号にちょうど10000を加えた値となっている。.

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ITU-R

国際電気通信連合 無線通信部門(ITU-R: ITU Radiocommunication Sector)は、国際電気通信連合(ITU)の3つの部門のうちの一つであり、無線通信に関する事項を担当する。 ITU-Rは、国際的な無線周波数資源および衛星軌道資源を管理し、国をまたがる電波の平等で経済的な割当てや、異なる方式の無線電波による相互干渉を防ぐための基準の制定などを行う。.

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JBIG

JBIG(ジェイビグ)は、二値画像の初期の可逆圧縮規格である。 JPEGを制定したJoint Photographic Experts Groupのサブグループであるが開発し、1993年3月に国際規格ISO/IEC 11544およびITU-T勧告T.82として標準化された。ファックスで広く実装されている。より新しい二値画像圧縮標準が開発されたため、区別のためにJBIG1とも呼ばれる。 JBIGは二値画像の圧縮、特にFAX向けに設計されているが、他の画像でも使用できる。ほとんどの状況で、JBIGはFAX Group 4標準よりも圧縮効率が20%から50%向上するが、状況によっては30倍の改善が得られる。 JBIGは、IBMが開発したQコーダ(Q-coder)とばれる算術符号方式に基づいており、これに三菱電機が開発した比較的小さな改善を加えているため、QMコーダ(QM-coder)として知られるようになった。これは、各符号化ビットの確率推定値を、前のビットの値および画像の前の行の値に基づいている。JBIGはプログレッシブ転送にも対応している。プログレッシブ転送では、通常、ビットレートのオーバーヘッドがわずかに(約5%)発生する。.

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JBIG2

JBIG2は、Joint Bi-level Image Experts Group(JBIG)によって開発された二値画像の標準である。可逆圧縮と非可逆圧縮の両方に適応している。 JBIGからのプレスリリースによると、可逆圧縮モードでは、JBIG2は通常、より3-5倍、それ以前の二値画像圧縮標準であるJBIGより2-4倍小さいファイルを生成する。JBIG2は2000年にITU-T勧告 T.88、2001年にISO/IEC 14492として国際規格化された。.

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JPEG

JPEG(ジェイペグ、Joint Photographic Experts Group)は、コンピュータなどで扱われる静止画像のデジタルデータを圧縮する方式のひとつ。またはそれをつくった組織 (ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 1, Joint Photographic Experts Group) の略称であり、アクロニムである。JPEG方式による画像ファイルにつけられる拡張子はjpgが多く使われるほか、jpeg等が使われる場合もある。 一般的に非可逆圧縮の画像フォーマットとして知られている。可逆圧縮形式もサポートしているが、可逆圧縮は特許などの関係でほとんど利用されていない。1992年9月18日に最初のリリースが行われた比較的古いフォーマットであり、欠点を克服すべく数々の後継規格が提案されてきたが、企業間の思惑なども絡み、いずれも主流になるには至らず、JPEGが現在も静止画像規格の主流である。 標準では、特定の種類の画像の正式なフォーマットがなく、JFIF形式(マジックナンバー上は、6バイト目から始まる形式部分にJFIFと記されているもの)が事実上の標準ファイルフォーマットとなっている。動画を記録可能にしたものにMotion JPEGがある。立体視 (3D) 用には、ステレオJPEG (JPS) フォーマットがある。 デジタルカメラの記録方式としてもよく利用されているが、デジタルカメラでは様々なオプション機能を使い、JFIFを拡張したExchangeable image file format (EXIF) などのフォーマットとしてまとめられている。.

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JPEG 2000

JPEG 2000(ジェイペグにせん)は、静止画圧縮技術及び同技術を用いた画像フォーマットのことである。 ISOとITUの共同組織であるJoint Photographic Experts GroupにおいてJPEGの後継として規格化された。"JPEG2000"と詰めて書かずに、JPEG 2000と書くのが正式な表記である。JPEGは、処理負荷の少ないように作られていたが、JPEG 2000では画質と圧縮率の向上を優先している。またJPEGで直面した様々な問題を抜本的に解決する試みも行われており、ISO/IEC 15444-1:2000などにおいて国際規格制定がなされている。.

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Local Area Network

Local Area Network(ローカル・エリア・ネットワーク)とは、広くても一施設内程度の規模で用いられるコンピュータネットワークのこと。その頭文字をつづったLAN(ラン)と書かれる場合も多い。一般家庭、企業のオフィスや研究所、工場等で広く使用されている。.

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Megaco

Megaco(H.248)はの実装の1つで、IPネットワーク上および公衆交換電話網 (PSTN) 上のメディアゲートウェイを制御する。基本アーキテクチャとプログラミングインタフェースは RFC 2805 に記述されていたもので、Megacoの規格は現在では ITU-T勧告 H.248.1 となっている。 コンピュータネットワーク間でマルチメディアのストリームをやり取りするためのメディアゲートウェイを制御するプロトコルである。通常、IPネットワークとPSTNの間、またはIPネットワーク内でVoIPサービスを提供するのに使われている。 Internet Engineering Task Force (IETF) と国際電気通信連合の ITU-T Study Group 16が共同で策定したプロトコルである。IETFはこの規格を RFC 3015 として公表していたが、後にRFC 3525に置換された。Megaco という呼称はIETFでのものである。ITUは後にこのプロトコルの所有権を独占することになり、IETF版は。ITUはこれまで H.248.1を3版まで公開しており、最新版は2005年9月のものである。 H.248と言った場合、H.248.1の基本プロトコルの規格だけでなく、様々な拡張の定義を含む。 メディアゲートウェイコントロールプロトコルアーキテクチャのもう1つの実装があり、MGCPと呼ばれている。機能的にはよく似ているが、プロトコルの実装が異なり、非互換である。.

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MHEG-5

MHEG-5 は、マルチメディア情報の表現に関する国際標準であり、ISOとIECの合同委員会 ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 12 (Multimedia and Hypermedia Experts Group … MHEG) により、 ISO/IEC 13522-5 として規格化されたものである。日本の対応規格はJIS X 4345。双方向番組サービスを記述する言語として主に使われている。.

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MPEG-2

MPEG-2(エムペグツー、H.222/H.262, ISO/IEC 13818)は1995年7月にISO/IEC JTC 1のMoving Picture Experts Groupによって決められた標準規格。正式名称はGeneric coding of moving pictures and associated audio information.

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MPEG-4

MPEG-4(エムペグフォー、ISO/IEC 14496)は、動画・音声全般をデジタルデータとして扱うための規格のことである。MPEG-1やMPEG-2と同様、システム、ビジュアル(MPEG-1/-2ではビデオと呼ぶ)、オーディオ、ファイルフォーマットの各技術から構成される。しかしながら、一般的には「MPEG-4」と呼ぶ場合、動画の符号化方式を記述したビジュアル部分だけを指すことが多い。 規格が広範なことが「MPEG-4とは何か」という説明を難しくさせている上に、ビジュアル、あるいはファイルフォーマットの一部の規格を利用したものも単に「MPEG-4です」と説明されることが多く、使われ方、意味のとられ方が混乱している用語でもある。 なお、規格化を行っているMoving Picture Experts GroupではMPEG-4を最後の動画/音声符号化の規格とする意向であり、現在では3次元コンピュータグラフィクスや音声合成などを含む大変広範な規格になっている。MPEG技術は、各技術毎にパート(Part)と呼ばれる規格が作成され、技術が採用/規格化されるたびにパートが増える。2003年にH.264がMPEG-4 Part 10 Advanced Video Codingとして規格化されるなど、現在もなお追加・拡張が継続されている規格である。.

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Next Generation Network

Next Generation Network(NGN、次世代ネットワークまたは次世代網)とは、FMCと呼ばれる固定・移動体通信を統合し、トリプルプレイ(Triple Play)と呼ばれる、電話・データ通信・ストリーミング放送が融合したマルチメディアサービスを実現する、インターネットプロトコル技術を利用する次世代電話網である。.

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NNI

* 網・網インタフェース.

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OSI参照モデル

OSI参照モデル(OSIさんしょうモデル、OSI reference model)は、コンピュータの持つべき通信機能を階層構造に分割したモデルである。国際標準化機構(ISO)によって策定された。 OSI基本参照モデル、OSIモデルなどとも呼ばれ、通信機能(通信プロトコル)を7つの階層に分けて定義している。.

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PON

PON.

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Synchronous Digital Hierarchy

同期デジタル・ハイアラーキ(英語:synchronous digital hierarchy、略称:SDH)は、地域によって異なっていたプレシオクロナス・デジタル・ハイアラーキ(plesiochronous digital hierarchy、PDH)を世界的に統一する目的で、1988年にITU-Tによって制定された、同期網の構成である。Bellcore社によって提案されANSI(米国規格協会)で規格化されたSONET(Synchronous Optical NETwork)を元にしているため、SONET/SDHとも表記される。SONETとSDHは、伝送速度系列が違うなどいくつかの相違点がある。.

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T.37

T.37とは、「蓄積交換型のインターネットファクシミリデータ伝送手順(Procedures for the transfer of facsimile data via store-and-forward on the Internet)」として、ITU-Tで勧告された通信プロトコルである。電子メールのTIFF添付ファイル としてSMTPで転送するため、メール方式インターネットファックスとも呼ばれる。 拡張規格として、同一ローカルネットワーク内でIPアドレスを指定して、メールサーバを経由しないリアルタイムのT.37 Full Mode 直接通信可能なダイレクトSMTPがある。PCのFAXソフトウエアや業務用複合機の機能として実装されている。ダイナミックドメインネームシステム対応ルーターによりホスト名で動的グローバルIPアドレスを直接指定するものもある。.

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T.38

T.38とは、「IPネットワーク上のリアルタイムグループ3ファクシミリ通信手順 (Procedures for real-time Group 3 facsimile communication over IP networks)」として、ITU-Tで1998年6月勧告された通信プロトコルである。音声のリアルタイム通信であるVoIPと同様に、FoIPとも呼ばれる。.

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T.50

ITU-T勧告T.50は、7ビットのラテン文字の文字コードの一種であるInternational Reference Alphabet(IRA、国際参照アルファベット)について定めた国際規格である。IRAは、かつての名称であるInternational Alphabet No.

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TTCN

TTCN とは、通信プロトコルやWebサービスのテストに特化したプログラミング言語である。TTCN Test Suite には TTCN で書かれた多数のテストケースから構成される。バージョン2まで、この言語は扱いにくい表形式で書かれており、その名称は Tree and Tabular Combined Notation(木構造と表を組み合わせた記法)の略とされていた。この言語を読み書きするには特別な TTCNエディタが必要であった。バージョン3で、TTCN は Testing and Test Control Notation(テストおよびテスト制御記法)の略に変更され、一般的なプログラミング言語に近くなり、普通のエディタで読み書きできるようになった。TTCN-3 は TTCN-2 よりも柔軟性があり、通信プロトコルのテストだけでなく、他のソフトウェアのテストにも使えるようになっている。 各バージョンの実行にはそれぞれ別のコンパイラまたはインタプリタを必要とする。 TTCN は、欧州電気通信標準化機構(ETSI)や国際電気通信連合(ITU)で通信プロトコルのテストに広く使われている。ETSIでは、ISDN、DECT、GSM、EDGE、第三世代携帯電話、DSRCといった標準規格の適合試験のテストケースが TTCN で書かれている。最近ではBluetoothやIPといった他のプロトコル標準のテストにも使われている。 製品(電話、携帯電話、ネットワーク機器)に対してテストケースを実施することによって、それらの機器でのプロトコルの実装が通信規格に定義された要求仕様に合っているかを検証する。 TTCN は ASN.1 と組み合わせて使われることが多い。.

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UML

UMLとは.

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X.25

X.25 は、ITU-T勧告であり、パケット交換WAN通信のためのネットワーク層通信プロトコルである。.

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X.400

ITU-T X.400シリーズ勧告 Message Handling System(MHS、メッセージ通信処理システム)は、電子メールについての標準を定めたものである。インターネットの電子メールの標準として採用されることはなかったが、組織内で使用されたり、独自の商用電子メール製品で採用されたこともある。OSIでは ISO/IEC 10021 Message-Oriented Text Interchange Systems(MOTIS)という名前で標準化されている。MHSとMOTISは一部で細かい差はあるものの、技術的にほぼ同等である。.

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X.500

X.500 は、電子ディレクトリ・サービスに関するコンピュータネットワーク標準規格のシリーズである。X.500 シリーズは ITU-T(かつてのCCITT)が開発した。このディレクトリ・サービスは、X.400 電子メール交換および名前参照からの要求に応えるべく開発されたものである。ISOは標準の開発過程で協力し、X.500 を開放型システム間相互接続 (OSI) プロトコルスイートの一部とした。ISO では ISO/IEC 9594 とされている。.

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X.509

暗号において、X.509とは、ITU-TのPKIの規格である。X.509は、公開鍵証明書の標準形式や証明書パス検証アルゴリズムなどを定めている。.

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情報通信技術委員会

一般社団法人 情報通信技術委員会(じょうほうつうしんぎじゅついいんかい、The Telecommunication Technology Committee)は、情報通信ネットワークに係る日本国内標準を作成している業界団体である。.

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日本規格協会

一般財団法人日本規格協会(にほんきかくきょうかい、英語名称:Japanese Standards Association、略称:JSA)は、日本工業規格(JIS)原案の作成、JIS規格票の発行、出版物(『JISハンドブック』等)の発行などを行う法人。東京にある本部や日本各地の支部では規格票の閲覧ができる。以前は経済産業省産業技術環境局所管の財団法人であったが、公益法人制度改革に伴い一般財団法人へ移行した。.

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